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2010年9月30日 (木)

地球型惑星

  以前にも地球型の惑星が,しかも地球のような生物が存在することのできる「ハビタブル・ゾーン」内で発見された,赤色矮星「グリーゼ581」に,もう一つ,地球型の惑星が発見された.
  今回発見された惑星は,大きさが地球と同じくらい,質量は地球の約3倍.やはり「ハビタブル・ゾーン」内にあり,これまでに発見された系外惑星の中で,もっとも生命の存在に適しているとのこと.

  もっとも,この惑星に果たして生命が存在するかどうかがわかるのは遠い遠い先のことだろう.何せ,現在では太陽系内の,火星や,木星の衛星ですら,生命が存在する証拠は見つかっていないし,かと言って「その可能性は0!」とも言いきれないといった状況なのだから.
  しかし,「グリーゼ581」には,少なくとも惑星が6個あるとされており,今回の発見で地球型の惑星も少なくとも2個あるということになった.主星が小さいことを除けば,我々の太陽系によく似た恒星系なのだろう.我々の太陽系の他にも,似たような恒星系があると考えると,なんだかちょっと嬉しいような気がする.

  ネットなどには,
「第2の地球?云々」
というタイトルの記事が出ている.
  「第2の地球」というフレーズを見ると,どうしても思い出すのは某有名SFアニメ.地球の危機に直面して,主人公たちが「第2の地球探し」の旅に出るというストーリーだ.そのアニメが作られた当時,系外惑星は(たぶん)発見されていなかったが,現在,同じような前提で物語が作られたらどのようなストーリーになったのだろうか.もっとも,「地球から20光年に第2の地球を発見!」なんていうんじゃ話が盛り上がらないだろうけれど.

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2010年9月29日 (水)

エンデバー (STS-49)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる スペースシャトル エンデバー(STS-49)スペースシャトル5機目のオービター,エンデバー.モデルはその最初の飛行,STS-49ミッションの時のもので,型紙は “AXM Paper Space Scale Models” から.
  1986年1月28日に打ち上げ時の空中分解事故によって失われたチャレンジャーの替わりとして建造されたオービターである.当初は,地上試験に用いられた「エンタープライズ」を宇宙用に改修することも計画されたが,より安価に建造できるという判断から,ストックされていたスペアパーツから新たに建造された.スペースシャトル全体としては数十回の飛行が行われた後での建造のため,着陸時に用いる「ドラッグ・シュート」をはじめ,他のオービターでは後の改修で実装される特徴のいくつかを最初から備えている.また,日本にはゆかりの深いオービターで,日本人宇宙飛行士として初めて毛利衛宇宙飛行士が搭乗したSTS-47ミッションを皮切り(STS-99ミッションでもう一度搭乗)に,若田光一宇宙飛行士(STS-72とSTS-127),土井隆雄宇宙飛行士(STS-123)が搭乗した.また,STS-123でISSの日本実験棟「きぼう」の船内保管室,STS-127ではプラットフォームを打ち上げている.
  STS-49ミッションの打ち上げは1992年5月7日に行われた.ミッションの主な目的は,静止軌道への投入に失敗したインテルサット6号を補足,修理の後,搭載したリブースト・モーターを取り付け,静止軌道へ投入することであった.
  船外作業によるインテルサット6号の補足には2度失敗したが,3度目に成功.その後は予定通りリブースト・モーターを取り付け,放出にも成功,後に計画通り静止軌道に投入された.この任務では3人の宇宙飛行士が同時に船外作業を行ったが,これは世界初のことであり,また,その時間はこの時点では最長記録であった.
  この他に,後に行われる宇宙ステーション建設に向けての船外作業の実験と訓練等を行い,1992年5月16日,エドワーズ空軍基地に無事着陸した.なお,この着陸の際,スペースシャトルとしては初めて,減速のために後部に展開されるパラシュート,「ドラッグ・シュート」が使われた.

  スペースシャトルの製作もこれで5回目,さすがにもう組み立て説明書は見なくても作れるようになった.が,未だに毎度うまく行かないところ(オービターの機首,翼の付け根部分)はどうにも満足の行く出来になってくれない.それより何より,今回は作り始める以前の段階で,プリンターの調子が悪く,色がかなり変・・・というわけで,今回は最初からあまり意欲が沸かず,新たに工夫したところというのは特にない.ならば,うまく行かないところが相変わらずなのは当たり前か・・・

  これで,私のペーパークラフトロケットシリーズでもスペースシャトルのオービターが5機全部揃ったわけで,これは早速記念撮影♪・・・と思ったのだが,アトランティス(STS-51J)以外の3機は展示のためアクリルケースの中にあるため断念.

  しかし,上の写真だけでは他のモデルとあんまり違いがわからなくて面白くないので・・・

  当然ながら,エンデバーが初飛行したのは,チャレンジャー空中分解事故の後.なので,エンデバーは最初の飛行から,事故の教訓が取り入れられた改良がされてある.そのうちの一つが↓.
1/100スケールペーパークラフトによる STS-51JとSTS-49のSRBリング付近 SRBを外部燃料タンクに固定するリング,左(アトランティス(STS-51J))では270°分しかないが,右(エンデバー(STS-49))では全周分ある.これは,チャレンジャー空中分解事故の後の初めてのミッションとなるSTS-26ミッションから変更された部分で,インスタフォーム(instafoam,方々を調べてみたが,詳しい情報が見つからなかった.発泡緩衝材か?)も取り付けられている.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Space Shuttle Endeavour (STS-49)

  というわけで,とうとうシャトルが5機揃ったわけだが,最初に作ったディスカバリー(STS-128)だけが初飛行の時のものではない・・・初飛行(STS-41D)のモデルを作って揃えなきゃいけないな・・・

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
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2010年9月28日 (火)

あらためて「はやぶさ」

  先日,書店に言った際に2冊の本が目に止まった.片方は「見つけたら買おう」と探していた本.片方はその時初めて存在を知った本.すぐさま両方とも手に取り,中身を見ることもなくレジへ.
  前者は山根一眞著『はやぶさの大冒険』(マガジンハウス 刊).
  後者は的川泰宣著『「はやぶさ」の奇跡』(PHP研究所 刊).

