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2011年4月 2日 (土)

国際宇宙ステーション建設計画

  震災発生から3週間が過ぎ,その地震で損傷したペーパークラフト ロケットたちもほぼ復旧したので,ペーパークラフトシリーズも今回から新シリーズ「国際宇宙ステーション建設計画」をスタート.
  まず最初は,
1/100スケールペーパークラフトによる ザーリャ 国際宇宙ステーション最初のモジュール,「ザーリャ」.型紙は “AXM Paper Space Scale Models” から.
  軌道制御,姿勢制御,通信,電力供給,熱制御等の機能を持つ基本機能モジュールである.1998年11月20日,カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からプロトンロケットで打ち上げられ,同年12月7日,STS-88ミッションのスペースシャトル「エンデバー」によって運ばれた「ユニティ」どドッキングするまで単独飛行することになった.

  Nadir側(地球側)から見た姿↓
1/100スケールペーパークラフトによる ザーリャ(地球側)
  aft側(後ろ側)から見た姿↓
1/100スケールペーパークラフトによる ザーリャ(後ろ側から)
  のちに「ソユーズ宇宙船」や「プログレス補給船」とのドッキングに使われることになる Nadir(地球側)ドッキング・ポート↓
1/100スケールペーパークラフトによる ザーリャ(Nadir ドッキング・ポート)
  のちに「ユニティ」とドッキングする時に用いられるフロント・ドッキング・ポート↓
1/100スケールペーパークラフトによる ザーリャ(フロント・ドッキング・ポート)

  “AXM Paper Space Scale Models” からダウンロードできる一連の型紙(一部有料・・・というより,ほぼ有料で一部無料)で国際宇宙ステーション全体を作り上げることができるのだが,写真を見ればわかる通りかなり精密で,“ザーリャ”一つ作るだけでも結構大変.この調子で全体を作り上げて行くのだから,道のりははるかに遠い.
  そんなわけで,これは「禁断の扉」と思って,これまで手を出すのをためらっていたのだが,方々から,
「やっぱり国際宇宙ステーションがあるといいよね」
と無茶ぶりが飛んできていた.そんな中,第39次長期滞在では,日本人宇宙飛行士の若田光一さんがコマンダーを努めることが決定した.これを機に,若田さんがコマンダーを努める2013年までの完成をめざし,私も「ペーパークラフトによる国際宇宙ステーション建設計画」を始める決心をした.
  そして,2月末から製作にかかり,この「ザーリャ」が完成した直後,あの地震が襲ってきた.この「ザーリャ」も保管してあった棚から転落,最初に見に行った時にはどこに行ったのか見つけられなかった.なので,一時は
「あれは潰れてしまっただろう」
と思っていたのだが,片付けをしてみると,こいつの上にもいくつものものが重なって落ちていたのに,こいつは小さな隙間に収まっていて奇跡的に無傷だった.

  完成までは長い長い道のりになるが,この宇宙ステーションが完成する頃,今回の震災の被災地が見事に復興していることを願いつつ,製作を進めて行こうと思っている.

  完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→フライト 1A/R “Zarya”

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コメント

国際宇宙ステーション、完成着手されたとか。完成したら、ふたりの孫をつれて、きっと見にゆきます。わたしはまるっきりシロウトですが、中川さんの英断は、希望の星の誕生のひとつだろうとおもいます。
絵を描くとき、わたしも、できるだけ人々の笑顔がぱあっと咲くように、こころがけています。
わたしがうれしいと、あなたがうれしい、それでまたわたしがうれしい、地上の仕事の根本に、今まではそれが欠けていたようにおもいます。貧しくともこころが豊かであること。そんな輪があちこちに星雲のよにひろがると、いいね。
地上のできごとが、あんまりむごくて、むちゃくちゃで、どうしたらいいのかわからないけど、わたしもしっかり絵を描きます。

投稿: 鳥越ゆり子 | 2011年4月 3日 (日) 00時28分

こんばんわ
ペーパークラフト再開ですね^^
国際宇宙ステーション、うちには食玩?の「全種買ったらボーナスパーツで国際宇宙ステーション」ってヤツが飾ってあります

「ザーリャ」、無事でよかったですね^^
とても精密なモデルなんですね
最終形態の完成となると・・・・・気が遠くなりそう・・・・・

私も簡単なものを製作してみたいな・・・・・と考えたりもしていますが強度的に結構難しそうです

投稿: ぱっくん | 2011年4月 3日 (日) 20時55分

鳥越さま.
度々ありがとうございます.
国際宇宙ステーションシリーズについては,本当はもう少し先のことと思っていたのです.でも,こういう時なので「再開」するだけじゃなく,「何か新しいことを」という気持ちがあったので,前倒しして始めました.被災地も,「復興」するだけではなく,「新しく繁栄」して欲しいと願っています.
P.S.送っていただいたお茶,「ふれあいの里」に届いたと連絡がありました.今週末にはふれあいの里に行く予定ですので,その後,みんなで頂こうと思っております.ありがとうございました.

投稿: Y-Nakagawa | 2011年4月 4日 (月) 14時03分

ぱっくんさま.
応援ありがとうございます.
ペーパークラフトは,実は地震後結構早い段階で再開しました.というより,損傷した作品の修理にとりかかる気になれなくて,再開したのはほとんど現実逃避でした.

国際宇宙ステーションの型紙は,他にも見つけてあったのですが,やはりなんかイマイチで,「どうせ作るなら・・・」と一番精密なもので始めました.しかも,よせばいいのにと思いつつ,スペースシャトルやソユーズ,プログレスなどがドッキングした状態も含めて,国際宇宙ステーションの変遷を,可能な限り再現して行こうなどと考えています.完成までの道のりは限りなく遠いですね.凝り性も困ったものです.

投稿: Y-Nakagawa | 2011年4月 4日 (月) 14時18分

お茶、届いたのこと。それだけでもほっとして、よかったです。毎日、毎日、こうしてメールしながら、指がふるえるようなことばかり。おまけにろうそく生活を続けていますから、老眼とあわさって、誤字、脱字の多いこと。詩人としては情けないけれど、仕方ありません。
中川さんは、沈着冷静なようですね。わたしは、たいへん怖がりです。取り越し苦労の鳥越ですが、とりごえ、と発音します。岡山県倉敷市の百姓たちの民衆名です。
夜空の宝石、ほんとうにうつくい世界を届けていただいていて、お礼をいうのは、わたしのほうです。ありがとう。

投稿: 鳥越ゆり子 | 2011年4月 5日 (火) 08時01分

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