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2011年7月 9日 (土)

祝!(寂) アトランティス打ち上げ成功

  日本時間今朝(9日朝)00:30頃,スペースシャトル「アトランティス」が宇宙へと旅立って行った.スペースシャトル最後の打ち上げである.
  もちろん,私は予定の30分ほど前からネット中継にかじりついていた.
  天候が悪いということで,予定通り打ち上げられる可能性は30%ということだったが,画面で見る限りなかなか良い天気のようだった.
  カウントダウンは順調に進んで行った.残り3分を切る頃になると,中継を見ているだけでも緊張してくる.

  残り31秒・・・あれ?

  カウントダウンが止まった.
「何が起こったんだろう?」
と思ったが,すぐに再開,数十秒(だと思う)遅れたが,「アトランティス」はやや雲が漂う青空の中へと吸い込まれていった.

  打ち上げの光景を見ていると,どうしても「チャレンジャー空中分解事故(STS-51L)」を思い出してしまう(シャトルの背景に写っているのが青空だとなおさらだ.あの時,青空をさまようように飛んでいたSRBの姿は強烈に印象に残っている).しかし,数分後,SRBが予定通り切り離されると一安心.135回目にして最後の打ち上げは(たぶん)何の問題もなく無事に行われ,9分後に「アトランティス」は予定の軌道に投入された.なお,打ち上げ直前にカウントダウンが止まったのは,「何らかの異常がある」という情報が入ったためとのことだが,すぐに誤情報だと判明,わずかな遅れで打ち上げられたらしい.

  日本人宇宙飛行士の若田光一さんは,ケネディ宇宙センターでこの様子を間近で見守り,
「この空気の振動と地響き,そしてあの炎を見られなくなるのは寂しい」
とつぶやき,「この瞬間を目に焼き付けておきたい」と語ったそうな.過去3回,シャトルで宇宙へ行った若田さん,シャトルへの想いもさぞ大きかったのだろう.

  かく言う私にとっても,スペースシャトルは少年時代からの憧れであった.小学生時代に参加した「凧作り教室」では,作った凧にスペースシャトルの絵を描いたのを覚えている(今思い出すと,その凧に描いたのは外部燃料タンクが白かったから,その最初の打ち上げ,STS-1ミッションの時の姿だったようだ.それだけ,最初の打ち上げのインパクトが強かったのだろう).「チャレンジャー空中分解事故(STS-51L)」の次の打ち上げ(STS-26ミッションの「ディスカバリー」)の時も,「コロンビア空中分解事故(STS-107)」の次の打ち上げ(STS-114ミッションの「ディスカバリー」)の時も,テレビに釘付けだった.

  若田さんは「節目があるから次のステップが開かれる」,オバマ大統領は「この最終飛行は,新たな終わりなき冒険の時代へと我々を駆り立てる」と語った.
  これから先,どのような宇宙船が開発されるのだろうか.願わくば,その宇宙船が宇宙へと飛び立ってゆく姿が,多くの子供たちの「憧れ」を惹きつけるものであってほしい.

 

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