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2012年1月31日 (火)

厳しい冷え込みで

  ここ数日,水戸地方も冷え込みが厳しい.
  冬の太平洋側で冷え込みが厳しいということは,「西高東低」という冬型の気圧配置になっているわけで,冬型の気圧配置ということは,良く晴れるということでもある.

  で,例によって午前03:00過ぎに外に出てみると,
2012年1月31日 自宅にて 快晴.寒い.でも,今年は例年よりも乾燥しているのか,吐く息はそれほど白くない.
  でも寒いものは寒い.これまた例によって
「彗星でも撮ろうか」
と思ったものの,風邪気味の体で,翌日(1日)から兵庫へ出かける予定とあっては,ここで無理をするわけにもいかない.

  ・・・ということで,今朝はこれでおしまい.

  明日朝の始発列車で水戸を出発,兵庫県は明石に行く予定.さて私のかわいい娘たち(ペーパークラフト ロケットたち)は現地に無事に到着しただろうか.先方の話によれば「開梱していないので中身はわからないけれど,外観は無事なようだ」とのこと.
  明日現地で開梱,陳列作業をする予定.楽しみ楽しみ♪

 

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参考までに.

島根県で日本公開天文台協会の総会があった時・・・東京で台風が直撃.
岡山で同じ総会があった時・・・大阪付近で列車の人身事故&沿線火災.
仙台でやっぱり総会があった時・・・帰りは大雨,高速道路は制限速度50km/h.
熊本で総会・・・現地が大雨.
富山で総会・・・帰り道高速道路で事故.高速バスが高速道路を降りて一般道へ.
姫路で総会・・・首都高速で人身事故.乗っていた高速バスが首都高速を逆走するハメに.
ペーパークラフトの展示のために長野へ・・・人身事故のため,乗っていた特急「あずさ」が運転見合わせ
職場の研修旅行で福島へ・・・高速道路が事故のため大渋滞.

はてさて,今度は無事にたどり着けるのだろうか.

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2012年1月30日 (月)

良かったのか悪かったのか

  昨日(29日)夕方は快晴.
  しかし,月もあったし,やや体調を崩していたこともあって,「百薬の長」を多めに服用して早めに就寝.

  例によって例のごとく,03:00過ぎに目が覚めた.喉が痛く,やや頭痛もするので,
「どうしようか・・・」
とやや逡巡したものの,やっぱり外に出てみることにした.
2012年1月30日 自宅にて 快晴.こうなると何か撮りたくなるもので・・・
「さて何が撮れるかな・・・あ,そういえば(ギャラッド)彗星があったんだっけ」
と気がついたところで,
「でもここでこんなことをしていて良いものか・・・」
1日2日と,「宇宙のペーパークラフト展」のために,兵庫県は明石市に行く予定.このタイミングで,風邪がひどくなったりすれば大変だ.「どうしようか」と思ったものの,
「ええい!なるようになれだ!」
ということで,一旦自室に戻り,彗星の位置を確認して再び屋外へ.
「よし,準備開始だ!」

  ・・・え゛・・・

  ない.ポタ赤がない.
  どうも,先日の観望会で使った後,職場に置きっぱなしになっているらしい.
「むぅ,これは『おとなしくしていろ!』という天の声か」
おとなしく撤収.良かったのか悪かったのか・・・

  まぁ,ここで風邪がひどくなったりすれば,先方にも迷惑をかけるわけで,これで良かったということにするしかないか.
  さて問題は今晩だ.まだ風邪は良くなっていない.曇ってしまえば悩まなくて済むんだけど・・・こういう時には決して曇らないんだよねぇ・・・

 

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2012年1月29日 (日)

懐かしい苦労

  昨日(28日),某所で行われた市民のための天文教室で,「惑星の定義」について少し話をした.
  いや,本当は,最近何かと話題になることが多いので,小惑星について話したかったのだが,「小惑星の定義」を調べてみると,
「太陽系小天体(small solar system bodies)のうち,星像に拡散成分がないもの」
とある.で,太陽系小天体はというと,
「太陽の周りをまわる天体のうち,惑星と準惑星を除く全ての天体」
とある.

  ・・・ということは,「小惑星とは何か」という話をするためには,「惑星とは何か」「準惑星とは何か」という話をしなくちゃならないじゃないか・・・

  ということで,惑星の定義について話すことにしたわけだ.

  2006年夏,国際天文学連合の総会で,この「惑星の定義」が決定されることになっていた.その議決に先立って提案された案は,それまでに惑星と呼ばれていた天体の他に,ケレスと2003 UB313(現在のエリス)を加え,さらに,冥王星とカロンを二重惑星とみなして惑星とする,というものであった.これに加え,将来「惑星」と分類される可能性のある候補天体が12個挙げられていた.
  これは広く話題になることだろうから,観望会等の折に質問を受けるだろうと思い,惑星の定義はもちろん,候補とされた12個の天体の名前も必死で覚えたものだ.既に固有名が決まっていた「オルクス」とか「クワオワー」は簡単だったが,その他に,2003 EL61(のちの「ハウメア」)だの2005 FY9(のちの「マケマケ」)だの2002 TX300だのと仮符号のものも多くて覚えるのが大変だった.名前を書いたメモを持ち歩き,歩きながらでも
「オルクス,クワオワー,ヒギエア,2003 EL61,2002 TX・・・あれ?何番だっけ?」
なんてやりながら.

  ところが,最終的な議決が行われる時まで,遂に質問を受けることはなかった.で,議決が行われてみれば,「惑星」に分類されるのは,これまでに惑星と呼ばれてきた天体のうち,冥王星以外,そして,ケレス,冥王星,2003 UB313(のちに「エリス」と命名)を「矮惑星(dwarf planet)」(のちに「準惑星」と呼ぶことになった)とする,と決定された.つまり,必死で覚えたことは遂に何の役にも立たなかったわけだ.

  今となっては懐かしいことだが,この苦労あってか,数年後に某所の「天文カルトクイズ大会」で見事優勝した(問題の中に,「太陽系の準惑星の名前を全て挙げなさい」というものがあった)りもした.

  ・・・という懐かしい話題を交えながらの天文教室となった.結局,本題の小惑星について話す時間はほとんどなくなってしまったのだが,次回もあるからまぁいいか.

 

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2012年1月28日 (土)

直前に晴れて

  昨日(27日)も市内某小学校で観望会.3日連続で観望会というのは結構キツい.
  天気予報によれば,「夕方から曇り」.実際の天気も午後になって雲が広がり,
「こりゃ今晩は天文教室かも」
ということで,先日大失敗に終わったネタを練り直し,再構成して準備していた.

  観望会開始予定時刻の1時間前,会場の小学校に到着した頃,全天ほとんど雲に覆われている状況ながら,所々に晴れ間も見えていた.
(どうしてこういう天気になるかなぁ.どっちかはっきりしてくれればいいのに・・・)

  担当の先生と話し合い,
「とても寒いし,インフルエンザが流行りつつある時期だし,とりあえず屋内で始めましょう」
ということになった.ところが,その後急速に晴れ間が広がり,月や金星が見えるようになった.
  急遽,最初から屋外で観望会を行うことに.
(ったく,どうしてこう天気に振り回されるんだろう・・・)

  で,18:30.無事(?)観望会スタート.
  昨日はなかなかシンチレーションも落ち着いていたらしく,望遠鏡で見る金星もあまり揺れていなかったが,「金星が欠けている」ということに気づく子供たちは少なかったようだ.「三日月」のような形になっていればわかりやすいけれど,「半月すぎ」のような形だと,やっぱりわかりづらいのかも.

  木星の方は,縞模様が良く見え,子供たちにもよくわかったようだ.衛星の存在に気づいた子も多かった.
「木星のそばにみえる小さな星は,『木星の月』ですね.衛星と言います.今から400年以上前に,ガリレオ・ガリレイが発見したことから,ガリレオ衛星と言います.今から400年前というと,日本では江戸時代が始まる直前くらいですが,その頃,イタリアでは,ガリレオが天体観測をしていたんですね」
ご父兄の方々まで含め,皆さん感心してくれた様子.

