« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月31日 (水)

フライト 6A

ペーパークラフト国際宇宙ステーションシリーズ,第18回の今回は,フライト6A.今回も長くなるのだが,途中での分割が難しいので今回は長〜い単一の記事で.

  2001年4月21日,STS-100ミッションのスペースシャトル「エンデバー」がドッキングした.このフライトでは,「デスティニー」に「SSRMS : Space Station Remote Manipulator System」と呼ばれるロボットアームが取り付けられる.ちなみに,このロボットアームは通称「カナダアーム2」と呼ばれるが,「カナダアーム1」はスペースシャトルの左舷側に取り付けられているマニピュレーター・アームである.
  また,今回は,二機目の多目的補給モジュール(Multi Purpose Logistic Module : MPLM)である「ラファエロ」が初めて使われた.

  まず,STS-100「エンデバー」.
1/100スケールペーパークラフトによる スペースシャトル「エンデバー」(STS-100)

デスティニー」船首側に取り付けられた「PMA-2」にドッキングして↓
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月21日の状態)
ドッキングした状態の「エンデバー」↓.
「PMA-2」にドッキングしたスペースシャトル「エンデバー」(2001年4月21日)

  4月22日,「デスティニー」地球側にUHFアンテナが取り付けられ,天頂側の「上部結合機構(Lab Cradle Assembly : LCA)には,長いアームの中央付近で二つに折りたたまれた状態の「SSRMS」を固定したまま,「スペースラブ」が取り付けられた.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月22日の状態)↓「デスティニー」地球側に取り付けられたUHFアンテナ.
「デスティニー」地球側に取り付けられた UHFアンテナ

  4月24日,船外活動によって,折りたたまれて「スペースラブ」に格納されていた「SSRMS(カナダアーム2)」のアームが伸長された.その後,「SSRMS」が起動され,「エンデバー」からのコントロールで「デスティニー」地球側の「PDGF」を把持した.「SSRMS」は,その両側がほぼ同じ構造で,「PDGF」を把持することにより,電力の供給と信号のやりとりが可能であり,ISS上にいくつもある「PDGF」を伝って,尺取虫のように移動することができる.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月24日の状態 その1)↓「デスティニー」地球側の「PDGF」を把持した「SSRMS(カナダアーム2)」
起動されたSSRMS↓「デスティニー」地球側に移動した「SSRMS」.
「デスティニー」地球側に移動した「SSRMS」この時の全体の姿が↓.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月24日の状態 その2)

  続いて,「ユニティ」地球側の共通結合機構に,多目的補給モジュール「ラファエロ」が取り付けられた.「ラファエロ」が用いられるのは今回のフライトが初めてであり,「レオナルド」同様,この時には,側面に目印となる”Visual Target”がいくつも描かれていた.
  その他,「デスティニー」左舷側の「ESP-1」には新たに「直流切り替えユニット(DCSU)」の予備品が取り付けられ,「ユニティ」右舷側の共通結合機構に取り付けられていた「初期通信アンテナ」が撤去された.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月24日の状態 その3)↓「ユニティ」地球側に取り付けられた「ラファエロ」とDCSU」が取り付けられた「ESP-1」.
「ユニティ」地球側に取り付けられた「ラファエロ」
  4月28日,地球から運んだ荷物の搬出,ISSからの不用物の積み込みを終えた「ラファエロ」を「エンデバー」のリモート・マニピュレーター・アームが把持,「ユニティ」地球側の共通結合機構から取り外し,「ラファエロ」は「エンデバー」のペイロード・ベイの所定の位置に戻された.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月28日の状態)

  4月29日,取り付けられたばかりの「SSRMS」が「スペースラブ」を把持し,「デスティニー」の上部結合機構から取り外した.そして,「スペースラブ」は「エンデバー」のリモート・マニピュレーター・アームに渡され,「エンデバー」のペイロード・ベイの所定の位置に戻された.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月29日の状態)

  4月30日,STS-100「エンデバー」が分離.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年4月30日の状態) ↓「エンデバー」分離時の「SSRMS」.
「エンデバー」分離時の「SSRMS」

  ちなみに,この「SSRMS」,上の写真だと実際の大きさがわからないが,実は↓
Ssrms_pre こんなに小さい.これで関節はすべて可動.さらに,これまた写真でもわからないが,「SSRMS」を「スペースラブ」に取り付ける部分もとんでもなく細かかった.いやはや製作の大変だったこと!

  完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ→ “Flight 6A

 

この記事を読んで,「アンタも懲りずによくやるねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月29日 (月)

明暗

  今月8日に「ファルコン9」ロケットで打ち上げられた「ドラゴン」宇宙船(この打ち上げのニュースは,名古屋で行われていた国際航空宇宙展の準備から帰る新幹線の中で知った).その後,10日には国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング,積み荷を運び出し,逆に地球に持ち帰る荷物を積んでISSから分離,28日(日本時間29日未明)太平洋に着水して無事に回収された.これで,正式なISSへの商業輸送に初めて成功したわけだ.

