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2011年5月21日 (土)

見慣れていないと

  19日の記事でもちょっと触れたが,18日の夜,東の空に昇ってきた月は赤かった.
  昨日,ある人に聞かれた.
「この間,月がすごく赤かったんだけど・・・」
「いや,理由は簡単ですよ.夕日が赤いのとおんなじです.ただ,特にこの季節は,湿気が多かったりして,空気の透明度が低くて赤く見えやすい上に,月があんまり高く昇らない季節でもあるので目立つんですよね」

  私のように見慣れていれば,「お,写真に撮っておこう」と思う(実際はカメラを持っておらず,撮影はできなかったのだが)程度なのだが,見慣れていない人にはずいぶんと不気味に見えたことだろう.あの震災の記憶がまだ生々しい時期であれば「何か異常なことが起こっているのではないか」と思ってしまうのも無理からぬことなのかもしれない.

  他にも,耳にしたものでは,
・夜なのに空が明るい・・・いやそれは「光害」ってヤツですよ.(水戸市付近では)ここ数年はひどいんですよねぇ.私にとっちゃ大きな悩みです.
・夜空が赤い・・・実はどうしてそうなっているのか良くは知らないけれど,経験上から言えば,湿気が多い時にはそういうことが多いようだ.多分,地上の光が雲なり靄なりで反射して見えているんだろうけれど.

  いずれも,別段珍しいものではない.

  当然と言えば当然なんだろうけど,普通に生活していれば夜空なんて注意して見ないからねぇ.それが,震災以来,いろいろと不安を抱えた状況で,たまたま夜空を見上げた時にイメージと違うものが見え,「あれ?」ということになってしまうのだろう.
  でもね,せっかく夜空を見上げたのならば,不安がってばかりいないで,ちょっとのんびりと星を眺めてみましょうよ.節電の影響もあって,いつもより少し星が見えやすくなっているんだし.

 

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