  昨日は観望会の時間が1時間とやや短く,質問を受ける時間をあまりとれなかったのが私としてはやや不完全燃焼ではあったものの,まぁそれなりに良い観望会ではあったと思う.

  問題は・・・

  先日の大失敗があまりにも悔しかったので,一生懸命練り直したネタが使えなかった.でも,そんなネタの話をするより,本物の天体を見られた方がいいに決まっているから,まぁ良しとするか・・・

今年の観望会 予定…7 実施…5 中止…1 延期…0 屋内(外)で天文教室…1 勝率….714(5勝2敗)
3連勝!貯金がさらに一つ増えて3.

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2012年1月27日 (金)

同じには行かない

  昨日(26日)も市内某小学校で観望会.
  午後になって雲が広がり,一時は「どうなるか」と思ったものの,夕方にはきっちり快晴になり,迷うことなく屋外での観望会実施となった.

  昨日は夕方の西空に金星と月が並んで見えていた.あかつきチームのツイッターによれば,金星探査機「あかつき」はその金星と月の間を飛んでいるらしい.
  そこで,観望会開始早々,
「西の空に三日月が見えますね.その左側に光っている明るい星は金星です.で,その間,ちょっと月よりのあたりに,日本の金星探査機『あかつき』が飛んでいるはずなんですが,誰か見える人いますか?」
と聞いてみる.子供たちは素直なので,
「見えた!」
と言ってくれる子がいるのを期待したのだが・・・誰もいなかった.
「いやこれは意地悪でした.本当はどうやったって見えるわけないんです」

  昨日は人数が少なめだったこともあり,主砲の30cm反射の他に4cm屈折も用意した.最初は30cm反射で金星,4cm屈折で月を見てもらったわけだ.
  「金星は英語でビーナスと言います.美の女神の名前ですね.こうして夕方の空に美しく見えるから,美の女神の名前をとったわけです.でもね,探査機が行ってみたら,美の女神どころか,地獄の世界だったんですねぇ.表面の温度は460度くらい,百円玉が溶けちゃうほどなんです」

  ・・・前日,別な小学校で同じ話をした時には,
「え゛〜!」
と大きな声が上がったのだが,昨日は

  ・・・し〜ん・・・

  むぅ,同じ学年の子供たちなんだけど,こうも反応が違うものか.30cm反射で金星を見ても,
「きれ〜い!」
という子もいれば,
「小さい・・・」
という子も.この反応はかなり寂しいぞ.

  次は木星.
「金星は地球と同じくらいの大きさでしたが,今度の木星は地球の11倍もの大きさがあります.でも,一回転するのに・・・地球は何時間で回るか知ってる?・・・そう,24時間だね,でも,木星は9時間で一周しちゃうんです」

  ・・・し〜ん・・・あれ?

  これもスベったか.
  木星を望遠鏡で見た子供たちは,
「ホントだぁ,縞模様が見える」
「あ,ちっちゃい星がある」
まぁそこそこの反応をしてくれたが,中にはほぼ無反応の子も.

  全員が見終わったところで,いつものように,
「はい,残り時間がわずかですが,質問の時間にしようと思います.はい,誰か聞きたいことありますか?」

  ・・・し〜ん・・・

  むぅ.

  結局,最後まで今ひとつ乗りきれない観望会になってしまった.同じ学年の子供たち,気象条件もほとんど同じ,観望対象も話の内容もほとんど同じ,という中で,こうも反応が違うものなのか.

  話のバリエーションをもっと増やしておかなきゃならないなぁ・・・難しいものだ・・・

今年の観望会 予定…6 実施…4 中止…1 延期…0 屋内(外)で天文教室…1 勝率….667(4勝2敗)
連勝.貯金が一つ増えて2.

 

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2012年1月26日 (木)

ぎりぎりで晴れて

  昨日(25日)も市内某小学校で観望会.予報によれば「夕方から曇り」で,夕方になって予報の通り雲が広がってしまっていた.
  さてどうしたものか(屋外での観望会にするか,それとも屋内での天文教室にするか),担当の先生と話し合ったが,ギリギリのタイミングで晴れ間が広がったので,屋外での観望会を実施することになった.

  対象は金星と木星.
「金星は,形を良く見てくださいね.丸くないんですよ」
と言っておいたのだが,昨日はシンチレーションも悪く,こどもたちも「丸くない」ということはわかったものの,
「なんかつぶれたような形だった」
という人も.
「今日はちょっとわかりづらかったけれど,実は金星も,月と同じように満ち欠けするんですよ.今日の金星は,月に例えれば,半月より少し太った感じです」

  そして次は木星.
「木星は縞模様を良く見てください.木星は地球の11倍もある星ですが,一回転するのにどのくらいかかかると思う?」
『100時間!」
「180日!」
中には,
「300年!」
なんていう子も.
「実は,木星は,一回転するのに9時間しかかからないんです」
「え゛〜!」(大声で)
なかなかいい反応だ.

  覗く順番を待つ間も,金星と木星を見た後も質問攻め.
「ちょっと待って!」
というくらい,次から次へと.
「流れ星ってどうして流れるんですか?」
「宇宙人っているんですか?」
「ブラックホールに吸い込まれたらどうなるんですか?」
「隕石が落ちてきたらどうなるんですか?」
等等等等等等・・・
その中で,
「どうすれば宇宙に行けるんですか?」
という質問があったので,
「それは最後にお話するね」

  ということで,最後に全員が集合したところで,
「最後に,この中で宇宙に行きたいなぁと思う人どのくらいいますか?」
と聞いてみたところ,なんと昨日は半分くらいの人が手をあげてくれた.先日はほんの数人だったのに.
そこで,例によって,
君たちにはまだ早い!・・・っていうコマーシャル知ってる?」
昨日は結構ウケた.
「というのは冗談で・・・」
というわけで,先日と同じように今年から始まる商業有人宇宙飛行の話をしてみる.
「でもね,宇宙に行くために,もっといい方法があるんですよ.それは宇宙飛行士になることです.宇宙飛行士になるのは本当に大変なことなんだけど,皆さんの中から誰かが宇宙飛行士を目指してくれるととっても嬉しいです」

  というわけで,昨日の観望会はなかなか盛り上がった良い観望会だったと思う.

  ・・・

  ところで,

  昨日,一昨日とここの更新ができなかったのだが,その訳は・・・

  2月4日から,明石市立天文科学館で特別展「宇宙のペーパークラフト展」が行われる.そのメインの展示物(の一つ)が私のペーパークラフト ロケットなわけで,一昨日から発送のための梱包を始めた.
  ある程度予想はしていたものの,なにせモノがとてもデリケートなモノだけにこの作業が大変.ものすごく時間がかかってしまった.梱包そのものはまる1日で済んだのだが,やっぱり作者としては運送作業中にぞんざいに扱われてはたまらない.翌日(つまり昨日だ)には,梱包したダンボールに「必ずこの面を上にしてください」「重いものを重ねないでください」「天地無用」「取扱注意」の赤札をベタベタと貼り付ける作業.これがまた大変な作業.夕方には(上に書いた)観望会があって,その準備もしなくてはいけなかったのだが,2月4日から展示ということは,それまでに天文科学館に到着しなくてはいけないので作業を先送りにするわけにも行かず,昨日はギリギリまで発送の作業をしていて,ここの更新をしている時間をとれなかったというわけだ.

  というわけで,今日の午後には発送.私の「かわいい娘たち」は兵庫県へと旅立って行った.
  私も来月1日には現地に行く予定.そこでご対面というわけだ.楽しみ半分,無事に届いてくれるか不安半分・・・

今年の観望会 予定…5 実施…3 中止…1 延期…0 屋内(外)で天文教室…1 勝率….600(3勝2敗)
連敗は2でストップ.これで貯金1.

 

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2012年1月23日 (月)

晴れるとは

  昨日(22日)昼間はずっと雨.その雨は夕方には一時止み,ところどころに晴れ間も見えたていたが,夜になっても時々雨.予報によれば一晩中曇りで,翌日(つまり今日のことだ)は朝から曇りで夕方は雪.
「今晩は晴れることはないだろう」
とのんびり過ごしていた.

