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2011年7月16日 (土)

ちょっと失敗・・・でも

  昨日(15日)は市内某小学校で観望会.
  昼間は良く晴れていて暑かったが,予報によれば夕方から「曇り」だった.

  実際,夕方までは良く晴れていたのだが,観望会開始時刻が近づくにつれて急に雲が広がり,いつしか全天のほとんどが雲に覆われてしまった.
  このことそのものは「予報の通り」なので別にどうということはなかったのだが,気象衛星の雲の画像を見て絶句した.

  この時,北海道を除くと,雲が写っているのは茨城県北部だけだったのだ.しかもその雲,どこからかやってきたものではなく,昨日の午後3時頃に突然現れたものだ.どうも昨日の学校関係者か参加者の中に強力な雨男or雨女がいたらしい(いや昨日は私の方が主催じゃないから,私の所為じゃないですよ.たぶん).

  ・・・というわけで,屋内での天文教室ということになった(今年2月までならここは自作プラネタリウムの出番♪なのだが,その自作プラネタリウムは震災で壊れたままだ・・・寂・・・).

  昨日は晴れていれば水星をなんとか見ようと思っていたので,まずは水星の話(水星は太陽の近くを回っているから,なかなか見るチャンスがないんだぞ,とか).そして,今見えている星座の案内.「夏の大三角」から発展して,天の川の話題と地球外知的生命探査の話題.
  なんせ「宇宙人」の話題だから,子供たちは食いついてくるかと踏んでいたのだが,ちょっと話が難しかったかも.

  後半は,ペーパークラフトやビデオ映像等を見せながら,いよいよ30年の歴史に幕を下ろす「スペースシャトル」の話題.
  ところが,こちらも,誰しも多かれ少なかれ憧れや思い入れのある我々の世代と違い,今の子供たちにとってスペースシャトルは別な次元の物語ということなのか,あまり興味を示されなかった.むぅ,難しいものだ・・・

  それでも,天文教室終了後は,ペーパークラフトスペースシャトルのまわりに子供たちが集まってきた.
  模型をしげしげと眺める子供たち.
「そうだ,スペースシャトルの前で写真を撮ろうか!」
という先生の一言で,記念撮影となった.さらに,お子さんをスペースシャトルの前に立たせて写真を撮ろうとするお母さんも.イマイチ盛り上がらなかった天文教室も,この段になって一気に盛り上がった.中には,
「僕,大人になったら宇宙飛行士になる!」
と言った子も.
「将来宇宙飛行士になったら,今日撮った写真を公開して,『これがきっかけだったんです』って言ってね」
私としては結構定番の台詞.いや半分冗談ですが,半分は本気なんですよ.

  というわけで,話の内容はちょっと失敗だったが,「参加者の心の中に何かを残す」という意味では最低限の仕事はできたかなと.
  最近,「最低限の」ということが多すぎるような気はするが・・・

 

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