2012年7月18日 (水)

2年ぶり

  昨日(17日)夕方は市内某小学校で観望会の予定だった.が,夕方には雷.
  雷はほどなくして止み,観望会の予定時刻までには雨も止んだのだが,さりとて晴れるわけではなく,
「こんなことなら,雨が止まなければよかったのにねぇ」
雨が降っていれば諦めもつくが,雨は止んだのに晴れてないというのはなんとも悔しい.

  と言ってみても,星が出ていないのでは観望会にならないので,屋内での天文教室となった.

  ・・・ということは,復旧なった自作プラネタリウムの出番.

  実はその小学校,私の自作プラネタリウムとはずいぶんと縁がある.
「天文教室」にプラネタリウムを初めて持ち込んだのは,この小学校だった.その時はセガトイズのホームスターと,学研の「大人の科学」の付録を改造した試作1号機だったが.
  この時,ホームスターではやっぱり多人数では暗すぎ,「大人の科学」の付録では星がでかすぎた.「天文教室」が終わった後,
「来年までには,多分”改良型”ができていると思いますよ」
と言っていた.
  そして,その年の秋までに試作2号機が完成,翌年の春に強化改造をして試作2号機改になり,この年の夏,やはりこの学校での「天文教室」で投影を行った.
  さらにその後,現在使っている自作プラネタリウムを完成,最初に投影を行ったのもこの学校だった・・・ということは,この学校での観望会はよくよく天気に恵まれていないわけだが.

  そして昨年,やっぱりこの学校での観望会は晴れず,屋内での「天文教室」となった.が,
「いつもならここで自作プラネタリウムが登場するんですが,実は今年の震災で壊れてしまいまして・・・」
という話をしていた.

  で,昨日.
「なんだかねぇ,やっぱりダメですかねぇ.何年か前はプラネタリウムを見せて頂いたんですけど,あれは震災で壊れちゃったんでしょう?」
と言われた.ふっふっふ.
「それがですねぇ,ついこの間修理が終わったんですよ」
「じゃあ今日はあるんですね?」
「はい!」
「それは楽しみ」

  というわけで,2年ぶりのプラネタリウム投影となった.

  部屋を暗くし,「なんちゃって青空投影機」と「なんちゃって夕焼け投影機」の明るさをだんだんと暗くしていく.同時に,恒星を写す電球の明るさを上げてゆく.ついでに「虫の声」の音量も上げていく.
「空がだんだん暗くなるにつれて,星が見えるようになってきます」

「うわー!」「すげー!」「きゃー!」「星がいっぱい!」
子供たちの盛大な歓声.いやはや,この瞬間はやっぱり嬉しいねぇ.

  が,子供たちには何とかして一度静かにしてもらわないと話が始められない.かと言って,
「はい,静かにして〜」
というのも味気ない.
  そこで,昨日は一つの作戦を思いついた.
「はい,ちょっと静かにしてみましょう.何か聞こえませんか?」
そう,「虫の声」をここで利用してやるわけだ.
「あ,虫の声!」「こおろぎ?」
相手が素直でない大人たちだとここで笑いが出てしまうところだが,素直な子供たちだと静かにして耳を澄ませてくれる.素直っていいねぇ.

  で,夏の星座たちの紹介,天の川の話,明け方に昇ってくる冬の星座たちの話などをして,投影終了.

  震災直後,床に転がっている姿を見てすっかり修理する気をなくし,しばらくほったらかしになっていた自作プラネタリウム.やっぱり修理できてよかった・・・

 

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2012年7月15日 (日)

復旧デビュー戦

  昨日(14日)は水戸から車で約30分,東海村役場で自作プラネタリウムの投影会.村役場で毎年行っている「キャンドルナイト」イベントの一角で行ったもの.
  東日本大震災で倒壊した自作プラネタリウム,数週間前にようやく復旧が完了して,昨日で「復旧デビュー戦」というわけだ.ついでに,先日購入したハンディプロジェクターもぶっつけ本番で使い,さらに,「虫の声」の演出もしてみる.

  投影は19:30スタートで20分弱を4回.