  日付が変わった頃.

  ipod の天気アプリを見てみたところ,水戸は・・・
「晴れ?ホンマかいな」
と,外を見てみた.

  あ.

  確かに晴れている.

  何か撮るか・・・やっぱり彗星だろうねぇ.ならば,明け方まで時間があるから,今のうちに少し眠っておこう.

  これが間違い.目が覚めたのは05:00過ぎだった.あーあ,ダメだねぇ.
  それでも,「とりあえず全天の写真だけでも・・・」で一枚.
2012年1月23日 自宅にて まぁ快晴というわけでもなかったが.

  さて彗星は・・・

  と思ったものの,さすがにこの時刻からではもう準備が間に合わない.でもせっかく外に出てきたのに,上の写真を撮っただけではもったいないので,しばしぼぉっと星を眺めて散歩していた.
  と,見る間に(上の写真でも右下に写っている)雲が広がりだした.この後一度布団に入り,再び目が覚めた時にはベタ曇り.今にも雨が降りそうな空だった.
  どうやら晴れていたのは日付が変わる頃から薄明開始直前くらいの間だったらしい.

  それなら,もう少し早く起きてれば良かったのになぁ.でもね,天気予報が「一晩中曇り」で,翌日も一日中「曇り」とか「雪」だったら,夜の間に晴れるとは思わないでしょ.やっぱり.

 

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2012年1月22日 (日)

大失敗

  昨日(21日)は市内某小学校で観望会.
  しかし,天気はあいにくの雨で,屋内での天文教室ということになった.

  昨日の話題は・・・

  数日前の観望会の折,教頭先生から古川宇宙飛行士のお話があったことから,そういう話題が,今,多くの人の関心を集めているのかもしれないと思い,最初の話題は,古川宇宙飛行士の活動について.
  そして,
「この中で宇宙に行ってみたいと思う人ってどのくらいいますか?」
と聞いてみたところ,

  ・・・しーん・・・

  あれ?先日はここで1/3くらいの人が手をあげてくれたのだが,昨日は数人だけ.
  ここでせめて十数人くらいの人が手を挙げてくれないと先に進めないじゃないか.それでも,ヴァージン・ギャラクティック社が計画している宇宙旅行の話をして,
「ここにいる皆さんが生きているうちに,宇宙に行けるようになるかもしれません」
という話をしてみたのだけれど,

  ・・・しーん・・・

  あまり興味をもってもらえなかったらしい.用意したビデオや画像がイマイチだったか,話し方がマズかったか,いずれにしても,こりゃマズい.

  「宇宙旅行の話はこのぐらいにして,次は今年見られる天文ショーの話題です」
今年は,「食の当たり年」でもある.5月21日の金環日食,6月4日の部分月食,6月6日の「金星の太陽面通過」,7月15日の木星食,8月14日の金星食.昨年の皆既月食の写真や,2001年の土星食のビデオを交えながら話したのだが,これまた失敗.
  多くの人にこういう天文ショーを見てもらいたいと思ってこういう話題を用意したのだが,ここに大きな落とし穴があった.大体において,天文教室などで話す時には,「事象の羅列」になってしまうと,話がまとまらなくなり,参加者にとっても面白くない話になってしまうのだ.それが解っていながら,昨日は見事に「事象の羅列」をやってしまった.

  結局,最初の宇宙旅行の話題も,次の今年の天文ショーの話題も,全然盛り上がらず,参加した皆さんにとっても全然面白くない「天文教室」になってしまった.

  大失敗.

  昨日参加された方々,本当にごめんなさい.猛烈に反省しているので,今のところはとりあえず勘弁してください・・・

  むぅ,まだまだ修行が足りないか.

今年の観望会 予定…4 実施…2 中止…1 延期…0 屋内(外)で天文教室…1 勝率….500(2勝2敗)
2連敗.あぁ,もう勝率が5割だ・・・

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2012年1月21日 (土)

青い瞳

  ヨーロッパ南天文台が,南米チリにある口径4.1mのVISTA望遠鏡で撮影した,惑星状星雲NGC7293「らせん状星雲」の見事な画像を公開した(その画像はニュース検索などで探してください・・・謝).宇宙に浮かぶ「青い瞳」のような美しい画像である.

  そういえば何年か前,ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したこの星雲の画像がチェーンメールなどで出回ったことがあった.私も,その画像を(携帯電話で!)見せられて,
「『神の目』というので,3000年に一度の珍しい現象なんだそうなんですけど,これ何なんですか?」
と聞かれたことがあった.

  ・・・

  いや3000年に一度どころか,毎年必ず見られるんですが.

  いや確かに,今回のヨーロッパ南天文台の画像も,ハッブル宇宙望遠鏡による写真も,神々しいまでに美しい画像で,どこかそんな神秘を感じてしまうというのも解らないでもないが,どうして「3000年に一度」とかいう尾ひれがついてしまうのだろう?中には,「7つの願いがかなう」とかいうのもあった.それがホントなら,そういう天体をいっぱい見ている私の人生なんぞバラ色になってもおかしくないのだが.

  他にも,「これがフォトンベルトだ」とかいう画像もどこかにあった.これもまた,NGC4650Aという系外銀河の写真.「ポーラーリング銀河」と言われるタイプのもので,確かに銀河の分類上「普通の」とは言えないかも知れないが,ごく自然な物理法則によって形成されたものであり,そういう意味では別に変わった現象というわけではない.

  どうしてこうなってしまうのかねぇ.

  「らせん星雲」の方は,私自身も撮影をしたことがある.
「らせん星雲」2009年9月25日撮影 ふっふっふ.この程度だと妙な尾ひれがつかなくて丁度いいかも・・・いや,件のような尾ひれがついてしまうほど綺麗な写真も撮ってみたいぞ・・・

  ところで.

  昨日予定されていた「定期観望会」は悪天候のため中止.まぁきっちりと「悪天候」で,悩まずに済んだという点では「観望会日和」ではあった・・・

  ということで,
今年の観望会 予定…3 実施…2 中止…1 延期…0 屋内(外)で天文教室…0 勝率….667(2勝1敗)
今年初黒星・・・

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2012年1月20日 (金)

大風呂敷?

  ややタイミングが遅れたが・・・

  16日,古川宇宙開発担当相が,都内で行われた講演の中で,
「日本人による有人火星探査という大きな目標をたててはと思っている」
と述べた.国産ロケットによる火星への有人宇宙飛行を目指す構想らしい.

  これに対し,「大風呂敷だ」という意見が出ているが・・・

  その通りだと思うなぁ.いきなり火星への有人宇宙飛行だなんて.1960年代から有人宇宙飛行を行っているアメリカやロシア(旧ソ連時代含む)だって,火星への有人飛行については,技術的にはまだなんにもできていないのに.
  私としては,「その前にやることがあるだろう」と思う.
  こんな「大風呂敷」を広げる一方で,「はやぶさ2」の予算を大幅に削ってしまうのだから良く解らない.
  初代「はやぶさ」は,日本としてはかなり背伸びをしたプロジェクトだった.幸いにして(いやもちろん,それは偶然ではなくて,スタッフの想像を絶するほどの努力による「必然」だったのだが)無事に成功したけれど,途中のどこかで,何かがもう少し悪い方に転んでいたら,失敗に終わっていただろう.川口教授の言う通り,「できることだけをやっていたのでは進歩がない」.しかし,一度背伸びをしたら,今度はそれを「背伸びをしなくても」できるようにする必要があるのではないか.「背伸び」が一度うまく行ったからと言って,いつもいつも「背伸び」をしていたのでは,いつか派手に転んでしまうことになるだろう.
  日本が有人宇宙飛行を目指すこと,それには私は賛成ではある.しかし,今の日本の宇宙開発技術では,「はやぶさ」「イカロス」に代表されるような「惑星間航行技術」こそ世界に誇れるものではないか.もちろん,「火星有人探査」にもその惑星間航行技術は必要だが,そのためにも,「はやぶさ2」は,プロジェクトマネージャーの吉川真准教授が言ったように「技術的には初代『はやぶさ』のようにドラマチックにならない」でミッションを成功させ,「惑星間航行技術」に確かな自信を持てるようにした上で,「次は有人で」というのが「流れ」なんじゃないだろうか.

