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2011年9月14日 (水)

太陽がいっぱい

  だいぶ以前,同じタイトルで記事を書いた時は,ここに太陽の写真をたくさん載せたものだが・・・

  最近はすっかり太陽観察をしなくなってしまった.いや,最近は昼間はばたばたとしていてあっという間に夕方になってしまう(思いっきり言い訳だけど).

  今回の記事は,そういう太陽の話題ではない.

  スイスのジュネーブ大学が中心となっている系外惑星探査チームが,新たに50個の系外惑星を発見したと発表した.「新発見」として一度に発表されたものとしては過去最多である.そして,その中には,巨大地球型惑星,いわゆる「スーパーアース」も16個含まれている.

  系外惑星がいっぱいということは,それらの主星たる「太陽」もいっぱいということで.夜空には,実は「太陽がいっぱい」輝いているというわけだ.

  さて,これでこれまでに発見された系外惑星の数は645個になったとのこと.観測できただけでこれだけあるのだから,実際には数倍,数十倍,いや数百,数千倍もあるのかもしれない.火星や水星のように小さな惑星は,数光年離れただけで,観測はもの凄く困難になるだろうし.

  さて,それだけ惑星があるとなれば,果たしてそこに生命が存在するのかどうかが気になるところだ.果たして,我々はこの宇宙の中でひとりぼっちの存在なのだろうか?
  残念ながら,現時点では,こうして発見された系外惑星に生命が存在するかどうかを知る術はない.太陽系内の火星だって,未だ生命が存在するかどうか結論が出ていない(その可能性は限りなく0に近いということではあるが)のだ.

  しかし,これだけ星があるのだから,その中のいくつかには生命が存在する惑星があっても何の不思議もない.銀河系内に恒星は2000億個もある.その1%だけがたった一つの惑星を持つとしても,その数は20億個.そしてその中で,生命が存在できる可能性が10億分の1だったとしても,銀河系内に,地球の他にもう一つ,生命を育む星が存在するということになるのだから.

  逆に,それでも,この宇宙に生命が存在するのが地球だけだったとしたらどうだろう.我々の存在が,いかに大変な奇跡の上に成り立っているか.普通に考えれば,10億分の1なんて「絶対にありえない」ということとほぼ同義だろう.しかし,その10億分の1よりもさらに小さな可能性の上に我々が立っているということになるのだ.

  これから先も,系外惑星の発見は続くだろう.いつの日か「地球外生命」が発見される時はやってくるのだろうか.

 

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