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2014年5月27日 (火)

キュリオシティ

  ペーパークラフトシリーズ,今回は番外編,火星探査ローバーの「キュリオシティ」.1/12スケールペーパークラフトによる キュリオシティ  いやさすがにコイツを1/100スケールでというのは無理なので,開き直って大スケールの1/12で・・・という訳ではなくて,このスケールになったのは別に特別な理由があったのだけれど・・・それはまた後ほど.型紙は〝The Lower Hudson Valley Paper Model E-Gift Shop”から.

  2011年11月26日(UTC,日本時間翌日),アトラス Ⅴ 541型で打ち上げられた.
  打ち上げから7ヶ月後の2012年8月6日5時32分(UTC,日本時間同日14時32分),火星の赤道近くにある「ゲール・クレーター」の近くに軟着陸に成功した.
  「キュリオシティ」は全長約3m,重量約900kgで,SUV程度の大きさである.原子力電池を電源とし,最高で時速90m程度の速度で走行がなこうであり,当初の予定である2年間の活動中に,火星表面を最低でも19km移動する計画である.
  火星表面の以降には6輪の写真とロッカー・ボギー・システムを用いている.これは,ロッカー・アームが様々に動くことにより,ほぼいかなる地形であっても,6輪全てが接地することができ,様々な障害物や砂地が多いと思われる火星表面での走破性を高めている.また,何台ものカメラ,顕微鏡カメラ,大気分析装置,レーザー照射装置など,80kgの科学機器を搭載,生命の存在,あるいは過去に生命が存在した痕跡についての調査が主な目的である.

  よく見る正面やや下からのアングルで一枚.
Curiosity_f  ちなみに,全面のアーム,上面のカメラマスト,6つの車輪とステアリング,ロッカー・ボギー・システム,ハイゲインアンテナなどは可動式に作ってある.

  その,全面のアームを伸ばした状態.
Curiosity_arm

  ステアリング.
Curiosity_steering

  そして,ロッカー・ボギー・システム.
Curiosity_rb

  ・・・で,どうして1/12スケールになったかと言うと・・・

  こういうことをやりたかったから↓

空飛ぶ「スカイクレーン」と「キュリオシティ」.

・・・というか,そもそもの発端は,うちの職場の人から,

「アレ(スカイクレーンとキュリオシティ)が飛んだら面白いよねぇ」

という無茶ブリが飛んで来たのを真に受けてしまったからなのだけれど.

で,そのために小さなラジコンのクワッドコプターを購入してみた.それだと1/48スケールくらいで丁度良かったのだけれど,

パワーが足りなくてキュリオシティをぶら下げて飛べない・・・

さてどうしたものかと途方に暮れているうちに,

「はやぶさ」なら飛べるんじゃん?

と余計なことを思いついて作ってしまったのがこちら↓.



で,コイツが大ウケだった.この頃までに,
「コイツならば(キュリオシティを)ぶら下げても飛べるかも」
と思って目星をつけていた機体があったのだが,それは結構なお値段.
しかし,こうも「空飛ぶはやぶさ」がウケたとなっては,

やっぱり思い切ってやるしかないか・・・

そしてその「結構なお値段」のクワッドコプターを購入.
その品物が届いてみると,

でけぇ.

ということで,クワッドコプターの大きさに合わせるとなると,スカイクレーンが1/12になってしまった.そうなれば当然キュリオシティも1/12で作るしかないというわけで・・・

こうなったということです.

・・・こうなってくると,キュリオシティもラジコンで走らせてみたい・・・かも.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Curiosity

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2014年5月22日 (木)

