« 最古のクレーター | トップページ | 夜明け前に »

2012年7月10日 (火)

火星の大パノラマ

  雄大な景色を見て感動したという体験はないだろうか.
  そんな時,それを写真に残したいと思ってみても,カメラが切り取れる範囲というのは意外に狭い.魚眼レンズで撮れば,
阿蘇火山博物館にて こんな風に広い範囲の写真が撮れないこともないが,そもそも画像が小さくて,もともとの雄大な雰囲気は全然なくなってしまう.

  そこで出番なのがパノラマ写真.複数撮影した画像をつなぎ合わせて大きな写真にするというものだ.例えば,乗鞍岳に行った時の写真が↓.
「肩の小屋口」のパノラマ (クリックで拡大,1825 × 300 pixel,162kb)
ここではファイル容量の都合で小さな画像にしているが,フルサイズの画像だとなかなかいい感じだ.パソコンの画面に表示させ,ややディスプレイに近づいて眺めながら画像をぐりぐり動かしていると,その風景を見ている時の感動が蘇ってくる.

  ・・・で,ここからが本題.

  NASAのジェット推進研究所が,火星探査車「オポチュニティ」のカメラがとらえた巨大(23,096 × 7981 pixel!)なパノラマ画像を公開した.2011年12月21日から2012年5月8日の間に「Greenly Haven」と呼ばれる露出岩石のところで撮影された817枚の画像を合成して作られたものだ.
  フルサイズの画像は “Space Images: 'Greenly Panorama' from Opportunity's Fifth Martian Winter” からダウンロードできる.また,Nasatech のページでは,マウスでぐりぐり回転させて見ることのできる画像もある.

  「直接火星で見るのに次ぐすばらしさ」

  とは公開したNASAの声明の中にある評価.いやまさにその通り.両方とも実に素晴らしい.色の違いを強調するため,実際にそこに行って見るのとはだいぶ違う色だとのことだが,それでも,まるで探査機に乗って,その場で周囲を見回しているような気分にさせられる.お試しあれ!

 

この記事を読んで・・・いや,“その”画像を見て,「う〜ん,火星に行ってみたい!」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

|

« 最古のクレーター | トップページ | 夜明け前に »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 火星の大パノラマ:

« 最古のクレーター | トップページ | 夜明け前に »