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2012年12月31日 (月)

2012年の終わりに

  最近ここの更新をサボってしまったが・・・

  そうこうしているうちに,いつの間にか2012年も今日が最後.

  いやぁ今年もいろいろありました.

  2月には「宇宙のペーパークラフト展」出展のために明石市立天文科学館へ.
明石市立天文科学館に並んだろけっとたち その1 実に立派に展示していただきました.この後,ギャラリートークとプチ講演会のためにもう一回,そして,撤収作業のためにもう一回明石へ.
  この展示会の間,ミューロケットの型紙の作者であるふくださんとお知り合いになれたのが一番の収穫かも.

  5月21日には金環日食.今年あったことで一番大きいものと言えばやっぱりコレかなぁ.
  早朝までベタ曇りで,「こりゃダメか」と思ったものの,食が始まる直前からは綺麗に晴れて,無事全過程を見ることができた.
Ecl120521_0736_2皆既日食と金環日食と両方見た人に,「所詮金環でしょ?」なんて言われていたので,実はあまり期待していなかったのだけれど,あんなに面白いものだとは思わなかった.
  でももっと嬉しかったのは,
Ecl_kanbou_120521_01 観望会に集まった皆さんに,こうして思い思いに楽しんで頂けたこと.この後地元の新聞でも取り上げて頂いた.実はこの金環日食,どうやったら皆さんに楽しんでもらえるだろうかと,白髪が増えるほど思い悩んだので,皆さんに楽しんで頂けて大満足.

  6月には金星の太陽面通過.この日は朝から雨で
「もうダメだ・・・」
と思っていたのだが,昼過ぎに晴れ間がのぞき,
Vtr_120606_1334 終わりの頃はばっちり見ることができた.私はよく雨男扱いされているけれど,実はこうしてピンポイントはきっちり当てるんですよ.

  6月には,東日本大震災で倒壊してしまった自作プラネタリウムを修理.
Ppls1_120618_02 15ヶ月ぶりに元の姿に.そして,7月には復帰デビューとなった.
  7月には,(地元ローカルながら)何とNHKテレビに出演なんてことも,いやぁ緊張しましたねぇ.おかげで寿命が6億8000万年くらい縮んでしまった・・・
  7月末から8月末までは,城里町ふれあいの里天文台が毎晩開館.この天文台も昨年の東日本大震災で被災,今年4月に復旧が完了してオープン,夏休みは1年ぶりに毎晩開館となったわけだ.
  8月前半までは曇りが多かったものの,後半に入ってからは晴れが多く,しかも空の透明度も良くて天の川がばっちり見える夜も結構あった.おかげで久々に充実した夏休み(いや私自身は夏休みなんてなかったのだが)を過ごすことができた.毎晩帰りが遅く,疲れでヨレヨレになっていたけれど,新しく加わったスタッフも頑張ってくれて,とても楽しい夏休みではあった.
  この夏休み期間中,ひょんなことから日本航空宇宙工業会の方に声をかけて頂いて,10月に名古屋で行われた「国際航空宇宙展」に私のペーパークラフトロケットたちを展示することに.
  その会場の様子が↓.
Ja2012_121013_03 結構人気.いやはや多くの人に見ていただけて嬉しいかぎりです.

  そんなわけで,金環日食あり,金星の太陽面通過あり,観望会も1年で60回ほど.ペーパークラフトロケットの展示が市内も含めて3回,本当に充実した1年だった.これもまた観望会に来て頂いた方,いろいろな場面で力になってくださった方々のおかげで,ここに感謝申し上げます.

  さて今年も残り10時間ほど.このブログも今年の更新はこれで最後です.
  皆様どうぞ良いお年をお迎えください.

 

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2012年12月26日 (水)

フライト 4P

  ペーパークラフト国際宇宙ステーションシリーズ,第20回の今回は,フライト 4P.

  2001年5月23日,プログレス補給船(M1-6)が,「ズヴェズダ」後方のドッキング・ポートにドッキングした.
  なお,この打ち上げに用いられたソユーズ-FGロケットは,この時が初めての打ち上げであった.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年5月23日の状態)

ちなみに,プログレス補給船の打ち上げにソユーズ-FGロケットが使われたのは,この後M1-7(2001年11月26日打ち上げ)とM1-9(同2002年9月25日)の3回のみで,あとはソユーズ-Uロケットが用いられている.

  ・・・

  今回のフライトのプログレス補給船「M1-6」は「M1-3」と同じなので以前に作ったものを使いまわし.このフライトそのものも,運んだのはクルーの食料などの補給物資とISSの軌道制御のための推進剤など,取り立てて特別なものはなく,他に話題がなかったり.

  というわけで,今回はこれでおしまい.

 

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2012年12月25日 (火)

連載終了

  3年続いた茨城新聞日曜版「Taste」の連載,「いばらき星空散歩」が23日付をもって終了.

  3年目となった今年は特に「ネタ探し」に苦戦,挙句の果てには父親にまで「最近は新鮮味がないね」とツッコまれる始末.愛読して頂いた方々には大変申し訳なく,この場を借りてお詫びしたい.

  さて,折角なのでここで「連載秘話」を少し.

  同じ「Taste」の紙面で,県内に住むいろんな人を紹介する「My Taste」という別なコーナーで私を取り上げていただき,その取材をウケた受けたのがそもそもの発端.
  仕事柄人と話すことが多いので,取材中もべらべらといろんなことを喋ったのだが,それを編集部の方が面白がって,ある日突然
「連載を書いてみないか?」
という電話があった.ここもそれなりに頻繁に更新しているし,文章を書くのも嫌いじゃなかったので,
「自信はないけど,とりあえずやってみます」
ということになった.

