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2016年6月15日 (水)

TT-210-1

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる TT-210-1 東京大学宇宙航空研究所が開発した単段式固体燃料の観測ロケットS-210を元に,N-Ⅰロケットの追尾系の試験のために開発されたロケット,TT-210-1.型紙は非公開(種子島在住の@mageshiman1025さん作).
  元になったS-210観測ロケットは,高度100kmに到達する安価な観測ロケットを開発するためのIX(Inexpensive)計画によって開発されたもので,内之浦宇宙空間観測所で1969年から運用されていた.TT-210ロケットは,このS-210ロケットにN-Ⅰロケット用のレーダー・トランスポンダ(地上からのレーダー波に応答し,信号を発信する装置)を搭載したもので,実際にN-Ⅰロケットを打ち上げる前に,地上のロケット追尾系の機能試験および確認を行うことを目的に開発された.1975年から1976年までの間に,種子島宇宙センター竹崎射場から3機が打ち上げられ,1977年からはさらに大型・高機能となったTT-500ロケットに置き換えられることになった.

  @mageshiman1025さんによる小型ロケットシリーズの一つ.まぁこのくらいのサイズ(全長6cm,直径2mm)になれば,慣れてしまえば製作はそれほど難しくはない.部品点数もわずか5点(実際には,綺麗に仕上げるために本体を2分割しているため6点だが)あえて言えば,やはり先端の整形に苦労したくらいか.

  そんなわけで,今回はこれでおしまい.

完成写真の大きな(大きくないけど)画像はこちらからどうぞ.→TT-210-1

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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