  片方は記者の目から,片方は現場で運用の中心にいた人の目から見た,7年にわたる「はやぶさ」の旅が克明に書かれている.

  『「はやぶさ」の奇跡』は,『「はやぶさ」から』という見出しで,JAXAメールマガジンで配信された内容そのままの 序章「命と炎のリレー」で始まっている.
  そして,「はやぶさ」の中心にいた人ならではの緊迫感で,運用に関わった人たちの苦悩・苦闘の様子が克明に記されている.

  「栄光無き世界記録」
  最初の「イトカワ」へのタッチダウン.しかし,もう着地しているはずなのに,着地のいかなる証拠も現れず,あるデータによれば,「はやぶさ」はまだ降下を続けていた.どうなっているのか状況がつかめないまま,川口プロマネの判断により,ガスジェットをふかして離陸した.ともかくも,地球と月以外の天体から,人工物が飛び立ったのはこの時が世界初だった.この時,著者の的川教授は,世界初のことだから,記者会見をしたらどうかと川口プロマネに勧めたが,川口プロマネは,「きっぱりとサンプルをとってから記者会見をしたい」と言ったという.テレビなどで見かける川口教授は温厚で穏やかな方だが,いざという時には,頑とした意志の強さを発揮する,誇り高い人なのだと感じさせるエピソードだった.

  『はやぶさの大冒険』は,さすが「物書き」の専門家らしく,読ませる文章で,当事者たちからは一歩引いた立場から,しかしその現場の近くで見た『小説より奇』な事実の物語が語られる.

  『4時間だけの歓声』
  2度めの「イトカワ」へのタッチダウン.「はやぶさ」から無事にタッチダウンしたという信号が届いた時,プレスルームに置かれたテレビ画面には管制室でVサインをする的川教授の姿が確かに写っていた.しかし,記者会見が行われるまで8時間も待たなければならなかった.この間,「はやぶさ」チームは,化学推進エンジンの燃料が漏れるという,地球から出発してから最大の危機への対応に追われていたのだった.読んでいる自分もその場にいるかのように,プレスルームでの緊張感や不安感が伝わってくる文章で,思わず手に汗を握った.

  『大星空から「さようなら」』
  今年6月,オーストラリアのウーメラ砂漠で著者が目撃した「はやぶさ」帰還の顛末.オーストラリアの「暴力的としかいいようのない美しさの満天の星空」を真昼のように照らし,「私たちへの永遠の別れを告げた」.
  この章はこう結ばれている.
『「はやぶさ」,君は,最後の最後まで大したやつだった.」

  この2冊,両方買うと約2300円.これを迷うことなく購入したわけだが,良い買い物をした,と思う.これまでにもネットの情報を漁り,見つけた本は片っ端から読んだが,まだ知らないことがいくらでも出てくる.山根一眞氏も『「はやぶさ」のことを知れば知るほど,だれもが熱くなる』と書いているが,まさにその通り.実際,まわりに人がいる状況でこの2冊を読む時,涙をこらえるのにどれほど苦労したことか・・・

  ここをお読みのあなた!これは読まなきゃ損!と思いますよ.

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2010年9月27日 (月)

惑星直列!?

  昨日(26日),城里町ふれあいの里天文同好会の会合があった.
  その席上,秋分の日の記事に書いた,太陽系内の天体の配置についての話題になった.
「結構見事に直列しているのに,あんまり話題にならないねぇ」
「そうそう,かなり広範囲に散らばっているのを無理やり“惑星直列”なんていう時だってあるのに,これだけ見事に直列している時は話題にならないのかねぇ」
「そうだ!例の模型で再現できるんじゃない?」

  ということで,早速やってみることにした.まずは,太陽系内の各天体の座標(太陽中心座標,ここではとりあえず経度のみ)を調べてみる.時刻は日本時間2010年10月23日20:00:00.
  水星:90.35166°
  金星:338.83872°
  地球:1.1761°
  月:1.09560°
  火星:238.04268°
  ケレス:286.22776°
  木星:358.22776°
  土星:358.56111°
  天王星:358.61634°
  海王星:327.49443°
  冥王星:274.46311°
  エリス:21.52685°
(以上,Guide 8 (地球のみ XEphem 3.7.3)による)

  この値を参考に,太陽系模型の各天体の位置を調整してみる.そして↓
太陽系模型で再現した 2010年9月23日の各天体の位置 90°回転させて見ると↓
太陽系模型で再現した 2010年9月23日の各天体の位置(天王星方向から) おぉ!土星-太陽-地球-月-木星-天王星とかなりいい感じに直列しているじゃないか!

  その割には騒ぎ立てる人がいないなぁ・・・まぁいいことだと思うけど.

