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2011年1月31日 (月)

こんな日には

  昨日(30日)夕方は結構雲が多かった.予報では夜の間は「晴れ」になっていたのだが.しかも,その予報によれば,水戸地方の翌日(つまり今日だ)の最低気温は−7℃だとか.予報の通りになるならば,これほどの冷え込みは数年ぶりだ.

  20:00頃に様子を見た時には,まだかなり雲が漂っていた.
  こうなると心境は非常に複雑.月の出は04:28頃.もし「撮影日和」ならば,昨晩はある銀河団の撮影に挑戦するつもりであった.しかし,そうなると,最低気温−7℃の屋外で一晩を過ごすことになる.「晴れてくれ」という気持ちと「曇ってくれ」という気持ちが半々.

  そして21:30頃.とりあえず快晴.が,やっぱり空の透明度はイマイチだった.カシオペア座ですら良く探さないと見つからない.北斗七星も,柄の付け根の星「メグレス」はほとんど見えない.
「こういう天気は嫌なんだよねぇ」
快晴である以上,撮影に取り組めば何かしらの成果があるような気はする.しかし,−7℃の寒さに耐えた挙句に「空振り」なんてことになるのは凄く嫌でもある.こんな日には,「撮影日和」か「べた曇り」や「雨・雪」かどっちかはっきりした天気になって欲しいんだけど.

  結局,撮影は見送ることにした.

  しかし,なんとも「サボった」という罪悪感があり,日付が変わった頃もう一度空の様子を見に外に出てみた.
2011年1月31日 自宅にて とりあえず快晴.今月はじめ,撮影日和だった時と比べてみると,

・・・やっぱりちょっと白っぽい.まぁ撮影の可否の線上といったところか.
2011年1月7日 自宅にて でも微妙な違いだ.撮影を敢行していれば,結構撮れたかも.

  ・・・結局,罪悪感から逃れることはできなかったのであった.

  ちなみに,その今月はじめに撮影した画像の処理がとりあえず終わったので画像だけ公開.
おおぐま座の系外銀河NGC3945 2011年1月7日撮影 おおぐま座の系外銀河NGC3945.あんまり面白い画像にはならなかったけど.

SETI@home 現在の順位 世界…63,280位(/1,156,528人)国内…2,384位(/30,136人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,694位(/287,490人)国内…202位(/4,196人)

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2011年1月30日 (日)

地球は回っている

  昨日(29日)夕方は水戸市のお隣,大洗町某所で観望会の予定だった.
  しかし,天気予報によれば夕方〜夜は「曇り」で,予報のソースによっては,「雪」のマークがついていた.
「こりゃ今晩はプラネだね」
ということで,愛車に自作プラネタリウムを積み込んで出発.

  ところが,現地に到着するまでの間に晴れ間が広がった.
「う゛,晴れてきやがった」
自作プラネタリウムは結構かさばるので,望遠鏡と両方積み込むのは無理.今更晴れて来ても,望遠鏡がないぞ.

  観望会開始時刻に木星がしっかり見えていた.
「どうしてこうなるかねぇ」
折角見えているのに,自作プラネタリウムの投影だけというのも寂しい.幸い,カメラ用の三脚と8cm屈折望遠鏡は車に積んであったので,それで木星を見てもらった.
  当然,追尾ができないので,あまり倍率は上げられず,しかも放っておくとすぐ視野からいなくなってしまうので時々向け直してやらないといけない.
  こちらとしては結構四苦八苦していたのだが,それでも,ほとんどの参加者は,ガリレオ衛星の姿と,木星本体の一本の帯は見えたらしい.
  中には,視野の中で木星がだんだんと動いていくことに気がつき,
「いやぁ,本当に地球って回っているんですねぇ・・・感動しました」
という方も.赤道儀を使わないで見てもらう時には,そこに気づきやすいというメリットはある.ただ,誰もが気づくわけじゃないし,それをこうして感動してくれる人ばかりじゃないのが難しいところではある.

  その後,屋内で自作プラネタリウムの投影.そして冬の夜空に見える天体の話,「こうのとり」や「はやぶさ」の話題をたっぷり1時間半.メモを取りながら聞いてくださった方もいたし,たくさんの質問も飛び出した.そこそこ有意義な時間にできたらしい.

  後片付けを終えて外に出る時,
「快晴だったりしたら嫌だ」
と思ったが,幸か不幸か空には雲がいっぱい.昨日は結構「結果オーライ」だったらしい.

今年の観望会 予定…8 実施…6 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….750(6勝2敗)
昨日の観望会,“実施した”と言えるのかどうか微妙なところではあるけれど,参加者全員が木星を見ることができたということで.貯金が1つ増えて4.

SETI@home 現在の順位 世界…63,474位(/1,156,233人)国内…2,392位(/30,129人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,702位(/287,430人)国内…202位(/4,196人)

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2011年1月29日 (土)

遠い銀河

  ハッブル宇宙望遠鏡によって,ろ座の方向に我々から約132億光年離れた銀河が発見された.
  現在,宇宙の年齢は約137億歳と推定されている.よって,「宇宙の果て」までは137億光年ということになる(光行距離.話がややこしくなるので,以下全て光行距離).今回の発見によって,我々は「宇宙の果て」まで残り約5億光年というところまで迫ることができたというわけだ.そしてそれは,宇宙の誕生から“たった”5億年“しか経っていない”頃の姿を見ているということになる.

  十数年前,当時国立天文台長だった海部先生の講演で,
「宇宙の果ては認識の果て」
というお話を聴いた.
  これはつまり,宇宙が始まってから今までの時間の中では,137億光年より先からは,宇宙で一番速い光ですらまだ我々に届いていない.ということは,我々が認識できるのはそこまでだし,そこより先と我々の間には何の因果関係もない.
  ということだと理解している.

  私は,この考えを拡大解釈(?)するのが好きだ.人類という意味の「我々」を「私」に置き換えるのだ.そうすると,「私の宇宙の果ては私の認識の果て」ということになるわけだ.
  だから,どれほど遠くの天体を見る,あるいは写真に撮ることができるかにかなりこだわりがある.私が「自分の目で」見た最も遠い天体が↓
おとめ座の系外銀河M87 おとめ座系外銀河M87で距離は5900万光年.まだせいぜいこのぐらいだ.一方,写真に撮ることができた最も遠い天体は↓
おおぐま座の銀河団Zwicky3590 おおぐま座の銀河団“Zwicky 3590”で距離は約21億光年.
  ということで,とりあえず「私にとっての宇宙の果ては21億光年」ということにしている.

  ・・・という話を,昨日(28日),某中学校の3年生を相手に話してきた.
「宇宙のことを勉強すればするほど,知れば知るほど,みなさんにとっての宇宙の果ては広がるんですよ」と.
やや話が難しくなってしまい,「ぽかん」としている生徒の方が多かったような気はするけれど.でも,これをきっかけに,その子たちの中から,「その子にとっての宇宙の果て」を広げようと頑張ってくれる人が出て欲しいと切に思っている.

SETI@home 現在の順位 世界…63,621位(/1,155,966人)国内…2,395位(/30,124人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,714位(/287,326人)国内…203位(/4,194人)

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2011年1月28日 (金)

祝!「こうのとり」ISSに無事結合

  日本時間昨日(27日)午後8時41分,日本のISS補給機「こうのとり」2号機が無事にISSのロボットアームによってキャプチャされた.

  しかし,時速約28,000kmで飛行しながら,ISSの直下約10mにピタリとつけるのだから凄い.ライブ中継の映像を見ていると,さも当たり前のように見えてしまうのだが,例えば時速100kmで併走する自動車に寄せようとすることを考えてみると,このキャプチャが想像を絶するほど凄いことなのだと改めて実感する.
  何と言っても,キャプチャ成功ということがはっきりした瞬間,田辺フライトディレクターが大きくガッツポーズをしていたのが印象的だった.「チーム全体がリラックスしていた」と語ったそうだが,それでも相当なプレッシャーがかかっていたのだろう.

  その後,「こうのとり」はロボットアームによりISSのハーモニー・モジュールにある共通結合機構に接合,日付が変わって午前0時45分,ボルトの締結作業が完了,さらに午前3時34分,電気,通信ラインの接続も完了した.これで「こうのとり」のISSへの結合作業が完了したわけだ.

