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2012年3月 9日 (金)

フライト 5A (後編)

  ペーパークラフト国際宇宙ステーションシリーズ,第14回の今回は,フライト5A(後編).
  2001年2月12日,まず,「Z1トラス」船首側の仮取り付け位置に取り付けられていた「PMA-2」が,「デスティニー」船首側の共通結合機構に移設された.当初,この日の船外作業はここまでの予定だったが,作業が予定よりスムーズに進んだため予定を変更,「デスティニー」を「アトランティス」のペイロード・ベイに固定していた支持回転軸へのカバーの取り付け,後のフライト6Aで運ばれるロボットアームの「足場」となる「PDGF : Power and Data Grapple Fixture」の取り付け,そして,「デスティニー」地球側に取り付けられた窓のカバーの取り外しと代わりのシャッターの取り付け等が行われた.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション (2001年2月12日の姿)船首側に「PMA-2」が取り付けられた「デスティニー」↓
船首側に「PMA-2」が取り付けられた「デスティニー」支持回転軸にカバーがかけられた「デスティニー」↓
支持回転軸にカバーがかけられた「デスティニー」 「デスティニー」地球側に取り付けられた「PDGF」とシャッターが取り付けられた窓↓
「デスティニー」地球側に取り付けられた「PDGF」とシャッターが取り付けられた窓

  2月14日,前のフライト4Aで「P6トラス」最上部に移設されるまで「SASA」が取り付けられていた「Z1トラス」の右舷下部に,今回のフライトで運ばれた2基めの「SASA」が取り付けられた.
  そして,右舷側のラジエーター(PVR)が展開された.これで「P6トラス」に装備されている3基のラジエーター全ての展開が完了した.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年2月14日の姿)

  「Z1トラス」右舷下部に取り付けられた2基めの「SASA」↓
「Z1トラス」右舷下部に取り付けられた2基めの「SASA」 展開された右舷側の「PVR」↓
展開された右舷側の「PVR」

  2月16日,STS-98「アトランティス」が分離.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年2月16日の姿)

  「フライト5A」としてはここまでで終了だが,

  2月24日,「ズヴェズダ」後方のドッキング・ポートにドッキングしていたソユーズ宇宙船(TM-31)が「ザーリャ」地球側のドッキング・ポートに移動した.「ズヴェズダ」後方のドッキング・ポートには,次のフライト3Pでプログレス補給船(M-44)がドッキングすることになる.
1/100スケールペーパークラフトによる 国際宇宙ステーション(2001年2月24日の姿)ザーリャ」地球側のドッキング・ポートに移動したソユーズ宇宙船(TM-31)↓
「ザーリャ」地球側に移動したソユーズ宇宙船(TM-31)

・・・というわけで,「フライト5A」が完了.

  実は一番苦労したのが,
「『アトランティス』がドッキングした状態で,『ユニティ』に取り付けた『デスティニー』をどうやって支えるか」
だったりする.実物は軌道上にあるからいいけど,地上で組み立てる模型には当然重力がかかるわけで・・・

   完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ→ “Flight 5A

  ところで・・・

  今朝(9日朝),地元の某新聞のトップには,公開されたH-ⅡB3号機第一段の写真がどーんと載っていた.
  それを見た職場のある方が,
「ペーパークラフトみたい!」

・・・

  いやそれじゃあ逆です.なんかちょっと光栄な気分ではありましたが.

 

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