  これは「明」の話.そして「暗」の方は,

  お隣の韓国では,2度打ち上げに失敗,「三度目の正直」を目指した「羅老號(KSLV-1)」が,打ち上げ準備中にヘリウムタンクのガス漏れが見つかり,打ち上げが延期となってしまった.韓国でも,人工衛星打ち上げへの道のりはまだ険しいようだ.
  ただ,ネット上では,韓国では「打ち上げ延期に失望」,日本では「韓国の技術はまだまだ」とかいう意見が見られるが,どちらも当を得ているとは思わない.アメリカもソ連も,ヨーロッパでも,最初の人工衛星を打ち上げるまでに何度も失敗を経験している.日本も例外ではなく,最初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げ成功までに4回失敗しているのだ.打ち上げは延期になっただけでまだ失敗したわけじゃないし,過去の失敗も「1回目や2回目で成功できるほど人工衛星の打ち上げは簡単ではない」ということを示すものだろう.

  宇宙開発の歴史をひもといてみれば,それはまさに失敗の歴史.失敗から多くを学び,成功へとつなげた歴史である.韓国でも,近い将来,「暗」を「明」に転じ,「羅老號(KSLV-1)」が無事に打ち上げられることに期待したい.

 

この記事を読んで,「宇宙開発は人類共通の課題.それがどこの国のものであれ,無事に成功することを願いたい」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月28日 (日)

十三夜の夜に

  昨日(27日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.
  開館直前になって雲が広がり,一時はどうなるかと思ったけれど,幸いなことに昨日は十三夜.思ったより雲も薄く,望遠鏡で見た月は,ややコントラストが低くなったかなという程度.
  「中秋の名月」は曇っていて見えなかったので,これじゃ「片月見」か・・・まぁいいや.別に「お月見」の行事をやるわけじゃないし.

  昨日は「シッカルト・クレーター」が良く見えていた.
  実は,城里町ふれあいの里天文台の入場券(子供)には,私が撮影した,
シッカルト・クレーター付近 ↑この写真が印刷されている.中央の大きいのが「シッカルト・クレーター」.
「皆さんがお持ちの,子供の方のチケットに印刷されているクレーターが,今日は丁度見えます」

  昨日の観望会,望遠鏡の操作と,望遠鏡のそばでの解説は別なスタッフにまかせ,私はドームの外で来館者といろいろとお話ししていた.
  その中で,「アポロ捏造説」の話になった.
「捏造説を主張する人の『証拠』って,いくつかはよくよく考えてみると,実は『行った』証拠になるんですよ」
「空気がないところで旗が揺れているのがおかしいとか言いますよね」
「そう,それは,旗を『揺らす』空気もないけれど,一度揺れ始めた旗を『止める』空気もないことに気がついていないんですよね.他にも,星が写っていないとか,影の向きが揃ってないとか.でもよくよく考えてみれば,それで当然なんです」
「アポロの宇宙飛行士たちの台詞で気に入ったのがありましてね,それはアポロ17号の船長だったユージン・サーナンという人の台詞なんですが,その捏造説について聞かれた時に,『だれも俺の足跡は消せない』って言ったんです」
「うわぁ,かっこいいねぇ!」
わかってもらえてすっごくうれしかったり.

  そんなこんなで,観望会は結構盛り上がって終了.とにもかくにも,楽しんでいただけたようで何より.

 

この記事を読んで,「大体,実際に月に行ったことのない人が『あれがおかしい』『これがおかしい』なんて言う方がおかしいよねぇ」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月27日 (土)

曇るのが遅れて

  昨日(26日),天気予報によれば「夕方から曇り」だった.
  その夕方には「定期観望会」の予定があり,
「今回もダメなのか」
と思っていたのだが・・・

  幸いなことに,曇るのが少し遅れたらしく,「定期観望会」は予定通り実施.
  昨日は「常連」の方がたくさん来られて,
「すっかりご無沙汰になってしまいまして」
なんていう声も.いやぁ,天気に恵まれず,なかなか実施できなかったですからねぇ.

  観望対象はとりあえず月.その後,参加者のリクエストでベガや二重星のアルマク.
「アンドロメダ銀河が見たいんですけど」
という声があり,とりあえず望遠鏡を向けては見たけれど・・・明るい月がある夜,しかも薄雲が漂っていて,これはさずがに無理があったか.とりあえず見えてはいたけれど.

  参加者の中に,デジタル一眼レフを持ってきていた小学生がいた.望遠鏡に接続して,天体写真の撮影に挑戦しているらしい.
(小学生の分際でデジタル一眼とは生意気な・・・)
とはもちろん言わなかった(新品ではなく,中古で購入とのこと.機種も古いもので,妙にちょっと安心(苦笑)).ま,興味を持って挑戦しているのは大変素晴らしいことですよ.
  撮影した画像を,カメラのモニタでいくつか見せてくれた.
「ちゃんと写っているじゃない.でもまだピントが甘いね」
  そう,天体写真では,良いピントが出せるかどうかがまず最初の重要なポイントなのですよ.
「そんなの当たり前」
と思うなかれ,天体写真のピント合わせはとても難しいのだ.
「ボクなんか,ピント合わせだけで30分以上かかることもあるんだぞ」
とにかく試行錯誤して良いピントの合わせ方を見つけてください.

