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2012年10月28日 (日)

十三夜の夜に

  昨日(27日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.
  開館直前になって雲が広がり,一時はどうなるかと思ったけれど,幸いなことに昨日は十三夜.思ったより雲も薄く,望遠鏡で見た月は,ややコントラストが低くなったかなという程度.
  「中秋の名月」は曇っていて見えなかったので,これじゃ「片月見」か・・・まぁいいや.別に「お月見」の行事をやるわけじゃないし.

  昨日は「シッカルト・クレーター」が良く見えていた.
  実は,城里町ふれあいの里天文台の入場券(子供)には,私が撮影した,
シッカルト・クレーター付近 ↑この写真が印刷されている.中央の大きいのが「シッカルト・クレーター」.
「皆さんがお持ちの,子供の方のチケットに印刷されているクレーターが,今日は丁度見えます」

  昨日の観望会,望遠鏡の操作と,望遠鏡のそばでの解説は別なスタッフにまかせ,私はドームの外で来館者といろいろとお話ししていた.
  その中で,「アポロ捏造説」の話になった.
「捏造説を主張する人の『証拠』って,いくつかはよくよく考えてみると,実は『行った』証拠になるんですよ」
「空気がないところで旗が揺れているのがおかしいとか言いますよね」
「そう,それは,旗を『揺らす』空気もないけれど,一度揺れ始めた旗を『止める』空気もないことに気がついていないんですよね.他にも,星が写っていないとか,影の向きが揃ってないとか.でもよくよく考えてみれば,それで当然なんです」
「アポロの宇宙飛行士たちの台詞で気に入ったのがありましてね,それはアポロ17号の船長だったユージン・サーナンという人の台詞なんですが,その捏造説について聞かれた時に,『だれも俺の足跡は消せない』って言ったんです」
「うわぁ,かっこいいねぇ!」
わかってもらえてすっごくうれしかったり.

  そんなこんなで,観望会は結構盛り上がって終了.とにもかくにも,楽しんでいただけたようで何より.

 

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