  その最初の投影が始まる少し前,早めに会場にいらした方に,プラネタリウム投影機を見て,
「これ,何台くらいあるんですか?」
と聞かれた.
「世界にこれ一台だけです」
「ほんとですか?」
「間違いないです.なにせ私が作ったものですから・・・しかもこれ,昨年の震災でどーんと倒れ,つい先日ようやく修復が終わったところで,今日が復旧してから初めての投影なんです」
「それは楽しみですね」
・・・投影を始める前にこういう会話になるとは思ってもみなかった.

  さて予定通り19:30から第一回目の投影.会場に集まった方は50名弱くらいか.
「今日の日没は午後6時54分頃です.空が暗くなるとともに,星がすこしずつ見えてきます」
「なんちゃって青空投影機」の明るさをすこしずつ暗くしていき,恒星球の電球をすこしずつ明るくしてゆく.同じタイミングで,「虫の声」の音量を上げていく・・・
「うわー!」
「星がいっぱい!」
「きれい!」
うーん,やっぱりこういう反応をされると嬉しいねぇ.この嬉しさを味わうのも実に久しぶりだ.

  あれ?

「虫の声」には誰も反応してくれない・・・虫の声は無視ですか?

  それはともかく.

  北斗七星から春の大曲線の紹介・・・と進んだところで,
「実際の夜空では,(スピカの上あたりを指し示して)ここにもう一つ明るい星が見えます.実はこのプラネタリウムではこの星は写せないのですが,その星の正体がこれです」
と言って,ハンディプロジェクターの出番.天井に土星の写真が写る.
「わー,土星だ!」
という子供の声も.

  ふむふむ,ばっちりだ.恒星球の電球を暗くしなくても,天井に写った恒星が邪魔にならない.さりとて,11ルーメンという明るさだと,プロジェクターの映像を消した後でもすぐ恒星がちゃんと見える.まさに狙い通り!

  その後,七夕の話題から夏の大三角の紹介・・・と進んだところで,今度はM57M13の画像を投影してみる.
「・・・」
むぅ,こちらはあんまり反応がない.やっぱり星雲・星団というのは,普通にはあんまり馴染みがないからねぇ.

  そして,時間を進め,真夜中の空に見える天の川の話,そして明け方に東の空に昇ってくるオリオン座の三つ星「土用さぶろう」の話をしたところで会場も朝に.

  ・・・という具合の流れで,これを合計4回.来場された方はのべ約200人といったところか.

  とりあえず,(「虫の声」はともかく),自作プラネタリウムは何の問題もなく使えるようになった.また,ハンディプロジェクターも狙い通り使えることがわかったのが収穫.

  そして,久々に「歓声」を聞くことができたのが何より.

  ふう,これで,曇ってしまった時の「天文教室」も少し楽になるぞと.

 

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2012年6月19日 (火)

元の姿に

  先日から開始した自作プラネタリウムの修復作業,作業は思いのほか順調に進み,一昨日(17日)には恒星球下部のアクリルの部品(この部分を作るのが一番厄介だったのだ)が完成.
  これを駆動部分の先端に取り付け,(震災で倒壊した際に)破損した電球の冷却ファンを新しいものに交換,全ての配線のハンダづけをして,震災直後
Ppls1_110316_1 ↑こんな姿だったものが,
Ppls1_120618_01綺麗に元通り.これに恒星球を取り付け,「なんちゃって青空投影機」も取り付けて,
Ppls1_120618_02 震災発生から15ヶ月ぶりに元通りの姿に.
  そして,動作試験をした後,久々に灯を入れる.
「う〜ん,久しぶりだ・・・」
自分が作った「星空」に久々に対面.やっぱりめちゃくちゃ嬉しい.

  震災後,壊れた姿を見て思わず笑ってしまうしかないほどのショックを受けたことを思い出す.あまりのショックの大きさにずっと修理にかかれずにいたのだが,作業を始めてみれば,なんのことはない,結構あっさり,2週間ほどで修理完了.やっぱりものごとはやってみるもんだねぇ.

  で,回転軸の調整(投影される星空の「天の北極」がきちっと回転軸の真上にくるように)をして,全ての作業が完了.これで完全復活だ.

  ちなみに,このプラネタリウムで投影されるのは↓こんな感じ.
Ppls1a1 投影恒星数約6万5000個.プレセペ星団Mel.111などの散開星団はしっかりと確認できる.

