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2011年10月13日 (木)

ちょっと悔しい

  金星を周回中の,ヨーロッパ宇宙機関の探査機「ビーナス・エクスプレス」が,金星大気中上層にオゾン層を発見した.
  これは,金星の大気を透かして遠くの恒星を観測することによって発見されたもので,地球,火星に続き,同じ地球型惑星である金星にもオゾン層が存在するということになった.これで,地球,火星,金星の違いが一つ少なくなった,とも言われる.

  この発見について,科学的な詳しいことはニュースの記事を見ていただくことにして・・・

  ちょっと悔しい

  と思う.「たら」「れば」を言ってみても仕方ないが,2010年末,日本の金星探査機「あかつき」が,金星周回軌道への投入に成功していれば,この発見をしたのは「あかつき」だったかもしれない.予定されていた観測ではないだろうが.

  その「あかつき」,先日は主エンジンのテストを行ったが,出力は予定の9分の1から8分の1しか発揮できないことがわかり,当初予定していた軌道に投入することはできないということになったらしい.

  しかし,「はやぶさ」をはじめ,宇宙開発には「想定外」のことはつきものだ.「あかつき」は当初予定していた軌道は諦めたものの,問題なく動作している姿勢制御エンジンを用い,2015年に金星を周回する,予定とは別の軌道に投入することになるらしい.

  世の中,何が幸いするかわからないものだ.

  当初の軌道を諦め,別な軌道になったことで,当初の軌道では観測できなかったはずの,これまた「想定外」の貴重なデータが得られるかもしれない.
  あの「はやぶさ」のように,最後まで諦めずに頑張ってほしいと思う.

  がんばれ!あかつき!

 

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