  そりゃあいつの日か日本も独自の技術で火星有人探査を実現させてほしいけれど,今はそんな段階じゃないと思うんだけどねぇ.

 

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2012年1月19日 (木)

想定外

  昨日(18日)は市内何某小学校で観望会.
  主催者側からの情報では,参加者は40名程度ということだった.
  なので,観望対象は
「まず金星で,次に木星,時間があったらオリオン大星雲かなぁ・・・」
などと考えて,最近手に入れた新兵器「タブレットPC」に動画やら写真を入れて準備していた.

  観望会開始は18:30.最初に開会行事があって,この時,集まっていたのは確かに40人程度だった.
  会場となった小学校の教頭先生のお話があり,その中で古川宇宙飛行士のことについて触れられていた.

  で,私の話になったところで,
「今,教頭先生から古川宇宙飛行士お話がありましたが,皆さんの中で,『宇宙に行ってみたい!』っていう人はどのくらいいますか?」
手を挙げてくれたのは2割くらいだったか.
「君たちにはまだ早い!」
某携帯電話会社のCMのマネをしてみる(しまった!そのあとに「なんちゃって〜」って言うの忘れた^^;).笑ったのは数人だったけど.
  あらためて,
「というのは冗談で,今年からいよいよ普通の人が行ける宇宙旅行が始まるんです.まだまだあまりに高くて,普通には行けないけど,きっと近いうちに本当に普通の人でも行ける値段になると思っています.実は君たちだけじゃなくて,僕にとっても『全然早くない』かもしれないんですよ」

  そして,観望会がスタート.予定通り望遠鏡を金星に向ける.
「金星はどんな形に見えるか,よーくそこを見てください.きっと驚きますよ」
昨日の金星は,半分より少し満ちたような感じだったのだ.
  で,望遠鏡の前には順番待ちの列ができ,その列の人が全員見終わったら次に木星・・・え゛!?

  先ほど,確かに40人程度だったはずなのに,望遠鏡の前には長蛇の列.どう見ても100人は下らないぞ.全くの想定外.

  そんなわけで,なかなか対象を木星に移すことができず,しかも,列に並んだ人が全員見終わる前に,金星が林の向こう側に沈んで行ってしまった.
  見込みが甘かったと言えば確かにそうなのだが,こればっかりは仕方ない.

  でも.

  せっかく列に並んだのに,待たされた挙句に金星を見ることができない人ができてしまった.先に金星を見た人は,木星を見ようと再び列に並んでいたのだが,こうなるとまだ金星を見ていない人に「列の後ろに並びなおしてください」とは言えない.まだ金星を見ていない人に,列はそのままで木星を見てもらうことにしたのだが,これで怒り出す人が出てしまった.

  こうならないようにとりあえず注意はするけれど,難しい問題ではある.

  天文を趣味にしてれば,こんなことは「日常茶飯事」である.「見たい!」と思うものをずーっと待っていても,「いざ!」という時になって見られないなんて当たり前のことではある.まぁ観望会の時にこれが「当たり前」になっていい訳はないのだが,かと言って,絶対にあってはならないとも思わない.
  とにかく,星を見るということには,「待たされる」ことがつきものだ.星雲・星団の写真を撮ろうとすれば,一枚で最低でも数十分,ばっちり撮ろうとすればまるまる一晩かかる.惑星の写真だって,これもばっちり撮ろうとすれば,大気の揺らぎが小さくなる瞬間を待ってじぃ〜っと見続けることになる.昨年末に見られたような皆既月食だって,皆既の時だけ見るより,満月がだんだんと欠けていって皆既になり,そしてまた元に戻る,その過程全部を見た方がずっと感動的だが,そのためには寒い屋外で数時間待っていなければならない.流星群に至っては(2001年のしし座流星群の時なんていうのは例外中の例外だ),数時間粘ってほんの1秒たらずしか見えない流星を数個から数十個見られれば御の字である.
  以前は,「待っている人が退屈しないように」とずいぶんと考えたものだが,最近では,あんまりそれをやりすぎないようにしている.いっそのごと,退屈して待っていてもらおうという気さえする.観望会に来て,せっかく星に興味を持ち,自分でも星を見るようになったとしても,その「待つ」ことが嫌な人はどうせ長続きしない.ずーっと待ち続けたのに見られなかったとか,待ち続けて「ようやく見られた!」という感動の経験があり,それを「楽しい」と思える人じゃないと,結局は「一時の興味」に終わってしまうと思うのだ.「星」や「天文」と「お気楽」「お手軽」は決して相容れないものなのではないか,とも思う.

  星を見るということは,はるかかなたからやって来る光を見る(一番近い「月」だっておよそ40万km,光の速さだって1秒とちょっとかかる)ということ.
  星を見に行く時くらい,時間のことなんか忘れませんか?

今年の観望会 予定…2 実施…2 中止…0 延期…0 屋内(外)で天文教室…0 勝率…1.000(2勝0敗)
開幕2連勝!

この記事を読んで,「星を見に行ってまで時間を気にしていたんじゃ,楽しさも半減だよ.でもやっぱり,見せる側としては退屈させない工夫も大事だぞ」と思った方,こちらをクリックして共感と応援の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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2012年1月18日 (水)

ぎりぎりで

  昨日(17日)夕方はほぼ曇り.
「こりゃ今晩はダメだね」
とのんびり過ごしていた.

  そして,いつものように・・・じゃなくて,少し寝過ごして04:30頃目が覚めた.
「曇り空でも見てくるか」
と外に出てみれば,
2012年1月18日 自宅にて 快晴.こいつはびっくり.

「月でも撮ってみるか・・・あ,彗星があったんだっけ・・・間に合うか?」
この時既に05:00少し前.薄明開始は05:17.彗星の位置を調べ,機材を準備して撮影まで,薄明開始に間に合うのだろうか・・・

  大急ぎで彗星の位置を調べ,ポタ赤を用意してカメラを彗星があるはずの方向に向ける.月明かりが強烈で,彗星がいるはずのヘルクレス座すら良くわからない.うしかい座のアークトゥルス,かんむり座のアルフェッカ,こと座のヴェガを頼りに,位置を見極めて一枚.
「むぅ,いないか・・・」
「このへんだと思うんだけどなぁ」
「やっぱりいないか・・・」
「このへんでどうだ!」
これを数回繰り返し.でも,思ったよりも早く,
「いた!」
目当てのギャラッド彗星を見つけられた.デジカメのモニター画面でもぼぉっと見えるだけだが,写真では,青緑色に写るのですぐそれとわかる.他にこんな色で広がった天体があるはずがないからだ.
  もう時間がギリギリなので,カメラを連写モードにして30秒ずつの露光を開始.実は慌てたので残り容量の少ないメモリーカードを用意してしまっていたので9コマで終了.まぁどのみにもう時間がなかったのでこのくらいが精一杯だったか.
  その成果が↓
2012年1月18日早朝のギャラッド彗星 200mm望遠レンズだったので小さくしか写っていないし,真ん中を少し外してしまったが,とりあえず彗星はちゃんと写っている.
  彗星の部分をトリミングした画像が↓
2012年1月18日早朝のギャラッド彗星(彗星部分拡大)(クリックで拡大,600 × 800 pixel,132kb)
右上方向に尾が伸びているのが辛うじて解るか.ばっちり撮影した人の写真を見ると,左上方向にも伸びているはずなのだが,そちらの方は全然解らない.

  ・・・というわけで,写真としては大したものではないが,短時間でこの彗星を見つけられたということが一番の収穫.しばらくこうした天体写真からは離れてしまっているが,「勘」はそれほど鈍っていないらしい.

