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2016年1月 7日 (木)

LS-C-D

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる LS-C-D 国産液体燃料エンジンのテストのために開発された実験用ロケット,LS-C-D.型紙は非公開(種子島在住の@mageshiman1025さん作).
  1960年代,実用大型衛星打ち上げのための液体燃料ロケット開発を目指していた日本では,液体燃料ロケットエンジン開発のための試験を目的とした,第一段に固体燃料,第二段に液体燃料を用いた“LS”ロケット(Liquid-Solid ロケット)を開発した.1963年から1965年にかけて,防衛庁の新島試験場で“LS-A”ロケットの打ち上げが行われ,1968年から,その改良・発展型である“LS-C”ロケットの打ち上げが,新たに建設された種子島宇宙センター竹崎射場で行われた.
  1968年9月19日に打ち上げられた機体は第二段がダミーの“LS-C-D”で,最高到達高度は9.6km,第一段の固体燃料ロケットの性能試験と,第二段の分離機能の確認が行われた.そして,後には日本が独自開発した“LE-1”,“LE-2”,“LE-3”エンジンを搭載した第二段が用いられ,様々な試験が行われた.こうした実験の成果が積み上げられ,後に活躍することになる日本の主力ロケットで用いられる“LE-5”シリーズや“LE-7”シリーズのエンジンへと貼っていして行くことになる.

  前回のSB-ⅡAに続き,@mageshiman1025さん作の型紙による,「地味だけど日本の宇宙開発史を語る上で重要な機体」シリーズ.こういう機体が存在していたこと自体,液体燃料ロケットの打ち上げ経験のない日本が,独自開発のロケットエンジンを産みだして行くための道のりが,とても険しいものであったことを物語っていると思うんだけど.

  ちなみに,情け容赦なく難しい(ということは,きっちり作れればとても精巧な模型に仕上がるということ)@mageshiman1025さんの型紙でも,このくらいだと結構簡単.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→LS-C-D

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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