« 火星探査 | トップページ | 人生初 »

2012年7月 6日 (金)

ヒッグス粒子

  「ヒッグス粒子,遂に発見か」

  こういうニュースが大変話題になっている.
「これまで唯一発見されていなかった素粒子が遂に発見.ノーベル賞級の成果」
ということはとりあえずわかるのだが・・・

  これだけ話題になっていれば,観望会等の折に質問を受けるだろうし,ここにも何とか記事を書くべくいろいろと調べてみたのだけれど・・・

  調べれば調べるほど・・・頭がこんがらかるばかり.

  とりあえず,「なんでもかんでも」粒子として扱う考え方というのがあるというのに新鮮に驚いた(今さらかい!と怒らないで・・・).
  それと,「物質の動きにくさ」がつまり質量で,物質を動きにくくしているのがヒッグス粒子(この理解でいいんだろうか?).光は質量を持たないので,光速で進むことができる・・・ということはつまり,全ての物質はもともと「光速」という固有量を持っているのだが,それが「動きにくくされ」て,質量を持つ(「速度」が「質量」に変換される?)ことで,光速より遅い速度で運動するということなのだろうか?以前,相対性理論の説明として,やはり「全てのものは光速という固有量を持っているが,それは空間方向の速度成分と時間方向の速度成分の合成になっている」という説明があった.つまり,空間方向に速度を持つということは,時間方向の成分が少なくなるので,時間の進み方が遅くなるというものだった.「全てのものは光速という固有量を持っている」という点では共通するような気がするけれど・・・なんてことをここに書いているだけでも知恵熱が出てきた・・・その書いていることだって正しいかどうかなんて全然わからないし.

  というわけで,「ヒッグス粒子」そのものについてはやはり「話題について行けない」というのが本音だが,「そのもの」ではない部分では印象的な話があった.

  この粒子の存在を予言したのがピーター・ヒッグス氏(もちろん,「ヒッグス粒子」とは氏の名前に由来するものだ).ヒッグス氏が最初にこの粒子に関する論文を執筆したのが1964年.ところが,この論文は学術誌に却下されてしまった.その,論文を却下した学術誌の編集元こそがCERNであったのだから,運命とは数奇なものである.そして,ヒッグス氏の言葉がまた印象的であった.
「今日という日はCERNと研究者の努力が実を結んだ結果だ」
決して「ほら見たことか,48年前に私が言ったとおりではないか」というのではないのである.

  やはり,偉大なことを成し遂げる人というのは,それ相応の「大きな人」なのだろう.

 

この記事を読んで,「それでも,アンタという人はそういう立場の人なんだから,ちゃんと勉強はしなさい」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

|

« 火星探査 | トップページ | 人生初 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヒッグス粒子:

« 火星探査 | トップページ | 人生初 »