« 対面 | トップページ | やっぱり難しい »

2011年10月 4日 (火)

映画「はやぶさ」

  昨日(3日),楽しみにしていた,映画「はやぶさ」を見た.

  細かい感想などは,このブログをお読みの方の中にも「これから見る」という方もおられると思うので控えることにするが,「完全コピー」を謳っているだけに,細かい部分まで,関係者の記述や語ったことに基づいていて,「よくもまぁそこまでやったものだ」と思った.そもそもヒロインが架空の人物だが,「明らかにフィクション」の部分以外は,確かに全て「実際にあったこと」だったと思う.
  これからご覧になる方にぜひ知っておいていただきたいことが一つ(これはネタバレとは言え,映画ではその意味は全然語られていない).

  「はやぶさ」が行方不明となっている間のシーン.川口さん(映画中では川渕さん)が,ポットにやかんからお湯を注ぐシーンがある.実はこれ,川口さん自身が自著の中で語っていることだ.
  運用室のポットからぬるいお湯が出てくると,チームのメンバーが,「あぁ,『はやぶさ』ももう終わりなんだ」と感じてしまうだろうと考え,チームのメンバーで「『はやぶさ』はまだ終わっていない」という気持ちを共有するためにも,運用室のポットには常に熱いお湯を用意しておいたのだとか.
  こういう細かいところに気を配り,実は本人も「無理かもしれない」と思いつつもそれを少しも表に出さず(映画では,行方不明の間の運用会議にコンビニ(?)で買ったおやつを持って鼻歌まじりに現れるシーンもある.これが事実だったかどうかは良く知らないが,おそらくそれに類似した行動はあったのではないかと思う),「少しも心配していない」という“フリ”をすることでメンバーの士気を保ったのだろう.

  もちろん,帰還のシーンは涙した.もっとも,これは「よっぽどどーしよーもない」映像作品でないかぎり,どんなものでも涙だっただろうが.

  ちなみに,この映画,「ぴあ映画生活」の「満足度ランキング」でトップになったらしい.

  さて「はやぶさ」の映画はあと2本.そちらの方も楽しみにしていよう.

 

「出来不出来の問題じゃなく,やっぱり『はやぶさ』の映画は見ておかないとね」と思っている方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

|

« 対面 | トップページ | やっぱり難しい »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画「はやぶさ」:

« 対面 | トップページ | やっぱり難しい »