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2016年12月27日 (火)

TR-IA

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる TR-ⅠA 1990年代,将来の宇宙環境利用に備えた種々の実験を行うために開発された観測ロケット,TR-ⅠA.型紙は非公開(種子島在住の@mageshiman1025さん作).
  H-Ⅱロケット開発のための実験用ロケット「TR-Ⅰ」をベースに開発された.不要なダミー・ブースターを省き,上下二段に分離しることが可能になっている(ただし,第二段にはロケットモーターはなく,ロケットとしてはあくまで単段式である).愛称は「たけさき」.
  打ち上げ後最高高度270kmほどに達し,高度100kmほどまでに落下してくるまでの約6分間,実験装置を微少重力環境にすることができ,結晶の生成や生物への影響を調べる実験が行われた.
  実験終了後,それぞれに水密性があり,水に浮くように設計された上下二段に分離,パラシュートを展開して会場に落下,回収される.
  1991年9月から1998年11月までの間に,種子島宇宙センター竹崎射点から合計7機が打ち上げられた.

  ベースになった「TR-Ⅰ」とツーショット.
1/100スケールペーパークラフトによる TR-Ⅰ(左) と TR-ⅠA(右)
  これもまた@mageshiman1025さんによる旧NASDAの小型ロケット.とにかく精巧だけれど作るのが難しい @mageshiman1025さんの型紙も,このくらいだとそれほど難しくないかも.
  それにしても,日本にもかつてこういうロケットがあったということ,もう少し知られていてもいいんじゃないかねぇ.海外の事情は良く知らないけれど.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→TR-ⅠA

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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2016年12月12日 (月)

フライト 19P

  ペーパークラフト国際宇宙ステーションシリーズ,第51回の今回は,フライト 19P.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2005年9月10日の状態) 2005年9月10日,プログレス補給船(M-54)が「ズヴェズダ」後方のドッキング・ポートにドッキングした.

  前回のフライトで(フライト LF-1)でスペースシャトルの飛行が再開されたものの,打ち上げ時に外部燃料タンクから断熱材が落下していたことが判明,これにより,再びスペースシャトルの飛行が凍結されてしまったため,またしばらくの間は「ソユーズとプログレスを付けたり外したり」の状態に逆戻り.

  というわけで,今回はプログレスを「ズヴェズダ」後方にくっつけただけ,写真も使い回しだったりします.

  とりあえず,

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ→ “Flight 19P

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2016年12月 2日 (金)

ETV-1 (Q')

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ETV-1(Q′) 1970年代初め,N-Ⅰ ロケットの第二段に用いられる予定であった国産の液体燃料エンジン「LE-3」の試験のために開発された実験用ロケット,ETV-1.型紙は非公開(種子島在住の@mageshiman1025さん作).
  当初,日本の実用衛星打ち上げ用ロケットの開発は,Qロケット,Nロケットと段階を踏んで行く計画であった.ETV(Engineering Test Vehicle)は,東京大学宇宙航空研究所が運用していた「M-4S」ロケットの第一段に,開発中であったQロケットの第三段および第四段を組み合わせる三段式のロケットとして計画されており,当初は「Q′ロケット」と呼ばれていた.
  しかし,Qロケットの開発が大幅の遅れ,独自開発のNロケットも,アメリカからの技術導入による新Nロケットへと方針が転換されたことなどから,第一段に「M-4S」ロケットと同じ固体ロケットモータ,第二段に,新Nロケットの第二段に用いられる予定であった「LE-3」エンジンを搭載する二段式のロケットへと計画が変更された.
  「M-4S」ロケットには誘導制御装置が搭載されていなかったため,第二段の「LE-3」エンジンに点火する際,ロケット上段の姿勢が大きく崩れてしまっている可能性があった.これの対策として,第二段にヒドラジンを用いたガスジェット方式の姿勢制御装置が追加され,第一段燃焼終了から20秒間に姿勢を固定,第二段に点火する方式がとられることとなった.
  種子島宇宙センターには,内之浦宇宙空間観測所にあったミューロケットランチャーを液体燃料ロケットエンジンを用いるロケットに使えるように設計を変更した新たな発射機構が建設され,1974年9月2日,1号機が打ち上げられた.この1号機は第二段タンクとエンジンはダミーであったが,最高高度128kmに到達,第二段の姿勢制御・分離機構動作の確認が行われた.
  1975年2月5日には2号機が打ち上げられた.こちらは実際に「LE-3」エンジンを搭載した第二段が用いられ,上空で第一段を分離,第二段の飛翔性能,姿勢制御性能の確認が行われた.

  というわけで,「M-4S」とツーショット.
1/100スケールペーパークラフトによる Μ-4S と ETV-1 ・・・うぐぅ.

  「M-4S」を作ったのはごく初期の頃.こうして並べると下手だし退色してるし.
まぁでも「M-4S」の方も近いうちに@mageshiman1025さんの型紙で作り直す予定.

  しっかし@mageshiman1025さんの型紙は情け容赦なく難しい.ETV-1の機体,「NIPPON」の「N」の左側,「ちょぼっ」と何か付いているのがお分かりだろうか.実はコレ,発射の際,ランチャーにひっけるツメ.これが1/100スケールだともはやピンセットでもつかめない大きさだったり.
  でもそれだけにしっかり作れば素晴らしい仕上がりになるのでそれはそれで楽しい物だったり.もはやビョーキも末期ですな.

完成写真の大きな(大きくないけど)画像はこちらからどうぞ.→ETV-1 (Q′)

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PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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