・・・というわけで,震災以来の心のつかえが降りてすっきり.また子供たちの盛大な歓声を聞くのが楽しみ♪

 

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2012年6月 4日 (月)

修復作業開始

  いやはや,このカテゴリ(自作プラネタリウム)で記事を書くのは実に久しぶりだ.

  昨年3月の「東日本大震災」,水戸でも震度6弱を記録.激しい揺れの中,
「ロケットが倒れちゃうかも」
と思って,サターンV型を手で支えていたのだった.今から思えば命がけだ(苦笑).

  ところが,別な部屋ではまったくもって「想定外」のことが起こっていた.
  重量が10kg近くある,自作プラネタリウムの駆動部分が机の上から落下,見事に崩壊していた.
Ppls1_110316_1 この部分の工作は結構大変なので,なかなか修理する気にならず(修理するくらいなら,作り直そうかとも思っていた),1年以上そのまんまだったのだが・・・

  ようやく重い腰をあげて,修復作業にとりかかった.

  まずは,配線を切って,電球を取り付けてあるフォーク部分の取り外し.
Ppls1_120604_01 この部分,損傷は少ないのだが,これを外さないと,下の部分の修理ができないのだ.
後で配線を間違わないようにラベルをつけておく.
Ppls1_120604_02 この下の部分,厚さ3mmのアルミ板が見事に曲がっていた.
Ppls1_110316_2 まず,これから取りかかろう・・・と思い,材料も買ってあったのだが,
「む,もしかして・・・」
万力に固定して,歪みをなおしてみたところ,
Ppls1_120604_03 おぉ,これで使えるじゃないか!
意外にも簡単に綺麗になおった.これでコイツを作り直す手間が省けたぞ.材料費は損したけれど.
  この上に取り付ける部品,
Ppls1_120604_04 コイツは全くの無傷.いや良かった.これ作るの面倒なんだよねぇ.

  さて問題はこの上だ.こればかりはどうしようもないので作り直し.厚さ3mmのアクリル板から切り出し.しかし,アクリル板の切断は結構大変.うっかりすると割れてしまうし.
(この切断にはジグソーを使っているのだが,刃と材料の摩擦で熱が発生,切断面のアクリルが解けて,切っているそばから後ろ側がどんどんくっついてしまうという笑えることも起こる)
  割れないように丁寧に作業を進め,2時間ほどかかって完成.
Ppls1_120604_05 他の部品と組み合わせて(仮組み),
Ppls1_120604_06 コレ,後ろ側から見ると,
Ppls1_120604_07 こうなっている.今更だが,この部分はかなり工夫した部分.
  中央が回転軸の軸受けになっているのだが,その回転軸と(投影される)天の北極がきっちり一直線になるように,外側の3本のボルトを緩めると,水平に数cm移動することができるようになっている.

  いやしかし,「杏より桃が安い案ずるより生むがやすし」とは良く言ったもので,「大変なんだよなぁ」と1年以上しり込みしていた作業,やってみたら1日でずいぶんと進んだ.

  このぶんなら,意外と早く復旧できるかも!?

  いや実は,復旧作業に当てる時間が少ないのが問題ではあるのだけれど.今晩は月食,明後日は金星の太陽面通過があるし・・・

 

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2010年8月21日 (土)

修復作業中

  一昨日(19日)の天文教室の折に損傷してしまった自作プラネタリウムの恒星球.
破損してしまった自作プラネタリウムの恒星球 写真ではわかりづらいが,原板同士を接合している部分が全体の1/3ほど剥がれてしまった.
  その修復作業に取りかかった.まずは,接合面の接着剤(前に接着した時のもの)を注意深く削り落とす.これが大変な作業だ.接着剤が残っているいとうまく接着できないし,うっかり原板まで削ってしまうと,もうきっちり接合することができなくなってしまう.接着剤を削る作業をしていると神経が削れてしまう・・・
  しかしその作業もこれで三度目.何とかこなしているけれど,最も問題なのは
修復中の恒星原板 これまた写真ではわかりづらいが,今回は原板そのものがかなり割れてしまった.上の写真は実は修復作業後.注意深く溶剤を流し込んで数時間固定.とりあえずはうまく接着できているようだけれど,さてどうなるか.右側,セロハンテープが貼ってあるところは未修復の部分.

