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2016年4月21日 (木)

H-I

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる H-Ⅰ N-ⅠN-Ⅱに続く,日本の実用衛星打ち上げ用液体燃料ロケット,H-Ⅰ.型紙は非公開(種子島在住の@mageshiman1025さん作).
  N-ⅠおよびN-Ⅱ同様,基本的にはアメリカのデルタロケットの技術によって作られたロケットである.しかし,遂に第二段用として,日本の独自技術によって開発した“LE-5”エンジンを使用,さらに第二段および第三段の慣性誘導装置も国産化され,国産化比率は最高で95%にまで達した.
  中でも,純国産の“LE-5”エンジンの開発に成功したことは,続くH-Ⅱロケットで第一段のエンジンとして採用予定であった,これも純国産の“LE-7”エンジンの開発に向け,大きなはずみとなったと言えるだろう.
  初の打ち上げは1986年8月,測地実験衛星「あじさい」の他,アマチュア衛星「ふじ」の軌道投入に成功した.このような複数の人工衛星の同時打ち上げはこれが日本初のことであった.
  以来,全部で9回の打ち上げが行われ,全て成功している.
  なお,打ち上げ能力を強化した“H-ⅠB”の開発も検討されていたが(そのため,一部ではこのロケットも“H-ⅠA”と呼ばれていた),さらに重量級の衛星打ち上げの必要が予想されることからこれを発展的に解消,後のH-Ⅱの計画へと移行して行くことになる.

  このロケット,第一段は基本的にN-Ⅱと同じ構造なので,製作の難しさもほぼ同じ.ただし,9本のブースターを作る作業は大変・・・と言うより,だんだんと飽きるのでモチベーションの維持が大変.しかも,実際はN-ⅡH-Ⅰを並行して製作していたので,こういう状態になるハメに.
N-ⅡとH-Ⅰのブースター これはもう,工作というより,精神修養の世界.

とりあえず,日本の“白いロケットシリーズ”↓
1/100スケールペーパークラフトによる 日本の「白いロケットシリーズ」

このH-Ⅰの完成をもって,私のペーパークラフトロケットコレクションに日本の衛星打ち上げ用ロケットが全て揃ったわけで,記念して一枚.
1/100スケールペーパークラフトによる 日本の衛星打ち上げロケットたち

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→H-Ⅰ

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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