  そうこうしているうちに,雲が広がり,いつしか月も見えなくなって終了.
  なんかちょっとだらだらした感じの観望会になってしまったけれど,とにもかくにも「観望会開始直後に早々とベタ曇り」なんていうことにならなくて良かった・・・

この記事を読んで,「とにもかくにも,天気が良い方向に転んでくれて良かったねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月26日 (金)

北斗七星

  今朝(26日朝)もいつものように午前3時過ぎに目が覚め,とりあえず外へ.
2012年10月26日 自宅にて 快晴.
「透明度はあんまり良くないか・・・」
なんて思いながらしばし空を眺めていて,ふと北東の空に目が止まった.
北東の空に立つ北斗七星 2012年10月26日 北斗七星.夏からは地平線スレスレ(水戸あたりでは一部は地平線の下?)にあって,しばし見ることができなかったが,明け方前に北東の空に立って見えるようになっていた.
  実は私,「立っている北斗七星」が何とも好き.別段理由は思いつかないのだが,ただ何となく好き.でも,やっぱりかなり好き.

  北東側に北斗七星が見えているということは,反対の南西側にはカシオペア座が見えているわけだが,その両方を一枚の写真にしようとすると大変.最近ではモザイクという手も考えられるが,その構図だと地上の風景がどうしても入るのだが,モザイク合成に必要な分の写真を撮っている間にも日周運動で動いてしまうので,星か地上かどちらかが不完全な合成写真になってしまう(と思う).
  そこで,いつも全天の写真を撮っている円周魚眼レンズを北極星に向けて一枚撮ってみる.そして,北極星を真ん中に,カシオペア座と北斗七星が入るようにトリミングしてみる.
北斗七星とカシオペア座 2012年10月26日 ・・・構図としては悪くないけれど.肝心のカシオペア座と北斗七星が良く分からない・・・むぅ,もう一工夫必要か・・・

  というわけで,今朝は快晴.その後,夜がすっかり明けた後も快晴.午前中は気持ちのよい青空.
  そして今晩は「定期観望会」の予定がある.
「今日はばっちりじゃん♪」
  と喜んでいたのだが,天気予報を見てみると,

  夕方は曇り

  そりゃないぜ・・・

 

この記事を読んで,「天気が思い通りにならないのは,アンタにはいつものことじゃん」と思った方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月24日 (水)

雨上がり,夜明け前

  昨日(23日),夕方は雨.自転車通勤の私,帰り道は結構難儀したのだが・・・
  予報によれば明け方は晴れ.
「今日は明け方に賭けてみようか」
明けの明星もあることだし.

  普通に生活している人ならば,明け方3時に起きるというのはちょっと気合が必要なのだろうが,私にとっては(あんまり歓迎できるものでもないが)すっかり習慣.
  きっちり3時過ぎに起きだし,とにもかくにも全天の写真を一枚.
2012年10月24日 自宅にて 快晴!というわけでもなかったが,さすがに雨上がり,透明度は実に素晴らしかった.
  この時,まだ明けの明星は見えていなかった.

  さてどうしようか.

  夏にやってみた,
天の川全景 モザイク合成 (クリックで拡大,1800 × 1026 pixel,651kb)
天の川全景のモザイク写真が面白かったので,
「ここはひとつ,冬のダイヤモンドのモザイク写真をやってみようか」

  ということで,ポタ赤を持ち出して撮影開始.
  そしてその成果が↓
「冬のダイヤモンド」モザイク合成 2012年10月24日 自宅にて (クリックで拡大,1200 x 1185 pixel,339kb)
モザイク合成はバッチリ.ただそれだけに,右下の一角を撮ってなかったのがなんとも残念!今度やる時は,空の暗い場所で,しっかり計画を立ててやることにしよう.

  そうこうしているうちに,明けの明星も上がって来ていた.丁度東に見える林の木々の隙間に見えていたので,面白がって一枚.
明けの明星 2012年10月24日 この大きさだとイマイチ面白くないので,金星を中心に少しトリミングして
明けの明星 2012年10月24日(トリミング) それにしても明るい.すぐ右下に写っているナトリウムランプと競っているようだ.

  それにしても雨上がりの星空ってのは気持ちいい.いつもこうだといいんだけど・・・ってそんなわけないか.

 

この記事を読んで,「せっかくうまく行っても,やっぱりどこかぬけてるってのはいかにもアンタらしいね」と思った方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月23日 (火)

月面X 再び

  昨日は20時頃,月面のプールバッハ,ラカイユ,ブランキヌスの三つのクレーターの境目に「X」の文字が浮き上がる「月面X」が見られた.
  ↓これが昨日の「月面X」.
Moonx_121022203501 (クリックで拡大,600 x 600 pixel,160kb)

前回は薄明中から既に見られていたが,今回は薄明終了からやや時間があったので(というより,「もう見えてるかな?」と思ったが,最初は「X」は見えていなかったので),今回は連続写真にしてみた(インターバルはいい加減だけど).
Moonx_121022_sequence (クリックで拡大,800 x 600 pixel,153kb)
「欠け際」がだんだん西に移動し,「X」の文字が浮かび上がって行く様子が(とりあえず)よく分かる.月の「日当たり」も刻々と変化していることをものすごく実感.

  本当はこの後,「X」付近一面に陽があたり,「X」が見えなくなるまで粘るつもりだったのだが・・・実は昨日の昼頃に急に襲ってきた腰痛のためギブアップ.実は上の写真も,時々呻き声を上げながら,「ちきしょう」とか「くっそー」とか言いながら,ほとんど涙ながらに撮った写真だったりする.

  ・・・タイミング悪すぎ・・・

 

この記事を読んで,「腰痛をおしてでもきっちり写真を撮るあたりは執念だねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月22日 (月)

危険性の認識

ネットをうろうろしていたところ,「なるほど!」という記事にぶつかった.

