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2012年7月23日 (月)

犬の日

  昨日(22日)は大暑.いよいよ一年中で一番暑い時期ということだ.

  西洋ではこの,一年中で一番暑い時期のことを「ドッグ・デイズ」と呼ぶ.今頃は,全天一明るい恒星であるシリウスが,日の出とともに昇り,日の入りとともに沈むことから,太陽とシリウス(おおいぬ座の一等星なのでドッグ・スターとも呼ばれる)が一緒に照りつけるので暑くなると考え,この暑い時期のことを「ドッグ・デイズ」と呼ぶわけだ.これは古代ローマの時代から続いていることで,少なくとも古代ローマ時代に,7月末頃,太陽が見えている方角の近くに,シリウスもある「はず」だということがわかっていたということだ.

  時々思うのだが,昔の人の観察力・想像力というのは凄い.

  太陽が明るくて全然見えないのに,どうして太陽とシリウスが地平線の上にあるとわかったんだろう?それだけじゃない,いわゆる「誕生星座」だって,どうしてその時太陽のある方向にその星座があるとわかったんだろう?
  「宵の明星」と「明けの明星」が同じ星だとどうしてわかったんだろう?

  などなど,列挙にいとまがない.もちろん,少し考えてみれば「なるほどそうやって知ったのか」と想像できないこともないが,それはあくまで知っている事実から逆に考えているから思いつくのであって,なにもないところから事実を見出すというのはやっぱりとんでもなく凄いことだと思う.

  ・・・それはともかく・・・

  今年の天気,どうにかならないものか.一週間前は猛暑でひぃひぃ言っていたのだが,「大暑」の昨日はやや肌寒いくらいで,昨晩も眠る時にはタオルケット一枚では寒かった.そして今朝出勤する時もウィンドブレーカーを着て自転車をこいで来た.こんなにも暑かったり肌寒かったりしたら,体がついて行けないじゃないか.
  梅雨の間,時々猛烈な雨が降ったりもしたけれど,「しとしと」と降ることはほとんどなく,全体的に見れば「空梅雨」だった.かと言って晴れるわけでもなく,観望会は惨憺たる有様.震災の影響でずっと開館できなかった城里町ふれあいの里天文台,今年の4月にようやく復旧したのに,これまでたった一度しかまともに観望会ができていない.その天文台は今週末から来月末まで,「晴れれば」毎晩開館の予定.震災の影響で全く開館できなかった去年の分まで頑張りたいけど,天気がそれを許してくれるかどうか・・・

 

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