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2011年7月 3日 (日)

急ごしらえで

  昨日(2日)は市内某所で観望会.
  昨日は20:00過ぎに国際宇宙ステーションが見えるはずだった.しかも,北斗七星を縦断して天頂近くを通るという願ってもないコース.
「こりゃ晴れてれば盛り上がるぞ」
と思っていたのだが・・・

  曇り.

むぅ,やっぱり世の中うまく行かないか.

  で,昨日の観望会だが,「曇天の場合は中止」だとばっかり思い込んでいた.夕方曇ってきた段階で,
「こりゃ中止だな」
と」のんびり構えていたのだが,実は「曇天の場合は屋外で天文教室」の予定だったのだ.

  会場に到着してから大慌てでネタの準備.ダメだねぇ,こういうことをやっていては・・・

  見えるはずだった国際宇宙ステーションの話,望遠鏡で見るはずだった土星の話,今見られる星座の話,夏の大三角とその距離の話・・・などなど約1時間.なんとか子供たちも飽きずに聞いていてくれた.
  話し終わった後は,恒例の「質問コーナー」・・・最初の質問は大人からだった.
「一番大きな星って何なんですか?」
ドキッ!この質問,前には答えられなかったんだっけ.
「えーと,たしか大マゼラン星雲にある・・・W・・・O・・・H・・・G・・・64・・・とかいう星(WOH G64で正解!)だったと思うんですが,直径で太陽の2000倍くらいですね」
こうなると,子供たちからは
「じゃあ一番小さな星は?」
こういう質問が出てくる.
「一番小さな星って難しいんだよね.たとえば,ちょっと前に地球のすぐそばを通りすぎて行った星なんかは5mくらいだったし,何年か前にアフリカに落ちてきた星なんかは3mしかなかったし.いったいどこまで小さなものを“星”って言っていいんだか難しいんですよ.まぁ3mしかなかったのも小惑星と呼ばれていたから,3mくらいの星ってのもあるってことだよ」
「じゃあ長い星は?」
「長い星ってのも難しいなぁ.あ,平べったい星ならあるぞ.七夕のおりひめ星もひこ星も,自転が早すぎて,遠心力でつぶれて平べったくなっちゃってるらしいんだよ」

  ・・・という具合に結構盛り上がって終了.

  結局,星は何一つ見られなかったけれど,帰り際には
「とっても楽しかったです.また機会があればぜひお願いします」
と言われた.ふぅ,急ごしらえの話だったけれど,とりあえず最低限の役割は果たせたのかなと.

  でも,今回は何とかなったけど,これで失敗したら信用がなくなる.予定はしっかり確認しておかなくちゃねぇ・・・

 

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コメント

中川さま

天文普及講演、天候の加減で、予定がかわり、たいへんそうですね。1案、2案、3案くらいに準備していなくては、いけませんものね。
わたしの孫友、二人への(星空作戦2号)は、どうこらこうやら無事発射しました。
1歳半が、彗星の写真を見て、「きれい!
きれい! しゅうっ!」を連発しました。
4歳半は、地球の写真を、「しゅうくんの、おうち、どこかなあ?」と,穴の開くほど
眺めました。七夕が近づいているので、近いうち幼稚園で、織姫・彦星の短冊や星をつくるようで、ついでに天の川についても、話してみることに・・・。
「お月さまも、大きくなったり、小さくなったり、おもしろいね」と話の先を向けてみたら、「しゅうくん、しってる」と。
帰るころには、今度夏休みで、3つ、泊まるときには、「お星さん、みようよ」と自分から言い出しました。下は上を真似るので、こくこくこくと頷いていました。
初めての星体験は、こんなものだろう、と思いますが・・・。
それから、にんじんの花についていた幼虫はアゲハチョウの仲間で、黄アゲハでした。せり科の植物が、その食草とのこと。
5センチほどの大きさなので、しばらくすると、さなぎになりそうです。
きょうは、また朝から曇り空。
今年はまだ泰山木のお椀形の真っ白い花を見ていないので、周辺の散歩にでるつもりです。
泰山木は中国の樹木ですが、日本では朴の木。宮沢賢治の(マグノリア)の花です。

投稿: 鳥越ゆり子 | 2011年7月 4日 (月) 12時15分

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