 

この記事を読んで,「『勘』ってのは鈍ってしまうと取り戻すのは大変だから,時々はそうやってきっちりリハビリしとけよ」と思ってくださった方,こちらをクリックして応援の投票をお願いします.→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

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2012年1月17日 (火)

太陽がいっぱい

  このところ,太陽系以外の恒星のまわりを回る惑星,「系外惑星」の発見が相次いでいる.

  昨年12月には,これまでに見つかった中で最小となる,地球の大きさの0.83倍の「ケプラー20e」の発見が発表されたが,それから一月も経たないうちに,今度は地球の0.78倍,0.73倍,0.57倍の惑星が発見された.0.57倍と言えば,太陽系内で言えば火星程度の大きさというから驚きだ.こんなに小さな天体を130光年彼方から発見してしまうというのもまた驚きである.
  また,「2つの太陽を持つ惑星」という,某有名SF映画で登場したような惑星もいくつも見つかっている.このような惑星は,2011年に発見が発表された「ケプラー16b」が初めてだったが,史上2つめとなる「ケプラー34b」,そして3つめとなる「ケプラー35b」が相次いで発見された.

  こうした系外惑星の発見は,主星の手前を惑星が横切る時に,主星がわずかに暗くなる現象,言ってみれば「遠くの日食」を観測する「トランジット法」,惑星が主星を回ることで,主星がわずかに惑星に引っ張られ,ふらつく現象をとらえる「ドップラー法」,そしてそれに続く「第3の方法」,手前にある天体の重力によってわずかながら光が曲げられ,これがレンズの役割を果たして,向こう側の天体の明るさが変化する「重力レンズ法」によって発見されるものだ.
  こうして観測技術が発達したことで,銀河系内の様々な恒星について,そのまわりに惑星が存在するかどうかが調べられるようになってきた.こうした手法を用いて,たくさんの恒星をしらみつぶしに調べた結果,太陽系から50光年の範囲内に,少なくとも1500個の惑星があるらしいということになった.さらに,こういった結果から統計的な推定をすると,銀河系内の恒星の6個に1個は木星のようなガス惑星を持ち,半分には海王星サイズの惑星が,3分の2は地球のような岩石惑星を持つということになるのだとか.さらに,こうして考えていくと,銀河系内には約1000億もの惑星が存在することになる.銀河系内にある恒星の数は1000億から2000億と言われるから,少なく見積もっても恒星の2つに1つは何らかの惑星を持つということになる.どうやら,太陽のように惑星を持つ恒星というのは,銀河系内では「普通の恒星」ということになるらしい.

  銀河系内にいっぱいある惑星,その惑星にとっては主星が「太陽」なわけで,

  銀河系とかけて,アラン・ドロンの主演映画ととく.そのココロは,

「太陽がいっぱい」

  おそまつ.

 

「それだけたくさん惑星があるならば,銀河系内にもう一つくらい,地球と同じように生物が存在する惑星があってほしいよねぇ」思う方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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2012年1月16日 (月)

川口教授の講演会

  昨日(15日)の記事に書いた通り,昨日の午前中はめちゃくちゃ楽しみにしていた川口教授の講演会.

  いやぁ,やっぱり良かった.内容的には,「はやぶさ,そうまでして君は」とか「はやぶさ的思考法」とかに書かれていたことがほとんどだったけど.

  「子供が小さい時から,高校生くらいになるまで,お宅のどこかに一枚の絵が掛けてあったとしたら,その子はその絵におおきな影響を受けて育つと思う」

  なるほどねぇ.毎日毎日目にするものがあると,知らず知らずのうちにそれに強い影響を受けて育つということなのか.毎日目に止まるところに,ロケットの模型なんてあったら,知らず知らずのうちに宇宙開発に興味を持ってくれるか?(もっとも,その逆になるという可能性もあるかもしれないが)

  面白いと思ったのが,

  「東日本大震災の時,被災地で暴動がおこらなかったということを海外から高く評価されたが,それは『自分から行動せず,誰かに指示されるのを待っている』ということの現れなのかもしれない」

  とか.
  なるほど,自分から行動を起こし,その結果が自分の責任になることを恐れるという面は確かにあるかも.

  「100点満点である必要はない.60点,合格点だけでいい.ただ,合格点を積み重ねることが大事」
  「日本人は,どうしても『そんなことはできない』『できなかったらどうするのか』を考えてしまいがちだが,宇宙研には『どうしたらできるのか』を考える文化があった」

  100点を目指して,「ダメだったらどうしよう」と考え,「ダメかもしれないからやらない」というのではなくて,「どうしたら60点をとれるだろう」をいうことを考え,実行していくという姿勢が大切ということか.

  「ある時点からは『学習からの脱却』が必要になる」

  学生を卒業する頃までは,「既にある答え」にたどり着くことを目指していることが多い.しかし,それ以後は「答えのないこと」を求めて行くことが必要で,それは独創であり,芸術である.

  ・・・とまぁ,「はやぶさ」ミッションのことだけでなく,刺激的な話がたくさんあった.「眠くなるだけでももったいない」と思っていたが,最初から最後まで,少しも眠気を感じることなどなかった.

  映画についても触れられていた.
  「3本の映画ともにあくまでフィクション」
なのだそうな.うーん,どこかの映画会社でコッテコテのドキュメンタリー映画を作ってくれないかなぁ・・・興行的には成功しないか.

  あ,そうそう,川口教授は

「他人と同じことをするのが嫌だった」
「大学の時はほとんど授業に出なかった」

  とか.なんだ,私と一緒じゃないか!

 

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2012年1月15日 (日)

ツキがあった!?

  昨日の記事に書いた通り,そろそろ自宅からもギャラッド彗星が狙えるようになったことがわかり,
「次の機会には(撮影を)狙ってみよう」
と思ったものの,今日はあの川口教授の講演会の予定があり,眠くなったりするともったいないので,
「今日は撮影はやらない」
と決めていた.

  それで気合が抜けていたせいか,やや寝過ごして04:00過ぎに外へ.
2012年1月15日 自宅にて 雲がいっぱい.これじゃあどのみち彗星の撮影はできない.撮影ができるのにやらないというのは,例え理由があっても「もったいない」と思ってしまうものだが,これなら何も気にならない.

  どうやら今朝はツキがあったらしい.

  というわけで,これから川口教授の講演会.タイトルは「はやぶさの奇跡」.さてどんな話が聞けるのか.「事実は小説より奇なり」.映画「ザ・ムーン」を見た時も思ったのだが,実際に「その場」にいた人の話というのは,言葉の「重み」が全然違う.ずっしりと心に響くのである.

  う〜ん,めちゃくちゃ楽しみ♪

 

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2012年1月14日 (土)

彗星はいずこにありや

  今朝も例によって例のごとく・・・のつもりが,ちょっと寝過ごして,目が覚めたのは04:00過ぎ.
「こりゃいかん!」
と急いで外に飛び出してみると,
2012年1月14日 自宅にて 快晴・・・ではなくて,(写真ではわかりづらいが)南の空にやや雲が漂っていた.
「この時刻からじゃ何もできないなぁ・・・芸がないけど,月でも撮ってやるか・・・」
と思ったところで,北東の空に見えるヴェガに気がついた.
「あ,ギャラッド彗星って今ヘルクレス座じゃなかったっけ?」
強烈な月明かりのせいで,ヘルクレス座はどうにも見つけられなかったが,ヴェガがあの位置(上の写真でも,左上の木の枝の間になんとか確認できる)に見えているということは,位置的にはヘルクレス座だって見えているはずだ.
  この時刻からでは,機材の準備をしているうちに薄明になってしまうので撮影は諦めたが,うろ覚えの記憶をたよりに,件の彗星を探してみた・・・結局見つけられなかったけど.
  でもまぁ大体の位置はつかめたので,次の機会には撮影にも挑戦してみよう・・・でも明日の朝はヤメ.明日はあの川口教授の講演会,眠くなるだけでももったいないから.

 

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2012年1月13日 (金)

惑星たち

  昨日(12日)夕方は晴れ.