  ニュースでも触れられている通り,スペースシャトル退役後は,この共通結合機構を利用できる宇宙船は「こうのとり」だけとなる.他は,直径の小さなドッキングポートを用いるものであるため,大きな荷物を運べるのあは「こうのとり」だけしかなくなるのだ.その「こうのとり」,1号機は技術実証試験機であった.1号機もミッションは完璧だったが,「技術実証試験機でトラブルがないと,運用機でトラブるんじゃない?」なんて話をしていた.試験機でトラブルが起こらないと,何か問題があっても気づかないからだ.しかし,運用機である2号機も,「100点満点」だったそうだ.

  とにもかくにも,無事成功して何より.これからの「こうのとり」の活躍に期待したい.

SETI@home 現在の順位 世界…64,068位(/1,155,326人)国内…2,413位(/30,108人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,742位(/287,257人)国内…203位(/4,193人)

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2011年1月27日 (木)

「こうのとり」・・・わからず

  今朝(27日)朝も,低空ながらISSと「こうのとり」が見えるはずだった.しかも,今日はISSが見えた1分後に「こうのとり」が続いて見えるはずだったのだ.
  一昨日の朝はついうっかり寝過ごしてISSは見逃してしまったので,今度はそういうことがないようにとかなり早くから準備.
  そして,午前4時45分頃.
北東の空に見えたISS 2011年1月27日ISSは意外としっかり見えた(実はこの直前まで方角を90°勘違いしていて危うく見逃すところだったのだが).で,「こうのとり」はこの1分後に現れるはずだ.

  ・・・

  ・・・あれ?

2分以上注視していたのだが,結局分からずじまいだった.ちっ.

  なんとなく悶々とした気分になってしまったので,とりあえず月も一枚.
月齢22.9 2011年1月27日
  ところで,その「こうのとり」,今晩(27日夜)には遂にISSに結合することになっている.またネットでライブ中継を見るのが楽しみ♪

SETI@home 現在の順位 世界…64,068位(/1,155,326人)国内…2,413位(/30,108人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,746位(/287,231人)国内…204位(/4,193人)

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2011年1月26日 (水)

直接役には立たないが

  昨日(25日)夕方は市内某小学校で観望会.昼頃はだいぶ雲が広がって心配したが,夕方には快晴になって無事に実施.
  望遠鏡での観望対象は,木星,E.T.星団,シリウス.
  昨日の観望会では,望遠鏡には手伝いのスタッフについていてもらい,私は順番待ちの列の中をうろうろしつつ,参加者といろいろと話をして回った.

  そんな中で,冬の大三角を紹介,
「でもね,冬の星座には一等星が他にもあるから,その中の三つだけしか使わないのはもったいないでしょ?」
と言って,冬のダイヤモンドを紹介.オリオン座のベテルギウスとリゲル,おおいぬ座のシリウス,こいぬ座のプロキオン,ふたご座のポルックス,ぎょしゃ座のカペラ,おうし座のアルデバラン・・・
「よーし,全部覚えたぞ!」
と張り切っている子がいた.
「よし,じゃあついでにもうちょっと頑張ってみようか.オリオン座の左上がベテルギウス,右下がリゲルだろう?で,右上がベラトリクス,左下がサイフ,三つ星は右から順番にミンタカ,アルニラム,アルニタクだ」
「え?もう一回もう一回」
「よし,もう一回いくぞ.左上が・・・」

  まぁ話している方も本気で覚えてもらおうとは思っていなかったのだが,この子は最後までなんとか覚えようとして頑張っていた.
「ベテルギウス,リゲル,サイフ,ベラトリクス,ミンタカ,アル・・・アル・・アル・・・」
「アルニラムとアルニタクだ」
「アルニラム,アルニタク・・・」

  オリオン座の星の名前を覚えたからと言って直接何の役にも立たないだろうが,実は私自身,星座を覚え始めた10年前には一生懸命カシオペア座の星の名前を覚えたものだ.
「カフ,シェダル,ツィー,ルクバー,セギン・・・」
  でもそうやって名前を覚えることによって,星座に親近感が湧き,興味を持つきっかけになってくれれば,と思う.

  あの子,今度会う時にはい〜っぱい星の名前を覚えてくれていたりしたら嬉しいねぇ・・・って,そりゃ無理ってもんか.

今年の観望会 予定…7 実施…4 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….714(5勝2敗)
連敗にはならず.貯金が1つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…64,164位(/1,155,046人)国内…2,417位(/30,106人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,805位(/287,084人)国内…205位(/4,192人)

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2011年1月25日 (火)

見えた!「こうのとり」

  22日午後2時37分57秒,種子島宇宙センターからH-ⅡBロケット2号機によって打ち上げられた国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機.現在は,ISSとランデブーするべく,徐々に軌道を上げつつ,ISSに接近しつつある.
  この「こうのとり」2号機を見るのは,今日の早朝が好条件だったらしい.しかも,ISSが見えた22分ほど後に「こうのとり」が見えるとか.

  ということで,早朝に起き出して見てやろうということにしていたのだが・・・うっかり寝過ごしてISSは見逃してしまった.ダメだねぇ.
  しかし,「こうのとり」だけは見逃すまいと急いで準備.
  そして,05:47頃,
「おぉ!いたいた!」
西南西から北東方向へと移動してゆく光点があった.予想よりずっと明るい.本体はISSやスペースシャトルよりずっと小さいからもっともっと暗いものだと思っていたのに.まだ軌道が低いのと,キンキラキン♪の宇宙船だというのが理由だろうか.
  関心しながら,写真を撮りながら眺めていると,急に増光した.
「こうのとり」2号機の軌跡 2011年1月25日午前5時47分頃(10秒露光を3コマ「比較明」で合成.クリックで拡大,600 × 350 pixel,38kb)
こいつは驚いた.思わず「おぉ!」と声を上げてしまった.
  しばし見ていると,再び増光.
「こうのとり」の軌跡 2011年1月25日 午前4時47分頃(クリックで拡大,600 x 510 pixel,88kb)

  いやなかなかの見ものだった.できればもう少しISSに接近して飛行するところを見てみたいものだ.明後日(27日)早朝はだいぶ接近しているはずだが,日本からは低空で条件が良くないらしい.残念!

  今朝見逃してしまった方,今朝よりは条件が悪いものの,明日(26日)午前6時頃と明後日(27日)午前4時45分頃(地域によって差がある)に見られるので,挑戦してみてはいかがだろう.

SETI@home 現在の順位 世界…64,251位(/1,154,892人)国内…2,418位(/30,103人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,824位(/287,048人)国内…206位(/4,192人)

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2011年1月24日 (月)

M-V-1

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる Μ-Ⅴ-1 日本のロケット開発計画「Μ(ミュー)計画」を受け継ぐ,「ABSOLUTEAdvanced Booster by Solid Utilizing Technology of Extremity)計画」による機体,Μ-Ⅴ.モデルはその1号機で,型紙は稲田写場から.
  科学・工学ではなく政治的な理由から設けられていた,「固体燃料ロケットの直径は1.4mまで」という制約からようやく開放された機体.全段が固体燃料のものとしては世界最大級のロケットである.
  1号機は,1997年2月12日,電波天文衛星「はるか」を搭載して打ち上げられた.打ち上げは見事に成功,近地点560km,遠地点21,400kmの長楕円軌道に投入された.その後,2月27日に観測用アンテナ展開の運用を行ったものの,6本あるアンテナマストの1本が伸長せず,翌日にリトライとなった.しかし,翌日の運用では前日のトラブルが嘘のように何の問題もなくマストが伸長,アンテナは無事に展開した(なお,私は「ようこう」運用のため滞在していた「内之浦宇宙空間観測所」で両日の運用を間近で見ていた).以来,「はるか」は2005年11月30日,停波信号により運用終了となるまで活躍を続けた.
  2号機は月探査機「LUNAR-A」を打ち上げるはずだったが,計画の遅延のために2007年1月に中止が決定,現在は相模原にある宇宙研究開発本部の屋外に展示されている.
  3号機では火星探査機「のぞみ」を搭載して打ち上げられた.打ち上げそのものは成功したものの,度重なるトラブル(ちなみに,「のぞみ」の地球スイングバイの時,運用そのものはおそらく相模原の管制室で行われていたが,内之浦でもモニターしており,その時も私は宇宙空間観測所に滞在中で,モニターしているのを間近で見ていた)で火星周回軌道への投入は断念,火星環境の汚染を防ぐために火星への衝突を回避する軌道変更が行われ,「のぞみ」は火星軌道近くで太陽のまわりを周り続けることとなった.
  4号機はX線天文衛星(「ひりゅう」と名づけられる予定だった)を搭載して打ち上げられたが,打ち上げ後に第一段のノズルが損傷したことにより充分な加速が得られず,衛星の軌道投入には失敗した.この失敗をきっかけとしてΜ-Ⅴロケットの設計が大幅に見直されたため,5号機以降は4号機までと外観が大きく異なっている.

