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2012年3月27日 (火)

宇宙のペーパークラフト展

  一昨日(25日)早朝に水戸を発ち,「宇宙のペーパークラフト展」に多数作品を出展している兵庫県の明石市立天文科学館へ.
  今回の目的は,ちょっとした講演会とギャラリー・トーク.

  ・・・このネタでここに記事を書こうと思ったところ,持っていったカメラが行方不明になっていることが発覚.ということで,以下の写真は以前に送っていただいたもの・・・トホホ・・・

  11:00過ぎに現地到着.まず午前中に講演会.
  人前で30分程度しゃべるなんていうことは別に珍しくもないのだが,テーマが「ペーパークラフト」というのは我が人生初.内容は
・そもそもペーパークラフトを作り始めたのは「大人の超合金」が買えなかったから.
・ペーパークラフトの利点といったら,何といってもタダ!
・出来栄えは道具にあまり左右されないから,誰にでもマネできる!(ただし,あんまり凝りすぎると私のように人生を踏み外すので注意!)
・何でも作れる.神いや紙に不可能はない!
「もしかしたら10分程度で終わってしまうかも・・・」
なんて思っていたのだが,結局30分の予定を大幅にオーバー,予定していた「実演」は別な部屋に会場を移して行うことに.この時,だいぶ人数が減るかと思ったが,講演会に参加した大部分の方が実演も見てくださった.

  この「実演」の終了後は展示会場へ移動してギャラリー・トーク.
  第1回目は,
Akashi_saturnv これをケースから取り出し,格段に分解して解説.これと,L(ラムダ)-4S-5の大きさも見比べてもらう.
「え!?これ縮尺は同じなの?」
「そうなんですよ.ちなみに,これ(サターン V型,アポロ11号)が打ち上げられたのが1969年,L(ラムダ)-4S-5号機で日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功したのが翌年の1970年.今のJAXAの的川教授は,アポロ11号の月着陸のニュースを見たとき,興奮したと同時にものすごい悔しさがこみ上げてきたとのことです.「これだけ差があるのか!」と.こうして大きさを比べてみると,その悔しさもなんとなくわかるような気がしますよね」
  昼食の後,2回めのギャラリー・トーク.今度は,
Akashi_shuttles こちらのケースを開け(いや,サターン V型をケースから取り出すのは大変な上破損するリスクが高いので今回は見送ったのだ)た.
  H-IIを取り出し,手に持ってもらい,「紙」であることを実感(見た目よりずっと軽いわけだ)してもらったり,スペースシャトル各機の違いをじっくり見てもらったり,模型としては珍しいエネルギア-ブランをケースから取り出していろいろな方向から見てもらったり.
「これ,システムとしては非常に優れたものだったらしいですが,たった1回しか打ち上げられていないんですね.その1回は無人ながら無事に地球帰還も果たしているんですが,2度目の打ち上げの前にソ連が崩壊してしまったんです.しばらくはバイコヌール宇宙基地に保存されていたのですが,嵐にあって壊れてしまいました.宇宙往還機でありながら,たった1度しか宇宙を飛べなかった悲運の機体でもあるんです」

・・・などなど・・・

  ペーパークラフトというよりは,「宇宙機の模型」としてのギャラリートークだったが,それなりに興味を持って聞いていただけたようだ.

  この夜,関係者十数名と懇親会.その最中,
「ちなみに,この中でツイッターやってる人ってどのくらいいるんですか?」
と聞いてみたところ,やってないのは私一人だった.
  むぅぅ,いまどき,ツイッターくらいやらなきゃいかんか・・・ということで,今朝デビューしたのだった.

  果たしていつまで続くんだろう?

 

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コメント

昨日4月1日に明石の天文科学館に行ってきました!
(先週じゃなくて残念)

ペーパークラフト見てきましたよ~
実際に拝見すると迫力が違います。
同じ縮尺で並べてあると、大きさの違いがよくわかって面白いですね。
要所要所に「同じ縮尺のシゴセンジャー」が仕込んであって、それも笑えた。


三人のペーパクラフト作家さんの作品がありましたが、
お三方それぞれのこだわりが感じられます。

中川さんの作品で目を引いたのは…
・とにかく出展した作品数が多い
・種類が多い(やはりスペースシャトルが人気)
・歴代、各国の比較ができる
・細部まで作り込んである

他の作家さんの細部がいいかげんとか
そういう意味ではありません。決して。


昨日は「金環日食を安全に観測しよう」
という内容のイベントがあったようで
展示室にも子ども連れの方が多く、
開口一番「すげー」
一歩進んで「これ紙だって」「やってみたい」
などの声が聞こえてきました。

特別展の会期は今週いっぱい。
大勢の人に見てもらうのも大事ですが、
手元に帰ってくるのも楽しみでしょうね。

風邪が早く治りますよう、どうぞお大事に。

投稿: K | 2012年4月 2日 (月) 21時47分

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