  地球の海面を10m以上も上下させるほど強烈な潮汐力を及ぼしている月が地球のまわりをぐるんぐるん回っているのに,木星や土星(増してや海王星!)が直列したからって,どうということはないんですよ.

  余計なことは考えずに,夜空を見上げて想像を膨らませてみることにしよう.自分の正面に木星と天王星があって,真後ろには太陽と土星がある・・・なんてことを考えながら,頭の中で作ったイメージをいろんな方向にぐるぐる回したりしてみる・・・「今,自分が太陽系の中にいる」ってことを実感できるかも.

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2010年9月26日 (日)

台風一過の夜に

  昨日(25日)は台風12号の影響で朝から激しい風&雨.
  夕方には市内某所で観望会の予定があったが,
「今晩は台風一過できっと晴れるだろう」
と思っていた.

  そして,夕方.
  予想通りに快晴となった.

  観望対象はまず木星,そして月.この2つを同じ倍率で見てもらい(当然,木星は小さくしか見えない),距離の違いを実感してもらうという工夫もしてみた.その後,倍率を高くして,木星をもう一度じっくり見てもらう.

  さてその次は・・・
  例によって「面白くないんだけど」と言って天王星というパターンも考えたけれど,やっぱり子供たちはあんまり喜ばないだろう.
  ・・・せっかく台風一過で快晴,透明度もまずまずなのだから,ここはひとつ,ハートレイ第2周期彗星でも見てもらおうかと思ったのだが・・・見つからない.しかし,双眼鏡でもなかなか見つからないという程度では,小学生にはとても喜ばれないだろうということで・・・E.T.星団を導入.
「人が手を広げて立っているように見えるんですよ」
「うぁ,ホントだぁ!」
「かわいい!」
「キモい〜!」
かなり喜んでもらえたようだ.
「こんなふうに,面白い並びをした星の集まりとか,すごく綺麗な星の集まりとか,もやもやしたガスの塊とか,夜空にはいろんな天体があるんですよ.機会があったら,是非たくさん見てみてください」
とそれなりにうまくまとめて観望会は終了.

  帰宅する頃も,久々に良く澄んだ空だった.
「これで月が無ければねぇ・・・」
せっかく夜空が澄んでいるので,ハートレイ彗星の撮影にでも挑戦しようかとも思ったのだが,「逆狼男」な私,強烈な光を放つ月にテンションは急降下,結局何もせずに就寝.

  ・・・相変わらず天気の変化とはタイミングが合わないらしい・・・

今年の観望会 予定…99 実施…58 中止…29 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….586(58勝41敗)
これで4連勝!貯金がさらに1つ増えて17.

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2010年9月25日 (土)

近点月

  昨日(24日)の記事に書いた通り,『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第88号(三球儀編第37号)の部品は近点月の表示器とその脚.

  ところで,「近点月」ってなに?

  地球の公転周期と自転周期については話は簡単だ.地球の場合,公転周期とは太陽のまわりを回るのにかかる時間のことで,天球上で,太陽がある位置に見えてから,次に同じ位置に見えるようになるまでの時間を計ればよい.地球の歳差運動のために,春分・秋分点が黄道にそってすこしずつ西向きに移動するため,恒星を基準に計った「恒星年」とは若干のズレがあるにしても,それほど大きくもない(1年に20分程度)し,考え方も単純である.自転についても,毎日,太陽が同じ方向に見えるようになる「太陽日」と,恒星を基準に計った「恒星日」があるが,これは公転の影響を考えればそう難しいことでもない.
  それに対して,月は結構厄介だ.さて公転周期とはどこからどこまでを計ればいいのか.月は地球のまわりを回りながら太陽のまわりを回っているわけで,恒星を基準にして計った「恒星月」の間にも,地球と一緒に太陽のまわりを回っているので,太陽を基準に計る場合とかなりのズレが生じる.太陽を基準として計った場合,これがつまり満ち欠けの周期になるわけで,「朔望月」と呼ばれる.

  まぁここまではいい.で,「近点月」ってなに?

  「近点月」とは,月が軌道上の近地点を通過して,次にまた近地点を通過するまでの時間.
  ・・・って,恒星月か朔望月と一致しないんかいな・・・
  と思ったら,太陽の摂動の影響で,月の公転軌道の近地点は約8.85年で地球を一周する周期で進むのだそうな.で,近点月は恒星月より5.5時間長いとのこと.

  うーん,知らなかった.こりゃまだまだ勉強が足りてないねぇ・・・

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2010年9月24日 (金)

部品も作業も少し

  21日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第88号(三球儀編第37号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第88号(三球儀編第37号)の部品 近点月の表示器,表示器の脚×3.
  これらと,前号の「表示針」を台座の天板に取り付けて↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第88号(三球儀編第37号)までの進捗状況 今回は部品点数も少なく,作業も少なかった・・・割には,ちょっと進んだ実感.上の写真左側の歯車を手で回すと・・・
  表示針がくるくるまわり,イヤーカウンターの数字が進んで行く.おぉ!