  このロケットは以前にも作ったことがあったのだが,
1/100スケール「子供向け」ペーパークラフトによる Μ-Ⅴ 「子供向け」の型紙だったので,簡単に作れるように,細部はほとんど省略されている.これでは寂しいので,もっと精巧な型紙がないかと探してようやくたどり着いたのがダウンロード元のページ.
  今回製作した型紙,非常によくできている.しかも,スキルと熱意(?)によって,どこまで作るか選択でき,たとえ面倒臭くて細部の部品を全て省略したとしても,このロケットの雰囲気を良く再現できるのだ.いやぁ素晴らしい.
  もちろん,私はスキルはともかく,熱意の方は旺盛なので,オプションとなっているパーツを全て使い,さらにディテールアップもしてみた.結果,かなり満足のいく出来に仕上がったと思う.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Μ-Ⅴ-1(はるか)

  ダウンロード元のページでは,もちろん,大幅に設計が変更された後の「Μ-Ⅴ-5号機」の型紙も公開されている.「Μ-Ⅴ-5号機」と言えば,あの「はやぶさ」を打ち上げたロケットだ.当然,そちらの方も作ったのだが,それはまた次回.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…64,379位(/1,154,594人)国内…2,424位(/30,101人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,873位(/286,980人)国内…209位(/4,191人)

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2011年1月23日 (日)

予報の通り

  昨日(22日)夕方は市内某小学校で観望会.
H-IIBロケット2号機打ち上げのネット中継を見た後にチェックした天気予報では,夕方6時頃から9時頃だけ「曇り」マークがついていた.
「って,そこが観望会の時間帯なんだけど」

  会場入りして,さて望遠鏡の準備を始めようという段になって,西から厚い雲が広がりだした.一昨日の観望会の時の状況から言って,望遠鏡を設置する場所を良く考えないと,観望会の最中に木星が建物の影に隠れてしまうので,「望遠鏡の設置は木星が見えてから」と思ったのだが・・・

  いつしかほぼベタ曇りになってしまった.

  観望会は,急遽屋内での天文教室ということになった.
  主催者の方から,「是非はやぶさの話を」とリクエストされた.

「はやぶさの話なら何時間でもできますよ」
とは言え,何時間も話すわけにはいかないので,「はやぶさ」の旅と,帰還から現在までの状況について45分ほどにまとめて話した.
  話し終わった後は,子供たち・・・じゃなくて大人たちからいろんな質問を浴びせられた.大人たちの方が面白がって話を聞いてくださったらしい.

  天文教室終了後,昨日はちょっと外食.
  食事が済んで外に出てみると,いつしか快晴になっていた.

  う゛ぅ,なんてこった.見事に予報の通り観望会の時間帯だけ曇りだったのか.

今年の観望会 予定…6 実施…4 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….667(4勝2敗)
連勝は3でストップ.貯金が1つ減って2.

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祝!H-IIBロケット2号機 打ち上げ成功!

  昨日(22日)午後2時37分57秒(JST),宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV )2号機を搭載したH-ⅡBロケット2号機が種子島宇宙センターから打ち上げられた.
  関係者によれば,打ち上げ後の飛行は完璧で,打ち上げ15分後には「こうのとり」はロケットから分離,午後3時36分(JST)に三軸姿勢を確立,午後10時13分(JST)には,最初のランデブー用軌道調整マヌーバを完了し,軌道および姿勢は正常とのこと.
  昨年末から私のネット環境もようやくブロードバンドになったので,今回は打ち上げの様子をネット中継で見ていた.やっぱり,打ち上げ直前になると緊張するもので,思わず拳を握り締めていた.白煙を残して青空に吸い込まれて行ったロケットの姿に感動.
  ということで,例によって
祝!H-ⅡBロケット2号機打ち上げ成功! とにかく,打ち上げからここまでが順調でなにより.
  次の関門はISSへの接近と,ISS側のロボットアームでの把持だ.これもまた27日07:50からネット中継される.
  う〜ん楽しみ♪

SETI@home 現在の順位 世界…64,662位(/1,153,964人)国内…2,436位(/30,086人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,894位(/286,922人)国内…209位(/4,191人)

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2011年1月22日 (土)

月に行ったら

  昨日(21日)は「定期観望会」.天気は,昼間からずっと晴れ.夕方になっても曇る気配はなし.うん,観望会の日の天気はいつもこうあってほしいものだ.
  今は一年中でもっとも寒い時期なので,人が集まらないかという心配はしていたのだが,気がついてみると20人ほどがあつまり,なかなか賑やかな観望会だった.
  中でも昨日来た子供たちの反応が凄かった.木星を見ては
「うぉー!すげぇー」
「ちっちゃな星も見えるぞ」
月を見ては
「うわぁ!でっけぇー」
「まぶしい〜」
などなど.こうして元気に声を出してくれると,寒い中でもちょっと暖かくなるような気がする.
「君たちはよ〜く見ておくんだぞ.将来行った時に迷わないように」
子供たちが月を見ている時の,私のお決まりの台詞.
  いつもは,ここで大人たちが笑って終わるのだが,昨日は少し違った.
「月に行ったら何をしたい?」
という話題に.一番多かったのは
「どのくらい跳べるのか,跳んでみたい」
なるほどねぇ.重力が小さいからねぇ.
「地球の出が見たい」
うぅん,それは是非見たいなぁ.
で,私は
「腕を伸ばして,こうして(親指を立てて)地球を見てみたいですね.月でこうして地球を見ると,親指の向こうに地球が隠れるそうなんですよ」
やっぱりマニアックか.

  昨日は月が明るかったので他にはあんまり見られるものがなかったが,こういったいろんな話題で盛り上がった.やっぱりね,こうやって想像を膨らませがなら眺めるのってとっても楽しいことなんですよ.

今年の観望会 予定…5 実施…4 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…0 勝率….800(4勝1敗)
3連勝!貯金がさらに1つ増えて3.

SETI@home 現在の順位 世界…64,778位(/1,153,468人)国内…2,438位(/30,076人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,895位(/286,855人)国内…208位(/4,191人)

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2011年1月21日 (金)

「はやぶさ」映画化!

  あの「はやぶさ」の物語が映画化されることになったらしい.
  ニュースによると,「はやぶさ」の実話をもとに,波乱万丈だった「はやぶさ」の7年間の旅と,その旅を支えたプロジェクトチーム,そしてその家族の思いと努力を描く人間ドラマになるとのこと.
  実は以前からそういう「人間ドラマ」の焦点をあてた映画なりテレビドラマなりを作って欲しいと思っていた.「はやぶさ」は擬人化されて大変な人気になったが,その「はやぶさ」を動かし,守り続けたのはプロジェクトに関わった人たちだったのだから.まさにその通りのものが映画になるということなので,これは楽しみだ.ただ,川口教授や國中教授の顔や人物像は自分の中にすっかりイメージが出来上がってしまっているから,ドラマとなると,登場人物に感情移入できるかどうかちょっと心配ではある.

  それでも,私のことだ,何度も見に行ってしまうだろうねぇ.

  半面,こってこてのドキュメンタリーにしてほしかったという気もする.そう,「ザ・ムーン(原題:In the Shadow of the Moon)」のように.「ザ・ムーン」の題材であるアポロ計画と違い,「はやぶさ」では実写映像はそんなにないだろうからCGが使われるのは当然として,その他は全て関係者が語るだけ.実はその方がずっと説得力がありそうな気がする.まぁ,そんな映画では,興行としては成功しそうにないが(事実,「ザ・ムーン」の時,映画館はがらがらだった).NHKあたりがそんな特別番組を作ってくれないかな.

  いずれにせよ,映画の完成,劇場での公開がとても待ち遠しい.宇宙開発史上に残る名探査機となった「はやぶさ」.それを題材にした映画もまた,日本映画史上に残る名作となってほしいと思う.

SETI@home 現在の順位 世界…64,809位(/1,153,237人)国内…2,440位(/30,071人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,906位(/286,808人)国内…208位(/4,189人)

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2011年1月20日 (木)

雲に邪魔されながら

  昨日(19日)は市内某小学校で観望会.
  この観望会,地域のPTAの方々が中心になった団体が主催で,毎年この時期に行われている.が,天気が悪かったこともしばしば.
「そういえば,嵐だったこともありましたねぇ」
「大雪だったこともありましたよね?」
ということで,今年は過去5年間の天気を調べて,その間全部晴れだった日を選んだんだとか.

