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2011年6月 8日 (水)

祝!古川聡さん宇宙へ!

  日本時間今日午前5時12分,日本人宇宙飛行士の古川聡さんを載せたソユーズロケットが,カザフスタンのバイコヌール宇宙基地,50年前にユーリ・ガガーリンを載せたヴォストーク・ロケットを打ち上げたのと同じ第一射点「ガガーリン発射台」から打ち上げられた.
  打ち上げは無事に成功,ロケットから切り離されたソユーズ宇宙船は,打ち上げから9分後,予定とおり高度200kmの軌道に投入された.

スペースシャトルのように,度々延期されたりすることなく,予定時刻ぴったりに打ち上げられ,きっちりと成功するあたり,「さすがはソユーズ」いったところか.

  古川宇宙飛行士は元々外科医.同僚のマイケル・フォッサム飛行士は「お医者さんが一緒の滞在は大変心強い」と語った.
  う〜ん,さもありなん.普通ならば,国際宇宙ステーション滞在中に病気になってしまっても(もっとも,そう簡単に病気になるような人では国際宇宙ステーションの長期滞在クルーには選ばれないのだろうが)医者に診てもらうことなんかできない(何といっても,地球に帰るだけでも莫大な予算がかかってしまうのだから)わけで,「専門外」であったとしても,医者が一緒ってのはかなり安心だろう.

  その古川さん,国際宇宙ステーションでも医者としての特質を生かした実験を行うことになっている.中でも面白いと思っているのが,国際宇宙ステーションでのきゅうりの栽培である.このきゅうりから,抗がん作用のあるたんぱく質を抽出する実験を行う.ちなみに,この実験を提案したのは,東日本大震災で被災した東北地方のだとか.これもまた被災地に元気を届ける意味でも,是非実験を成功させてほしい.なお古川さんは,この実験に関して,「きゅうりを食べたくなる(国際宇宙ステーションには生野菜がないのだそうな)だろうが,残念ながら許されていない」と冗談まじりに語ったという.

  それにしても・・・

  同じ宇宙飛行士の星出さんは,小学生の頃,「将来の夢」が題材の作文で「宇宙飛行士になりたい」と書いていた.同級生たちの作文とともにこの作文が収められた,学校の文集の名前が「きぼう」だった.うーん,できすぎ.
  そして今度の古川さん.2歳9ヶ月の頃,赤いキルティングを来て,フードを頭からかぶった姿で撮った写真に,母親の浩子さんが,「宇宙飛行士みたいね」と書き込んでいた.
  そういうことってあるもんなんだねぇ.

  宇宙飛行士になるためには,優秀な頭脳はもちろん,体も丈夫じゃなくちゃならないし,厳しい訓練に耐える精神力も必要,そして,限られたスペースの中で数人の人と長期間過ごすためには,人格も優れていなければならない.ほぼ「完璧な人間像」を求められるわけだ.
  こうして宇宙飛行士になる人って,小さい頃から「何かを持っている」のだろうか.

 

「いずれにしても,古川さんにとって初めての『宇宙の旅』が,無事で実り多い旅であってほしい」と思う方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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