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2011年6月28日 (火)

もう一つあった

  日本時間今朝(28日朝)午前2時頃,2011MDという小惑星が,地球の表面からわずか1万2300kmのところを通過していった.この小惑星は直径が5〜20mほどの小さな小惑星だが,これほど近くを通るなら,夜空を高速で移動して行く姿を写真の撮れたかもしれない.
  ちなみにこの小惑星,地球には結構頻繁に近づいているらしく,NASAの “Current Impact Risks” には,今後100年程度の間に数十回の接近がリストアップされている.ただし,衝突の確率は最大でも20万分の1程度,本体が小さいこともあり,衝突の危険度を示すトリノ・スケールは全て“0”である.

  さてこういうニュースがあると,「他に危ない天体はないんかいな」ということが気になるところだが,やはり “Current Impact Risks” によれば,現時点でトリノ・スケールが“1”とされているのが 2007 VK184(推定直径130mで2048年6月に衝突する確率が3万3000分の1)と 2011 AG5(推定直径約150mで2040年2月に衝突する確率が6万8000分の1)の二つで,残りは全部“0”,どうやら現時点では何も心配する必要はなさそうだ.

  昨日の記事に書いた通り,昨日の夜は冥王星による恒星食も起こっていた(現時点ではまだ観測報告などの情報は見ていない).こちらの方を「なんとか観測できないか」なんて思っていたのだが,地味ながら面白そうなイベントがもう一つ起こっていたわけだ.

  が,昨日の夕方は小雨.夜の間も「曇り時々雨」.

  どちらも観測は難しかっただろうが,挑戦くらいはしてみたかった.結局は両方とも失敗に終わっていたかもしれないけれど・・・

 

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