  で,昼間の天気は快晴.ただし,一部の予報では「夕方は曇り」だった.
  予備の日程がとれないとのことだったので,一か八か実施ということになった.

  観望会開始予定時刻は18:00.17:00頃には会場入りしていた.その頃,雲量およそ1.さっそく準備にかかった.
  しかし,18:00になり,「さあこれから」というタイミングで雲が広がりだした.それでも,満月近い明るい月はずっと見えていたし,雲の切れ間から木星も時々見えていたので観望会は続行.昨日の観望会は150人近い参加者があり,望遠鏡のところには長蛇の列ができていた.
  この時期にしては珍しくシンチレーションも落ち着いていて,復活しつつある木星の縞模様も見ることができた.

  順番待ちをしている列の半分くらいが見終わった頃だっただろうか.いつの間にか木星が見えていたあたりには厚い雲に被われていた.
「うーん,木星はしばらく見えそうにないので,とりあえず望遠鏡は月に向けますね」
そうして数分後.今度は月が雲で被われ,木星が雲間から顔を出した.
「いやぁ,望遠鏡の向いた方向が雲に被われるもんなんですよねぇ.困ったなぁ」
「いや,折角だから,もうこうなったら待ってもいいから木星が見たいです」
「じゃあ木星に賭けますか」
数分後,やっぱり木星が雲に被われたりもしたけれど,それを最後に,雲に邪魔されることはなくなった.
「いやぁ,こんなにはっきり見えるものなんですねぇ」
と喜んでくださった方も.

  ・・・という具合に,時折雲に邪魔されながらも,参加した全員に月と木星を見てもらうことができて何よりだ.ずっと快晴というわけじゃなかったので,あんまり星座の案内をすることができず,私自身はやや不完全燃焼ではあったけれど.

今年の観望会 予定…4 実施…3 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…0 勝率….750(3勝1敗)
連勝.貯金が1つ増えて2.

SETI@home 現在の順位 世界…64,998位(/1,152,946人)国内…2,450位(/30,067人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,960位(/286,754人)国内…209位(/4,186人)

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2011年1月19日 (水)

月夜

  昨日(18日)夕方はとりあえず晴れ.その後,雲が広がり,一時は空のほとんどが雲で被われていた.
「こりゃ今晩は何も気にせず休めるな」
ということで,さっさと布団へ.いや暖かい布団に入っていられるというのも幸せなものだ.

  午前04:00前に目が覚めた時,窓から明るい月が見えた.
「あれ?晴れてるんだ」
身支度をして外へ.
快晴.
とりあえず全天の写真を一枚.
2011年1月19日 自宅にて いやぁ,気持ち良く晴れている.月の光もなんとも清々しい.
・・・でも・・・
月が明るすぎ.
「これじゃ何にもできない(撮れない)じゃないか」
と言っていても芸がないので,久々のその月も一枚.
月齢14.4 2011年1月19日 (クリックで拡大,600 × 600 pixel,56kb)
そうそう,先日ここにも書いた iPod Touch に “Moon Map Pro” なるアプリを入れてみた.拡大していくと,小さな地形の名前まで表示される.こうして月を眺めながら,それぞれの地形を確かめていくというものなかなか面白い.いやぁ,たまにはこうしてじっくり月を眺めてみるものいいものだ.

  こうしてまた,私のiPodは本来の使い道からどんどん離れて行くのであった.

SETI@home 現在の順位 世界…64,998位(/1,152,946人)国内…2,450位(/30,067人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,962位(/286,692人)国内…209位(/4,185人)

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2011年1月18日 (火)

木星のシーズンも終わり

  昨日(17日)夕方は晴れ.月が暗い時期ならば「いっちょ(撮影を)やるか」と気合を入れるところだが,昨日の月齢は13.そして,最近は水戸地方でも冷え込みが厳しい.
「あぁ,寒い所で長時間過ごすのは嫌だなぁ」

  軟弱.

  かと言って,せっかくの晴れなのに何をしないのは勿体ないし,新聞に連載している記事のネタを作っておく必要もある.
  で,ふと思いついた.誰か人が来る心配のない場所にカメラを設置,連写モードにして放置.自分は暖かい屋内で過ごし,後で比較明合成という寸法だ.ホント,軟弱者かもねぇ.
  その結果が↓
西に傾く木星 2011年1月17日 (クリックで拡大,600 × 900 pixel,159kb)
イマイチ面白い写真にはならなかったけど.

  それにしても,木星が早い時刻に沈むようになってきた.「定期観望会」の会場である,「かたくりの里」では観望会開始時刻までには林の向こうに沈んでいってしまう.木星のシーズンももうすぐ終わりだ.
  その木星,いよいよ見えなくなっていた縞模様が復活しつつある.先日,眼視では黒く細い線としてその姿を見ることができた.なかなか機会に恵まれず,写真には撮れていないが,まぁ見られただけよしということにしておこう.

SETI@home 現在の順位 世界…64,998位(/1,152,946人)国内…2,450位(/30,067人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,976位(/286,636人)国内…209位(/4,185人)

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2011年1月17日 (月)

雪のあと

  一昨日(15日)の夜,20:00過ぎに帰宅した頃は雪が“ちらついて”いた.予報でも「雪」マークはついていたのだが,“ちらついて”いた程度だったので,
「積もることはないだろう」
とタカをくくっていた.

  翌朝.
  布団の中からも窓の外に日がさしているのが見えた.
「やっぱり大したことはなかったな」

  ところが,布団から出てから窓の外を見てびっくり.しっかり積もっていた.
・・・布団を出るとそこは雪国だった・・・ってか.

  おかげで半日は雪かきをして過ごすハメになった.
  が,これだけ雪が降れば,空気が澄み渡るので,夜空には期待.

  夜中に起き出して,外に出てみた.
2011年1月17日 自宅にて いや確かに空は澄んでいる.でもこうも月が明るくてはねぇ・・・

  というわけで,やっぱり星はあんまり良く見えなかったけれど,それはそれとして,月明かりに照らされた雪景色というのもなかなか乙なもので.
月明かりの下の雪景色 2011年1月17日 「しまった.どっかに比較明(合成による日周運動の写真)を撮りに行けばよかった」
とも思ったが,道路が凍結しているだろうからノーマルタイヤじゃ危険だ.まぁ仕方ないか.

  それにしても,月明かりに照らされた世界ってのは,見た目の通りの写真って撮れないものだ.どうやったらうまく撮れるんだろう?

SETI@home 現在の順位 世界…65,092位(/1,152,599人)国内…2,453位(/30,066人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,000位(/286,586人)国内…210位(/4,185人)

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2011年1月16日 (日)

使える!?

  もうずいぶんと長いこと,シャープの「SAURUS」を愛用していた.スケジュール管理,観望会などで質問された時のためのカンニング用の資料などに使ったり,ちょっとWebを見たい時などに結構重宝していた.
  が,もうコイツはほとんど骨董品.バッテリーもへたってきたし,そろそろ買い替えようと思っていた.最初は,ミニノートPCを買おうかとも思っていた.しかし,最近のミニノートPCは結構デカい.それではいつも携帯するのには不便だ.
  必要な機能は,
  ・スケジュール表として使えること
  ・ネットにつなげられて,とりあえずWebが見られること
  ・カンニング用に,メモができ,画像を閲覧できること

で,ふとしたことで目をつけ,購入に踏み切ったのがiPod Touch.昨年末にポケットWiFiなるものを購入していたので,コイツでもネットにつなげられるのだ.しかも,ミニノートPCよりずっと安い.

  実際に使ってみると,いろんなアプリがあってかなり便利.中でも,天文用のアプリが意外と充実している.星図やら天体データ(NGC,ICのデータが全部!)やら,月面図やら,月や太陽や惑星の出没時刻やら薄明の時刻やら,ISSを含む人工衛星の位置を教えてくれるアプリやら.そして天気予報やら単位換算やら・・・
  これだけで何役もこなしてくれる.

  面白がっていろんなアプリを探していたところ,「ライトセーバー」のアプリを見つけた.実はスター・ウォーズマニアだったりする私,さっそくインストールしてみた.ボタンを押すと,画面に表示されているライトセーバーから光の刃が伸び,「ピシューン」とライトセーバーを起動した時の音がする.そして,本体を振り回すと「ブーン」と音がする.思いっきり冗談でインストールしたのだが,昨日,某所でそれを見せていたら,
「それ,サーチライトで星を指し示して案内する時に使えるじゃん」
という話になった.

  なるほど!

