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2013年1月15日 (火)

導入

  やや(かなり?)記事のタイミングを外してしまったのだが・・・

  11日(金)は今年初の「定期観望会」.天気は快晴.
  昨年末,昨年最後の定期観望会で,寒い中集まってくださった参加者の皆さんに,暖かい飲み物を・・・と思って用意したのだが,なんとお湯がぬるくて・・・というミスをしたので,この日はきっちりと熱いお湯を用意して会場へ.

  参加されたのは常連の方が二人だけ.

  まぁね,年が明けたばかりだし,めちゃくちゃ寒かったし,仕方がないでしょう.それでも,こうして常連の方が来てくださるというのは嬉しいもの.

  観望対象は,最初にオリオン大星雲,そしてぎょしゃ座の散開星団.いつもなら,最初に木星なのだが,電源のない場所での観望会,寒さもあってバッテリーに不安があったので,とりあえず赤道儀の電源を切ったまま見られる(星雲・星団を見るのは低倍率なので,少人数であれば追尾しなくても何とか見られる)ものを先に見てみたわけだ.1時間ほど経って,他に参加者が来る気配がなかったので,赤道儀の電源を入れ,木星を見てみる.
  この日は上空の気流も安定していたらしく,なかなか締まった木星の姿を見ることができた.

  そして,しばし雑談.
  「観望会」としてそれでいいのかどうかはやや疑問もあるけれど,常連の方とはいつもこういう展開になる.でもまぁ,雑談ができるというのは,それなりに親しくなったということでもあり,常連の方がそれを楽しんでくださっているならそれもそれでありか.

  とは言え,寒い中,目の前に望遠鏡があるのに何も見ないというのもなんなので,かに星雲でも見てやろうと思った.
  望遠鏡を操作して・・・「ない・・・」
  どうにもかに星雲が見つからなかった.ちょっと屈辱.
  仕方がないので,「他に見られるものがないか」と思っていたところ,冬の大三角の話になったので,
「じつは冬の大三角の中に,いっかくじゅう座という星座がありまして,星座としては目立たないのですが,ばら星雲とか,コーン星雲とか,面白い星雲があるんですよ」
  と言って,ばら星雲のあるあたりに望遠鏡を向けてみる.
「あ,いた!」
  すぐに,ばら星雲の中心付近にある散開星団が視野に入った.
「残念ながら,星雲の部分はほとんど見えないんですけどね」

  そしてまた雑談.気がつけば22:00近くになっており,ここで解散.

  あ,結局暖かい飲み物出すの忘れた・・・

  翌日(12日土曜日).

  夕方からは城里町ふれあいの里天文同好会の例会.
  この日も良く晴れていたので,天文台の望遠鏡でいろいろ眺めてみることに.
  最初に木星.そして,「他に何か」ということになったので,
「実は昨日,かに星雲が導入できなくて悔しかったので,練習してみていいですか?」
と言って,かに星雲を導入してみる.
「なんだ,あるじゃないか」
ほんの数分で視野に導入.こういうものなんだよねぇ.

  まだ時間があったので,ぎょしゃ座の散開星団を導入してみる.実は私,ぎょしゃ座にある3つのメシエ天体の散開星団(M36M37M38 )が結構苦手.写真撮影の際にも,何度も何度も失敗したものだ(どれだかは忘れたが,露光中に地震があったことも!).
  やや苦戦したものの,数分で無事導入.うん,コイツらもスムーズに導入できるようにしておかなきゃねぇ.

  そんなわけで,この週末は,「手動で対象を視野に導入する」という練習になったし,その快感も味わえた.
  やっぱり,機械(自動導入装置)に頼らず,手動で次々に対象天体を導入する「カッコいい(人がどう思うかはわからないが)人」でありたいなぁ.

 

この記事を読んで,「『次々に対象天体を手動で導入する』のはカッコいいかもしれないけれど,それに手間取っていたり失敗したりするとカッコ悪いから,普段からしっかり練習しとけよ」と思った方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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