  最初の記事は2010年1月3日.「しぶんぎ座流星群」.
  別にそういうことを要求されたわけではなかったのだが,私自身のこだわりとして,基本的には「道具を使わずに見られる夜空の話」というのをコンセプトに(ただし,さすがに惑星は別)して,連載がスタートした.
  ありがちなことだが,とりあえず滑り出しは順調.季節毎の星座の話を中心にしながら,国際宇宙ステーションや人工衛星の話,星を見るとともに感じる季節感の話などなど.

  そう言えば,「低い月は目の錯覚で大きく見える」というネタで記事を書くために,海岸まで「月の出」の写真を撮りに行こうと思ったことがあった.ところが,丁度その日(2010年2月27日),チリで巨大地震が発生,太平洋岸に津波警報が出ていて,津波が怖くて撮影に行けなかった.代わりに撮ったのが↓この写真.
Moonrise_100228
  やや苦戦はしたものの,1年目はそこそこ順調だった.

  そして年末.この年の日曜日が残り3回となったところで,編集部に原稿をメールで送った際,
「そろそろ今年も終わりですね.この連載も『あと3回で幕』と思っているのですが・・・」
とコメントを添えた.そして編集部からの返事のメール.
「(中略)なお,1月9日掲載分につきましては,年内入稿でお願いしたく云々」

  え゛?

  いや,あの,その,連載は今年いっぱいで終わりと思ったのですが,その点はシカトですか?

  ・・・連載は2年目に突入.

  星座の星々は,同じ季節ならば毎年同じものが夜空に昇ってくるわけで,連載も2年目となるとどうしてもネタがカブってくる.国際宇宙ステーションやイリジウムフレアなど,人工天体の話題はこういう時に切り札として使えるのだが,2年目があるなど夢にも思っていなかったので,最初の年にその「切り札」は使い切ってしまった.さぁ大変.

  そしてその2年目には,あの「東日本大震災」があった.あの地震が発生したのは金曜日.いつも木曜日には翌週の原稿を送っているので,あの週も入稿したあとだった.地震発生から2日目の新聞に呑気な「星空散歩」なんていう記事が載るはずもなく,入稿した原稿(二回分)はあえなくボツ.ちなみに,そのボツになった原稿のネタは「空駆ける獅子」と「月の大きさ」.丁度高く昇って見えるしし座と,3月20日の「スーパームーン」の話題.もっとも,「空駆ける獅子」の方は,内容を少し変更して再開最初の3月27日の原稿に使ったが.

  震災後しばらくは,記事の内容に凄く気を使った.日本中が騒然としている時期,こんな呑気な記事を書く訳なので,「こんな時に」と怒られないか凄く不安もあった.でも,
「日本中が『がんばろう!』と言っている時に,あえて『少し休もう』と言うのが私の役目なのかも」
という想いもあって,あえて結構呑気な記事を書いた.あの震災の後だけに,
「月がやたらと赤く見えるのは地震の前兆なのかも」
なんていうことを言う人が多かったので,
「夏至近くの月は南に低く,低い位置にある月は,夕日が赤いのと同じ理由で赤く見える」
なんていう記事を書いたこともあった.

  実は連載1年目の記事の中で,「チリで発生した巨大地震(上にも書いた2010年2月27日に発生した地震)で1日の長さが100万分の1.26秒短くなった」という話題を取り上げていた.そして,「東日本大震災」を引き起こした「東北地方太平洋沖地震」では,1日の長さが100万分の1.8秒短くなった.
  ネタに困った時,ふとこのことを思いついたのだが,
「さすがにこれは書けないか・・・」
と思いとどまったことも.

  そしていつしか2年目も終わり.しかし,3年目となる2012年(今年のことだ)の5月には金環日食があるので,
「とりあえず金環日食まで頑張ります」
ということで,3年目に突入.
  2年目でも苦労したのに,3年目になるとさらに苦しい.それでもどうにかこうにか金環日食の日を過ぎ,
「そろそろ終わりにしては・・・」
という話になった.しかし・・・この辺の顛末は「7月13日の記事」に書いた通り(この日は「13日の金曜日」だったじゃないか!)で,結局は今年一杯は続くことに.しかも,1年の充電期間をおいて再スタートとのこと・・・
  さてここからはさらに苦戦.丸2日考えに考えてもネタが思いつかないなんてこともあった.

  それでもどうにかこうにか23日の最終回にたどり着いた.
  実は,文面に「もう(連載を)やらないよ〜」というのを暗に臭わせたつもりなのだが,同じ紙面,編集部の方に「充電期間を置き,再度,新たな星空散歩が復活する日を待ちたいと思います」とコメントされてしまった.やっぱりまだ釈放してくれないんですか?

  とにもかくにも,しばらくは「原稿書き」からは開放されることになった.
  うーん,原稿を考えなくていいって何て気楽なんだろう♪

 

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2012年12月21日 (金)

冬至

  今日(21日)は冬至.

  ツイッター上でちょっと話題になっていて,私自身も新鮮に驚いたことがある.

  今年5月21日には金環日食が見られた.これを全長2mの「ピンホール望遠鏡」で見てやろうと準備していたのだが,実はこの「ピンホール望遠鏡」,2009年の部分日食の際に用意したものだった.
  その時と違い,今年の金環日食が見られたのは朝で,当然太陽の高度も低い.当然,もともとはそんなに仰角を低くすることは考えてなかったものだったので,金環日食の前日,果たして低い太陽に向けることができるかどうか,同じ時刻にリハーサルをやってみた.
「低い!」
当然,その仰角に向けられるように手を加えてはあったのだが,リハーサルをしてみて,改めてその低さに驚いたものだ.