『巨大地震「4年以内70%」だとなぜ怖いのか - 認知的な歪み」

  高い確率で起こると言われている首都直下型の巨大地震.「今後4年以内に70%の確率で発生する」という計算結果が発表されて大騒ぎとなった.が,同時に「今後30年では98%の確率で起こりうる」という結果も発表されたが,こちらの方はあまり関心をもたれなかったらしい.

  記事によれば,例えば,「150年以内にM8クラスの大地震が必ず(100%)起こる」と言われても,150年の間となると,「地震が起こるまで生きているかどうかわからない」という気持ちが先に立つため,あまり危険とは感じないとのこと.また,災害などへの「感度」は若い人ほど感度が低く,中高年になるにしたがって感度が高くなるのだそうな.だから,「この先30年」となると,若年層はそもそも「感度」が低く,感度が高い高齢者ほど「30年先は生きているかわからない」という感情がはたらくため,それほど差し迫った危険とは認識されないらしい.それに対して,「4年で70%」となると,ほとんどの人が「ほぼ確実に経験する未来」のことということになり,より「危険なこと」として認識されるのだとか.

  また,「客観確率が非常に高い時は危険をそれに見合うだけ深刻なものと捉えず,逆に客観確率が低い時は実際より過大評価しがち」なのだそうな.

  なるほど.前半はともかく,後半は良く目にする.
  例えば,
「20XX年△月○日に○十万分の1の確率で小惑星が地球に衝突し,もし衝突した場合,地球に甚大な被害を及ぼす」
とかいうニュースがあったとする.これがもし,
「○十万分の1の確率で1億円もらえる」
とかいうことなら
「そんなことあるわけあんめぇ」
で片付けてしまうところだが,これが「小惑星の衝突」だと,何だかかなり高い確率でそれが起こりそうで怖くなってしまうというわけだ.
  「地球滅亡説」のようなものが度々話題になるのもこういう心理が働くから・・・なのかもしれない.

  ところで.

  昨日(21日)は訳あって一日半ば強制的に休日.なかなか休む機会がないままず〜っと過ごしてきているので,「ここぞ!」とばかりに昨日は一日中寝て過ごしたのだが・・・
  普段あんまりやらないことをやった所為か,今朝から腰が痛い.時折,腰から「ピキ」「ピキ」という「腰痛信号」がある.
「数日以内に立てなくなる可能性が30%(?)」
これが今の私にとって最も深刻な問題.

 

この記事を読んで,「確かに,『そんなこと起こるわけあんめぇ!』ということがあっという間に広がっちゃうことってあるよねぇ」と思った方,こちらをクリックして共感(?)の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月18日 (木)

国際航空宇宙展にて その3 帰還編

  そしてまた日付が変わって15日.
  朝7:30頃ホテルを出発,荷物の積み込みのためまた会場へ.

  前日までは開場を待つ人の列があった場所も,この日は(当たり前だが)ほとんど人がいない.
  そして,賑わっていた会場も,
Ja2012_121015_01 さらにがら〜ん・・・まさに祭りのあと・・・

  前日の夜に梱包したロケットたちを車に積み込んで,いよいよ帰路.

  ・・・せっかくの展示会なのに,展示物の記事が少なかったような・・・

  と思ったあなた.あなたは正しい.

  ずっとロケットたちが展示してあるブースにつきっきりだったので,正直あんまり見て回れなかったのであった.
「次回はゆっくり見に行こうかなぁ・・・」
などと思いつつ,主催者の方々にご挨拶.
「次回のことはまた相談しましょう」
・・・え゛・・・
「今回使っちゃったから,次回はないだろうと思っていたんですが」
「でも次回までには国際宇宙ステーションは完成しているでしょう?」
いや確かにそうだと思うし,そうじゃないといけないとは思っているんですが.

  はてさて,4年後(2年後という話もちらほら)はどうなることやら.

  こうして帰路につき,水戸にたどり着いたのは午後4時すぎ.

  そしてまた日付は変わって16日.

  朝,ロケットたちも水戸に到着.
Ja2012_121016 はぁ,またここからが大変だ.まぁここでの作業は時間的な制約があまりないから楽ではあるけれど.

  ほぼ丸一日かけて開梱&修復.今回もあまり大きな破損はなかったようだ.
(結構初期に作ったものが破損していて,「この機会に今の技術で作り直してみようか」なんて思ったものもあったが)
  そして再展示の作業も完了して元通り.
Ja2012_121018 ふぅぅ・・・なんだか妙に長い旅をした気分.

  それにしても,アリアンⅤにアトラスⅤ,デルタシリーズにエンタープライズとSCA,そして国際宇宙ステーション・・・はぁ,頑張らなきゃ.

 

この記事を読んで,「そうだ,高く評価されたなら,その評価を持続できるようにするのは一つの責任だぞ」と思ってくださった方,こちらをクリックして激励の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月17日 (水)

国際航空宇宙展にて その2

  日付は変わって14日.
  最初は開場時刻ギリギリに行くつもりだったが,撤収の準備をしておこうということで30分早く会場へ.
  この日も会場前は
Ja2012_121014_01 開場を待つ人の長蛇の列.
「はい,最後尾はここで〜す」
という,こういう場面でありがちな声を聞きながら,「Staff」パスでその脇をすり抜けるのはやはりちょっと快感.
  まずはペーパークラフトロケットたちの展示ブースに行き,問題ないことを確認.それから開場まで少し時間があったので,場内を少し見てまわる.
Ja2012_121014_02 「こうのとり」の模型.こちらはIHIのブース.
Ja2012_121014_03 その隣には再突入観測システム「i-Ball」.