  明後日(23日),もし曇ってしまった場合はコイツの出番がやってくる.修復作業は・・・どう見ても間に合いそうにない・・・何とか晴れてくれるといいんだけど.

今年の観望会 予定…83 実施…44 中止…27 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….530(44勝39敗)
昨日(20日)予定していた「定期観望会」は中止(それでも20人近く集まったのだが).これで3連敗.貯金がさらに1つ減って5.

SETI@home 現在の順位 世界…67,161位(/1,116,142人)国内…2,512位(/29,369人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,061位(/269,691人)国内…209位(/3,992人)

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2010年1月12日 (火)

3連勝!と プラネタリウム

  昨日(11日)もまたここを更新できなかったので・・・

  一昨日(10日)も市内某所で観望会.
  開始予定時刻の前,望遠鏡の準備をしていると,ちょうど通りかかった方に,
「ベテルギウスとか見るんですか?」
とか声をかけられた.数日前,新聞に掲載された「ベテルギウスに爆発の兆候」というニュース,皆さん気になっているらしい.私自身はここのアクセスが急増したことでようやく気づいたのだが.
「いやそういう訳ではないです」
爆発の兆候って言ったって,爆発するのは今夜なのか1万年先なのかわからないんだから.

  で,観望会の方は,10名ほどの参加で,こぢんまりとした観望会になったが,最後まで残っていたご家族は,お父さんが結構詳しい方らしくて,いろいろな天体を眺めた.カストル,オリオン大星雲E.T.星団M38NGC1981(なんとマニアックな!),アンドロメダ大銀河などなど.ずいぶんと楽しんで行かれたようだった.

  そして昨日,休日ながら職場へ行き,たまった仕事を片付けようとしていると,某所から電話.
「今日これからプラネタリウムを見せていただくことは可能ですか?」
いや可能っちゃ可能なので,急いで荷造りをして出発(そういうドタバタで昨日はここを更新できなかったというわけだ.言い訳だけど).
  昨日は茨城大学の学生たちが作ったダンボールドーム内での投影.彼らが作った投影機での投影がメインだったので,私の投影機での投影は最終の1回だけだった(そのために3時間も待たされた!)が,
「プラネタリウムという掲示を見てやってきました.もしかしてこれ(私のプラネタリウムのこと)が来ているのかなぁと思って」
という方が.聞けば,昨年,ホロルの湯での投影会に来た方だった.お子さんも「これ,世界でこれ一つしかないんだよね」覚えていてくれたらしい.
  その1回の投影は四季の星座をざっと案内して終了したが,ささやかながら私のプラネタリウムにもささやかながらファンがついてくれたのかと勝手に思い込んで嬉しくなった.それだけに,解説にももっと磨きをかけなきゃならないな・・・

今年の観望会 予定…4 実施…3 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…0 勝率….750(3勝1敗)
3連勝!貯金がさらに1つ増えて2.

SETI@home 現在の順位 世界…72,742位(/1,054,291人)国内…2,660位(/28,173人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,322位(/248,051人)国内…221位(/3,659人)

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2009年12月22日 (火)

ペーパークラフトとプラネタリウムと星空と

  昨日(21日)は市内何某小学校で観望会.
  昨日の観望会は3回シリーズの最終回.晴れてはいたが「プラネタリウムも見せてほしい」ということだったので,そちらも準備.
  最初にプラネタリウムの投影・・・の予定だったが,タイムリーだったので,朝(日本時間)に野口聡一さんを乗せて打ち上げられたソユーズロケットペーパークラフトも紹介.子供たちも興味津々の様子だった.ご父兄の方にも
「タイムリーですねぇ」
と評判.いやそもそもサターンV型ロケットを作りたかったのにいきなりソユーズロケットを作ったのは,これをやりたかったからなんですよ.まさか当日にやれるとは思わなかったけれど.
  そしてプラネタリウムの投影.今回は秋の星座,冬の星座,そしてしぶんぎ座流星群の紹介.そして,
「今年の大晦日はぜひ,除夜の鐘を聞きながら夜空を眺め,行く星来る星をやってみてください」

  その後外へ出て,望遠鏡で月を眺め,実際の夜空で星座の案内.プラネタリウムを見た後だとやっぱりわかりやすいらしい.案内する方も,「さっきプラネタリウムで見たでしょ?」と言えるのでやりやすい.

