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2011年5月13日 (金)

はやぶさ2

  宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日,あの「はやぶさ」の後継機である「はやぶさ2」を2014年に打ち上げると発表した.

  いよいよか!

  今度は「はやぶさ」が行った「イトカワ」とはタイプの違う小惑星1999JU3を目指す.そこのおよそ1年半止まり,詳しく観測する他,表面に小さなクレーターを作り,試料を採取,地球に持ち帰る計画だ.小惑星1999JU3は「イトカワ」より大きく,推定直径920m.炭素系の物質を主成分とする小惑星で,そこからのサンプルリターンは,生命の起源の謎に迫る手がかりをもたらしてくれるかもしれない.

  プロジェクトの代表をつとめる吉川真准教授はこうコメントした.
「技術的には,はやぶさのようにドラマチックにならないよう,確実に進めたい」

  一般的に小惑星探査機と呼ばれる「はやぶさ」だが,実は技術実証試験機だった.なので,ある程度のトラブルは想定内だったろうし,逆に何のトラブルも起こらなかったら,問題が表面化せず,将来のためにはならない.かと言って失敗に終わってしまうのはあまりに残念なことなので,「あれだけのトラブルに見舞われながらの成功」というのは,いろいろな意味で理想的だったのかもしれない.

  その後継機となる「はやぶさ2」は,今度こそ「小惑星探査機」なのだろう.吉川准教授の言った通り,今度は技術的にはドラマチックにならず,順風満帆であってほしい.

  ・・・とは言え,やっぱり一般人としては「はやぶさ」のような感動と興奮のドラマを期待してしまうわけで・・・

  今度は是非,純粋に科学的に,「非常にドラマチック」な物語を見せてくれることに期待したい.

  ところで・・・
  東日本大震災の被災状況の把握にも活躍した陸域観測衛星「だいち」だったが,その後電源電圧が急激に低下,回復のための努力が続けられていたが,機能が回復する見込みがないと判定され,遂に運用終了となった.
  運用に関わったチームの皆様,本当にお疲れさまでした.

 

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