  ・・・くるくる・・・くるくる・・・くるくる・・・

  あぁ,ネクラになってしまいそうだ・・・

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2010年9月23日 (木)

秋分と春分点

  夕方の東の空に見える木星が,昨日(22日),衝を迎えた.つまり,太陽の正反対に位置しているということだ.
昇ってくる木星 2010年9月17日 上の写真は17日の夕方撮影したもの.もちろん,木星は日々移動しているのだが,かと言って猛烈な速さで移動しているわけでもないので,昨日の位置と驚くほど違うということもないだろう.そして,今日(23日)は秋分の日.つまり,太陽は秋分点に位置している.ということは,ここで木星が見えているあたりが春分点ということになる.秋分,あるいは春分の日に,目立つ惑星が衝を迎えるなんてことは結構珍しいことじゃないだろうか.しかも,今日は満月.月も太陽の反対側に位置することになり,さらに,木星の近くには天王星もあるわけで,ちょうど秋分の日に太陽の反対側にこれだけ太陽系の天体が集合して見えるというのはなかなか面白い.

  ・・・となれば,今晩は是非ともこういう天体を眺め,想像力を膨らませて“太陽系の中にいる”ということを実感したいところだ・・・が,今日は無情の雨.あぁ,やっぱり世の中なかなかうまく行かない・・・

  今日は,太陽と月,木星,天王星がほぼ一直線に並ぶわけで,こうなると,“それぞれの引力が働いて云々”とかって言い出す人が現れるんじゃないかとちょっと心配(苦笑)

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2010年9月22日 (水)

お月見会

  昨日(21日)は市内某公民館で観望会.毎年,中秋の名月の時期に合わせて行われる「三世代交流の集い」の「お月見会」だ.
  夕方は,全天が薄雲に被われ,漂っている厚めの雲に時折かくされるような天気だったが,とりあえず月は明るく輝いていた.
「いやぁ,久々に晴れて良かったねぇ.何年ぶりだろう?」
・・・いや,去年も晴れていたような気がするんですが・・・

  それはともかく・・・

  「お月見会」ということで,月を見るのが中心とは言え,満月近くでは,月を大きな望遠鏡で見てもそれほど面白いわけではないし,どうせなら木星も見せたい.
  ということで,主砲の30cm反射は木星に向け,小型の望遠鏡で月を見てもらおうと思っていた.
  ところが,
「こっちの大きいので月は見られねぇのけ?」
いや,多分そう言われるとは思っていたんですけどね・・・
  対象を入れ替え,30cm反射で月,小型の望遠鏡を木星に向ける.
で,30cm望遠鏡を覗き込んで,
「でっかい望遠鏡で見ても,別にでっかく見えるわけじゃないんだねぇ」
小型望遠鏡を覗き込んで
「これは小さいねぇ」
・・・年配の方って意外と我儘・・・

  このまま終了では,私としてもやや不完全燃焼なので,終了間際,寄ってきた子供たち(中学生くらい?)を捕まえて,
「よし,木星を見てみようか!」
「おぉ!凄ぇ,衛星が見える!」
「あ,縞模様も見える!」
「よし,じゃあ次は天王星も見てみようか」
「へぇ,これが天王星かぁ」
最後ほんのわずかな時間だったが,結構盛り上がった.

  帰り際にも,
「いやぁ,久しぶりにお月さんが見られて良かったです」
と言われた.
「いや,去年も晴れていたような気がするんですけど」
「いや,久しぶりですよ.一昨年は大雨,去年は曇ってて全然見られなかったんです」
・・・そうかなぁ・・・

  で,調べてみると,昨年もしっかり晴れていて,
「いやぁ,晴れたのは5年ぶりだね」
と言われたのだった.

  人間,うまく行かなかった時の印象の方が強烈であるらしい.

今年の観望会 予定…98 実施…57 中止…29 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….582(57勝41敗)
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2010年9月21日 (火)

KSLV-1(羅老)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる KSLV-1(羅老) ロシアのクルニチェフ国家研究生産宇宙センターと,韓国航空宇宙研究院が共同で開発中の衛星打ち上げロケット,KSLV-1(羅老).型紙は “Space flight paper modelling” から.
  このロケットは,第一段にロシアで開発中のアンガラ・ロケットの第一段を用い,第二段の個体燃料ロケットは韓国で独自に開発したものを用いている.
  最初の打ち上げは2009年8月25日.ロケットは順調に飛行したが,フェアリングの片側の分離に失敗,搭載していた人工衛星 “STSAT-2A” は第二段とともに大気圏に再突入,燃え尽きずに残った一部の部品がオーストラリアのダーウィン近郊に落下した.
  第二回目の打ち上げが2010年6月10日に行われたが,今度は打ち上げ137秒後,高度70km付近で爆発,またしても失敗に終わってしまった.

  最初に型紙を見た時,
「あれ?アンガラとそっくりじゃん」
と思ったのだが,それもそのはず,第一段はほとんどアンガラ・ロケットそのものだというわけだ.形は至極単純,製作もほとんど苦戦することはなかった.

  上の写真ではわからないが,90度回転させると,
1/100スケールペーパークラフトによる KSLV-1(羅老)(横から) 2枚の大きなフィンが付いている.初期のロケットはこうしたフィンで非行中の安定と,誘導制御などを行っていたのだが,現代のロケットのほとんどはエンジンのジンバル(首ふり機構)で行うため,フィンを持たないものが多い.そんな中で,こうした大きなフィンを持つものはかなり珍しい.しかも2枚というのは古今東西のロケットの中でも極めて珍しいと思う(オリジナルのアンガラ・ロケットも2枚のフィンを持つようだ).

  それにしても,二度の打ち上げが失敗したのは残念.三度目の打ち上げについては韓国とロシアで話し合いが行われているようだが,さて「三度目の正直」になるのだろうか.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→KSLV-1 (NARO)

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2010年9月20日 (月)

曇りと曇りの間で

  昨日(19日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.
  夕方は結構曇っていたのだが,20:00の段階で一応月は見えていたので,
「とりあえず開館しましょう」
開館が決定.

