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2011年11月 3日 (木)

うすぐもり

  昨日(2日)は市内某小学校で観望会.
  昼間はそこそこ晴れていたが,夕方の天気予報は・・・「曇り」と「晴れ」が両方.

  さてどっちに転ぶか・・・

  と思っていたら,「うすぐもり」だった.
  空全体に薄い雲が広がっているけれど,月はなんとかぼんやりと見える.木星は微かに見えるけど,その他の星は一つも見えない.そして,昨日の観望会は参加者が120名と大勢.

「こういうのはやりづらいんだよねぇ」

  誰もが「きっちり見えるわけない」と思ってはいるのだが,(それが朧ろな月でも)肉眼で見えているとなれば,
「ちょっとだけでも望遠鏡で見てみたい」
と思うのが人情というもの.
  しかし,実際に望遠鏡を覗いてみて満足するという人はやっぱりほとんどいない.
  さらに,天気が開始時のまま変化しなければいいが,開始後に雲が厚くなったりすると,望遠鏡で見られる人と見られない人が出てしまう.人数が多ければなおさらだ.

  昨日の観望会は,悪天候の場合は屋内での天文教室ということになっていたので,屋外で観望会を実施するか,諦めて屋内で天文教室を実施するかの判断は主催者である小学校の先生にお任せした.

「やっぱりちょっとだけでも(子供たちに)見せてあげたいので,外でやりましょう」

  予想通りの判断ではある.
  ただ,上に書いた通り,見られた人と見られなかった人ができてしまうのは避けたかった.本当は,開会行事があり,私が今日見る天体についての解説をした後,望遠鏡での観望という予定だったのだが,とにかく月だけでも見られるうちに見てしまおうということで,開会行事などはすべて省略,集まって着た人から順番に,先に望遠鏡で月を見てもらった.
  この判断は一応正解で,集まった人全員にとりあえずは月を見てもらうことができたようだが,やっぱり満足したという人はほとんどなし.

  というわけで,昨日の観望会はエラく不完全燃焼に終わってしまった.

  こういう観望会はホント嫌なんだよねぇ.こんな天気になるくらいなら,土砂降りの雨の方が(諦めもつくので)よっぽどいいのに.

  やっぱり,世の中なかなかうまくは行ってくれないらしい.

  この記事を読んで,「だからこそ,そういう時でも完全燃焼できるように工夫しなくちゃならないんじゃない?」と思った方,いやホントごもっともです.でも,それがなかなか難しいんですよ.とりあえずこちらをクリックして応援の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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