  いつものように,03:00過ぎに外に出た時も,
2012年1月13日 自宅にて 快晴.
  ここのところ,このブログに載せる写真はこの全天の写真ばっかりだが,そもそもこのブログは,円周魚眼レンズを手に入れ,全天の写真が撮れるようになったのを機に,この「全天の写真を中心に・・・」ということで始めたブログなので,どうか勘弁してやってください・・・

  で,今朝も月明かりが強烈で,他に何か面白いアイディアが浮かばなかったので写真はこれだけ.

  現在は,夕方の西の空に金星が見え,同じ頃,空高く木星が見える.しばらくすると東の空に火星が姿を現し,夜明け前には土星が東から昇ってくる.一晩で(肉眼で)4つの惑星が見られるというわけだ.
  時々,「惑星直列」なんていうことが話題に昇ることがある.「惑星直列が起こるとその重力の影響で云々」とかいう「ちょっとオカルトっぽい」話題になってしまうことが多いのだが,そもそも太陽系の他の惑星の重力の影響なんか微々たるもので,それが地球に何らかの影響を及ぼすなんていうことがありえるはずがない(試しにかなり大雑把に計算してみたが,太陽系最大の惑星たる木星の重力の影響でも,月の影響の1%程度にしかならない).しかも,「惑星直列」だとかって話題になった時,調べてみると「これで直列と言えるのか?」というほど,各惑星がばらついている場合がほとんどである.その割に,一昨年の秋分の日,土星-太陽-地球-月-木星-天王星と,かなり見事に直列していた時にはほとんど話題に登らなかった.

  なんてことを職場で話していたら,
「直列しているのを実感できたら感動するかも」
なんて話になった.
「いや,それは想像力を膨らませればいいんですよ.太陽と地球とある惑星が直列している時,その惑星を正面に見るようにして,『頭の真後ろに太陽があるんだ』と思えば,太陽と地球と惑星が直線に並んでいることを実感できますよ」
  ちなみに,直近では,3月4日に火星が「衝」となり,太陽-地球-火星がほぼ直線に並ぶ.その時,火星を正面に見て,真後ろにあるはずの太陽を思い浮かべればいいわけだ.

  「直線」でなくても・・・

  上に書いたように,夕方には西の空に金星が見え,南の空高く木星が見える.そして,西の地平線のすぐ下に太陽があり,自分が立っているのは地球である.金星,木星,太陽,そして地球は,ほぼ同じ平面の上にあるわけで,夕方の空を眺めながら,その「平面」を思い浮かべれば,「自分が太陽系の公転面の上にいる」ことを実感できないだろうか.

  こうして,夜空をただ「星空」として眺めるだけでなく,大きな「空間」として実感できるようになると,星を眺めるのがぐんと楽しくなるのではないかと思っている.
  ここをお読みの皆さん,機会があったら試してみてはいかが?

 

この記事を読んで,「確かに,ただ眺めるだけじゃなくて,そうやって想像を膨らませながら眺めた方がずっと楽しいかも」と思った方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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2012年1月12日 (木)

代わり映えしない

  最近,このブログの記事が毎回代わり映えせず,お読みの皆さんにもつまらないだろうなぁと思いつつ・・・今日もまた代わり映えのしない記事.

  今朝もまた,いつもの通りに03:00過ぎに目が覚めて外へ.
2012年1月12日 自宅にて 快晴.やっぱり月が明るいねぇ.
  これまた代わり映えがしないが,その月を一枚.
2012年1月12日 早朝の月 (クリックで拡大,600 × 600 pixel,64kb)

  さてこれだけではあまりに代わり映えがしなくて芸がなさそうなので,
「そうだ,土星でも撮ってみるか」
と思い,望遠鏡を持ち出してみた.

  望遠鏡を覗くと・・・

  シンチレーションがよほど悪かったのか,見えた土星の姿はぐにゃぐにゃ.
「これじゃあ撮ってもしょうがないか」
撮影は止めて撤収.

  結局,いつもの通りの時刻,いつもの通りの早朝のひとときだった・・・

  ところで,1997年(小説版,映画では1992年)の今日は,「2001年宇宙の旅」に登場したコンピュータ「HAL9000」が完成した(?)日なのだそうな.最近のコンピュータの進歩はもの凄いと思うけど,アーサー・C・クラークが1960年代に想像したよりは,現実世界の方が進歩は遅かったようだねぇ(もっとも,映画に登場したHAL9000の画面はブラウン管.その点は現実世界の方が進歩が速かったか).

 

この記事を読んで,「代わり映えしなくても,毎日寒い早朝の屋外に出るのは,意味はなくともそれはそれで結構大したものかも」と思っ てくださった方,こちらをクリックして応援(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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2012年1月11日 (水)

雲がいっぱい

  昨日(10日)夕方は曇り.
  安心して自室でのんびりと過ごし,日付がかわる頃に就寝.

  それでも,03:00過ぎに目が覚めた.すっかり習慣だ.
「どうせ曇っているんだろう」
と思っていたのだが,窓からちらっと外を見てみると,月明かりが見えた.
「む,晴れているのか・・・」

  この季節,布団から出るというのは,それなりに勇気がいるものだ.私とてそれは同じ.それが,「布団の外」だけじゃなくて,「建物の外」まで出るのには,実は結構気合がいる.
「出るの嫌だなぁ」
なんてことを思い始めるとなかなか出られなくなってしまうので,いつも「えいやっ!」と目が覚めてからできるだけ時間を置かずに外に出ることにしている.

  で,今朝もそうやって外に出たのだが・・・
2012年1月11日 自宅にて ちっ.雲がいっぱい.

  さすがにこの状況では何か面白い写真が撮れそうにもないので,「月光浴」をしながらしばし散歩しただけで今朝はおしまい.

  明け方の空にガラッド彗星が見えるようになってきているらしい.我が家は東側に林があるので,夜明け前には東の低空に見えている今はなかなか狙えないが,もう少し高く昇ってくるようになったら狙ってみるか.明け方に起き出すのはすっかり習慣なんだし.

  なんてことを考えていると,「彗星が狙えるようになった頃にはなかなか晴れなくなる」というオチに一票.

 

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2012年1月10日 (火)

月光浴

  昨晩(9日夜)はほぼ満月.
「今度こそ月光浴!」
と思って早めに就寝.

  実は寝過ごしてしまい,結局は04:00頃外へ.
2012年1月10日 自宅にて 当たり前ではあるが,月明かりが強烈.うっかり月が西に傾いてしまう時刻になってしまったが,絶好の「月光浴日和」ではある.

  とりあえずまずはその月を一枚.
2012年1月10日 早朝の月
  この月に照らされた夜の風景というのは独特だ.何というか,明るさの割にモノトーンな感じ.
  これまでにも,この感じを何とか写真に撮れないかと何度も挑戦したけれど,どうしても「昼間のような」写真になってしまう.
  で,今朝は,カメラのホワイトバランスをいろいろといじり,露光もいろいろと変えていろいろ撮影.
月光浴 2012年1月10日 その2(クリックで拡大,600 × 400 pixel,63kb)

逆光にして一枚.
月光浴 2012年1月10日 その2(クリックで拡大,600 × 400 pixel,66kb)

地面に落ちる影を狙って一枚.
月光浴 2012年1月10日 その3
  どれも「良い写真」には程遠いけれど,少しは雰囲気が出るようになったかなと.一歩前進.

「ゆっくりでも,止まらなければ結構進む」
そう,一歩であっても前進できればそれでいいんですよ.

 

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2012年1月 9日 (月)

やっぱり・・・

  昨日(8日)夕方は雲が多いもののとりあえず晴れ.
  昨日の記事に書いた通り,昨晩は「早起き」して「月光浴」をするつもりで早めに就寝.

  予定通り01:00前に起床(この時刻で「早起き」と言うんだろうか?)して外へ.

  ・・・

  雲がいっぱい.
  いやね,「そうなるんじゃないか」とは思ってはいたけれど,毎度毎度どうしてこうなるかなぁ・・・

  とりあえず雲間から時々月が見えていたし,月の近くの雲の様子が綺麗ではあった.
  先日の観望会の折,
「月の近くの雲って綺麗だよねぇ」
「でも,あれを写真に撮ろうとすると,どうしてもうまく撮れないんですよ」
という会話があったので,
「よし,いっちょ挑戦してみるか」
と,カメラを持ち出して何枚か撮影.