  ところが・・・

  開館時刻の20:30にはほぼベタ曇りで月も全く見えなくなっていた.仕方ないので,来館された方には,
「ご覧の通り曇ってしまいまして,ビデオを見るだけで,望遠鏡では何も見えない可能性大なんですが,それでもよろしいですか?」
と声をかけた.
  それでも,「せっかく来たので」という方が多く,40名を越える方が入場.

  20分ほどのビデオが終わったところで,
「せっかくなので,望遠鏡だけでも見て行ってください」
と,ドームのある屋上に上がってみると,
「おぉ,月が見えるじゃないか!」
ということで慌てて導入.
  皆さん,一度は「今日はダメか」と諦めた後だったこともあってか,望遠鏡で見る月の姿に大変喜んでおられた様子.
「これで写真撮れますか?」
と携帯電話を持ち出す方も.
「かなり難しいですが,それでも充分撮れますよ.とりあえず私がやってみましょう」
ということで,私も自分の携帯電話を持ち出して撮影に挑戦.
携帯電話のカメラで撮影したガッセンディ・クレーター付近 2010年9月19日 我ながら良く撮れた!これならお手本になるぞと.(しかし,真面目に撮影しようとしてどうしても良く撮れないこのガッセンディ・クレーターが,こうやっていい加減に撮ると,“いい加減なりに”良く撮れるのは一体なぜ?)
  この後,皆さんでワイワイとプチ「月の撮影会」となった.

  そうこうしているうちに,木星が東側にある林の上に見えるようになり,観望対象を木星に変更.こちらも良く見え,皆さんに喜んでいただけたようだ.
  帰り際,
「とっても楽しかったです.また来ます」
と行って下さる方も.是非また来て下さいね.

  観望会の間,月も木星も良く見えていたので,ここは一つこいつらを撮影してから帰宅しようと思ったのだが,閉館後は急速に雲が広がり,あっという間に再びベタ曇りになり,月もすっかり見えなくなってしまった.ということはつまり,観望会が曇りと曇りの間にぴったりおさまったということだ.

  なんだか良かったような悪かったような・・・

今年の観望会 予定…97 実施…56 中止…29 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….577(56勝41敗)
連勝!貯金がさらに1つ増えて15.

SETI@home 現在の順位 世界…67,251位(/1,125,721人)国内…2,515位(/29,506人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,904位(/275,733人)国内…204位(/4,030人)

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2010年9月19日 (日)

国際お月見ナイト

  昨日(18日)は“国際お月見ナイト”.公式に登録した訳ではないが,市内某小学校で観望会.
  昼間は晴れていたものの,夕方から雲が広がり,一時は「今晩は(月を見るのは)無理か・・・」とも思ったのだが,観望会開始時刻には,雲間からながら月が見えていて,予定通り屋外での観望会となった.

  昨日の観望会,某子供会行っていた「学校でのキャンプ」の夜の行事として行われたものだった.
  会場に到着してみると,
「夕食の時間が押して(遅れて)いるので,観望会の開始時刻も少し遅れるかも」
とのことだった.それは別に良いのだが,次の予定もあるのだとかで,「食事が終わった子から」ということで,なしくずし的に観望会が始まってしまった.
・・・こうして中途半端な形で始まってしまうとその後の収集が大変・・・
  とりあえず月を見てもらいながら,待っている人&見終わった人を集めて「質問コーナー」.全員が月を見終わったところで対象を木星に代え,今度は全員が見終わるまで「天文クイズ」.そして最後に,例によって
「あんまり面白くはないけど,なかなか見る機会はないと思うので」
と言って,天王星を見てもらって終了.

  なんとか無事に乗り切ったが,こういう状況での観望会は疲れる.

  というわけで,私自身は月をじっくり眺める余裕はなかった・・・

今年の観望会 予定…96 実施…55 中止…29 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….573(55勝41敗)
連敗は2でストップ.貯金が1つ増えて13.

SETI@home 現在の順位 世界…67,293位(/1,125,351人)国内…2,517位(/29,502人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,897位(/275,640人)国内…204位(/4,030人)

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2010年9月18日 (土)

初めだけ

  昨日(17日)は「定期観望会」.夕方の天気は・・・ほぼ快晴!こういう天気での定期観望会は実に久しぶりだ.
  観望会開始の頃,参加者は数人で,月や木星を見ていた.木星の縞模様,ガリレオ衛星,月の地形など,興味深く見ていただけたようだ.中でも,ガリレオ衛星の姿がはっきり見え,その並びが面白いということでずいぶんと盛り上がっていた.
  現在は,木星と天王星がかなり接近して見えている.そこで,天王星も見ていただくことに.
「はっきり言って,全然面白くはないのですが,『天王星を見たことあるんです』っていうのは自慢できるのでぜひじっくり見てみてください」
  やっぱりあまり面白くはなかったようで,反応も冷めた感じだったが,辛うじて円盤状に見えることと,その色はわかっていただけたようだ.

  そうこうしているうちに,次々と参加者が集まり,総勢二十数名となった.

  しかし!

「げ,雲まで集まってきた・・・」
あっという間に月は雲の向こうへ.それでも,雲間に時々のぞく月の姿に皆さん歓声を上げていたのだが,いつしか雲間もなくなっていった.そして遂に完全にベタ曇り.尻すぼみのようになって観望会は終了.