  手に持ったサーチライトから夜空に向けて光の束が伸びる瞬間に,件のアプリで音を鳴らせば,見事な一発ネタだ.そして,別な星を指し示すためにサーチライトを動かす時,本体も一緒に動かせば「ブーン」と音がする.子供たちが喜ぶこと間違いなしだ.これは使える!?
  ただ,あんまりやりすぎると,子供たちの注意がそっちにばっかり行ってしまい,肝心の星空の方に注意が向かなくなってしまう.使うタイミングと量をみっちり検討しておく必要がありそうだ.
  さらに,タイミングを外したり,イマイチうまく操作できなかったりすると思いっきりスベる.これは相当練習をつんでおかなくちゃならないな.

  アプリの作者はまさかそんなことに使われるとは思っていないだろうなぁ・・・

SETI@home 現在の順位 世界…65,219位(/1,152,227人)国内…2,461位(/30,057人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,008位(/286,552人)国内…210位(/4,184人)

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2011年1月15日 (土)

銀河がいっぱい

  久々の撮影日和に恵まれた先日,実に久しぶりに冷却CCDを持ち出して撮影に取り組んだのが,おおぐま座の一角にある目立たない銀河.
  このあたりを撮影すると,予想しなかったものが写ることがあるので面白い.
  以前,NGC3448を撮影した画像に↓こんなものが写っていた.
銀河団 Zwicky 3590 2005年12月31日撮影 撮影当初は「なんか遠くの銀河団のようなものが写っている」としか思っていなかったのだが,大分後になってからこれが “Zwicky 3590” という遠方の銀河団であることが判明した.さらに調べてみると,我々からの距離は約21億光年ということで,現在,私が撮影した天体の中で最も遠い天体である.
  さて,先日撮影したのはNGC3945という銀河で,約7,300万光年の距離にあるらしい.で,画像処理を進めて行くと,やっぱり周辺に遠方の銀河らしい斑点がたくさん写っている.
銀河団 Zwicky 4638? 2011年1月6日 (右上がNGC3945)
  で,調べてみると,この辺には,Zwicky 4624 と Zwicky 4638 という銀河団がある.そのどちらなのかはちょっと分からないが,遠方の銀河団であることは間違いないだろう.
  距離が知りたかったのだが・・・観測データがあまりなく,距離は分かっていないらしい.残念.

SETI@home 現在の順位 世界…65,354位(/1,151,886人)国内…2,468位(/30,052人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,023位(/286,462人)国内…210位(/4,184人)

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2011年1月14日 (金)

H-IIB

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる H-ⅡB 日本最大の打ち上げ能力を持つ国産衛星打ち上げ用クラスターロケット,H-ⅡB.型紙は“ぱっくん航空隊”から.
  1994年,宇宙ステーション計画の了解覚書協議において,NASAから,計画に参加する各国がそれぞれ宇宙ステーションへの輸送能力を提供することを原則とするという提案がなされた.これを受け,日本では1995年から宇宙ステーション補給機の概念設計を開始,1997年には開発に着手した.
  当時,H-ⅡAロケットはまだ開発段階であったが,当初15tと見積もられていたHTVは,H-ⅡA標準型(202型)では打ち上げることができなかった.このため,H-ⅡAの第一段に用いられるLE-7Aを2基束ねた液体燃料ブースター(LRB : Liquid Rocket Booster)を1基または2基追加した強化型(H-ⅡA212型または222型)が検討されていた.しかし,開発や運用のコスト,信頼性,輸送能力などの点で,LRBを付加するよりも,第一段そのものをクラスター化する方が有利であると判断されたことからLRBの開発は凍結され,H-ⅡBの開発が始まった.
  2009年9月10日,技術実証機であるHTV初号機を搭載して初めて打ち上げられた.打ち上げは見事成功,HTVも順調に飛行し,国際宇宙ステーション(ISS)側のロボットアームを用いたハーモニー・モジュールへの結合にも成功した.そして,ISSへ搭載品を搬入,ISSの不要品を搭載した後,ISSから切り離され,大気圏に突入してミッションを終了した.

  20日午後3時29分頃に打ち上げ予定のH-ⅡB.やっぱりコイツは作っておきたかったのだが,なかなかフリーの型紙が見つからず,市販品もネット上の写真を見る限りでは大したことのない型紙で,方々を探してようやく見つけた.
  この型紙,簡潔ではあるものの,なかなか雰囲気が良く出ているもので,何といっても寸法が正確なのがありがたい(海外のサイトではどうにもいい加減なものが多い).ただ,やっぱり細部が寂しいのでディテールアップを施してある.中でも手がかかったのは,SRBを本体に固定しているアーム.H-ⅡAも含め,市販の型紙でも,フリーの型紙でも,この部分はたいがい紙を張り合わせただけの平面的なもの.それでは寂しいので実機の写真を参考にしながら自作してみた.その結果が↓
1/100スケールペーパークラフトによる H-ⅡBロケット下部とSRB いやしかし,これは大変だった.実は,長いものは一本作るのにほぼ1時間.合計で8本あるので・・・でも,おかげでなかなか満足の行く仕上がりになった.
  この部分の出来がわかりやすいように,斜め上からのアングルで一枚.
1/100スケールペーパークラフトによる H-ⅡB(斜め上から) なかなか雰囲気は出てると思う.
  そして ,先日このブログで紹介した積荷の「こうのとり」(HTV)」2号機と並べて一枚.
1/100スケールペーパークラフトによる H-ⅡB と 「こうのとり」(HTV)2号機

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→H-ⅡB

  実は昨年末から私のネット環境が大幅に良くなった(今時ISDN並だったのが,とりあえずブロードバンドになった)ので,今度の打ち上げはネット中継を見られそうだ.
  とっても楽しみ・・・なのだが,間近で見ていたΜ-3SⅡ8号機の打ち上げは失敗.内之浦宇宙空間観測所でオペレーションを間近で見ていた「はるか」の1回目のアンテナ展開はうまく行かず.また偶然内之浦宇宙空間観測所に居合わせた時に行われた「のぞみ」の地球スウィングバイも失敗・・・私が見ているというのは実は縁起が良くないんじゃないかとちょっと心配.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…65,535位…おぉ!16ビット!(/1,151,535人)国内…2,478位(/30,044人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,063位(/286,419人)国内…211位(/4,184人)

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2011年1月13日 (木)

賭けに勝って

  昨日(16日)は水戸市のお隣,ひたちなか市某所で観望会.
  本当は一昨日(17日)に予定されていたのだが,昼間は雲の多い天気.前日までの予報では,夕方から「曇り」だったのだが,当日になって予報は「晴れ」に変わっていた.

  さてどうしたものか・・・

  主催者とも話し合って,一か八か昨日に延期ということにしたのだった.そして,一昨日の夕方の天気は,とりあえず晴れ.しかし,なんとか月と木星は見えていたものの,ほぼ全天を薄雲が被っていて,淡い天体は見えそうにもない天気だった.

  そして昨日の夕方は・・・晴れ.しかもほぼ快晴.どうやら一か八かの賭けには勝ったらしい.

  観望対象はまず木星.
  む,縞が消えていたあたりに,黒い線が見える.私自身も,復活しつつある縞の姿を初めて見た.
  昨日の観望会はシリーズとして実施しているものなので,参加者はみんな以前に同じ望遠鏡で木星を見ている.
「ほら,この間見た時には,木星の縞は一本だったでしょ?今日は,他にもう一本,黒い細い縞が見えてるよ」
「あ,わかる」「わぁ,ホントだぁ」
どうやらわかってくれたらしい.

  その後,月と,木星のそばに見えている天王星を見て,あとは星雲・星団
  が,透明度はイマイチだったらしい.オリオン大星雲も今ひとつ見応えがない.M30にも望遠鏡を向けてみたけれど・・・うぅん,見えるような見えないような・・・
「一応,真ん中に見えているんだけど」
「わかんな〜い」
「あ,小さな星が2つあって,その間にぼんやり見えているヤツ?」
「そう!それだ!ちゃんと見える人もいるじゃない」
「え〜,わかんないよ」
「う〜ん,見えない人はもしかして心が荒んでいるのかもしれないぞ」
などなど,冗談や雑談を交えてワイワイと話しながら,他にいくつかの散開星団も見てみた.どれもこれもイマイチ見応えはなかったけれど,みんな一生懸命望遠鏡を覗いていたし,みんな楽しそうにしていたし,結構良い観望会だったかも.

