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2011年9月28日 (水)

空振りではなかったものの

  昨日(27日)夕方は快晴だった.天気予報は・・・概ね「晴れ」なのだが,一部の予報では,夜半から明け方にかけて「曇り」マークがついている.
「その,夜半すぎから曇るかもっていうのが厄介なんだよねぇ」
  予報がぴったり当たるならば「その頃まで」(撮影などを)やればいいんだけど,曇るタイミングが予報より早いと「せっかく機材を持ち出したのに,準備が完了した頃には曇り」なんてことになりかねない.

  こんな時に,ドームがあればいいんだけどねぇ.

  とは言え,久々に快晴になったのに何もしないのは勿体ない.
「空振り覚悟で撮影を敢行!」
とも思ったのだが,最近じゃあっちこっちで喋る時とか,方々の記事の原稿とかに使えるネタの写真を撮っておかないと,後で散々苦労するハメになる.今年のようにこうも晴れなければなおさらだ.
  そんなわけで,最近は趣味の星雲・星団の写真が撮れないのが悩みの種である.

  この機会に木星を撮っておくか.

  ということで,昨晩も星雲・星団の写真は諦め,もうすぐ(観望会の時間帯に)見頃になる木星の写真を撮っておくことにした(普通ならば前の年の写真を使いまわしというテもあるのだが,昨年はちょうど木星本体の縞が一本になっていて,現在は二本に戻っている.なので,昨年の写真を使うとバレバレなのだ).

  しかしこれもまた大変.

  昨年までは,城里町ふれあいの里天文台の17.5cm屈折望遠鏡を使わせていただいて,惑星の写真を撮っていた.しかし,天文台は3月の震災で被災,未だ望遠鏡が使える状態になっていないので,今年は自分の機材を使うしかない.その自分の機材も,星雲・星団の写真を撮るために特化させてしまっているので,本当は惑星の写真には向かない.
  とは言っても,何とかして(木星の写真を)撮っておかないと,後でネタに困ることになる.

  あれやこれやといろいろ試してみたが,なかなかうまく行かない.遂にすっかり煮詰まって,
「ええい,もうこれでやるしかないか!」
と,撮影を敢行.

  ま,とりあえず最低限のものは撮れたかな.

  さてまだ薄明開始までは時間があったので,
「全天の写真を撮って,まだ時間があれば,アンドロメダ銀河でも撮ってみるか」
とりあえず木星の撮影に使ったビデオカメラなどを片付け,ふと見上げた空は,

  あぁ,雲がいっぱい.

  いつの間にか,かなり雲が広がっていた.これじゃあもう何もできないや.

  「夜半過ぎから曇り」という予報が見事に当たっていたのだった.

   良かった.空振りにならなくて.

  夜が明け,撮影した木星の動画を処理.その結果が↓
木星 2011年9月28日 あぁぁぁ,露光不足だ・・・失敗.せっかく大赤斑がこっちを向いていた(写真右下)のに!

  こりゃ惑星をちゃんと撮れる機材を用意しなきゃならないか?
  むぅ,しばらく影をひそめていた物欲がまた鎌首をもたげてきてしまったではないか.

 

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