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2014年6月 6日 (金)

アンタレス(ロケット)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる アンタレス  アメリカの民間企業「オービタル・サイエンシス」が開発・運用を行っている(「オービタル・サイエンシス」は2014年4月末,ATK社の航空宇宙・防衛部門と合併の上「オービタルATK」という社名になることに合意が成立した)中型ロケット,「アンタレス」.型紙は “AXM Paper Space Scale Models”から.
  やはり「オービタル・サイエンシス」が開発・運用していた「トーラス」の後継機として,「トーラス」という名前で計画されていたが,2011年12月に「アンタレス」という名前に変更された.ただし,「トーラス」が全段固体燃料ロケットであるのに対し,この「アンタレス」は第一段には液体燃料を用いる.
  その第一段に用いられている “AJ26-62” エンジンは,旧ソ連の「N-1」ロケットの第一段に用いられていた “NK-33” をアメリカのエアロジェット社が購入・改修したものである.第一段下部には2本のノズルがあるが,ロシア系のエンジンに良く見られるように「これで1基のエンジン」ではなく,見た目の通り,第一段のエンジンは2基である.また,第一段のタンクは「ゼニット」ロケットの第一段タンクを延長したものである.第二段は固体燃料ロケットで,大陸間弾道ミサイル「ピースキーパー」に第一段に使われていたロケットモーターに起源をもつ「キャスター30」が用いられている.
  初の打ち上げは2013年4月21日.この時は国際宇宙ステーション補給機である「シグナス」のダミーペイロードの他,4機のキューブサットを搭載していた.打ち上げは成功,4機のキューブサットも予定通りの軌道に投入された.その後,同年9月の打ち上げでは「シグナス」が初飛行,そして2014年1月には「シグナス」の最初の商業補給飛行に成功している.なお,3回めの打ち上げから,2段目のロケットモーターを「キャスター30B」に変更,打ち上げ能力が強化されている.

  1/100スケールペーパークラフトによる アンタレス(エンジン部分)エンジン部分.上に書いたように,ロシア系のエンジンではあるが見た目の通りエンジンは2基.

  ファルコン9にしろ,このアンタレスにしろ,民間が開発したロケットというのは形が単純.多くの部品を共通にしてコストを下げるためだろうか.

  まぁ簡単と言えば簡単だ.あまりに簡単すぎて模型としての面白味には欠けるがな・・・(○ルターク少佐風・・・謎)

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Antares

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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