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2012年1月16日 (月)

川口教授の講演会

  昨日(15日)の記事に書いた通り,昨日の午前中はめちゃくちゃ楽しみにしていた川口教授の講演会.

  いやぁ,やっぱり良かった.内容的には,「はやぶさ,そうまでして君は」とか「はやぶさ的思考法」とかに書かれていたことがほとんどだったけど.

  「子供が小さい時から,高校生くらいになるまで,お宅のどこかに一枚の絵が掛けてあったとしたら,その子はその絵におおきな影響を受けて育つと思う」

  なるほどねぇ.毎日毎日目にするものがあると,知らず知らずのうちにそれに強い影響を受けて育つということなのか.毎日目に止まるところに,ロケットの模型なんてあったら,知らず知らずのうちに宇宙開発に興味を持ってくれるか?(もっとも,その逆になるという可能性もあるかもしれないが)

  面白いと思ったのが,

  「東日本大震災の時,被災地で暴動がおこらなかったということを海外から高く評価されたが,それは『自分から行動せず,誰かに指示されるのを待っている』ということの現れなのかもしれない」

  とか.
  なるほど,自分から行動を起こし,その結果が自分の責任になることを恐れるという面は確かにあるかも.

  「100点満点である必要はない.60点,合格点だけでいい.ただ,合格点を積み重ねることが大事」
  「日本人は,どうしても『そんなことはできない』『できなかったらどうするのか』を考えてしまいがちだが,宇宙研には『どうしたらできるのか』を考える文化があった」

  100点を目指して,「ダメだったらどうしよう」と考え,「ダメかもしれないからやらない」というのではなくて,「どうしたら60点をとれるだろう」をいうことを考え,実行していくという姿勢が大切ということか.

  「ある時点からは『学習からの脱却』が必要になる」

  学生を卒業する頃までは,「既にある答え」にたどり着くことを目指していることが多い.しかし,それ以後は「答えのないこと」を求めて行くことが必要で,それは独創であり,芸術である.

  ・・・とまぁ,「はやぶさ」ミッションのことだけでなく,刺激的な話がたくさんあった.「眠くなるだけでももったいない」と思っていたが,最初から最後まで,少しも眠気を感じることなどなかった.

  映画についても触れられていた.
  「3本の映画ともにあくまでフィクション」
なのだそうな.うーん,どこかの映画会社でコッテコテのドキュメンタリー映画を作ってくれないかなぁ・・・興行的には成功しないか.

  あ,そうそう,川口教授は

「他人と同じことをするのが嫌だった」
「大学の時はほとんど授業に出なかった」

  とか.なんだ,私と一緒じゃないか!

 

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