  ・・・

  やっぱりダメだねぇ.でも,とりあえずその成果が↓

  ・・・

  と思ったけど,あんまり写りが悪くて,撮ったそばから消去してしまっていたらしい.メモリーカードにそれらしい画像が見当たらない.ま,どうせ見せられた写真じゃないからいいんだけど.

 

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2012年1月 8日 (日)

月が明るくて

  今朝もいつものように,早朝に起床して外へ.
2012年1月8日 自宅にて 快晴.しかしこの時刻(04:00過ぎ),西に沈みつつある月がとても明るかった.
「こうも月が明るいんじゃ何もできないねぇ」
ということで,今日の写真はこれだけ.

  そう言えば,先日の観望会でも,
「月ってのは星を見るのには邪魔だよねぇ」
なんて会話があったっけ.
  いや天文を趣味にしている人にとっては当たり前のことではあるけれど,普通に生活している人はあんまりそういうことは考えない.その人が「月が邪魔」と感じるようになったということは,より「こちら側」の人間に近づいたということか.はてさて,そのことは幸せなのかそれとも不幸なことなのか・・・まぁ私のようにどっぷりとこの世界にのめりこんで足を踏み外してしまう人ばかりじゃないだろうから,きっと大丈夫でしょう.

  さて今日は満月.邪魔者扱いばかりじゃなくて,今晩は少し「早起き」して,これまた先日の観望会で話題になった「月光浴」でも楽しむとするか.

 

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2012年1月 7日 (土)

一応白星発進

  昨日(6日)は今年初の「定期観望会」.
  予報によれば,「夜の初め頃は曇り」だったが,観望会開始予定時刻の頃は快晴だった.

  まだ年が明けたばかり,学校も始まったばかりで「(参加者は)誰も来ないかも」と思っていたが,常連の方が一人来てくださった.いや来てくださってとっても嬉しいです.

  観望対象はまず木星.昨日はシンチレーションが悪く,イマイチ良く見えない.
  しばらくすると,予報の通り,薄雲が広がり出した.
「じゃあ,見られるうちに月も見ておきましょうか」
望遠鏡を月に向ける.薄雲はみるみる広がり,いつの間にかすっかり「朧月」に.それでも時々望遠鏡を覗きながら,
「月もクレーターの名前とかわかってくると楽しいですよねぇ」
なんていう話をしていた.しばらくすると,職場の方が数人集まって来たので,
「じゃあ,『月の名所案内』をしましょうか」
私が覚えている範囲で,シッカルト・クレーター,ガッセンディ・クレーター,プラトー・クレーター,アルプス谷などなど・・・薄雲がかかって今ひとつ良く見えない中でも,この「月の名所案内」も結構盛り上がった.皆さん,私につられて結構マニアックになってきましたねぇ.

  ・・・という具合に,少人数,しかも肝心の天体の方はあんまり良く見えない中でも,結構楽しい観望会だった.20:30までの予定だったのに,気が付くとなんと22:00!

  撤収作業を終えて帰宅したのは23:00過ぎ.なんとなく疲れてさっさと眠ってしまったが,例によって例のごとく夜明け前(今朝はいつもより少し遅く04:00頃だったが)目が覚めて,
2012年1月7日 自宅にて 快晴.観望会の時もこのくらい晴れていてくれたらもっと良かったんだけど.

  さて,昨年の震災までは,観望会の予定があるたびに,記事の最後に

今年の観望会 予定…18 実施…13 中止…0 延期…3 屋内(外)で天文教室…2 勝率….722(13勝5敗)
これで6連勝!貯金がさらに1つ増えて8.

というようなことを書いていた(上は震災前最後の観望会の時のもの).震災後,なんとなく気が引けるような気がして止めていたのだが,今年は城里町ふれあいの里天文台も復旧する予定だし,今年もできるだけたくさんの観望会に参加し,多くの人と星を楽しみたいし,また,いつまでも震災を引きずっていたくないという思いもあるので,今日からこれを再開.

  というわけで,

今年の観望会 予定…1 実施…1 中止…0 延期…0 屋内(外)で天文教室…1 勝率…1.000(1勝0敗)
一応白星発進!今年が(天気の)良い年でありますように.

 

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2012年1月 6日 (金)

初物

  例によって例のごとく,今日も午前3時過ぎに目が覚めて外へ.
2012年1月6日 自宅にて 快晴.

「何か撮りたいぞ」
と思ったものの,
「いつも同じじゃ芸がないよねぇ」

しばし空を眺めながら考えていたが,ふと北東の空に目がとまった.
「む,あれはヴェガじゃないか.この冬の初物だ」
ということで,その方向にカメラを向けて撮影開始.30分,160コマほどを撮影して比較明合成.
明け方の空に昇ること座(クリックで拡大,600 × 900 pixel,174kb)
中央下の太い線がヴェガの軌跡だ.

  もうこの星が明け方の空に見えるようになったんだねぇ.

  観望会をやっている時間帯に見えるようになるのは6月下旬から7月だろうか.その頃には,震災で被災し,現在修復工事中の城里町ふれあいの里天文台も無事開館できるようになっているはず.
  昨年は天気も散々だったけど,こういう時なんだから,今年は天気に恵まれる年であってほしい.もっとも,その時になったら
「こう毎晩晴れたんじゃ体がもたないじゃないか」
とボヤいているかもしれないけれど・・・

 

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2012年1月 5日 (木)

2つの星座と2つのひしゃく

  昨日(4日)夕方は曇っていた.しかも,今にも降り出しそうな天気.風も冷たく,
「雪が降ってきても別に不思議じゃないぞ」
という天気だった.

  それが,例によって例のごとく,午前3時過ぎに外に出てみると,
2012年1月5日 自宅にて 快晴.

  ・・・

  実はこの時のように,おおぐま座しし座が南中している頃の星空を眺めるのが大好き.
  そう言えば以前にも↓こんな写真もあった.
2006年1月7日 城里町ふれあいの里天文台玄関前にて この写真,結構お気に入りだったりする.

  上の写真から,(西を向いて)肉眼で見たイメージで切り出して見ると↓こんな感じ.
中天のおおぐま座としし座 2012年1月5日(別段大した画像じゃないけれど,このイメージをちょっとだけ実感して頂きたいのでクリックして拡大.600 × 444 pixel,58kb)
  なぜ?と聞かれても別段理由は思い浮かばないのだが,とにかく好き.こうして真上を見上げていると,何というか,心地よい風がすーっと吹き抜けていった時のように清々しい気分になるのだ.

  この時はもう午前4時すぎ.しばし考えたが,この時刻から撮影できる面白いネタが思い浮かばず,しばし上を向いて,その清々しい気分に浸っていた.

  そして,ふと思いついて,北天の一角にカメラを向けて一枚.
おおぐま座とこぐま座2つのひしゃく(クリックで拡大,600 × 900 pixel,181kb)
これはネタで使うため.以前にも同じような構図で撮ったことがあるが,おおぐま座こぐま座,2つの“ひしゃく”を縦位置で撮影できるのはこの位置に見えるタイミングだけということで.

  この記事とは全然関係ないが,はやぶさ帰還ブログにいい言葉が書かれていた.
「ゆっくりでも止まらなければけっこう進む」
いいねぇ.まったく同感!

