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2012年5月10日 (木)

続・金環日食観察の道具

  どうも私は,心のどこかに「ピンホール」にこだわりを持っているらしい(謎).
  2009年の日食の時には,↓
Phforseclipse全長2mの「ピンホール望遠鏡」(いや,私自身は,これを「望遠鏡」と呼ぶには抵抗があるのだが,かと言って何と呼んで良いのかわからず,どうやら一般的にこう呼ばれるらしいのでとりあえずこの名前を使うことにする)を作った.
  今度の金環日食に向けては↓
Pinhole_120316 全長1mのものも作ってみた.
  そして,先日,某電気店では↓
Phforecl_120424_6 こんなものをみつけ,これを参考に,簡単な工作で作れるようにと,↓
Ph_proccess_05 こんなものを作った.
  これがなかなか好評だったが,投影される太陽の像は小さい.なので,
「工作の手間を厭わない方は,この倍くらいの長さで作った方がいいかもしれません」
なんて話をしていた.

  言った手前,私も作らなきゃならんだろうということで,数日前に作ってみた.
Phforecl_120510 要は上のものと全く同じ構造なのだが,長さが倍.単純にはこれで倍の大きさの太陽像が写るというわけだ.ただ,長くなると太陽を導入するのが難しくなるので,今度のものにはファインダーに相当するものも付けてある(これもまた「ピンホール」で,ファインダーに写る像と,下面に投影される像にさしたる差がなかったり…).

  今日(10日),午前中は良く晴れていた.
  太陽に「肉眼黒点」が現れているというので,一番上の写真のもので,その黒点が見えるかどうか実験してみた.
「ピンホール望遠鏡」で投影した太陽像と肉眼黒点 画像ではイマイチ良くわからない(投影面のゴミと区別がつきにくいし)が,実際には結構良く見えていた(赤丸の中が黒点).ちなみに,この太陽像の直径は100円玉くらいである.
「よし,これなら結構イケる!」

  金環日食に向けて,「太陽めがね」を準備した方も多いだろうが,こうしたピンホールを利用した観察方法が何より安全.また,構造が単純なだけに,いろいろに工夫もできるので,試してみてはいかがだろうか.こうして観察するのも意外と楽しいものですよ.

 

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