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2012年1月13日 (金)

惑星たち

  昨日(12日)夕方は晴れ.

  いつものように,03:00過ぎに外に出た時も,
2012年1月13日 自宅にて 快晴.
  ここのところ,このブログに載せる写真はこの全天の写真ばっかりだが,そもそもこのブログは,円周魚眼レンズを手に入れ,全天の写真が撮れるようになったのを機に,この「全天の写真を中心に・・・」ということで始めたブログなので,どうか勘弁してやってください・・・

  で,今朝も月明かりが強烈で,他に何か面白いアイディアが浮かばなかったので写真はこれだけ.

  現在は,夕方の西の空に金星が見え,同じ頃,空高く木星が見える.しばらくすると東の空に火星が姿を現し,夜明け前には土星が東から昇ってくる.一晩で(肉眼で)4つの惑星が見られるというわけだ.
  時々,「惑星直列」なんていうことが話題に昇ることがある.「惑星直列が起こるとその重力の影響で云々」とかいう「ちょっとオカルトっぽい」話題になってしまうことが多いのだが,そもそも太陽系の他の惑星の重力の影響なんか微々たるもので,それが地球に何らかの影響を及ぼすなんていうことがありえるはずがない(試しにかなり大雑把に計算してみたが,太陽系最大の惑星たる木星の重力の影響でも,月の影響の1%程度にしかならない).しかも,「惑星直列」だとかって話題になった時,調べてみると「これで直列と言えるのか?」というほど,各惑星がばらついている場合がほとんどである.その割に,一昨年の秋分の日,土星-太陽-地球-月-木星-天王星と,かなり見事に直列していた時にはほとんど話題に登らなかった.

  なんてことを職場で話していたら,
「直列しているのを実感できたら感動するかも」
なんて話になった.
「いや,それは想像力を膨らませればいいんですよ.太陽と地球とある惑星が直列している時,その惑星を正面に見るようにして,『頭の真後ろに太陽があるんだ』と思えば,太陽と地球と惑星が直線に並んでいることを実感できますよ」
  ちなみに,直近では,3月4日に火星が「衝」となり,太陽-地球-火星がほぼ直線に並ぶ.その時,火星を正面に見て,真後ろにあるはずの太陽を思い浮かべればいいわけだ.

  「直線」でなくても・・・

  上に書いたように,夕方には西の空に金星が見え,南の空高く木星が見える.そして,西の地平線のすぐ下に太陽があり,自分が立っているのは地球である.金星,木星,太陽,そして地球は,ほぼ同じ平面の上にあるわけで,夕方の空を眺めながら,その「平面」を思い浮かべれば,「自分が太陽系の公転面の上にいる」ことを実感できないだろうか.

  こうして,夜空をただ「星空」として眺めるだけでなく,大きな「空間」として実感できるようになると,星を眺めるのがぐんと楽しくなるのではないかと思っている.
  ここをお読みの皆さん,機会があったら試してみてはいかが?

 

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