  開場の一角では,ラジコンクラブの作品が展示されていた.
Ja2012_121014_04 いやぁ,こんなものがラジコンで飛んじゃうんだから凄い(実は何が凄いと思ったかって・・・もし操縦をミスって墜落した時のことを考えると,私のような小心者にはとても真似できない・・・).

  なんて思っているうちにあっという間に開場の時刻.またロケットの展示ブースに戻る.
  そのブースは
Ja2012_121014_05 今日も結構人気.
  ・・・おっと,今日はいろいろと無茶ぶりが・・・
「N-1(旧ソ連の月ロケット)はないんだね」
「ごめんなさい.作ってないんです」
いや,いつかは作るつもりなんですが,作るのがあまりに大変そうで,型紙を見ただけでしり込みしちゃうんですよねぇ.
「アリアンⅤ(ファイブ)とかアトラスとかないんだけど」
「うわぁ,ごめんなさい.それもまだ作ってないんです.近いうちに作るつもりなんですけど」
実は隣(JAXA)の隣のブースが「アリアンスペース」だったりするので,ちょっと気にはしていたんですが.
「エンタープライズとか・・・」
「いやそれも,いずれはSCA(シャトル・キャリア・エアクラフト,シャトルをおんぶして飛んでた飛行機です)と一緒に作るつもりなんですけど・・・」
  ・・・私の「無茶ぶられ体質」はここでも健在だった.

  そんな中,こんな声が結構聞かれた.
「ソユーズって小さいんだねぇ」
いや,私自身,最初に作った時はそう思った.実はH-ⅡAの方が少し大きい(というかだいぶ太い).でも,それこそがこういう模型で見る意義というもので,みなさん絵や写真では結構見ているはずなんですよ.事実,この模型の背後においてあるポスターにも同様に描いてあるわけだし.絵や写真でなく,それが「立体」であると,説得力が全然違うんです.JAXAの方も同じ印象をもたれたようで,この日,このそばで行われた講演でもそのことに触れておられた.
「意外とソユーズロケットって小さいんですね.そのことは,あちら(私のロケットたちを指し示して)の展示を見れば一目瞭然です」
お褒めにあずかり光栄です.

  そんなこんなで時間はあっという間に過ぎて行き,いつしか開場には「蛍の光」が流れ始めた.

  ・・・さて私はここからが大変.

  基本的には撤収作業はこの日のうちに終えることになっている.急いで,ロケットたちを再び梱包しなければならないわけだ.その作業は先日10時間もかかった.帰りの梱包は,いろいろ工夫する必要がない分楽だろうけど,はてさてどのくらい時間がかかることか・・・しかも,午後11時30分に最寄り駅を出発する終電に乗れなければ,名古屋市内のホテルに戻ることができなくなる.

  大急ぎで,でもできるだけ丁寧に作業を進め,午後9時過ぎに梱包終了.
Ja2012_121014_06 ふー,間に合った・・・
  安心したところで一度開場に戻ってみる.つい数時間前まで大勢の人で賑わっていた開場は・・・
Ja2012_121014_07 がら〜ん・・・

  一抹のわびしさを感じつつ会場をあとに.

  名古屋市内のホテルに着いたのが午後10時過ぎ.疲れ切って,どこかに食事に出かける気力もなく,この夜もホテルの隣の某牛丼チェーンへ.

  名古屋まで来て何食べてるんだか.
  まぁいいんです.おいしいものを食べるためにここまで来たんじゃないんだから.

  そしてあっさり就寝.

  おっと,また長くなったので続きはまたのちほど.

 

この記事を読んで,「やっぱりそこに“モノ”があると説得力が違うよねぇ」と思った方,こちらをクリックして共感(?)の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月16日 (火)

国際航空宇宙展にて その1

  9日から名古屋のセントレアとポートメッセを会場に行われていた国際航空宇宙展.
  主催者展示の一部として,私のペーパークラフトロケットを展示した.

  準備のため7日の午前中に会場に行き,ロケットたちを並べ終えて会場をあとにしたのが8日の午後6時過ぎ.
  この時,会場全体の準備はまだ完了していなかった.でも,翌日(9日)からはオープンするわけで・・・

  準備が完了したら,会場はどんなになるんだろう?

  と後ろ髪を引かれる思い.そんなわけで,水戸駅に帰り着くやいなや,次に行く予定の13日は会場に最も早く到着できる新幹線を予約したのだった.
  それから4日間.会場のことが気になって気になって・・・仕事もなかなか手につかない始末.13日が来るのが待ち遠しかったこと!

  で,その13日.
  自宅を出発したのは午前3時半頃.駅まで歩いて,午前4時半過ぎの始発列車に乗る.
  そして会場に到着したのが開場1時間前の午前9時頃.
Ja2012_121013_01 既に開場を待つ人の列(この列を尻目に,「Staff」のパスでサクッと中に入るのは快感だったり).
  そして,私のロケットたちの展示ブースは
Ja2012_121013_02 おぉ,素晴らしい!
  とりあえずロケットたちが倒れたり(無くなっていたり)破損していたりしないかチェック・・・問題なし!
「お前たち,ちゃんとみんなに見てもらったかい?」
主催者側の方の話では,トレードデーの頃から,ここはずっと人気だったとか.
  そりゃ嬉しいですねぇ.
  でも,そんな話を聞いても,「本当にみんなに見てもらえるんだろうか?」と不安.

