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2013年1月28日 (月)

フンコロガシ

  スウェーデンなどの研究チームがプラネタリウムを使った実験を行い,フンコロガシ(コガネムシ科タマオシコガネ属の昆虫)が,月のない夜には天の川の光を頼りにしながら糞の玉をまっすぐ転がしているという結果を得たというニュースがあった.
  フンコロガシは,あのファーブルが熱心に研究した対象で,太陽や月の位置を手がかりにしていることは知られていた.しかし,太陽も月も出ていない時,一体何を手がかりにしているのかは知られていなかった.
  渡り鳥やアザラシの中に,星をたよりに方向を知る動物があることは知られていた.また,サンゴ虫が月の満ち欠けを「見て」繁殖の時期を判断しているということも良く知られている.

  こうして「天測」をしている生物は他にもたくさんいるらしい.

  実験では,プラネタリウムで満天の星を写したり,天の川を写したりした場合には,フンコロガシはまっすぐに糞の玉を転がすことができたが,星の数が少ないとまっすぐに転がすことができなかったとのことだ.
  我が水戸市も,空は相当明るく,見える星の数は少ない.こうして「天測」をしている生物はさぞ難儀していることだろう.やっぱりね,夜は自然のまま暗い方がいいんですよ,きっと.
  生活や安全のための明かりは仕方ないとして,それ以外,ネオンサインなんかはもっと減らせないものかねぇ.いやせめて,「ライトアップ」はもっともっと減らせる & 減らした方がいいと思うんだけど・・・

 

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