  この観望会のシリーズは昨日で最終回.最後に,毎回参加してくれた子供の一人が,「はやぶさ」の絵を書いて見せてくれた.
「おぉ!ちゃんと『はやぶさ』になってるじゃない!」
2枚の太陽電池パネルがあり,その間には高利得アンテナ,そして高利得アンテナの反対側にはきっちりサンプラーホーン.どうやら,その子の中には,きっちり「はやぶさ」の姿が刻まれているらしい.

  将来,この子たちの中から「はやぶさMk.?」プロジェクトに関わる人が現れるだろうか?

今年の観望会 予定…3 実施…2 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…0 勝率….667(2勝1敗)
連敗にならず.貯金は1.

SETI@home 現在の順位 世界…65,766位(/1,151,140人)国内…2,486位(/30,041人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,076位(/286,364人)国内…212位(/4,183人)

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2011年1月12日 (水)

完結

  やや遅くなってしまったが,

  6日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』(←いつの間にかURIが変わっていたことに今気がついた)第103号(三球儀編第52号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 ACアダプター.
  これを本体に差し込み,コンセントにも差し込んで
完成した三球儀 これで完成.って,これじゃあつまらないので,スイッチを入れ,遅いシャッタースピードで撮影してみる.
完成した三球儀 その2 イマイチよくわからないけれど,これで動くようになったわけだ.

  『太陽系模型』のシリーズがスタートしてからまる二年,103号をもって完結!
  せっかくなので,完成した2つの模型を並べてツーショット.
太陽系模型たち いやぁ長い道のりだった・・・(遠い目)

  というわけで,このブログの太陽系模型カテゴリもこれで完結.さてこれからは,コイツらをどうやって活用するかを考えなきゃ.

  仲間うちからは「次は自作するんでしょ?」と言われそうな気がする・・・いや今はそういう時間はないんです・・・そのうちやってみたいとは思っているけれど.

実は昨日は観望会が予定されていたが,薄曇りなので一か八か今日に延期.今日は現在晴れているけど・・・
今年の観望会 予定…2 実施…1 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…0 勝率….500(1勝1敗)

連勝できず.貯金は0.

SETI@home 現在の順位 世界…66,067位(/1,150,762人)国内…2,499位(/30,029人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,098位(/286,302人)国内…212位(/4,182人)

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2011年1月11日 (火)

曇りそうで

  昨日(10日)夕方は晴れ.天気予報もとりあえず一晩中晴れ.冷え込みが厳しそうなので少し尻込みはしたものの,結構(撮影)をやる気で,とりあえず仮眠を取った後,22:00頃外へ.
  空の状態の確認を兼ねてとりあえず全天の写真を一枚.
2011年1月10日 自宅にて とりたてて「いい」というほどの透明度でもないが,悪くもないぞ.さて準備にかかるか・・・む!?
薄雲が見える南の空 南〜南東に薄雲.しばらく様子を見ていると,南側の雲は広がったり消えたりを繰り返していたが,頭上まで広がってくる様子はなかった.
  しかし,予報では,明け方〜朝には曇りになっている.こりゃあ意外と早い時刻に曇ってしまうのかも.こういう状況になると,モチベーションは急降下.この寒さの中で空振りしたくないぞ.

  しばし迷った末,星雲・星団の撮影は諦めて,ネタ作りのための撮影に切り替えることにした.
  まずはおおいぬ座
おおいぬ座 2011年1月10日 やっぱりシリウスは明るいねぇ.その下には(上のサイズの画像ではわかりづらいけど)M41も写っている.
  次はぎょしゃ座ぎょしゃ座 2011年1月10日 こちらも同様,M36M37M38三つの散開星団が見える.
  そして東の空を駆け上がる しし座駆け上がるしし座 2011年1月10日 やっぱり,しし座は駆け上がる時に見るのが一番いいと思う.
  最後にふたご座
ふたご座 2011年1月10日 む,失敗だったなぁ.天体用に改造した方のカメラで撮ればよかった・・・

  薄雲はおおいぬ座を撮った頃には一時見えなくなっていたが,これだけ撮り終わった頃も,南〜南東だけやっぱり見えていた.むぅ・・・広がるのか消えるのかどっちかはっきりしてくれないか・・・

  とりあえずここまでで撤収.さらに一時間ほど後に様子をみてみたのだが,やっぱり南〜南東だけに薄雲が見えている状況にかわりなかった.
  結果的には星雲・星団の撮影だってできたかも.こういう時,やっぱり判断は裏目に出るものだ.でも逆のパターンで裏目った時には全くの空振りになってしまうわけで,何かしら成果があっただけよしということにするか.

 

それにしても,「どっちつかず」の天気っていうのは嫌だねぇ・・・

SETI@home 現在の順位 世界…66,172位(/1,150,476人)国内…2,502位(/30,021人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,119位(/286,240人)国内…213位(/4,181人)

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2011年1月10日 (月)

深夜になって

  昨日(9日)夕方は曇り.車を運転していると,フロントガラスに水滴がつくのが分かる程度の小雨も降っていた.
「こりゃ今夜はダメだ」
ということで安心して早めに就寝.
  しかし,02:00過ぎに目が覚め,気になって外に出てみた.こういう時刻にほっといても目が覚めるのは星屋の性だろうか.

  所々に薄雲が漂っていて,快晴というわけにはいかなかったが,とりあえず晴れていた.
2011年1月10日 自宅jにて ・・・撮影日和だった先日ほどではないけれど,一昨日(8日)の空よりは大分マシだ.一昨日と違って深夜だからということもあるのだろうけれど.これで風がなければもう少し粘って何か撮影するところだが,北寄りの風が強かったので諦め.
  夕方は天気が悪かったので撮影はあっさり諦めたのだが,これが最初から「晴れているけれど風が強い」という状況だったら,かなり悩むことになっただろう.まぁ幸か不幸かといったところか.

SETI@home 現在の順位 世界…66,266位(/1,150,120人)国内…2,501位(/30,013人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,124位(/286,180人)国内…213位(/4,181人)

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2011年1月 9日 (日)

長続きしなかった

  昨日(8日)は城里町ふれあいの里天文同好会の例会.
  新年早々ということで集まったのは4人.それでも,なかなかの好天に恵まれ,天文台の望遠鏡でいろいろな散開星団を眺めたり,天文や機材の話題,そして「宇宙戦艦ヤマト」(!)の話題で盛り上がったりと,楽しい時間を過ごすことができた.

  昨日は天文台の一般公開の予定はなかったのだが,せっかく晴れていたので,天文台に居残って撮影に取り組むことにしていた.

  ところが・・・

  21:00頃にはかなり雲が広がってしまった.
  22:00過ぎまで粘ってみたものの,やはり快晴にはならず,諦めて帰宅.

  自宅にたどり着いた頃には,とりあえず快晴になったものの・・・透明度が悪い.いや天文台にいた頃から気にはなっていたのだけれど.
  とりあえず全天の写真を撮ってみると,
2011年1月8日 自宅にて むぅ,やっぱりこんなものか.ちなみに,久々の撮影日和だった先日の写真と比べてみると,
2011年1月7日 自宅にてこんなに違う.ここのところずーっと昨日の空のような状態が続いていたのが,先日は上の写真のように透明度の高い空になっていた.これなら,また天体写真の撮影もできるのかと思っていたのだが,どうも長続きはしなかったらしい.

  次に本腰を据えて天体写真の撮影に取り組めるのはいったいいつのことになるんだろう?

SETI@home 現在の順位 世界…66,300位(/1,149,749人)国内…2,503位(/30,007人 祝!3万人突破!)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,141位(/286,121人)国内…214位(/4,181人)

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2011年1月 8日 (土)

白星スタート

  昨日(7日)は今年初の観望会.今年初の「定期観望会」でもあった.
  まだ年明け早々,しかも強い冷え込みのため,普通ならば参加者はとても少ないか,参加者ゼロかということを心配するところだが,水戸市の市報の表紙に案内が掲載されてからまだ浅く,15名ほどの参加があった.開始予定時刻は19:30だったが,早くも19:00前に会場にやって来た方も.
「いやぁ,今日は大丈夫ですね」
1ヶ月前にも来られて,ベタ曇りにも関わらず1時間以上話し込んでいた方だ.

  昨日は見事な快晴.木星は縞模様がほとんどわからないほどシンチレーションは悪かったものの,空の透明度は非常に高かった.
  観望会対象は木星の他,E.T.星団アンドロメダ大銀河二重星団など.
「いやぁ,星ってこんなにいっぱいあるんですねぇ」
写真にするとイマイチおもしろくないけれど,望遠鏡で見る散開星団って,ホントに綺麗なもんなんですよ.

  空の透明度が高いので,オリオン大星雲なんかも「鳥が翼を広げたよう」な姿がとても良く見えた.
  さて,このオリオン大星雲が赤く見えるかどうかでちょっと盛り上がった.
「私の目には今日は少しピンク色に見えるんですけど」
「ホントですか?」
「いやもしかしたら,写真の見すぎで〝赤く見える“って思い込んでいるから赤く見えるのかもしれませんが」
「あれ,でもこういうふうになっているところ(手で「翼」の前縁のあたりを表現しながら)がちょっと赤く見えるような気がしますね」
「えぇ,そうそう,そうなんですよ」
ただ単に私の思い込みというわけでもなかったらしい.
  でも,別に科学的な観測をするわけじゃないんだから,たとえ思い込みであったとしても,「赤く見える」と感じるならそれでもいいんじゃないかという気がする.

  ベテルギウスが話題に上ったので,望遠鏡を向けてみる.
「もし万が一,急に明るくなったと感じたら,目をそむけてくださいね.失明するかもしれませんから」
「そんなことがあるんですか?」
「まぁ,まずありえませんね.もっとも,私なんかベテルギウス(が超新星爆発を起こす“その時”を見ていること)で失明するなら本望ですが」

  途中,あまりの寒さに音を上げて帰って行かれた方もあったけれど(スタッフはどんなに寒くても音を上げるわけに行かないのが辛い),なかなか盛り上がった観望会になった.

  これで今年も白星スタート.さて今年の勝率やいかに!?

今年の観望会 予定…1 実施…1 中止…0 延期…0 屋内(外)で天文教室…0 勝率…1.000(1勝0敗)
白星スタート.とりあえず貯金1.

SETI@home 現在の順位 世界…66,486位(/1,149,362人)国内…2,509位(/29,996人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,182位(/286,055人)国内…214位(/4,181人)

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2011年1月 7日 (金)

実に久しぶり

  昨日(6日)夕方は晴れ.天気予報もどこを見ても一晩中晴れ.
  例のサーチライトが邪魔かも…とは思ったのだが,先日は意外と早い時刻に消えていたようなので,“明け方狙い”で撮影に取り組むことにした.
  とりあえず少し仮眠をした後,いざ外へ.

  おぉ!今度こそ撮影日和だ.サーチライトも消えているし.

  ということで,実に久しぶりに主力機材をフル装備で準備.これで撮影に臨むのは実に一年半ぶりだ.
  往々にして,こういう時にはトラブルを連発するものだが,準備も,設定も,目標の天体の導入も全く順調.
  そして撮影開始.
  撮影も至極順調で,撮影中にも全天の写真を一枚.
2011年1月7日 自宅にて 空の透明度もなかなかだ.ここに掲載した全天の写真でも,地平線近くまでこれほど星が写ったのは実に久しぶりのことだ.いやぁ,(それはそれで体力的にはキツいけど)いつもこうあってほしいものだねぇ.

  そして,薄明が始まる直前,撮影は無事に終了・・・と言いたいところなのだが,ファイルの保存でトラブル.もしかしてつかいものになる画像にはならないかも.
  さらに,最後になってフラットフレームの取得に大苦戦.やっぱりこういうことはブランクが長いと「コツ」を忘れてしまうものだねぇ.

  機材の撤収が完了したのは06:00過ぎ.すっかり明るくなっていた.眠くて仕方ないけれど,機材を片付け終わり,明るくなった空に明けの明星が輝いているのを眺めていてなんだか嬉しくなった.
  あとは,無事に使える画像に仕上がってくれればいいんだけど(って,撮影した対象は地味〜な天体だったりするのだが).

SETI@home 現在の順位 世界…66,478位(/1,149,004人)国内…2,507位(/29,985人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,194位(/285,969人)国内…215位(/4,180人)

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2011年1月 6日 (木)

「こうのとり」2号機(HTV-2)

  ペーパークラフトシリーズ,今回は番外編.
1/100スケールペーパークラフトによる「こうのとり」2号機(HTV-2) 来る1月20日にH-ⅡBロケット2号機で打ち上げられる国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV-2 ).型紙は “AXM Paper Space Scale Models” から.
  1994年7月に行われた国際宇宙ステーション計画の了解覚書協議において,NASAから,ISSへの補給に関して,協力各国がスペースシャトルによる輸送経費を負担する方式から,各国それぞれが輸送能力を提供する方式へ転換するという提案がなされた.これを受け,1997年,日本独自の国際宇宙ステーション補給機であるHTVH-Ⅱ Transfer Vehicle)の開発が始まった.
  当初,HTVは液体ロケットブースターを1基装着したH-ⅡA212型で打ち上げる構想であったが,液体ロケットブースターを装着するより,1段目そのものを強化する方が,経済的にも能力的にも優れているという判断により,H-IIBの開発も始まった.
  HTVは補給キャリア(与圧部,非与圧部),電気モジュール,推進モジュールから構成されており,ISSに約6tの補給物資を運ぶ能力がある.
  打ち上げ後,地上からの管制の他,GPS相対航法,ランデブーセンサー航法などを用いてにISSに接近,「きぼう」の約10m下方の軌道上で相対停止する.その後,ISS側のカナダアーム2が HTVを掴み,「ハーモニー」モジュールの地球側にある共通結合機構に取り付けられる.ロシアのプログレスや,ヨーロッパ宇宙機関のATV等は,ドッキングポートに自動でドッキングを行うが, HTVはドッキングポートではなく,共通結合機構に結合する.共通結合機構はドッキング用には設計されていないため,このように自動ではなく手動での結合を行うが,ドッキングポートよりサイズが大きいので,より大きな物資の搬入・搬出が可能となる.共通結合機構を利用してISSへの補給を行うものとしては,他に「レオナルド」や「ラファエロ」といった多機能補給モジュールがあるが,それらはスペースシャトルによって運ばれ,シャトルがISSにドッキングした後にロボットアームによって結合されるのに対し,HTVISS近傍まで自力で航行する点が独自のものである.
  技術実証試験機である1号機は,2009年9月11日,これもまた1号機となるH-IIBロケットで打ち上げられた.9月18日にISSにドッキング,搭載していた補給物資をISSに搬入した後,不用物を積み込んで10月31日にISSから分離,大気圏に再突入してミッションを終了した.
  2010年,HTVの愛称が「こうのとり」と決定された.1月20日に打ち上げられる「こうのとり」2号機には,与圧部に勾配炉ラック,多目的実験ラック,食料・飲料水等の補給物資,非与圧部にはカーゴ輸送コンテナ(CTC-4 : Cargo Transport Container),フレックス・ホース・ロータリ・カプラ(FHRC : Flex Hose Rotary Coupler)を搭載する予定である.

  モデルは,非与圧部に搭載されるCTC-4FHRCも再現されている.
1/100スケールペーパークラフトによる「こうのとり」2号機と曝露コンテナ 本体は結構単純な形状なので製作はあまり苦戦しなかったが,この曝露コンテナの部分は細かい作業が多く,なかなか大変だった.
  実は “AXM Paper Space Scale Models” で提供されているスペースシャトルの型紙は,寸法が意外とアバウトだったりしてなかなか作りにくかったりするのだが,この型紙はかなり正確で作りやすかった.それにしても,作者である Alfonso X. Mereno氏,打ち上げ前だというのに,早くもこういう型紙を作ってしまうのだから凄い.

  もう一つ,どうでもいいことだが・・・
  スペースシャトルの組み立て説明書,実は写真の肝心なところがピンボケになっていて,「どこをどうすればいいのか」がイマイチわかりづらかったりするのだが,「こうのとり」の組み立て説明書ではそのようなことはなかった.Alfonso X. Mereno氏,写真の腕前も上がったようである.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→H-ⅡB

  打ち上げの迫った「こうのとり」2号機.関係者の方々は今が大変な時だと思うのだが,ミッションが見事成功するよう,心からのエールを送りたい.

SETI@home 現在の順位 世界…66,627位(/1,148,628人)国内…2,511位(/29,979人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,228位(/285,931人)国内…216位(/4,180人)

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2011年1月 5日 (水)

やっぱり

   昨日(4日)夕方は晴れ.天気予報はどこを見ても一晩中晴れ.
「こりゃ今度こそ撮影日和か?」
と思ったのだが,たとえ撮影日和であっても,自宅に戻れば例のサーチライトが邪魔でまともな写真は撮れそうにない.ならばということで帰宅途中に寄り道をしてちょっと撮影.
オリオン座 2011年1月4日 いや本当の狙いは↓.
うさぎ座 2011年1月4日 うさぎ座だ.今年の干支ということで.どっかでネタに使えるかもしれないし.
  この頃は,空の所々に雲が漂っていた.撮影していた場所からも例のサーチライトも見えていたし.
  雲が出ていたのでは仕方ないのでとりあえず帰宅.