  行く星来る星はだいぶウケが良かったらしい.会場のそこここでそんな会話が聞こえていた.さて昨日の参加者の中でどのくらいの人が年が明ける瞬間に星を眺めていてくれるだろうか.そういうことをきっかけにして星空に親しんでくれたら嬉しいことだ.もっとも,晴れてくれなくては仕方ないが.

  後片付けを済ませ,帰宅した後はさぁ撮影♪と思っていた.しかし,見上げた空は・・・「これが冬の夜空なのか?まるで春先じゃないか」というような霞んだ空・・・そんな話を今日ここに書こうと思って全天の写真を徒労もとい撮ろうと思ったら,
「あ゛,カメラ忘れてきた」
職場にカメラを置き忘れて帰宅してしまっていたのだった.あぁ,タルんでいるのかも.

今年の観望会 予定…122 実施…72 中止…27 延期…4 屋内(外)で天文教室…19 勝率….590(72勝50敗)
6連勝!貯金がさらに1つ増えて22.

SETI@home 現在の順位 世界…72,615位(/1,048,018人)国内…2,649位(/28,009人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,521位(/246,300人)国内…224位(/3,626人)

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2009年10月 8日 (木)

嵐の前の天文教室

  昨日(7日)は台風が接近している状況の中,市内某小学校で観望会.
  当然,そんな状況で屋外での観望会ができようはずもなく,屋内での天文教室ということになった.先月初めに乗鞍に行った時には見事に晴れを引き当てたので「もう雨男は卒業!」と思っていたのだが,まさか台風まで呼び込んでしまうとは.

  冒頭,つかみネタとして,
「え~,気になる台風情報ですが・・・現在足摺岬の南方にあって云々・・・」
「そしてこれが気象衛星による日本付近の雲の画像です」
「実はこの画像をお見せしたのは,天気予報のためじゃなくて,次の画像を見て欲しかったんです」
といってM33の画像を見せて,昨日の記事に書いた話を紹介.
「台風と銀河,全然何の関係もないものが同じような形をしているって面白いと思いませんか?」

  その後は自作プラネタリウムで秋の星座を中心に紹介し,その後に質問コーナーという流れ.

  質問コーナーでは,
「星座の神話って何種類くらいあるんですか?」
と聞かれた.う゛,そういうことを聞かれたのは初めてだな.
「実は僕も良く知らないんだけど,星座は全部で88個あって,その中にはじょうぎ座とかコンパス座とか,身近にあるものだったりして神話とは関係のない星座もあるし,反対に一つの星座でも2つも3つもの話に登場する星座もあるし・・・全部で40くらいかなぁ・・・,他にかみのけ座たて座は神話じゃなくて,歴史の中で実際にあったことに関係する星座もあるんだよ」
  質問した子が「ベレニケ!」と叫んだ.小学4年生で「ベレニケのかみのけ座」を知っているとは驚き.

  終了後,撤収作業をしていると自作プラネタリウムのまわりは人だかり.
「これ作るのにどれくらいかかった?」
「穴あけだけで8ヶ月,全体を作りあげるのには1年かかったんだよ」
「穴の位置は全部正確なんですか?」
「もちろん小さな間違いはたくさんあると思いますが,ドームに投影すればちゃんと正確な位置に写るように作ってあります」

「構造そのものは単純なので,きっと誰にでも作れますよ.作るのは恐ろしく大変ですが」

・・・そこそこ楽しい天文教室になったようだ.参加者の興味が星ではなくて自作プラネタリウムの方に行ってしまったんじゃないかという気がしないでもないが.

  ところで・・・
  現在,台風がいよいよ接近している.ここ茨城では風は強いものの,雨はあまり降っていない.
  そこで,「雨が降っていないうちに」と駐車場に駐めてある車に荷物を取りに外へ出た時・・・突然の強い雨.盛大に周囲の笑いをとってしまった.しかもその雨,数分後には止んだ.

  いやはや,我ながら自分の雨男ぶりにゃ驚いた・・・

今年の観望会 予定…101 実施…58 中止…25 延期…3 屋内(外)で天文教室…15 勝率….574(58勝43敗)
3連敗.貯金がさらに1つ減って15.

