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2016年5月11日 (水)

TR-I

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる TR-Ⅰ 純国産大型ロケット,H-Ⅱの開発に向け,様々な実験を行うために開発された単段式の固体燃料ロケット,TR-Ⅰ.型紙は非公開(種子島在住の@mageshiman1025さん作).
  H-Ⅱロケットの開発にあたり,その空力学的特性の調査と,ブースター分離機構の動作確認のために,H-Ⅱロケットの1/4サイズのスケールモデルとして開発された.機体両側に取り付けられたブースターはダミーであり,片側のダミー・ブースターには回収装置が取り付けられて,より詳しいデータを得られるようになっている.
  打ち上げは1988年9月を最初に合計3回.様々なデータを取得して,その役目を終えた.なお,TR-ⅠAロケットは,TR-Ⅰの本体を観測ロケットとして用いるために改修したものである.

  @mageshiman1025さんの型紙に出会うまで,こういうロケットが存在していたことは全く知らなかった.
アメリカの「デルタロケットの亜種」とも言えるNシリーズ(N-ⅠN-Ⅱ)やH-Ⅰから純国産のH-Ⅱへ.デザイン的にも一気に飛躍したように見えるのだが,実はこうしたロケットで実験を行い,その間の「踏み石」を着実にわたっていたのだ.

というわけで,H-Ⅱと並べて一枚.
1/100スケールペーパークラフトによる TR-Ⅰ と H-Ⅱ なるほど,1/4サイズのスケールモデルだ.

  日本の宇宙開発史を知る上で重要な機体とも言えるTR-I.これを立体物として見られることはほとんどないので,@mageshiman1025さんのこの型紙はとっても貴重だと思う.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→TR-Ⅰ

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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