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2010年10月24日 (日)

満月の夜に

  昨日(23日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.天気予報ではずっと「晴れ」になっていたが,夕方は薄曇り.しかし,ちょうど満月の日であり,薄曇り程度ならば最低でも月は見られるだろうということで開館が決定.

  先週の土曜日には予想に反して100人を越す方々が来館されたが,
「さすがに今晩はそんなに多くないだろう」
と思っていた.

  ところが・・・

  開館してみればやっぱり満員御礼.例年ならばだいぶ閑散としている時期なのに,今年はどういう訳なんだろう?

  観望対象を木星にするか月にするかでやや迷ったが,だいぶ雲が広がっていたので,確実に見られるであろう月を選んだ.
  来館者の皆さんが望遠鏡のあるドームの前に列を作った時,空はほとんど薄雲に覆われていた.普段ならばここで星座の案内をするのだが,夜空に見える天体は月と木星くらい.ただ,月には見事な暈がかかっていた.
「今日は予報では晴れだったんですが,だいぶ薄雲が広がっていて,星らしい星はほとんど見えませんね.ただ,月には見事な暈がかかっています.しかも,よぉく見てみてください.その暈に薄く虹と同じような色がついているのがわかりますでしょうか?」
「あぁ,ホントだ」
「結構綺麗なものですねぇ」
なかなか喜んで頂けた様子.

  その後,望遠鏡でその満月を見て頂いた.昨日は満月とは言え,時刻としては満月のタイミングを少し過ぎていたので,西側が少し欠けていた.その欠け際を良くみてくださいねと注意を促しておいたところ,
「うわぁホントだぁ,そこだけ凸凹が良くみえるぅ」
「欠け際には,太陽の光が斜めに当たっているので,凸凹した地形の影が長て,地形が良く見えるようになるんですよ」
こちらもなかなか好評だった.

  全員が見終わったところで,天文台の1階に戻る.そこには,先週に引き続いて,(ここではまだ公開していないが)ペーパークラフトのサターンⅤ型ロケットを飾っておいたのだった.これがまたなかなかの人気.
「40年と少し前,アポロ宇宙船は,このロケットで打ち上げられて月まで行ったんですよ」
食い入るように見ていた子供たちの目が印象的だった(触られて壊れるのが凄く心配ではあったけれど).
  各段を分離して説明していたところ,あるお母さんの一言
「ほら,アンタたちが食べてるアポロチョコレートだよ」
「そう,アポロチョコレートはこの(アポロ宇宙船の指令船)形になっているんですよ」

  月がメインの観望会の時に,コイツを展示するのはなかなか効果的なようだ.

  本来,昨日の観望会の後には,ふれあいの里天文同好会の天体写真撮影会が予定されていた.予報では良い天気のはずだったのだが,薄曇りのため中止.比較明合成による日周運動の写真を長時間かけて撮れるように,大容量のメモリーカードを用意し,ついでにハートレイ彗星の写真も撮れるように(満月下で難しかったかもしれないが)とポタ赤も容易して準備万端だったのに・・・って,もしかして,私の準備が完璧だったから薄曇りになってしまったのか?

今年の観望会 予定…108 実施…65 中止…31 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….602(65勝43敗)
これで4連勝!貯金がさらに1つ増えて22.

SETI@home 現在の順位 世界…66,950位(/1,132,012人)国内…2,518位(/29,608人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,798位(/279,047人)国内…207位(/4,070人)

この記事を読んで,「子供たちにとって,ロケットっていうのはやっぱり“夢の乗り物”なのかもしれない」と思う方,こちらをクリックして共感の投票をお願いします.→にほんブログ村 科学ブログ 天文学・宇宙科学・天体観測へ

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