  そして10時.会場.
  しばらくすると,近くにも人がやって来る.やはりJAXAのブースは人気らしい.
  そのJAXAのブースの隣が私の展示のブース.
  そしてさらに少し経つと,私のロケットの展示も
Ja2012_121013_03 結構人気.写真を撮って行かれる方も多々.
「すげー」
「これ紙?」
という声も.
  この展示の一角に,私の顔写真入りで「製作者の紹介」というパネルが置いてある.
  お子さんに,
「これ,このお兄さんが全部作ったんだって!」
というお母さんも(おじさんじゃないらしい).
  さらに,私に向かって(私はこの時,スタッフのブルゾンを来て,「Staff」のパスを首にかけていた),
「これ,全部(件のパネルを指差して)この方が作ったんですか?」
という方も.
「いや,それ私です」
「あ,あなたですか!」
この方にはこの後握手を求められた.
  また,気がついたのか,同じパネルを指差して,
「あなた,この方ですよね?」
と声をかけて下さる方も.そして,
「一緒に写真に写って頂けますか?」
とか.もちろん,一緒に写りました.

  結局,この日は終日人が絶えることがなかった.おかげで一日中立ちっぱなしだったけれど.
  この日は17時の終了の後はとくにやることがないので,さっさとホテルへ.

  ホテルに着くと,立ちっぱなしだった疲れですぐに爆睡.目が覚めたのは午前2時過ぎ(これ,もしかしていつもの習慣?).
「あ゛,昼飯も晩飯も食べてない・・・」
  この時刻から遠くへ行く気力はなく,ホテルの隣の某牛丼チェーン店で牛丼をかきこみ,すぐにホテルに戻って麦を原料とするある種の炭酸入り有機物水溶液を服用してさっさと就寝.

  長くなるので続きはまた別記事で.

 

この記事を読んで,「とにもかくにも,たくさんの人に見てもらえて良かったねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月11日 (木)

遠くにあると

  今年8月に火星に降り立ったアメリカの火星探査車「キュリオシティー」.
  本格的な探査はこれから・・・というところだが,その「キュリオシティー」が撮影した,火星の土壌の画像の中に,困ったものが見つかった.
  その「困ったもの」とは,「光る物体」.それが,破損して落下した,「キュリオシティー」のロボットアームの一部である可能性があるのだとか.

  さぁ大変.

  その「光る物体」が本当にロボットアームの一部なのか.一部だとすれば,果たしてどのような「一部」なのか.とりあえず気をつけて動かすようにすれば当面のところ問題にはならないような部分なのか,それともちょっとしたことでアーム全体が「ボトッ」と落ちてしまうような重要な部分なのか・・・
  いずれにしても「火星」なんていう(普通の感覚で言うところの)とんでもなく遠くにあるのだから大変.
「早く何とかしたい」「せめて状況がわかれば」と思うところだろうが,「ちょっと見に行ってくる」をいうわけには行かないから担当者はさぞもどかしいことだろう.

  ・・・かなり無理やりな話題の展開だが・・・

  私のペーパークラフトロケットたちも今遠くにある.国際航空宇宙展で展示中.
「果たして無事なんだろうか.倒れたりしていないだろうか・・・」
明日からはパブリックデー.果たしてみんな目をとめてくれるだろうか・・・
これまた(火星に比べればずいぶんとまぁ近くとは言え)「ちょっと見に行ってくる」というわけにもいかない.明後日会場に行くまで分からないわけだ.

  うーん,悶々々々々・・・

 

この記事を読んで,「火星探査車とペーパークラフトじゃ程度がずいぶんと違うけど・・・でも気になるんだろうねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月10日 (水)

楽しみ楽しみ

  4日深夜から5日未明にかけて,国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から,超小型衛星5機が放出された.

  その中の一つが,福岡工業大学の研究チームが開発した「にわか衛星」.
  この衛星は,地球を周回する軌道上でLEDを点滅させ,モールス信号で,夜空からメッセージを送るというもの.
  この実験,「科学的な意味はない」そうだが,私は密かにずっと楽しみにしている.
  超小型であろうと人工衛星は人工衛星.地球を数十分で一周するわけで,夜空を横切る時に数十秒間シャッターを開けておけば,その軌跡が線となって写るはずだ.その時,LEDがモールス信号として点滅していれば,その長短の羅列が,うまく行けばそのまま点線となって写るはず.その写真を何とかして撮ってやりたいというわけだ.

  面白いじゃないか.その遊び心がたまらない.

  もしかして「そんなことをして何になる」と思う方がおられるかもしれないが・・・

  そもそも,人間がこうして文明を発達させることができたのは,人間が「無駄なことをやれるから」なのかもしれないと思う.普通,動物ならば,生きていくために食料を確保し,体を維持しながら子孫を残すことが生活のほぼ全て.例えば,芸術や音楽が,動物として生きていくために必要かと言えば,「そんなものは必要ない」わけだ.その「必要ない」ものを生み出せる動物だったからこそ,人間はこうして繁栄したのかもしれないと思う.

  というわけで,宇宙開発においても,こういう「そんなことをして何になる」というようなことの中から,将来に非常に有用なものが生み出されるのかもしれないとも思うのだ.