あーあ,あれだけ良く晴れていたのにねぇ・・・

  ところで,この観望会が始まる直前,茨城新聞日曜版に連載中の「いばらき星空散歩」のネタにしようと,昇ってきた木星の姿を撮影していた.
昇ってくる木星 2010年9月17日 絵的に全然面白くない写真だが,書こうと思っているネタにはこういう写真がどうしても必要なのだ.

  で,この写真を今日になってチェックしていたところ,驚くべきことを発見!(っていうほど大げさではないが)
  この写真,デジタル一眼レフでレンズの焦点距離は72mm,3秒露光で撮影したのだが,中央,木星付近をオリジナルのままのサイズで見てみると,
中望遠レンズでガリレオ衛星 ガリレオ衛星がちゃんと写っているじゃないか!しかも左側に3つ,右側に1つ,ちゃんと分離している.こりゃあ驚き!

  ところで・・・

  今晩は“国際お月見ナイト”.世界中でみんなで月を眺めようという日だ.望遠鏡があってもなくても,とりあえず月を見上げてみよう.もちろん晴れているとは限らないが,雨が降っていたならば「雨月」を,曇って月が見えていなければ「無月」をとりあえず見上げてみよう.同じ時刻,日本中で,世界中で,同じ月を見上げている人がたくさんいるはずだ.そう思って空を眺めると,世界中の人たちとつながったような気がして,嬉しくならないだろうか.

今年の観望会 予定…95 実施…53 中止…29 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….568(54勝41敗)
連敗は2でストップ.貯金が1つ増えて13.

SETI@home 現在の順位 世界…67,324位(/1,124,948人)国内…2,516位(/29,489人)
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2010年9月17日 (金)

作品展の会場で

  月曜日(13日)から昨日(16日)まで,某所で「自由研究・発明工夫作品展」が行われていた.市内の子供たちが夏休みを利用して行った自由研究・発明工夫の優秀作品の展示会だ.
  実はその会場の一角では私のペーパークラフトロケットたちの展示会も行われていた(というより,そうなることを見越して,先にペーパークラフトロケットの展示会が始まっていたのだが).

  そんな中,昨日はその作品展を見にきた小学生の男の子が,ロケットたちの前に釘付けになっていた.一緒に来ていたお母さんの話によると,作品展を見にきたのに,ロケットに夢中になってしまったのだとか.

  いやそういう子がいてくれると,私としても苦労して作った甲斐があったというものですよ.

  お母さんが「そろそろ帰ろう」と声をかけても,帰るのを嫌がっていた(もっとも,“粘っていればその中の一つくらいもらえるかも”と思っていたフシもあったが・・・いやぁさすがにそりゃ無理ってもんだよ).
「じゃあ特別に君にはこれをあげよう」
その場に置いておいた資料(実物のロケットについての薀蓄とかそれぞれの型紙のダウンロード先などが書いてある)をその子にあげた.
「君も挑戦してみてね・・・あ,いや,一生懸命勉強して,将来は本物の新型ロケット作ってよ」

  「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーをつとめた川口淳一郎教授も,子供の頃,親にもらった子供向けの宇宙開発の本を見たのがきっかけで宇宙に興味を持ち,ロケットが作りたくて航空工学科に進んだのだとか.この子も,これをきっかけにそういう道に進んでくれたらめちゃくちゃ嬉しいぞ.

「そうだ,将来偉くなって,凄いミッションに成功したら,『子供の頃にペーパークラフトのロケットの模型が並んでいるのを見たのがきっかけだったんです』って言ってね.僕もきっと特別番組に出演するから『感動の再会です!』とかって」

  相変わらず,人の努力で有名になろうと企んでいる私だった・・・

SETI@home 現在の順位 世界…67,384位(/1,124,116人)国内…2,519位(/29,477人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,910位(/275,383人)国内…203位(/4,029人)

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2010年9月16日 (木)

3D

  1985年の3月から筑波で行われていた国際科学技術博覧会が閉幕したのが同じ年の9月16日のこと.
  会期中,私は10回以上も通ったものだった.そして,毎度必ず入っていたのが,鉄鋼館,日立グループ館,富士通パビリオンなど,立体映像を見せてくれるパビリオンだった.映像が立体的に見えるというのは当時の私にも強烈なインパクトがあって,毎度毎度夢中だった.
  それから25年,今や家庭に3Dテレビが普及しつつある時代だ.いやあ凄い時代になったものだと思う.
  ただ,それだけバーチャルな世界が発展してしまうと,実物に感動することが少なくなってしまうのではないかという不安もある.天体望遠鏡なんて覗いても,みんな感動してくれなくなってしまうんじゃないのか・・・

  その半面,そうして立体的なものに触れる機会が増えることで,知らず知らずのうちに空間把握能力が鍛えられるのではないかという期待もある.
  観望会や天文教室などをやっていて思うことがある.天文や宇宙に強い興味を持つようになる人は,空間把握能力が高い人なのではないかということだ.
「あそこに金星が見えますね?そしてこっちに月が見えていて,こっちには木星が見えています.そして今,皆さんは地球に立っているわけですから,(手を金星・月・木星とグルッと回して)この面が太陽系の面なわけです」
なんて話をした時,頭の中でその「立体感」を想像できる人は
「はぁ,なるほどねぇ」
と関心してくれるが,そうでないと「ポカン」とされてしまうのだ.
  星々までの距離を説明した時も,星空を立体としてとらえられる人は面白いと思ってくれるようなのだが,夜空を「空」としてしか感じられないと,同じ話を「難しい話」と思ってしまうようだ.