 

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2012年1月 4日 (水)

ディスカバリー(STS-26 "Return to Flight")

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる スペースシャトル ディスカバリー(STS-26 “Return to Flight”)  スペースシャトル3機目のオービター,ディスカバリー.モデルはその7回目の飛行,1986年2月のチャレンジャー空中分解事故後の飛行再開ミッションの時のもので,型紙は “AXM Paper Space Scale Models” から.
  1981年の初飛行に始まったスペースシャトルにとって,1986年2月のチャレンジャー空中分解事故はあまりにも重大な事故であった.スペースシャトルの打ち上げは2年8ヶ月に渡って中断され,その間に機体そのものの安全性はもちろん,技術面を含めた安全管理体制,さらにNASAの組織そのものに至るまで,徹底的な見直しが行われた.
  機体については,24億ドルの費用が投じられ,外部燃料タンクに8ヶ所,SRBに155ヶ所,メイン・エンジン(SSME)に31ヶ所,オービターそのものに220ヶ所もの改良が加えられた.
  アメリカ東部夏時間1988年9月29日午前11時37分(日本時間午前0時37分),アメリカ国内はもとより,中継によって世界中の人が見守る中(私もその中の一人であった),打ち上げが行われた.見守る多くの人の脳裏にあの「チャレンジャー」の悲劇がよぎったことは創造に難くないが,そんな心配をよそに,「ディスカバリー」は,青空に吸い込まれるように,無事に宇宙へと旅立って行った.なお,この打ち上げの際,シャトルのクルーは与圧服を着用していたが,これはSTS-4ミッション以来のことであり,これもまた「安全に対するより保守的なスタンスへの移行」の一つであった.
  無事地球周回軌道に到達した「ディスカバリー」と5人の宇宙飛行士たちは,地球を64周する間に,データ中継衛星「TDRS-C」を無事静止軌道へと投入した他,11種類の科学実験を行った.
  そして,東部夏時間同年10月3日午前12時37分(日本時間翌日午前1時37分),これもまた世界中の人々が見守る中,エドワーズ空軍基地の17番滑走路に無事着陸した.こうして,このミッションの最大の目的である「安全な地球への帰還」は達成され,このミッションを担当した通信担当官は,クルーの労をねぎらうと共に,「新たな幕開けへと続く素晴らしい終幕だった(a great ending to a new beginning)」とコメントした.

  いつものように,側面からの一枚.
1/100スケールペーパークラフトによる スペースシャトル ディスカバリー(STS-26 “Return to Flight” 側面から) そして,前(上)からの一枚.
1/100スケールペーパークラフトによる スペースシャトル ディスカバリー(STS-26 “Return to Flight” 正面から) 型紙ではテクスチャで表現されていただけだったが,このミッションから改良された部分の一つ,「SRBリング」の違いを再現してみた(というより,これを表現するために,これまで作ったスペースシャトルでも全て,この部分を立体化してあったのだ).
「SRBリング」の違い STS-51L(左)とSTS-26(右) 左が,事故を起こしたSTS-51Lミッションの時のもので,右側がSTS-26ミッションの時のもの.STS-51Lまでは,SRBを外部燃料タンクに接続する「SRBリング」はSRBを3/4周するだけだったが,STS-26からは全周分となっている.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Space Shuttle Discovery (STS-26 “Return to Flight” ミッション時)

スペースシャトルを作ったのもこれで10機目となるが,またディスカバリーである.それと言うのも,スペースシャトルの歴史の中で,(単なる偶然だったのかもしれないが)「ここぞ!」というタイミングで飛行したのはいつもディスカバリーであった.チャレンジャー空中分解事故」の後,初めての飛行となったこのミッションをはじめ,1999年5月,ISSスペースシャトルとして初めてドッキングした(STS-96ミッション,フライト2A.1)のも「ディスカバリー」,2005年4月,2003年2月の「コロンビア空中分解事故」の後,初めて飛行した(STS-114ミッション)のも「ディスカバリー」.まさに「幾度となく道を切り開いてきた宇宙船」だったのだ・・・ということで,そのうちSTS-114ミッションの「ディスカバリー」も作ることになるでしょう,たぶん.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

 

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2012年1月 3日 (火)

正月休みの夜

  昨日(2日)昼間は午後から晴れたものの,結構雲の多い天気だった.
  お正月ともなれば夜には「百薬の長」を頂く機会も多い.これが夕方快晴だったりすればいささか控えたかもしれないが,雲が多かったので私も快くこれをいただき,ほどよく気分が良くなったところでさっさと就寝.

  ところがこれまた習慣とは恐ろしいもので,03:00過ぎには目が覚めて外へ.
2012年1月3日 自宅にて 快晴.ちょっともったいなかったかなぁ.

  何もしないのも何なので,沈みつつあるオリオン座にカメラを向けて比較明.
沈むオリオン座 2012年1月3日 (クリックで拡大,600 × 900 pixel, 257kb)
いや別段どうという写真ではないけれど.

  この年末年始,それなりにやることは多く,結構ばたばたして過ごしてしまったが,精神的にはのんびりできた.
  そのお休みも今日でおしまい.
  あぁ,また締切りに追われる日々が始まってしまうのか・・・

 

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2012年1月 2日 (月)

「はやぶさ」映画2本め

 2月11日に公開される映画「はやぶさ 遥かなる帰還」.その情報が少しずつ公開されつつあり,予告編の動画もいくつか見ることができる.

  10月に公開された「はやぶさ」は正直なところ期待はずれだった.「はやぶさ」マニアな私,3回は見に行くだろうと思っていたのだが,1回見て「これなら1回見れば充分」と思った(もっとも,DVDは間違いなく買うつもりだが).
  さて今度のものはどのような映画になっているのだろうか.さっそくその予告編の動画を見てみた.

  ・・・む,いい感じじゃないか.
「NASAはあなたたち“はやぶさプロジェクト”に嫉妬しているんです」
40年前,NASAはサターンⅤ型という途方もなく大きなロケットで,人類を月に送り届けた.その頃,日本ではL-4Sという小さなロケットで,人工衛星の打ち上げに何度も失敗していた.その日本が,「NASAが嫉妬する」ほどのプロジェクトに挑み,見事成功させたというわけだ.

「よろけてもいいんです.這いつくばってもいい.とにかく,地球にゴールさせるんです」
いいねぇ,カッコいいねぇ.「どんなにカッコ悪くてもいい.何が何でも目的を達成するんだ」というその姿勢が実にカッコいい.
「その帰還は偶然などではない--」
川口教授をして
「(はやぶさは)神に愛されたとしか言いようがない」
とも言わしめた「はやぶさ」だったが,それでも,その「幸運」を呼び込んだのは,「不運」にめげることなく,敢然と立ち向かったスタッフたちが呼び込んだものだったのだろう.

  というわけで,今度の「はやぶさ 遥かなる帰還」にはかなり期待.10月に公開された映画にもかなり期待していて,「期待しずぎ」がイマイチ楽しめなかった原因でもあったのだろうが,やっぱり題材が「はやぶさ」なだけに「期待しすぎ」てもその期待を越える映画であって欲しいので,今回は精一杯期待しようと思っている.
  ちなみに,この映画の原作となっているのは山根一眞氏の「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」.この本もとても面白くて感動的なので,まだ読んでいない方はぜひどうぞ.

 

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2012年1月 1日 (日)

新年

  謹んで新年のご挨拶を申し上げます.
  本年もどうぞよろしくお願いいたします.

  さて,大晦日の昨日.昨日の記事に書いた通り,今年は「定期観望会」を行っている「かたくりの里」で新年を迎えると決めていた.
  昨日の水戸地方は結構冷え込みが厳しく,ややしり込みはしたものの,予定通り23:00頃に「かたくりの里」に到着.
  しばし星を眺めながら昨年の様々な思い出に耽ったあと,新年を迎える直前から準備開始.

  で,↓「ゆく星くる星」
ゆく星くる星(クリックで拡大,600 x 900 pixel, 182kb)
2011年12月31日23:50:00から5分間は固定撮影(比較明合成),23:59:45から2012年1月1日00:00:15までガイド撮影,そして00:05:00から5分間固定撮影.

  うん,なかなか狙った通り.

  そして,年が明けた直後の全天の写真.
2012年1月1日 水戸市有賀町「かたくりの里」にて 快晴.この後朝までには曇ってしまったが.

  さて年が明けて,「今年は穏やかな年であって欲しい」と思ったのだが,午後になっていきなり震度4.しかもマグニチュードは7.むぅ,まだ油断はできないということか.

  いやほんと,もう勘弁してほしいものです.

 

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