  とにもかくにも,その「メッセージ」の実験が始まるのが待ち遠しい.チャンスを逃さないように,きちんと準備をしておかなければ.
  あ,モールス信号の勉強もしておいた方が楽しめるかも!?

 

この記事を読んで,「写真じゃなくて,見ながらリアルタイムでメッセージを読み取れたら凄く感激するかも!?」と思った方,こちらをクリックして共感(?)の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 9日 (火)

名古屋へ! その2

  2日目(8日)は午前10時頃会場入り.
  でもペーパークラフトロケットの展示の準備は進んでいないわけで,私の出番はまだ先.

  ということで,会場を抜け出して,すぐ近くの「リニア・鉄道館」へ.
  連休中ということもあってか,かなり混雑していた.

  入館してみると,これがまた凄い.
Ja2012_121008_08 日本で活躍していた車両の実物がズラリ.
Ja2012_121008_09 こうしてプラットフォームのようになっていて,ここから車内に入れるのがまたいい.
Ja2012_121008_10 車内に足を踏み入れると,実際に利用した時のワクワク感が蘇る.
Ja2012_121008_11 こういうレトロな車両,もちろん実際に利用したことはないが,やっぱり同じようなワクワク感があり,この車両が現役だった頃に利用した人々の気分が味わえる.

  こりゃあじっくり見るにはまる一日必要だぞ.

  しかしそうもしていられないので,早足で一通り見て,再び国際航空宇宙展の会場へ.

  戻ってみても,まだ私の出番は先だったので,また会場をうろうろしてみる.各ブースとも,準備は進んでいて,いよいよいろんな展示品が持ち込まれていた.
Ja2012_121008_12 でっかいH-ⅡAとH-ⅡBの模型.
Ja2012_121008_13 こちらはイプシロンロケット.
Ja2012_121008_14 実物大「はやぶさ」も!
Ja2012_121008_15 こちらは「アリアンスペース」のブース.奥から,アリアン・ベガ,アリアンV,そしてソユーズ.

  会場のあっちにもこっちにも,いろんなロケットの模型が.もうテンションはうなぎのぼり.

  なんて言っているうちに時はどんどんと過ぎ去り,
「今日中に帰れるかな・・・」
と心配になっていた頃,ようやく展示場所の準備が完了.
Ja2012_121008_16  さてようやく私の出番である.背景のポスター「宇宙活動を支えた世界の主なロケット」は年表のようになっているので,大体位置が合うようにペーパークラフトロケットたちを配置してゆく.
  そして最後に照明を調整してもらい,展示が完成.
Ja2012_121008_17 うーん,なかなかいい感じだ.
株式会社「紙宇宙」さんの作品と合わせ,ブース全体の様子が↓
Ja2012_121008_18 早速展示に見入る人も.
Ja2012_121008_19 「すげぇ,ブランまである!」「ファルコン 9もだ」「ゴダードのロケット(L-10L-13)まであるぞ」
なんて声も.この時点でここにいる人たちはみんな宇宙開発になんらかの形で関わっている人たちばかりなわけで,皆さんさすがにわかっていらっしゃる.
  「展示が完成!」というタイミングで,しかももう少し皆さんの反応を見たかったのだが,昨日のうちに帰宅するにはもう時間が限界.後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしたのであった.

  次に会場に行くのは13日の予定.当日は野口宇宙飛行士の講演などもあり,めちゃくちゃ楽しみ.
  で,勢い余って,水戸駅に到着するなり,13日,一番早く会場にたどり着ける列車の切符を購入したのであった.

 

この記事を読んで,「ちょっと行ってみたくなったかも」と思った方,こちらをクリックして共感(?)の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

名古屋へ!

  一昨日(7日)早朝に水戸を発ち,名古屋へ.今日(9日)開幕となる「JA2012国際航空宇宙展」の会場,ポートメッセなごやペーパークラフトロケットたちを展示するため.
  会場に到着したのは午前10時過ぎ.さっそく先に発送してあったペーパークラフトロケットたちの開梱作業にかかる.
  梱包作業に比べると開梱作業はずっと楽.梱包には10時間近くかかったが,開梱は2時間ほどで終了.
Pc_121007 今回は破損はほんのわずか.それもノズルやフィンがとれたといった程度.とりあえず安心.

  ・・・ということで,さっそく展示・・・と行きたいところだが,会場はまだ準備が始まったばかり.
Ja2012_121008_01 私の出番は当分先だ.
  ちなみに↓こちらは同じブースに出展される大型ペーパークラフトの人工衛星たち.こちらの製作は株式会社「紙宇宙」さん.
Ja2012_121008_02 ↑「しずく」.
Ja2012_121008_03 ↑「みちびき」.
Ja2012_121008_04 ↑「あかつき」.

  これは↓こうして
Ja2012_121008_05 頭上から吊り下げられるわけだ.

  すっかり手持ち無沙汰な私はこの作業を手伝ったり,会場をぶらぶらしてみたり.
  その会場には,↓こんなものも.
Ja2012_121008_06 これが何かはわからない(まだ説明などは準備されていない)のだが,とにもかくにもテンションは急上昇.

  そうこうしているうちに,私のロケットの展示台がいつの間にか完成していた.
Ja2012_121008_07 早速展示作業開始・・・と行きたいところだが,背景の黒い部分には大きなポスターが貼られる予定なので,私の出番はまだ先.

  ・・・という具合に,初日は出番が回ってくることなく終了.電車で20分くらいかかる名古屋市内のホテルへ.

