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2011年7月27日 (水)

現実は厳しい

  1981年,「次世代の宇宙輸送システム」として華々しくデビューしたスペースシャトル.7月21日,「アトランティス」が,最後の飛行となったSTS-135ミッションから無事帰還したことで30年の歴史の幕を閉じた.
  その間,「チャレンジャー」,「コロンビア」の2機が事故により失われ,14人もの尊い命が犠牲となったが,ハッブル宇宙望遠鏡や木星探査機「ガリレオ」をはじめとした数々の人工衛星・探査機を放出し,国際宇宙ステーション建設では重要な役割を果たした.
  そうした実績もさることながら,世界中の多くの人に夢と希望を与えつづけたこともスペースシャトルの大きな大きな功績と言えよう.

  ところが.

  いざ退役してみると,これまで「夢」に満ちてきた歴史とは裏腹に,非常に現実的な問題が起こっている.これまで,スペースシャトルの運用には,多数の優秀な人材が関わってきた.その人たちが,ペースシャトルの退役に伴って多数職を失ってしまうのだ.
  NASAでは,こうして失業した人たちのために「就職フェア」を開催した.これによって,約1000人が次の就職先を見つけられる見通しとのことだ.
  が,シャトル退役にともなって職を失う人はアメリカ全体で1万人近くにのぼるのだとか,そのうち今回の「就職フェア」で新たな就職先を見つけられるのが1000人,1割程度に過ぎない.

  アメリカの威信,人類の希望を担ってきた人たちが,ある日を境に仕事を求めて東奔西走・・・むぅ,現実とはかように厳しいものなのか・・・

 

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コメント

中川さま

「夢ある仕事」に精進しようにも、できない曇り空が続いていますね。いまだに梅雨空のような、うっとうしい朝です。
で、草歌、2首。

虹色の靴を濡らして花火草
曇天おもく視野おおう朝

虹色の靴で踏み込む野辺の道
露草の青 赤まんまの穂

空が曇っていても、草歌はできてくるから詩の場合は、星のかたより、まだ救われているかもしれません。

それで、星空の歌、1首。

星空のレコード盤は回転す♪♪♪♪♪♪♪♪
棘ある羽音 ぷつりと消して

星屋さんの応援歌になっていれば、いいですけれど・・・

もちろん、3首とも、さっきできたばかりのわたしの歌です。ほっかほっか、だよ。へい、一丁あがり。(と、いう感じ)

投稿: 鳥越ゆり子 | 2011年7月27日 (水) 12時25分

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