  そして金環日食当日.この日,食が始まって,金環になる前,
Ecl120521_070758 このくらいの欠け具合の頃(写真は07:07:58に撮影したもの),太陽の高度は30.3°だった.
  この頃の観望会場の様子が↓.
Ecl_kanbou_120521_01 中央に「ピンホール望遠鏡」がある.その向いている先に太陽があるわけで,この頃の太陽の高さがよくわかる.

  で.

  水戸の北緯は36.3°.ということは,冬至の今日,太陽の南中高度は90°-36.3°(北緯)-23.4°(地軸の傾き)=30.3°.

  ということで,今日の太陽の南中高度は,あの金環日食があった日の午前07:10頃の太陽の高さと同じというわけだ.

  いやぁびっくり.あの日,「低い!」と驚いた太陽の高さと,今日の太陽の南中高度が同じくらいとは!

  いや,当然と言えば当然のことだし,ちょっと考えてみればわかることではあるけれど,「頭で理解していること」と「実感として感じること」って違うもんだねぇ.

 

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2012年12月20日 (木)

第二の地球?

  ニュースサイトなどに「第二の地球発見?」とか,「生物生息できる系外惑星発見か?」とかいう記事が載っている.
  詳しい内容などは,検索サイトで「第二の地球」で検索すれば記事が見つかると思うので,ここでは触れないが,太陽系から12光年という近い距離にあるくじら座τ(タウ)星に,地球質量の2〜6倍の5つの惑星があることがわかり,その中の一つは質量が地球質量の約5倍,液体の水が存在でき,生物が生息できるとされる「ハビタブル・ゾーン」内にあり,大気が存在する可能性があるーというのが骨子である.

  ここ数年は系外惑星の発見が相次ぎ,その中でもこうした「ハビタブル・ゾーン内の岩石惑星」の発見も度々あった.

  「生物が生息できる可能性のある惑星発見」というニュースを見るたび,心の中でツッコんでいることがある.

「『地球型の生物が』でしょう?」

  ということ.
  我々が「生物」と認識できるのは,あくまで「地球型の」生物.それでも,我が地球上でさえ,砒素を栄養とする生物なんていう,これまで知られていなかったタイプの生物が見つかることだってある(結局は間違いだったという話もあったが).
  天文教室などで,
「宇宙人っているんですか?」
と聞かれることがよくある.そんな時,
「僕は宇宙人って絶対いると思ってるんです.でも,テレビとかでやっている宇宙人は絶対嘘だと思いますね.だって,みんな人間が想像できそうな宇宙人ばっかりじゃないですか」
と答えることがある.我が地球と全然違う環境の星の上に生命が誕生し,それが進化したならば,我々が「生物」だと思えないような「生物」だって存在するんじゃないか,と思ったりもする.
「もし目の前にそんな宇宙人がいたとしても,我々にはそれが宇宙人には見えないかもしれない」
とも.

  まぁでも,「地球型の生物」が生息できる環境の惑星だからこそ「第二の地球」なわけで,だからどうというわけではないのだけれど.

 

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2012年12月19日 (水)

ズレてる?

  昨日(18日)は市内某小学校で観望会・・・の予定だったが,悪天候のため屋内で天文教室.

  クリスマスも近いということで,“NORAD tracks Santa”をネタにしてみた.

  ・・・が,全然ウケない・・・

  “NORAD tracks Santa”とは,北米航空宇宙防衛軍司令部(North American Aerospace Defence Command : NORAD)が,毎年クリスマスの頃になると, 「サンタさんの飛行を追跡する」というもの.“NORAD tracks Santa”ページの説明によると,まず,北米警戒システムというレーダーシステムが,サンタさんが北極を出発した瞬間をキャッチ,次いで静止衛星がトナカイの鼻が出す赤外線を探知,その後世界中に張り巡らされた「サンタ・カメラ・ネットワーク」がサンタさんの飛行を画像と動画で捉える.そして,北米に近づくと,カナダとアメリカのパイロットが駆るCF-18,F-15,F-16,F-22といった戦闘機たちがサンタさんやトナカイたちと共同飛行する・・・のだそうな(実はこれ,本当に戦闘機を飛ばすのだから恐れ入ったものだ).

  これ,アメリカの大人たち,しかも,ファンタジーからは縁の遠そうな「軍隊」というお堅い,殺伐としたイメージの集団が,子供たちのために本気でやる冗談.私自身はこういう「おもいっきりミスマッチ」で,「本気でやる冗談」っていうのが大好きなのだが,小学生の子供たちには「北米航空宇宙防衛軍司令部」だとか「静止衛星」だとか「レーダーシステム」なんて言ってもピンとくるはずもなく,ポカンとされてしまった.

  気を取り直して,その後は,木星や,晩秋〜冬の星座の案内,冬に見られる面白い天体たち(「オリオン大星雲」,「馬頭星雲」,M78星雲,「ばら星雲」,「かに星雲」,「モンキー星雲」(オリオンの頭上で「さるかに合戦」が繰り広げられている!))などを紹介.とりあえずこの辺はみっちり話を聞いてくれていたようだ.

  そして最後に,
Dm111231 この写真を紹介.
  この写真,左側の線は2011年12月31日23:50:00〜23:55:00までの5分間の軌跡,真ん中が,2011年12月31日23:59:45〜2012年1月1日00:00:15までの30秒間ガイド撮影したもの,そして左側の線は2012年1月1日00:05:00〜00:10:00までの5分間の軌跡.つまり,2011年から2012年に変わる瞬間を含む前後で撮影したものだ.

  「みなさん,大晦日の夜は何をして過ごしますか?はい,紅白歌合戦を見るっていう人!」
半分くらいの子が手をあげてくれたか.
「その,紅白歌合戦が終わったあと,どんなテレビ番組をやってますか?」
・・・しーん・・・
むぅ,「ゆく年くる年」まで見ている子はいないのか・・・上の写真で「ゆく星くる星」で締めにしようと思ったのに,思いっきりスベってしまったじゃないか.

  というわけで,昨日は最初と最後の「つかみ」に失敗.今ひとつしまらない天文教室であった.
  私が「子供たちが面白いと思うだろう」と思うことと,子供たちが「面白いと思うこと」がどうもズレていたらしい.
  いかんなぁ.もっと「子供目線」でネタを考えられるようにしなくちゃ.

 

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2012年12月16日 (日)

フライト 2S

  ペーパークラフト国際宇宙ステーションシリーズ,第19回の今回は,フライト 2S.

  2001年4月30日,ソユーズ宇宙船(TM-32)が「ザーリャ」地球側のドッキング・ポートにドッキングした.これは,STS-100ミッション(フライト 6A)のスペースシャトル「エンデバー」が分離したおよそ14時間後のことである.
  このソユーズ宇宙船には,ロシア人宇宙飛行士が2名(タルガット・ムサバイエフとユーリ・バトゥーリン)の他,史上初の自費による宇宙旅行者となった,デニス・チトーが乗っていた.
  なお,ISSに同時に2機のソユーズ宇宙船がドッキングした状態になるのは,これが初めてのことである.そして,これ以降は,長期滞在クルーの緊急帰還用として,ISSには最低1機のソユーズ宇宙船がドッキングした状態が保たれることになるが,ソユーズ宇宙船は軌道上の設計寿命が約200日であることから,約半年ごとに新しいソユーズ宇宙船と交換されることになる.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション (2001年4月30日の状態)
  ソユーズ(TM-32)で到着した3人の乗組員を乗せ,5月6日,「ズヴェズダ」後方にドッキングしていたソユーズ(TM-31)が分離.TM-32は次のTM-33が到着するまでの間,第二次及び第三次長期滞在クルーの緊急帰還用としてISSに留まることになる.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション (2001年5月6日の状態
  これまでにもソユーズ宇宙船は3機製作している.最初に作ったのは古川さんがISSに行く時で,古川さんが乗るものということで現行型.次に作ったのが,ISSに最初にドッキングしたTM-31,これは現行型と少しマーキングが違うのだが,TM-34までほぼ同じ姿である.そして,デルタ・ミッション打ち上げ時のソユーズ-FG ロケットを作った時,これで打ち上げたソユーズ宇宙船ということで,TMA-4を作った.これはTMA-1からTMA-4まで同じである.
  今回はTM-31と同じものがもう1機必要になるので,新たにTM-31とまったく同じものをもう1機製作.

  ・・・これから先,ソユーズ宇宙船もさらに何機も作ることになるんだろうな・・・あ,プログレスもか・・・

 

この記事を読んで,「これから先ソユーズを何機もって,スペースシャトルを10機以上も作ってるアンタが何をいまさら」と思った方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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2012年12月15日 (土)

失敗失敗

  昨日(14日)は「定期観望会」.
  最近は冷え込みが厳しいし,昨日はやや薄雲が出ているイマイチな天気だったし,
「今日は参加者は少ないかも」
と思ったのだが,ふたを開けてみれば,15,6人の方が集まり,なかなか盛り上がった観望会になった.

  観望対象はとりあえず木星.ガリレオ衛星の配置がなかなか面白かった.

  そして,木星の他,アンドロメダ銀河オリオン大星雲なども眺めてみる.こちらは,薄雲のせいか今ひとつ良くは見えなかったけれど.
「ふたご座流星群,一番多い日は昨日でしたけれど,今日もそれなりに流れると思いますので,望遠鏡を覗いていない時には是非空を見上げていてくださいね」
と言っているそばから,
「あー!流れた」
という声も.

  会場には参加者が持参された「マイ望遠鏡」が並んだので,私自身の「マイ望遠鏡」も並べてみる.
  さらに,銀マットを持ち出してそこに横になり,星を眺める方も.

  「観望会」にやってきて,「自分の見方で」星を眺める人がいる.
  それは,こちらが用意したプログラムにしたがって受動的に見るのではなく,参加者がもっと能動的に星を楽しんでおられるということで,私としてはとても嬉しい光景でもある.その方が私も楽だということはとりあえずおいといて・・・

  一昨日ほどではなかったが,昨日も冷え込みが厳しかった.
  で,参加者の体が冷えきった頃合いを見計らい,
「今日は寒いので,実は暖かい飲み物を用意してあるんです」
と言って,(インスタントだが)スープとコーヒーを持ち出して配った.

  ところが.

  全員に配り終え,「じゃあ私も」というところで重大な問題が発覚した.

  用意してきたお湯がぬるかった!

  うわぁダメだぁ.
  折角,「冷えきった体で頂く暖かい飲み物」という感動を味わってもらおうと思ったのに,お湯がぬるくちゃしょうがないじゃないか.

  あぁ,失敗失敗.

 

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2012年12月14日 (金)

流星群

  昨日(13日)から今朝(14日朝)にかけて,ふたご座流星群が極大.
  私は,市内の公園で観望会を企画していた.

  直前になって,宵の頃にもう一つの流星群,ウィルタネン彗星(46P)起源の流星群が見られる可能性があるという情報が入ったので,少し早めに観望を始めるつもりでいた.

  ところが.

  こういう時に限ってこういうことが起こるんだよねぇ・・・

  さぁ出かけるか!と思っているところに電話がかかってきた.
  この電話が終わり,「どうしてこういうタイミングで電話がかかってくるかなぁ」と思いつつもようやく出発・・・したのだが,交通事故の現場に遭遇・・・

  そんなこんなで,観望会場に到着したのは,予定より30分だけしか早くなかった.
  気を取り直して機材を設置,とりあえず最初は件の流星群の輻射点に向けて撮影開始.

  ・・・流れるのはふたご座流星群の流星ばかり.しかもカメラの向いていない方向ばかり・・・
  それでも,19:47頃,輻射点近く,どうやらこの流星群のものと思われる明るい流星が現れた.
「よし,あれは写ったぞ」
と思っていたのだが,画像をチェックしてみると,
Meteor_121213_01 まぁ写ったっちゃあ写った・・・といった程度.
  この後もしばらくはこの方向にカメラを向けていたけれど,それらしい流星は全然見られなかった.

  気を取り直して,本来の目的であるふたご座流星群に切り替え.
  絵になりそうな方向にカメラを向けて撮影開始.
  23:38頃.カメラの向いている先に,経路の長い流星が現れた.
「よし,こいつは写ったぞ」
Meteor_121213_02 ううん,あれでこんなもんか・・・流星ってなかなか良く写ってくれないねぇ.

  結局,会場にやってきたのは知り合いばかり5人ほど.しかも入れ替わり立ちかわりで,今ひとつ盛り上がらなかったけれど,とにもかくにも撮影は午前1時頃まで継続.今ひとつ流星の数も増えて来なかったし,すっかり体も冷えきったし,
「さぁて,こんなもんかなぁ」
と機材を撤収.

  ・・・機材を撤収した頃から立て続けに十数個の明るい流星が.
  まぁそんなもんだ.

  結局,流星が一番良く写ってくれたのが,23:49頃の↓
Meteor_121213_03 でも待てよ・・・写っている方向から言って・・・これって,「うお座流星群」でもふたご座流星群でもないじゃん.

  世の中,やっぱりうまくは行かないのであった.

 

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2012年12月13日 (木)

少しだけ・・・

  今日(13日)から明日(14日)にかけて,ふたご座流星群が極大となる.
  私は個人的に企画した観望会を行う予定.午後8時頃から・・・のつもりだったが,宵の頃別な流星群が活動する可能性があるとのことなので,午後6時頃から.

  昨日(12日),夜は晴れ.
「さて今晩もとりあえず(ふたご座流星群を)見ておこう」
と行きたいところだが,こういうドンピシャなタイミングで風邪をひいてしまった.
  今日の観望会は「参加者全員が寒さに音を上げるまで」の予定なのだが,「いいだしっぺ」の私が先に音を上げるわけにはいかない.当然私は最後まで粘らなくてはならないわけで,
「う゛ぅ,今日のところはおとなしくしておこう」
ということで,昨晩はいつものようにオレンジジュースをがぶ飲みし,百薬の長を多めに服用してさっさと就寝.

  でもやっぱりすっかり習慣.03:00過ぎに目が覚めた.風邪の具合は・・・お世辞にも良くなっているとは言えない.
「やめておこうか」
とも思うのだが,そこはそれ,どうしても気になってしまうのは星屋の性というもので.
「少しだけ・・・」
と思って屋外へ.

  とりあえず全天の写真.
2012年12月13日 自宅にて
  !

  この写真を撮影している最中に,いきなり明るめの流星が流れた!(写真にも写っている.ただし,右下に見える光の筋は明るい電灯によるゴースト.その少し上に微かに写っているのが流星)

  ・・・むぅ,さっさと布団に戻るわけに行かなくなっちゃったじゃないか.

  そのまんま30分ほど.その間,4,5個の流星を見ることができた.
「いかんいかん,いい加減寝ておかなくちゃ」
ということで布団に戻ったが,今日から明日にかけては結構期待できそうだ.

  で,風邪の方は・・・良くなっているとも悪くなっているとも・・・こちらの方は結構辛いかも.

 

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2012年12月12日 (水)

うお座流星群!?

  取り急ぎ.

  明日はふたご座流星群の極大日.19時頃には輻射点が地平線上に現れるので,宵の頃から一晩中楽しむことができる.

  ところが!

  その宵の頃,別な流星群が活動する可能性がNASAから発表された.
  どうやら,地球が「ウィルタネン彗星(46P)」のダストトレイルに遭遇するらしい.輻射点はうお座の東側の頭部とペガススの四辺形の間くらい.1時間あたり30個ほど見られる可能性があるという.

  ふたご座流星群を見る予定のある方は,ぜひ宵の空にも注目されたい.

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再挑戦・・・し損なった

  昨日(11日)朝,FITSAT-1 のLED発光実験があった.
  これを写真に収めてやろうとしたが,全然ダメだったのは昨日の記事に書いた通り.

  この実験は昨日夕方と今朝早く(01:23頃)にも行われる予定であったので,
「今度は双眼鏡を使って眼視に挑戦してみようか」
とか,
「飛行経路にヤマを張って,望遠鏡で撮影に挑戦してみようか」
とか思っていたのだが・・・

  しっかり寝過ごした.ごめんなさい.

  夜が明けて,「誰か撮影に成功した人いるのかな」とネットをうろうろしてみたところ,
  やっぱりいるんですねぇ.こういうことを見事にやってのける強者が.いやあやっぱり凄いや.

  で,「どうやって撮ったんだろう?」と思って詳しく見てみると,どうやら私の所有する機材では無理だったらしい.世の中そんなに甘くないということか.
  でも,双眼鏡による眼視で確認できた人もいたらしい.うーん,これなら私にだってできるはず.

  LEDの点滅は明日(13日)朝02:04頃と,明後日(14日)朝01:09頃にも行われる.
  ちょうど13日から14日にかけてはふたご座流星群が極大.この晩は一晩中ふたご座流星群観望会をやる予定なので,この機会に今度こそ眼視に挑戦してみようか・・・なんて思っていたら,見事に風邪をひいた.なんという絶妙なタイミング・・・

  うーん,やっぱり世の中うまく行かない.

 

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2012年12月11日 (火)

やっぱり無理だったか

  以前から楽しみにしていた,FITSAT-1 (福岡工業大学が開発した超小型衛星)のモールス信号発光試験.これが行われたのが今日(11日)の朝午前2時18分過ぎであった.

  幸い,今朝の水戸地方は快晴.透明度もなかなか良かった.ただ,衛星が発する光の明るさは8等程度ということで,
「そりゃ苦しいかなぁ」
と思いつつも,軌道を事前に調べ,撮影に挑戦してみた.星空の中に点線の「モールス信号」が撮れたらさぞ面白いだろう.

  で.

2012年12月11日 FITSATの飛行経路付近 うーん,わからない.

  撮影した時刻から言って,↓このどこかに(衛星が)いるはずなんだけど.
このどこかにFITSATが・・・ 8等級の移動天体では,やっぱり空が明るい自宅からじゃ無理だったか.

  仕方ないので,とりあえず全天の写真を撮っておしまい.
2012年12月11日 自宅にて

  衛星の発光試験は今日も行われる(ただし,今朝の1回以外は点滅するだけ).
  今晩は双眼鏡で眼視に挑戦してみようか・・・

 

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2012年12月10日 (月)

C/2012 K5 リニア彗星(2012-12-10)

  先日,城里町ふれあいの里天文同好会の例会の折に,「リニア彗星(C/2012 K5)が見えている」という話題になった.
  昨日(9日)は一日良い天気で,夜も晴れそうだった.そうなれば,
「よし,今晩はひとつ,リニア彗星を狙ってやろう」
と思っていたのだが・・・

  夜になってみれば,疲れが溜まっていたのか,リニア彗星の位置を確かめることもしないうち,早い時刻から爆睡.

  目が覚めたのは02:00すぎ.
「あ,リニア彗星・・・」
  慌てて彗星の位置を調べてみると,
「おぉ!北斗七星の近くじゃないか」

  まったくもって好都合であった.北斗七星の近くとなれば,撮影できるのは明け方だ.もう少し待って準備を始めれば,タイミングばっちりだ.
  ということで,付近の星図を頭に叩き込んで,03:00過ぎから機材を準備.覚えた星図を思い出しながら
「このへんかなぁ」
とカメラを向けてみる.
  そして最初の一枚.
「あ,いた!」
  我ながら良い勘である.そう言えば,先日の観望会の折,二重星団E.T.星団もファインダーを使わずに一発で導入できた.最近,こういう勘は凄く冴えているらしい.

  で,件の彗星だが,思いのほか明るかった.しかも,小さいながらいかにも「彗星」というイメージである.↓これは30秒露光の一発撮り.
リニア彗星(C/2012 K5) 2012年12月10日 その1 これでも右上の方に尾が伸びているのがわかる.
  これを20コマほど撮影して「比較明」でコンポジットしたのが↓.
リニア彗星(C/2012 K5) 2012年12月10日 その2
  この彗星,近日点通過は先月末だったが,12月31日に地球に一番近くなることから,これから年末にかけて明るくなる.
  来年は話題の彗星がいくつもある年.一足先に,今年の年末にかけてこの彗星を追いかけてみようか・・・

 

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2012年12月 9日 (日)

思ったより

  昨日(8日)は午後から強い風がふいていた.そして,翌日(9日)の水戸地方の最低気温は-4℃の予報.
「こりゃ今夜は寒いぞ」
と覚悟,防寒着を一枚余計に準備して城里町ふれあいの里へ.

  昨日は,観望会に先立って,天文同好会の例会もあった.
  例会としては久々に晴れた.天文台の東側は林があり,木星はまだ見えなかったので,秋の散開星団などをいくつか眺めてみる.
「思ったより寒くないね」
風はまだ結構ふいていたが,その風が妙に生温かく,それほど寒いとは感じなかった.

  そうこうしているうちに,林の上に木星が上がってくる.
「さて木星を見てみましょうか」
「でもねぇ,こういう天気じゃ期待できないでしょう」
強い風がふいているのに生温かい.こういう日は往々にしてシンチレーションが酷いものだ.
  とりあえず望遠鏡を木星に向けてみる.
「ほうら,やっぱりね」
望遠鏡で見える木星の姿は,まるで小川に沈めたよう.木星・・・というより,空気の流れがよくわかる・・・というくらい.

  一旦屋内に入って,年末にかけて見られる天文現象や,来年やってくる彗星の話題で盛り上がったあと,もう一度木星を見てみる.
「あ,思ったより悪くないかも」
先ほどよりはずっとくっきり見えるようになっていた.

  そして,20:30からは一般の観望会.
  実際はそれほどでもなかったのだが,「いかにも寒そう」な雰囲気だったので,
「お客さんはすくないかも」
と思っていたところ,思ったよりたくさんの来館者で賑わった.
  観望対象はもちろん木星.
「うーん,とりあえず縞は3本見えるかな」
といったところ.
  来館者からのリクエストもあり,その後h-χなども見て終了.

  風が強く,シーイングが悪そうだったので昨日は撮影は行わないつもりだった.
  が,思ったよりシーイングが良くなったので,急いでカメラを容易して撮影にとりかかる.
  モニターの画面を見ながら,
「あ,結構いいかも」
なんて思っていた.

  そして,撮影した動画を先ほど処理してみた.
木星 2012年12月8日 ・・・

  うーん思ったより良く写ってくれなかった・・・

  ところで.

  13日から14日にかけてふたご座流星群が極大となります.
  ・・・ということで,13日に水戸市有賀町の「かたくりの里」公園にて観望会を開催することを決定(いや私が個人的に開催するわけですが)しました.だいたい午後8時頃から,「集まった全員が寒さに音を上げるまで」.
  というわけで,興味のある方は,あくまで自己責任で,「寒さを覚悟して」お越しください.なお,当然ながら雨天・曇天は中止となりますが,天候の判断も自己責任で.

 

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2012年12月 7日 (金)

欠け具合

  今朝(7日朝)もまた,いつものように03:00過ぎに目が覚めた.

2012年12月7日 自宅にて 快晴.

  ・・・さてどうしようか.

  冬のダイヤモンドはこの間撮ったし,月も前日に撮ったし・・・

  と思ったところで,ちょっと思いついて月を一枚.
月齢23 2012年12月7日 これだけじゃ芸がないけれど,「思いついたこと」とは,これを前日撮った月の写真に重ねてみようということだ.
丸1日の「欠け具合」の変化 6日朝に撮った月を赤,今朝撮った月を緑,青はなしでRGB合成をしてある.ここで,赤く見えている部分が,昨日の朝から今朝まで,ほぼ24時間での月の「欠け具合」の変化分というわけだ.
  いつも見る月.欠け具合が時々刻々と変化していることも知っているけれど,1日でどのくらい変化するのかということは普段あんまり意識しないので,こういうのも面白いかなと.

  やってみると,私自身は「ふーん」といった程度ではあったけど,「教材」としては案外使えるかも.

 

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2012年12月 6日 (木)

良いタイミング

  昨日(5日)夕方は曇り.

  いつものように明け方目が覚め,外に出てみると,雨でも降ったのだろうか,地面が濡れていた.
  で,空の方は,
2012年12月6日 自宅にて 快・・・いや,快晴というわけではないか.南〜南東にかけてそこそこ雲が広がっている.
  それでも,今朝もまた空の透明度は高く,月も明るい.

  さて.

  前日と同じような写真を撮っても芸がないだろうし,かと言っても条件は前日とほぼ同じ.
「ならば一丁月でも撮ってやるか」
ということで月を一枚.
月齢22 2012年12月6日
  この後,南に見えていた雲が広がってきた.

  すっかり夜が明けて,出勤する頃にはほぼ快晴になっていたが300,その後また曇りになった.
  ということは,昨日から今日にかけては,「晴れたり曇ったり」だったんだろうか.だとすれば,今朝はちょうど良いタイミングに目が覚めたということか.

  世の中・・・たまにはうまく行くこともあるもんだ.

 

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2012年12月 5日 (水)

冬の空

  今朝(5日朝),いつもより少し早く目が覚めた.
  夕方も晴れていたので,とりあえず外へ.

  ・・・ということで,今日は午前02:30頃の空.
2012年12月5日 自宅にて 澄んだ空,空高く煌々と照る月,輝く一等星たち.うーん,典型的な冬の空だねぇ・・・寒いけど.

  これだけ明るい月が輝いていながら,星も結構良く見えた.
  しばしぼぅっと眺めた後,
「さて何か撮ろうか」
と思ったものの・・・さすがに写真となると,こう月が明るくてはねぇ.
  しばし考えたけれど,今ひとつ「これ!」というものが見つからず,とりあえず魚眼レンズを傾け,「冬のダイヤモンド」を一枚.
冬のダイヤモンド 2012年12月5日(これは円周魚眼レンズの画像を一部切り取ったもの)
  ダイヤモンドの中に木星まで紛れ込んでいて,賑やかだねぇ.流星でも(写真に)紛れ込んでくれないかなぁなどと都合のいいことを思っていたのだが,世の中そんなに甘くはなかった.

  そう言えば,今朝は水星が西方最大離角だった.

  けど.

  自宅の東側は林.水星がその上まで昇って来るまで待っていたのでは夜が明けてしまう.
  先日,金星と土星が並んでいた時には,近くの川べりまで出かけたのだが,
「ま,いいか」
今朝はこれでおしまい.

 

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2012年12月 4日 (火)

すばらしき予想外

  1977年9月5日に打ち上げられたNASAの探査機「ボイジャー1号」.旅立ちから36年も経っているが,まだ地球に向けてデータを送信し続けている.ちょっと調べてみたところ,現在の「ボイジャー1号」までの距離は約184億7000万km.
  その「ボイジャー1号」から送ってきたデータは,今年5月頃から,探査機周辺の宇宙線が急激に増えていることを示していた.これは,探査機がいよいよ太陽圏の終端に近づいていることを意味しており,今年中には「史上初めて恒星間空間に出た人工物」になるのではないかと言われていた.
  探査機が恒星間空間に出れば,探査機周辺の太陽起源の荷電粒子が急減し,磁場の向きが90度変わると言われていた.
  ところが,荷電粒子の方は緩やかに減少しているものの,今になっても磁場の向きが変わらない.したがって,探査機はまだ太陽圏の中にいると思われるが,現在到達している領域は,太陽系の磁気粒子と,恒星間空間の磁気粒子が合流する「新しい領域(新しくできた領域という意味ではなく,我々がこれまで知らなかった領域という意味)」と考えられているらしい.プロジェクト関係者によれば,
「これは星間空間に向けた旅の最後の行程と思われる」
とのことで,さらに,
「新しい領域は予想外だったが,ボイジャーの発見は予想外のことばかりだ」
とか.

  いや確かに.

  木星の荒々しい姿.イオの火山.土星の環の複雑な構造.タイタンの大気.などなどなどなど・・・
  実に「素晴らしき予想外」だ.

  で.