  ・・・長くなるので別記事に続く・・・

 

この記事を読んで,「とにもかくにも無事に届いて良かったねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 5日 (金)

また箱詰め

  昨日(4日)はほぼ一日かけてペーパークラフトロケットたちの箱詰め作業.9日からポートメッセなごやなどを会場に行われる「JA2012国際航空宇宙展」に出典するため.

  ガタガタと車に揺られながら名古屋まで.この間の破損をできるだけ少なくするため(「破損しないように」というのはやっぱり無理),一つ一つ丁寧に中性紙でくるみ,隙間に緩衝材を詰めていく.
  この作業がとても大変.しかも,梱包した状態というのは,どのように力がかかっているかわからないし,破損していてもわからない.なので,作業は一気に進める必要がある.
  作業中に落として壊すということを避けるため,作業は床の上で.当然,床の上に座って作業するわけで,膝は痛くなる,腰は痛くなる・・・しかもどういうわけか(今年の2月,明石市立天文科学館に運んだ時もそうだった)こういうタイミングで風邪がひどくなる・・・
  朝9時頃に作業を始め,ダンボール箱10個分の箱詰め作業が終わったのは夜7時過ぎ.その後,ロケットたちは私より一足先に名古屋へと旅立って行った.

  というわけで,

  9日からの「JA2012国際航空宇宙展」で,私のペーパークラフトロケットたちが展示されます(パブリックデーは12日から).場所は,ポートメッセなごや1号館のど真ん中,主催者展示ZONE「宇宙」.ちなみに,隣はJAXAのブース,そのまた隣に「アリアンスペース」のブース.お近くの方,興味のある方は是非どうぞ.

  私は13日,14日は会場のどこかにいると思います.

  君もポートメッセなごやで僕と握手!(・・・別にしたいと思わないか・・・)

 

この記事を読んで,「モノがモノだけに,運ぶのは大変なんだろうねぇ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 2日 (火)

十六夜(じゅうろくや)

  今年の中秋の名月の日は台風17号が直撃,月を眺めているどころではなかったが・・・
  それでも,水戸地方では心配されたほどの被害は出ず,とりあえず一安心.

  ・・・となれば,台風一過に期待.

  昨日(1日),朝は確かに台風一過の快晴で,午前中は夏が戻ってきたような暑さだった.
  ところが,午後になって雲が広がった.夕方になって一時的に晴れ間が広がったものの,その後は再び曇り.

  例によって例のごとく,明け方,「もしかして(快晴になっているんじゃないか)・・・」と思って外に出てみる.
2012年10月2日 自宅にて 雲がいっぱい.一応晴れてはいるけれど.
  ここ数年,「台風一過の素晴らしい夜空」にお目にかかっていない.まぁ,水戸地方に被害をもたらすような台風もやってきていないので,そちらの方はありがたいわけだけど.

  東の空には明けの明星.今朝はしし座のレグルスと並んで光っていた.
明けの明星 2012年10月2日 ソフトフィルターを外し,もう少し拡大して一枚.
明け方の東天に並ぶ 金星とレグルス
  「中秋の名月」を見逃してしまったので,「十六夜」の月を一枚.
十六夜(じゅうろくや) 2012年10月2日 「十六夜」と書いて「いざよい」と読むのだが,満月の翌日,満月より遅い時刻に,いざよう(ためらう)ように昇って来るから「いざよい」なわけで,西に傾きつつあるこの月は単純に「じゅうろくや」だねぇ(しかも見た感じ月齢16を過ぎてるし).

  どうでもいいけど,「じゅうろく」と打とうとすると「じゅうりょく」と打ってしまうのは何故?

 

この記事を読んで,「それは重力に魂を引かれているからでは?」と思った方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします・・・って分かる人にしか分かりませんね.何だか分からない方もとりあえず応援の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 1日 (月)

とんだ中秋の名月

  昨日(30日)は「中秋の名月」の日.
  ところが,(私が今更ここに書くまでもないが)台風17号の直撃で,全国的にそれどころではない天気.とんだ中秋の名月の日となった.

  水戸地方でも,19:00頃から激しい雨が降り,強い風がふいていた.雨の方はそれほど長い時間は続かず,夜半すぎに外を見てみた時には,雨は降っていなかった.かと言って,空は全面の雲で,「中秋の名月」にはお目にかかれなかったけれど.

  9月中旬から下旬にやってくる台風というのは,大きな被害を出すことが多い.昭和の三大台風と言われる,1934年の「室戸台風」,1945年の「枕崎台風」,1959年の「伊勢湾台風」はすべて9月の台風である.
  そして,昨日はもちろん満月.満月の日には太陽と月の潮汐力(起朝力)が重なり合うため,満潮時の潮位が高くなる.そこへ台風がやってくるとさらに潮位が高くなるため,「高潮」による被害が出やすい.

  そんなわけで,大きな災害になってしまうのではないかと心配していたのだが,それほど大きな被害が出なかったのは不幸中の幸いというところか.
  そういう状況の中,「中秋の名月がみられなかった」などという呑気なことを言っていられるのは,幸せなことなのだろう.

  とにもかくにも,被害に遭われてしまった方,避難されたり,交通機関への影響などで不自由な思いをされた方に,心よりお見舞い申し上げます.

 

この記事を読んで,「ここ数年大災害続きの日本,もう大きな災害は勘弁してほしいよねぇ」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »