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2010年12月 5日 (日)

ザリガニ星団

  昨日(4日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.
  ここのところ,ギリギリで曇ってしまったり,せっかく晴れていても透明度が悪すぎだったりすることが多かったのだが,昨日はみっちり快晴.透明度もなかなか良く,安心して開館を決定.

  さて,気になる木星は・・・あ゛,シンチレーション悪すぎ.まるで水に沈めて見ているように揺らいだ木星像になってしまていて,復活しつつある縞の様子はまったくわからない.
  最近,「木星の縞が復活」なんていうニュースがあった(本当は「復活の兆候がみられる」ということなんだけど)ので,縞模様が元のようになったんじゃないかと思っておられた方もいたのだが,とりあえず「まだ見てすぐわかるほどには復活していない」ということぐらいはわかったのえ,とりあえずは良かったかも.

  12月に入り,だいぶ寒くなったせいか昨日の来館者は少なかったので,せっかく空の透明度も良かったし,主砲の40cmニュートンで二重星団も見てもらった.
「いやぁ,これは綺麗ですねぇ」
空の透明度は高いので,視野には星がたくさん見え,なかなか綺麗ではあった.が,
「なんかこう,すっきりしないんだよねぇ・・・」
見慣れている私はちょっと不満足.あまりに酷いシンチレーションのせいか,星像がきりっとしない.見えている星の数は多いんだけど,それぞれの星がなんかこう「ぼてっ」と見えているのが気に入らない.

  とは言え,とりあえずはそこそこ綺麗に見えているので,もう一つ,今度はE.T.星団も見てもらった.こちらはまぁそこそこの見応えだったか.
  これを見た小学生くらいの子供が,
「あ,ザリガニだ」
と言った.
  なぁるほど,ザリガニねぇ.E.T.星団というニックネームも気に入っているけれど,映画「E.T.」を知らなければ何のことかわからない.でも,ザリガニなら,多くの人が知っているだろう.
「うん,じゃあこれからはコイツを“ザリガニ星団”と呼ぶことにしよう」
勝手に採用.

  ・・・とまぁ,参加者にはかなり楽しんでいただけたようで,なかなか有意義な観望会だったと思う.

  観望会終了後.
  あまりにシンチレーションが酷いので,天文台に居残っての撮影もどうしようかと思ったのだが,最近は全然星雲・星団の撮影ができていないことだし,「ダメもと」で撮影に臨むことにした.その酷いシンチレーションのせいか,オートガイダーが一度ガイド星を見失うというトラブルもあったのだが,なんとか予定したコマ数の撮影は完了.その成果が↓(12コマ撮影したうちの4コマしかコンポジットしていないけれど)
いっかくじゅう座のコーン星雲 いっかくじゅう座のコーン星雲.
  やっぱり恒星がややぼてっとしてしまっているけれど,思ったよりよく写ってくれた.ちゃんと画像処理すれば使えるかも!?

今年の観望会 予定…121 実施…72 中止…35 延期…3 屋内(外)で天文教室…11 勝率….595(72勝49敗)
連敗は3でストップ.貯金が1つ増えて23.

SETI@home 現在の順位 世界…67,029位(/1,137,030人)国内…2,522位(/29,724人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,122位(/283,360人)国内…214位(/4,146人)

この記事を読んで,「なるほど!E.T.星団(NGC457)を“ザリガニ星団”と呼ぶのに一票!」と思った方,こちらをクリックして共感(?)の投票をお願いします.→にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ

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