  今年夏頃は,ボイジャー1号が恒星間空間に到達する「Xデー」は今年末頃と言われていたので,そのことが話題になった時に「ボイジャーの模型があった方がいい」と思ったのだった.プラモデルも発売されていたのだが,そこはそれ,プラモデルを作ることは私の「ペーパークラフト職人」のプライドが許さない.もちろんペーパークラフトで作り始めたのだった.
  そして,完成したのが↓.
1/100スケールペーパークラフトによる 「ボイジャー」探査機 (クリックで拡大,916 x 630 pixel,114kb.ぜひ拡大してご覧ください)
型紙は1/48のものだったが,もちろん,他のペーパークラフトたちと合わせるために1/100に縮小して製作.写真左上に伸びる Low-Field Magnetometer や,左側に伸びるトラスなど,「トラス構造」の部分はしっかりくり抜いて再現してある.某社のプラモデルに対抗意識を燃やして作ったのだが・・・ちょっと及ばなかったか・・・
  これが完成したのが8月上旬のこと.その頃は,年内に
「ボイジャー1号,ついに太陽圏の外に」
というニュースがあるだろうと思っていたのだが,もう少し待たなくてはいけないらしい.これも予想外.でも,「太陽圏の外にたどり着く前にボイジャーからの通信が途絶」とかいう理由じゃないし,「Xデー」がやってきた時に「まだ(模型が)できてない!」とかいう心配もないんだからまぁいいか.

 

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2012年12月 3日 (月)

杞憂

  ネットをうろうろしていたところ,
「来年3月,小惑星『2014 AZ5』が地球に衝突する!?」
とかいう話題にぶつかった.

  またかいな.

  こういうことは度々話題になるのだが,ほとんどガセネタだ.

  とりあえず,いつものように Current Impact Risks を覗いてみる.

「なんだ,『2014 AZ5」なんてないじゃ・・・え゛?」

  この『2014 AZ5』の符号の意味するところは,「2014年1月前半で150番目に発見された小惑星」だ.

  つまり,「2014年1月前半に発見された小惑星が2013年3月に地球に衝突する」のだそうな.

  ・・・

  元ネタを探してみたところ,「WEEKLY WORLD NEWS」というのがそれっぽい.
  で,その記事によると,件の小惑星は「2011年に発見された」とある.ならば,符号は「2011 AZ5」とかになるはず.ところが,その記事では何度も「2014 AZ5」と書いてある.多少なりとも心得のある人ならば「そりゃおかしい」ことに気付くはずで,全然気付かずに何度も「2014 AZ5」と書いているあたり,全く心得のない人が書いた記事らしい.

  このテの「世界が滅亡する」ようなネタは度々話題になる.でもまだ一度も滅亡していないわけで,そういう話題をいちいち気にしているのは文字通り「杞憂」というもの.

  そんなことを気にしないで,今日も元気にいきましょう!・・・ってもう夕方だけど.

 

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2012年12月 2日 (日)

耐寒スイッチ

  先日の夕方,仕事の都合で(天文とは関係なく)屋外で過ごしたことがあった.
  この時,気温は10℃を下回った程度,屋外で過ごした時間も10分程度だったのだが,寒さがエラくこたえた.
「中途半端な寒さが一番苦手なんですよねぇ.もっと寒いと平気なんですけど」
なんてことを言っていた.

  昨日(1日)は寒い一日で,昼頃には水戸でも雪が降った.
  そして,夜は城里町ふれあいの里天文台で観望会.
  夕方には快晴になっていたので,問題なく開館.
  ところが,天文台の屋上に上がってみると,床がもう凍っていた.ということは,この時点(20:30頃)で既に氷点下だったわけだ.

  冷え込みが厳しかったせいか,来館者は10名ほど.途中で急に雲が広がったりした一幕はあったものの,とりあえず全員に木星を見てもらうことができた.こういう天気の日にありがちな,最悪のシンチレーションで川に沈めて見ているような木星像ではあったのだが.

  昨日も,観望会終了後は木星の撮影をしようとはりきっていた.しかし,観望会中にあれほど酷い木星像を見てしまったので全然撮影意欲がわかない.それでも,
「撮ってみれば意外と撮れるんじゃないか」
という気もしていたので,とりあえずコンパクトデジカメで撮影を試みる.
Jup_121201_01 1枚目.ん?それほど悪くないか?
Jup_121201_02 二枚目.あれ?左上にこぶができてないか?
Jup_121201_03 三枚目.撮るごとに形が変わってる・・・この時,眼視でも見るからに「ぶよぶよ」な木星だった.
「こりゃダメだ」
ということで撮影は断念.

  この頃,天文台に残っていたスタッフたちは,寒さで辛そうだった.「手に感覚がない」とか「足が痛い」とか.でも,私は全然平気であった.実際に手も足も暖かかった.
「このくらい寒いと,どこかでスイッチが入るんだよねぇ.」

  体が勝手に『なんとかしなくちゃ!』って頑張ってくれるらしい.

 

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2012年12月 1日 (土)

月光浴

  昨日(30日)は夕方まで曇りで時々晴れ.

  しかし,明け方にはすっかり快晴になっていた.
  とりあえず全天の写真を一枚.
2012年12月1日 自宅にて うーん,月が明るいねぇ.
  透明度は良いようで,
「これで月が無ければ星が良く見えるんだけど」

  かと言って,月を撃ち落とすわけにもいかないので,そのまましばしのんびりと月光浴.

  ふと思いついて,「月光に照らされた風景」の写真を撮ってみる.
Moonlight_121201_01 向きをかえてもう一枚.
Moonlight_121201_02 こっちの方は少し雰囲気があるか?

  ・・・でもまだまだだねぇ・・・

 

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