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2015年10月28日 (水)

フライト 11A

  ペーパークラフト国際宇宙ステーションシリーズ,第35回の今回は,フライト 11A.

  2002年11月26日,第6次長期滞在クルー(Expedition 6)を乗せたSTS-113ミッションのスペースシャトル「エンデバー」がドッキングした.このミッションでは,「P1トラス」が取り付けられる.

  まず,STS-113ミッションの「エンデバー」
1/100スケールペーパークラフトによる STS-113「エンデバー」 このミッションも,やっぱりペイロード・ベイは「P1トラス」だけでいっぱい.

  「デスティニー」前方の「PMA-2」にドッキングして↓.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2002年11月26日の状態) ドッキングした状態の「エンデバー」↓.
国際宇宙ステーションにドッキングしたSTS-113「エンデバー」

  11月27日,「エンデバー」のロボットアームによって「P1トラス」が「エンデバー」のペイロード・ベイから取り出され,これを「SSRMS(カナダアーム2)」が把持,そして,「S0トラス」左舷側に移動した後,電動式のボルトで「S0トラス」に固定された.
  その数時間後から始まった船外作業では,「S0トラス」と「P1トラス」の電気配線の結合等が行われた後,「ユニティ」右舷側外壁にワイヤレスビデオ送信機(Wireless Video System External Transceiver Assembly : WETA)が取り付けられた.これまでは,船外作業を行う宇宙飛行士のヘルメットカメラからの画像はドッキングしているスペースシャトルのアンテナを経由して受信していたが,「WETA」で受信するようになったことにより,スペースシャトルがドッキングしていない時でもヘルメットカメラからの映像が利用できるようになった.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2002年11月27日の状態) 取り付け完了後の「P1トラス」↓.
取り付け完了後の「P1トラス」 背面から↓.
「P1トラス」背面 そして,「ユニティ」右舷側外壁に取り付けられた「WETA」↓.
「ユニティ」右舷側外壁の「WETA」

  11月29日,船外作業により,「P1トラス」左舷端丈夫にもう一基の「WETA」が取り付けられた.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2002年11月29日の状態)「P1トラス」左舷端丈夫に取り付けられた「WETA」↓
「P1トラス」左舷端上部に取り付けられた「WETA」

  12月1日,予定されていた船外作業に先立ち,「MT」を「P1トラス」の左舷側に移動するコマンドが送信されたが,「MT」は目的地の途中で突然停止してしまった.調査・検討の結果,これは「P1トラス」上部で格納状態にあったUHFアンテナが,「MT」の配線機構の動きを妨げていると判断された.そして,UHFアンテナを展開する作業が行われた後,「MT」は予定の位置まで移動できることが確認された.しかし,他の様々な要因も含めて検討した結果,「SSRMS(カナダアーム2)」を「MT」に移動する作業は見送られた.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2002年12月1日の状態)展開された「P1トラス」上部のUHFアンテナ↓.
展開された「P1トラス」上部のUHFアンテナ

  12月3日,帰還する第5次長期滞在クルー(Expedition 5)を乗せ,STS-113「エンデバー」が分離.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2002年12月3日の状態)

  2003年1月16日,「P1トラス」後部中央のラジエーターが展開された.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2003年1月16日の状態) 展開された「P1トラス」後部中央のラジエーター↓.
展開された「P1トラス」後部中央のラジエーター
  アメリカ東部標準時2月1日午前9時(日本時間同日午後10時)頃,「コロンビア号空中分解事故」が発生,これにより,当分の間スペースシャトルの打ち上げが凍結されることとなった.

  グリニッジ標準時2月1日午後4時(日本時間翌2日午前1時)00分54秒,プログレス補給船(M1-9)のドッキングが解除された.これは,「コロンビア号空中分解事故」の2時間後のことであった.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2003年2月2日の状態)

・・・というわけで,トラスが左右両舷に広がり,だいぶ迫力が増してきた♪
↓こーゆーアングルでの写真は我ながらちょっとホレボレ.
左右両舷に広がったISSのトラス

  しかし,上に書いた通り,「コロンビア号空中分解事故」の影響でスペースシャトルの打ち上げは2005年7月末のSTS-114(フライト LF-1)まで行われない.
  それまでの間,ISS本体には大きな変化はなく,ソユーズとプログレスがくっついたり離れたりだけ.その間の分はさっさと進めて,早くSTS-114♪・・・と思っていたのだが,この後,

「世の中そんなに簡単には行かない」

ということを思い知ることになる.

  ・・・が,それはまた後の話・・・

  完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ→ “Flight 11A

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