SETI@home 現在の順位 世界…74,375位(/1,022,133人)国内…2,688位(/27,394人)
Einstein@home 現在の順位 世界…11,294位(/239,837人)国内…237位(/3,501人)

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2009年10月 5日 (月)

鹿行でプラネタリウム投影会

  昨日(4日)は水戸から約50km,鹿行地区の某所(北浦の近く)で午前中から自作プラネタリウムの投影会.水戸を朝7:30頃出発して会場へ.
  会場の施設は生涯学習関連の施設で,そこで行われている教室の発表会を兼ねたお祭りでの投影会というわけだ.「お祭り」ということで,会場近くではこんなことも.
和太鼓
いやぁ,和太鼓のリズムを聞いているとテンション上がるもんだねぇ.星とは何の関係もないが.

  こういう会場での投影会なので,投影会場にやって来る人も小さな子から年配の方まで様々.
  話の内容は,当日薄明が終わった頃に見える星座の紹介と,秋の星座の神話を中心にと考えていたが,最初の投影の時にリクエストがあったので,これから見られる(かもしれない)しし座流星群とふたご座流星群の紹介も取り入れてみた.
  小さな子が「暗いところやだ!」と騒ぎ出すとかいった一幕もあったものの,概ね好評.東京から来たという年配の女性の方は,
「こういうところでプラネタリウムを見られるなんて思ってなかったのでびっくりしました.とっても楽しかったです」
とか.いやありがとうございます.
「全国に公開天文台やプラネタリウム館は数百ヶ所ありますから,これを機会にそんなところにもぜひ足を運んでみてくださいね」

  昨日の投影は4回.私の場合,一日に複数回投影することはあんまりないのでもうくたくただ.その「くたくた」な状態で50kmの帰路車を運転して帰宅.もうここを更新する気力も尽きてしまって昨日は更新をサボったというわけですよ.言い訳だけど.

 

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2009年9月12日 (土)

  昨日(11日)は市内某小学校で観望会の予定だった.予報では夕方から曇り.夕方の天気は「どっちつかず」だったが,直前になって雲が厚くなり,私としては(参加者には申し訳ないが)ちょっと安心.
  結局,観望会は屋内での天文教室に変更になった.

  まずは「食」の話.今年7月22日の日食,2012年5月21日の金環日食,そして,
「私もそうですが,お集まりのご父兄の方々,健康には充分に注意しておきましょうね」
2035年9月2日の皆既日食.

  「太陽が月に隠されるのが日食ですが,じゃあ月が隠されるのは?」
「月食!」
ということで,
2000年7月16日 皆既月食
(クリックで拡大,600 × 600 pixel,78kb)
2000年7月16日の皆既月食の写真を紹介(これ以来,皆既月食をばっちり撮影できたことがないんですよ・・・)

  「このようにある天体が,別の天体やその影に隠されることを食というのですが,食には他にもいろいろあるんです.その食の一つ,実はと~っても地味なのですが,星食または恒星食というのが,昨日から今日に日付が変わるころ見られたんです」
ということで,
アルキオネの潜入 2009年9月11日 00:03頃
撮影したばかりのすばる食の写真を紹介.
「これはと~っても地味な食ですが,食には他にもいろいろあって,こんな面白い食もあるんですよ」
2001年10月8日の土星食 新潟県にて
2001年10月8日に見られた土星食.

  この後は自作プラネタリウムの投影.昨日もまた盛大に(昨日はホントに盛大だった!)歓声をあげてくれた.いや何度味わってもいいものです.で,秋の星座とその神話をたっぷり紹介して終了.

  最後に子供たちからの「お礼の言葉」というのがあって,
「僕は,プラネタリウムで星がたくさんあるのを見て,宇宙に言ってみたくなりました」
だって.
  もし君が将来宇宙飛行士になったら,
「小学校の時に手作りのプラネタリウムを見たのがきっかけです」
って言ってね.

今年の観望会 予定…86 実施…50 中止…21 延期…3 屋内(外)で天文教室…12 勝率….581(50勝36敗)
連勝できず.貯金が1つ減って14.

SETI@home 現在の順位 世界…73,801位(/1,013,041人)国内…2,676位(/27,233人)
Einstein@home 現在の順位 世界…11,641位(/237,892人)国内…245位(/3,484人)

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