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2011年2月 7日 (月)

スペースシャトルの飛行

  今年中に退役が決まっているスペースシャトル,実はつい数日前まで知らなかったのだが,その飛行は「残り2回」ではなくて「残り3回」ということになっていた.
  もともとは,昨年11月に「ディスカバリー」の最終飛行(STS-133)が予定されていた.これが自然条件やら不具合やらで延期になり,打ち上げは今月24日に予定されている.
  そして,本来スペースシャトル計画の最終飛行の予定だったのが,4月19日以降に予定されている「エンデバー」の最終飛行(STS-134).この時,万一「エンデバー」が帰還不能の状態に陥った場合に実施される救援ミッションに備え,「アトランティス」が打ち上げ可能の状態で待機することになっていた.
  STS-134ミッションが無事に終了した場合(是非そうあって欲しいが),「アトランティス」のミッション(STS-335と呼ばれていた)はキャンセルされる予定だった.しかし,費用をかけて飛行しないのは無駄との判断から,STS-134ミッションにおいて,この救援ミッションが実行されなかった場合,改めてSTS-135ミッションとして今年6月に打ち上げられることになったらしい.スペースシャトルの一回の飛行にかかる費用は4億5000万ドル(約370億円:1ドル=82円25銭として換算)かかるので,さすがに「勿体ない」ということになったらしい.

・・・とすれば,じゃあこのSTS-135ミッションで(絶対にそんなことになってほしくないが)「アトランティス」が帰還不能になったらどうするんだ?救出ミッションのために別なシャトルが待機して,その救援ミッションが実施されなかったらまた正規のミッションになって,そのミッションの救援ミッションのために別なシャトルが待機して・・・救援ミッションが実施されるまで続けなくちゃならなくなっちゃうじゃないか.最後は乗り捨てにするしかないのか?
  なんて思っていたら,このSTS-135ミッションでは,ソユーズによって救援が行えるように,クルーは4人だけということになっているらしい.解決.

  いずれにしても,私を含め,多分多くの方にとっても「一つの時代」だったスペースシャトル計画,「救援ミッション」なんていうものが実施されることなく,無事にその歴史に幕を下ろして欲しいものだと思う.

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