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2010年12月20日 (月)

ソー・エイブル II

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ソー・エイブルⅡ (TIROS-1) 世界初の気象衛星「TIROS-1」を打ち上げたロケット,ソー・エイブルⅡ.型紙は “Niels papermodels” から.
  このロケットは,ソー・エイブルⅠの第2段をエイブルⅠからエイブルⅡに変更したものである.しかし,エイブルⅠとエイブルⅡの違いはエンジンが変更されただけなので,外観上の違いはほとんどない(このモデルの先端が太くなっているのは 「TIROS-1」 を搭載するためのものであり,ロケットそのものの違いではない).
  ソー・エイブルⅡロケットが最初に打ち上げられたのは1959年1月23日のことであった.この打ち上げは失敗に終わったが,以降,同年6月11日まで,計6回行われた打ち上げでは,再突入の実験が行われた.
  人工衛星を搭載して初めて打ち上げられたのは同年9月17日.この時は“トランジット”と呼ばれる航法衛星(Navigation Satellite)を搭載していたが,第3段に用いられたアルタイル・ロケットの不具合により,軌道投入に失敗してしまった.
  「TIROS-1」を搭載しての打ち上げは翌1960年4月1日.打ち上げは成功,「TIROS-1」は無事に近地点693km,遠地点750kmの楕円軌道に投入された.「TIROS-1」の運用は当初の予定より15日短い78日で終了したが,その間,軌道上から雲の画像を多数撮影,地上での受信に成功した.これに先立つヴァンガード2号によって,軌道上からの気象観測の可能性が示唆されていたが,「TIROS-1」によって,それが実証されたのである.

  ソー・エイブルⅠとの違いは先端部分だけ.下部の作業はまったく同じなわけで,ジンバル・エンジン(誘導制御のための小さなエンジン)などこまい部分にやや苦戦したものの,2回目ともなればそれほど苦ではなかった.唯一の違いである先端部分も,もう少し苦戦するかと思っていたのだが,丸く整形しなくてはならなかったソー・エイブルⅠよりもむしろ簡単だった.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Thor-Able Ⅱ (TIROS-1)

  さて次は・・・超有名なロケットだが,型紙は1/48.そのまんま作っても結構細かい型紙で,それを48%に縮小して製作するのは「いくらなんでも無理かも」と思って尻込みしていたヤツだ.実はもう完成していたりするのだが,さてその出来やいかに!?

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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