アトラス V 541 (MSL)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる アトラス Ⅴ 541 (MSL)  ロッキード・マーティンとボーイングの合弁会社「ユナイテッド・ローンチ・アライアンス」が製造・運用する,アメリカの現用衛星打ち上げロケット,アトラス Ⅴ.型紙は “AXM Paper Space Scale Models”から.
  「アトラス」シリーズの最新型ではあるが,初期の「アトラス」に見られた,「バルーン・タンク」や「1.5段式」という構造は「アトラスⅡ」を最後に廃止されているため,「アトラスシリーズ」として共通しているのは「外観が似ている」といった程度のものである.
  ケロシンと液体酸素を用いるRD-180エンジンを持つ「コモン・コア・ブースター(CCB)」が第一段である.この「RD-180」エンジンは,もともと「エネルギア」の打ち上げに用いられていた「RD-170」エンジンの派生型で,ジェネラル・ダイナミクス社がアトラスロケットに使用するライセンスを買収したものである.ノズルが2基あるために一見2基のエンジンのように見えるが,ロシアの多くのロケットに見られるように,これで1基のエンジンである.さらに,用途によりCCBの周囲に0∼5基のSRBを装着して用いている.そして,第二段には液体水素と液体酸素を用いる「セントール・ロケット」が用いられ,フェアリングは直径4mと5mのものが用いられる.
  なお,アトラス V には型名として3桁の数字が用いられる.最初の1桁(百の位)はフェアリングの直径を表し,4mならば“4”,5.4mならば“5”である.2桁目(十の位)はSRBの数(0∼5),3桁目(一の位)は2段目に用いられるセントールロケットのエンジンの数(1または2,ただし,2は2014年5月現在まで使われたことがない)である.
  初打ち上げは2002年8月(401).以来,10回目の打ち上げで,搭載していた人工衛星の軌道が予定より低くなってしまったことを除いて(NASAの公式記録では「成功」)2014年4月現在までで45回の打ち上げ全てに成功している.
  モデルは2011年11月,「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」を打ち上げた時のもの(フェアリングは5.4m,SRBが4基,セントールのエンジンは1基なので「541型」ということになる).打ち上げは成功,「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」は「巡航形態」で7ヶ月あまりをかけて火星まで飛行,2012年8月6日,ローバー「キュリオシティ」はが火星の赤道近くにある「ゲール・クレーター」付近に着陸した.着陸した「キュリオシティ」は,2014年4月現在大きな故障なく活動中であり,地球に様々な観測データを送ってきている.

  一番の苦労は,特徴的なSRBの先端.
1/100スケールペーパークラフトによる アトラス Ⅴ SRBの先端部分 ・・・というか,この部分,実は世界中の型紙の作者たちも苦労したらしく,多くの作者がこの部分で製作を断念したらしい.
  この型紙の作者 Alfonso さんはそこを「クリアした」ということなのだが・・・

  いや Alfonso さん,どうやっても無理ですがな・・・

  型紙の通り組んでも,きっちり形にならない.で,組み立てつつあっちこっちとはみ出した部分を切り取ったり,小さな紙片を裏側から貼り付けたりしてどうにかこうにか「ごまかした」のが上の写真.

  ちなみに,この作品は1/144スケールのものを1/100に拡大して製作してある.だいぶ前から,1/100の型紙は「Comming Soon」と書いてあったのでしばらく製作を見送っていたのだが,昨年,倉敷科学センターでの展示に合わせて製作したいと思い,諦めて1/144の型紙を拡大して製作したというわけなのだ.
  が,現在,このモデルについては,“AXM Paper Space Scale Models”で1/100の型紙も公開されている.

  実は “AXM Paper Space Scale Models”の型紙,1/144 のものを 144%に拡大(つまり,1/144 x 144/100 = 1/100 となるわけだ)して作ったものと,同じ機体を1/100の型紙で作ったもので,微妙に大きさが違ったりする.

  そのうち作りなおさないといけないかなぁ・・・

  ということで,

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Atlas Ⅴ 541 (MSL)

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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2014年5月 1日 (木)

フライト 6P

  ペーパークラフト国際宇宙ステーションシリーズ,第26回の今回は,フライト 6P.

  2001年11月26日,バイコヌール宇宙基地から,ソユーズ-FGロケットによって,プログレス補給船(M1-7)が打ち上げられた.2日後の28日,プログレス補給船(M1-7)は「ズヴェズダ」後方のドッキング・ポートにドッキングしたが,そのドッキング・ポートに6日ほど前までドッキングしていたプログレスM-45の何らかの破片が残っていたため,結合を完了できなかった.12月3日,滞在中のISSクルーによる予定外の船外活動によってこの破片が取り除かれ,ようやく結合が完了した.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年11月28日の状態)

  ・・・

  というわけで,今回もまた新たに製作したものは何もなかったり(写真も使い回しだし)するけれど・・・

  これでおしまい.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ→ “Flight 6P

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