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2016年2月17日 (水)

N-II

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる N-Ⅰ   N-Ⅰロケットの後継機となる衛星打ち上げ用液体燃料ロケット,N-Ⅱ.型紙は非公開(種子島在住の@mageshiman1025さん作).
  N-Ⅰロケットの実用化後,より大型の衛星打ち上げに対応すべく,「N改良型」ロケット(当時,N-Ⅰロケットは単に「Nロケット」と呼ばれていた)として,1976年から開発が始まった.当初は国産化したLE-3エンジンを改良することで要求される打ち上げ能力を実現する計画であったが,LE-3エンジンの性能向上が間に合わず,アメリカの「ストレート・エイト・デルタ」を元に開発されることとなった.こうして,第二段への国産エンジンの搭載は見送られ,デルタロケットで用いられているものの改良型が採用された.
  こうした事情から,国産化比率は前身のN-Ⅰロケットより低下し,次のH-Ⅰロケットによって国産化比率の向上が図られることになった.
  初の打ち上げは1981年1月.技術試験衛星「きく3号」の打ち上げに成功した.それ以来,1987年までに8回の打ち上げが行われて全て成功,気象衛星「ひまわり」(2号,3号),通信衛星「さくら」(2号a,2号b)などが打ち上げられた.

  ロケット下部とSOB↓.
N-Ⅱロケット下部とSOB 写真では見えないが,SOBの取り付け部分が壮絶に細かい.

  エンジン部分↓.
N-Ⅱロケット エンジン部分9本のSOB,実は均等に並んでいるのではなく,3本が120°ずつ,その間に,少し間隔を開けて2本ずつの組が3組配置されているのがわかる.SOB3本による打ち上げも想定していたためだろうか(実際にはN-IIは全てSOB9本で打ち上げられている).

  N-Ⅰロケットと並べて一枚.
1/100スケールペーパークラフトによる N-ⅠロケットとN-Ⅱロケット

  いつもながら,@mageshiman1025さん作の型紙は情け容赦ない難しさ.その分,きっちり作れれば非常に精巧なモデルに仕上がるわけで,頑張る甲斐があるというもの.それにしても,この細かさでSOBを9本連続で作るというのは結構な精神修養ではある(実は次のH-I用も含めて18本連続で作ったのだが・・・).

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→N-Ⅱ

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

 

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