  そして23:00過ぎ.外へ出てみると,
「快晴?」
どうやらサーチライトも消えていたようだ.
  しかし,この時刻から冷却CCDの準備を始めたのでは薄命開始までに充分な露光の時間をとれない.
「ならばデジカメか?」
と思ったのだが,この時刻からではデジカメで充分撮れるような対象も思いつかない.

  ・・・

  こうなるといろいろと言い訳を考え出すもの.
「なんか星の光が冴えないよねぇ・・・やっぱり透明度が低いかも・・・」
でも,何もせずに就寝するのはどうにも罪悪感があった.
「とりあえず全天の写真を撮ってから,M50(いっかくじゅう座散開星団)でも撮ってみるか」
ということで,全天の写真を撮ってみると,
2011年1月5日 自宅にて あ゛・・・
  見た目では良くわからなかったが,北西から南西にかけて,かなり薄雲が広がっていた.道理であんまり星が良く見えなかったわけだ.
  こうなると妙に安心.残念ではあるけれど,撮影をしてもまともには撮れないわけで,ならば何もせずに寝てしまっても罪悪感を感じることもない.

  ・・・というのは,「幸か不幸か」といったところだったのだが・・・

  昨日だったらこのくらいの雲でもOKだったのに.
  2日の夜は晴れ.しぶんぎ座流星群が極大となる3日夜から4日朝は曇り.そして4日の夜はとりあえず晴れ.
  むぅ,やっぱり今年も天文現象が見られる夜だけピンポイントに曇ってしまうのか!?

SETI@home 現在の順位 世界…66,580位(/1,148,206人)国内…2,510位(/29,971人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,260位(/285,876人)国内…216位(/4,180人)

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2011年1月 4日 (火)

しぶんぎ座流星群・・・

  昨日(3日)から今朝にかけてはしぶんぎ座流星群の極大.
  毎年,この流星群は「新年の運試し」.ちょっと出かけて眺めてやろうと思っていたのだが,昨日の夕方の天気予報では,夜の間中ずっと曇り.
  その割には,日が暮れて間もない頃は快晴.
「これは何とかなるんじゃないか?」
と思っていた.
  が,20:00過ぎに眺めた空は,
2011年1月3日 自宅にて むぅ,雲がいっぱい.例のサーチライトの光が虚しい.
  情報によると,極大となるのは,日本では夜が明けてから.明け方狙いなので,一度就寝した後,03:00頃に起き出して,とりあえずいつもの「かたくりの里」に行ってみた.

  ・・・

2011年1月4日 有賀町かたくりの里にて あぁ,ダメだぁ・・・
  1時間ほど粘ってみたものの,一向に晴れる気配はなく,諦めて帰宅.結局流星は一つも見ることができなかった.

  一昨日(2日)の夜はとりあえず晴れ.昨日の夜は曇り.もしかして今晩は晴れか?まるで昨年12月の皆既月食の時のような天気の推移だ.今年もまた「天文現象が見られる夜だけピンポイントで晴れない」っていう年になってしまうんだろうか?

  文字通り暗雲立ちこめる新年になってしまった.

SETI@home 現在の順位 世界…66,613位(/1,147,829人)国内…2,508位(/29,965人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,307位(/285,773人)国内…216位(/4,178人)

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2011年1月 3日 (月)

曇ってしまう前に!?

  昨日(2日)の記事で「なかなか撮影日和にならない」なんて書いたら,昨日の夕方は快晴.
「こりゃ今晩は撮影日和だね」
と思って天気予報を見てみると,「今夜は晴れ,夜遅くは曇り」だとか.
  むぅ,曇るって言われると気合が萎えるねぇ.

  とは言え,とりあえずは快晴なので外へ.そして全天の写真を一枚.
2011年1月2日 自宅にて 見事に快晴.透明度も最近にしちゃかなり良いようだ.
「うーん,撮影びよ・・・え?」
すっかり忘れていたのだが,年末から,我が家から見て北北東の方向に,サーチライトの光が回っているのだった(上の写真もよーく見てみると,ちょうどど真ん中を縦に貫くように写っている).これ,意外と邪魔になるんだよねぇ.かつて,どうしても良い写真が撮れない時期があった.後で気がついたのだが,その時期と水戸市内に盛大にサーチライトの光が回っていた時期とぴったり一致していたのだ.
  うぅ,また気合が萎える・・・

  しかし,せっかくの「撮り初め」の機会.何もしないのはもったいない.曇ってしまう前に,しかもサーチライトの光に邪魔されない南東側の空で,何か撮れないかと考えている間にとりあえずオリオン座付近を一枚.
オリオン座 2011年1月2日 この画像はまだダーク補正もコンポジットもなし.とりあえず9コマほど撮影したので,後でコンポジットすればちょっとは見栄えのする画像なるかも(無理か?).
  そして,この撮影中にばら星雲を狙ってみることを思いついた.ホームページに掲載している画像は,ちょっとアップしすぎ.だから,いつか天体用改造デジタル一眼+200mm望遠レンズで狙ってみようと思っていたのだ(空の明るい我が家からでは難しいかもしれないけれど).
  とりあえず,その成果が↓
ばら星雲 2011年1月2日 こちらもまだレベル補正以外の処理はしていない.こちらは16コマ撮影したので,みっちり処理をすればそこそこマシな作品に仕上がるかも.

  というわけで,これが今年の「撮り初め」.撮影終了まで結局曇らなかったとさ.

  しかし・・・サーチライト・・・困ったもんだ・・・

SETI@home 現在の順位 世界…66,840位(/1,146,053人)国内…2,512位(/29,922人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,310位(/285,718人)国内…216位(/4,176人)

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2011年1月 2日 (日)

真冬だというのに

  どうにもなかなか撮影日和になってくれない.
  かつては,年末や年始には2晩3晩連続で撮影に取り組み,棺桶に片足突っ込んだような状態になったことも多かったのだが.
  大晦日から元日にかけて,「ゆく星くる星」で過ごそうと思ったのだが,雲の多い天気だったのは昨日の記事に書いた通り.ただ,同じ大晦日から元日にかけては,日本中の多くの地域で大雪など荒れた天気だったが,関東だけは穏やかな元日だったらしい.
  元日は昼間は概ね晴れ.夕方も結構晴れていたので,
「お,今晩は(撮影を)やれるか?」
と思っていたのだが,そこここに雲が漂っている状況だったので尻込み.
  しばらく様子を見ていたのだが,いつしか空は雲でいっぱいになってしまった.
「あぁ,ダメか」

  年の暮れから正月にかけてのこの時期,水戸地方では一番天気が安定する頃.西高東低の冬型の季節配置が強まると,空気が乾燥し,晴天が続き,寒さが厳しくなるのが常だ.しかし,昨年も今年も,この時期になかなか快晴にならない.寒さが厳しくないのはややありがたいけれど.

  今年は活発な流星群の活動時期がことごとく月の明るい時期に重なってしまっているらしい.せめてまた年末に起こる皆既月食の時には快晴になってくれるのを期待したいのだが,はてさてどうなるだろうか.

SETI@home 現在の順位 世界…66,840位(/1,146,053人)国内…2,512位(/29,922人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,340位(/285,661人)国内…218位(/4,175人)

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2011年1月 1日 (土)

謹賀新年

  皆様,あけましておめでとうございます.
  本年もどうぞよろしくお願い致します.

  さて昨日が大晦日で今日が元日(あたりまえだ).今年もまた,星を眺めながら,できれば天体写真を撮りながらの年越しで「ゆく星くる星」といきたかったのだが,見上げた夜空には
2011年1月1日 自宅にて 雲がいっぱい.新年最初に掲載する写真が↑これとは冴えないねぇ・・・ま,仕方ないか.

  昨年,特に後半になって実はネタ作りに苦労した,茨城新聞日曜版の連載「いばらき星空散歩」も今年は2年目に突入.2年目となると,昨年とネタがカブるので,昨年以上の苦労が予想されるけど・・・頑張るしかないか.

  というわけで,今年もまたあいもかわらず「くだらない話の垂れ流し状態」のこのブログをどうか(見捨てずに)よろしくお願いいたします.

  今年が(天気の)よい年でありますように.

SETI@home 現在の順位 世界…66,840位(/1,146,053人)国内…2,512位(/29,922人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,359位(/285,634人)国内…219位(/4,175人)

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