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2012年3月 4日 (日)

望遠鏡工作教室

  昨日(3日)は午後から市内某所で望遠鏡工作教室(…というわけで,午前中から慌しく,昨日もここを更新できなかったというわけだ.またしても言い訳だけど).いつもの通り,オルビィスの「コルキット スピカ」を作る工作教室である.

  このイベント,毎年この時期に行っているのだが,5,6年くらい前は,1時間半でもやや時間が余っていた.望遠鏡を作り上げ,ピント合わせと望遠鏡を見たい物に向ける練習をして1時間半といった感じだった.
  ところが,昨年は時間が思いっきり足りなかった.予定の1時間半が過ぎてもまだ先が見えず,一度中断してから再開,そこからまた1時間以上かかってようやく完成.
  それというのも,昨年参加した子供たちは,目の前で説明されるまでジーッとまっている子供が多かった.結局,ほとんど一人一人に説明をする羽目になり…これじゃ時間がかかるのも当たり前だ.

 

「さて今年はどうなることか」と心配しながらのスタートとなった.

  今年の子供たちは,昨年よりも自発的に作業を進める子が多かった.が,半面,説明を全然聞かず,説明書も読まずに進める子も多く,「いやだからそうじゃないってば!」という場面が多々あり,結構大変だった.私が気がついた時には既に間違って接着した後でリカバリーに四苦八苦・・・ということもしばしば.

  で,やっぱり1時間半では終わらなかったが,一時中断した後は30分ほどで全員完成.まぁ昨年よりは早かったか.

  それにしても・・・

  接着剤が手につくのを嫌がる子の多いこと!接着剤と言っても木工用ボンド,手についたとしても両手を擦り合わせれば落ちてしまうわけで,
「ほらね,こうやって手についても大丈夫だから,気にしないで」
とわざわざ実演までして見せたのに,やっぱりおっかなびっくり.中には,はみ出したボンドをティッシュペーパーで綺麗に拭き取ろうとして,そのティッシュペーパーが本体にくっついてしまって泥沼にハマる人も.

  最近の子供たちは「工作」ってあんまりやらないんだねぇ.

  工作教室終了後は,それぞれが作った望遠鏡を手に外へ.天気が心配だったが,なんとか晴れ間が広がり,作ったばかりの望遠鏡で各々が月を見ることに挑戦.
  ここでもまた,
「ねぇ,全然見えない」
という子が多数.「見えるはずだぞ!どれ,貸してごらん」
と言って,望遠鏡を月に向け,ピントを合わせてみる.
「ほーら,すっごく良く見えるだろ?」
「うわー!ホントだぁ」
半分意地悪かもしれないが,あえて望遠鏡の向きとピントをずらして返す.
「えー,ずらしちゃったの〜」
「自分でやらなきゃ面白くないじゃない」
「だって,できないんだもん」

・・・君たちねぇ,自分で苦労して工夫しなくちゃものごと面白くないぞ.

  というわけで,望遠鏡工作教室,その後の観望会ともにとりあえず成功裏に終わったものの,
「できないことを,自分でなんとかしようという子が少ないのかなぁ」
という感想.

 

「ものづくり日本」,これで大丈夫なのか?

 

今年の観望会 予定…15 実施…9 中止…3 延期…1 屋内(外)で天文教室…2 勝率….600(9勝6敗)
連敗にならず,貯金が一つ増えて 3.

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コメント

中川先生、子供がお世話になりました。

楽しいひと時だったようです。
学校の先生に報告する!とはりきっていました。

子供が作った望遠鏡で、夜空を眺めるのを楽しみにしていたのですが、昨日も今日も残念ながら星は見えないですね。

明日に期待です。
ありがとうございました。

投稿: おばけくじら | 2012年3月 5日 (月) 23時08分

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