  立体映像などが普及することで,空間把握能力が高い人が増え,多くの人が宇宙を「空間」として実感してくれるようになれば,もっと多くの人が宇宙に興味を持ってくれるんじゃないかと期待したい.

SETI@home 現在の順位 世界…67,347位(/1,124,035人)国内…2,518位(/29,475人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,907位(/275,224人)国内…203位(/4,027人)

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2010年9月15日 (水)

細かい部品がいっぱい

  昨日(14日)は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第87号(三球儀編第36号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第87号(三球儀編第36号)の部品 シャフト,チューブ,歯車,ナット,プラスチックワッシャー,指示針,スペーサーチューブ,ネジが3種類1本ずつ.今回は細かい部品がいっぱいだ.前回,同じように細かい部品がいっぱいだった時には,部品がいっぱいなのに作業はほとんどなかったが,今回は作業もそこそこ多かった.
  その作業の中には,「シャフトを軸受けに通す」というのがあった.前号ではこの作業でかなり苦戦してしまったので,
「もしかしてまた・・・」
という気がしたのだが,案の定,なかなか通ってくれない.

・・・

えいやっ!・・・ガン!・・・あ゛・・・

反対側の軸受けが外れて・・・前号の時とおんなじじゃないか.
  ただし,前号の時のように順番を間違えたりしなかったので,今回は苦戦はここまで.そして↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第86号(三球儀編第35号)までの進捗状況 あんまり「進んだ」という実感がない.このシリーズ,始まった頃からそうだったのだが,途中の楽しみがあんまりないんだよなぁ・・・

SETI@home 現在の順位 世界…67,331位(/1,123,907人)国内…2,518位(/29,473人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,937位(/275,069人)国内…203位(/4,024人)

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2010年9月14日 (火)

遅かった

  先日,ハートレイ第2周期彗星を狙うつもりで,撮影したのはテンペル第2周期彗星だった.
  われながらなかなかマヌケだったなぁと思うのだが,これには実は理由があった.
  とりあえず頭にあったのは「◯△※第2周期彗星」という名前だった.で,いろいろと参考にしている “Heavens above” のページを見てみると,“10P Tempel 2” の文字があった.
「おぉ,これだこれだ!」
ということで,予報位置の星図を表示させ,それを参考に撮影を行ったのだった.

  翌日,話題になっているのは「ハートレイ第2周期彗星」の方だったということに気づき,もう一度 “Heavens above” のページを見てみたのだが,この時でも “Hartley” の文字はなかった.この日,今度こそハートレイ第2周期彗星にリベンジしようとしたのだが,手持ちの星図ソフト(Guide 8)で表示させた彗星の位置は「天文ガイド」に掲載されている位置は全然違う位置だった(「天文ガイド」によれば,カシオペア座の南西だったが,星図ソフトで表示された位置はわし座の北だった).仕方なく,この晩は「天文ガイド」に掲載されていた粗い星図を頼りに悪戦苦闘して導入するハメになったわけだ.

  これでは大変なので,軌道要素を調べ,星図ソフトに入力,今度はそれらしい位置に表示されるようになった.
「ようし,これで次のチャンスにはきっちりリベンジだ!」
  で,もう一度 “Heavens above” のページを見ると,そこには “103P Hartley” の文字.
もうちょっと早く載せてくれていれば面倒な軌道要素の入力なんてしなくて済んだのに.

  どうしていつもこうタイミングに恵まれないんだろう?

SETI@home 現在の順位 世界…67,331位(/1,123,907人)国内…2,518位(/29,473人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,941位(/274,921人)国内…204位(/4,023人)

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2010年9月13日 (月)

R-7 ルニク

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる R-7 ルニク 旧ソ連最初の月探査計画「ルナ計画」における最初の探査機「ルナ1号」を打ち上げたロケット,R-7 ルニク.型紙は “Space-paper-models (Yahoo! Groups)” から(“Classic Paper Space Models” の R-7 スプートニク R-7 ヴォストーク の型紙を Niels Jahn Kundsen 氏が R-7 ルニク 用に再構成したもの.ダウンロードには要Yahoo! ID).
  ソ連は1957年にスプートニク1号によって,アメリカは1958年にエクスプローラー1号によって,それぞれ初の人工衛星打ち上げに成功した.両国ともに次の大目標は有人宇宙飛行であったが,その前に月探査を目指した.アメリカでは1958年9月から「パイオニア計画」による月探査機の打ち上げを開始したが,失敗を繰り返していた.ソ連はそれに対抗して「ルナ計画」を開始,最初の3回は打ち上げに失敗したが,1959年1月2日に行われた4回目の打ち上げは成功,月へ向かう軌道に無事投入され,探査機は「ルナ1号」と命名された.この探査機の本来の目的であった月への衝突には失敗したものの,1月4日には月から5995kmの距離を通過,その後,人類初の人工惑星となった.

  先端以外はR-7 スプートニクそのもの.スプートニク1号2号,を作った後だったのでそれほど苦戦することはなかったが,面倒なのは一緒.結構時間はかかった.ルニクをルニクたらしめている3段目は,部分的に非常に細かい作業になったが,そもそも部品点数がそれほど多い訳ではなかったので,こちらはそこそこ苦戦しつつも,時間はあまりかからなかった.そして,完成した姿は結構満足.

  さていつものようにこれまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影♪と行きたいところだが,例によってアクリルのケースに入った状態で展示中なので,R-7シリーズのロケットだけ並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによる R-7シリーズのロケット 2010年7月29日

(左から,スプートニク1号スプートニク2号,ルニク,ソユーズ-U + TMA-1

こうして並べてみると結構面白い.しかし,R-7 シリーズの進化をたどるにも,やっぱりヴォストーク,ヴォスホートが欲しいところだ・・・

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→R-7 Lunik

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…67,331位(/1,123,907人)国内…2,518位(/29,473人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,949位(/274,774人)国内…204位(/4,022人)

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2010年9月12日 (日)

祝!H-IIA 18号機打ち上げ成功!

  打ち上げからもう19時間以上も経っているので,いまさらという感がしなくもないが・・・

  昨日(11日)20:17,種子島宇宙センターから,準天頂衛星「みちびき」を搭載したH-ⅡAロケット18号機が打ち上げられた.打ち上げ後もロケットは順調に飛行,30分後には「みちびき」が無事ロケットから分離された.

  ・・・ということで,「あかつき」「イカロス」を搭載して打ち上げた17号機の時と同じように,現在展示中の,私が作った1/100スケールペーパークラフトのH-ⅡAにも,1/100スケールペーパークラフトによる H-ⅡA あ゛,数字を漢数字にしてしまった・・・まぁいいか.

  今回打ち上げられた「みちびき」は測位衛星.実用衛星のため,探査機の打ち上げの時のような「ワクワク感」がないので,衛星本体にはあんまり興味がなかったりするが,H-ⅡAロケットがこれで12回連続で打ち上げに成功したというのがちょっと嬉しい.こうして成功が続くことで,ロケット自体の信頼性が上がり,国外からも信頼されるようになれば,衛星打ち上げビジネスとして成立,さらに打ち上げ回数を増やすことができ,そのことでまた信頼性を上げることができるというわけだ.衛星打ち上げ国としての日本の地位をも上げることにつながると思う.

  ただ・・・

  「みちびき」は準天頂衛星.測位衛星としてはその方がいつも使えて便利なのだが,ということはつまり,いつも天頂近くに人工衛星が飛んでいるというわけで

  ・・・天体写真の邪魔にならないかとちょっと心配・・・

極めて身勝手な心配だけど.

SETI@home 現在の順位 世界…67,331位(/1,123,907人)国内…2,518位(/29,473人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,942位(/274,648人)国内…204位(/4,022人)

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2010年9月11日 (土)

リベンジ・・・

  昨日(10日)もそこそこの晴れ.しかし例によって「一晩中撮影♪」という訳にもいかない状況にあるので,昨日の記事に書いた通り今度こそ 103P/ハートレイ第2周期彗星の撮影に挑戦.
  しかし,大雑把な位置予報図しか用意できず,しかも昨日より透明度の低い空で導入に悪戦苦闘.1時間以上もかかり,ようやく星図と見比べて「ここでいいはずなんだけど」という向きにカメラを向ける.ただし,撮影中には遂に彗星らしい姿を見つけることができなかった.
  で,今日になって,撮影した画像をとりあえずコンポジットしてみる.
103p_100910 画像中央,なにやら写っているような写っていないような.星図と見比べてみると,位置としては合っていると思うんだけど・・・

  というわけで,今回は「リベンジ成功!」とはとても言えず.大雑把な星図しか用意できず,透明度の低い空で淡い彗星が写せるほど世の中甘くないか.

  今晩は城里町ふれあいの里天文同好会の例会.その後は城里町ふれあいの里天文台で観望会.どうやら今夜も晴れそうだし,今晩は天文台で再リベンジだ!

SETI@home 現在の順位 世界…67,228位(/1,123,346人)国内…2,515位(/29,467人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,943位(/274,509人)国内…203位(/4,019人)

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2010年9月10日 (金)

彗星ちがい

  昨日(9日),昼間は台風一過の晴れ.それでもやや中途半端な晴れだったので,
「夜まではもたないかも」
と思っていたのだが,夕方は快晴.なかなかの撮影日和だったが,昨晩は訳あって「一晩中撮影♪」という訳にも行かなかった.
  いやぁ勿体ない.せっかくの撮影日和だというのに撮影ができないとは!
  しばし考え,ふと思いついた.
「そうだ!早いうちに比較明(合成による日周運動の写真)を撮って,夜中に「天文ガイド」に載っていた彗星を狙ってやろう」

  早速市内某所に行って「比較明」の撮影開始.
  その成果が↓
昇るカシオペア座 2010年9月9日 水戸市内某所にて (クリックで拡大,600 × 900 pixel,206kb)
そこそこいい感じ.車のヘッドライトで前景を思いっきり照らされてしまったのが残念.あとは,もう少し右側から狙って北極星が入るように撮れればよかったのだが,この場所,これ以上右側にはカメラを設置できる場所がなかったので致し方ない.

  一旦帰宅,「一晩中撮影というわけにはいかない」という「訳」を少しこなし,件の彗星の位置を調べ,再び撮影開始.その成果が↓
10P/テンペル第2周期彗星 2010年9月10日 ・・・とりあえず中央に写ってはいるんだけど・・・思ったよりずっと淡いなぁ・・・

  朝になり,「天文ガイド」を見て気がついた.
「あれ?違う彗星だった!」
「天文ガイド」に大きく掲載されていたのは 103P/ハートレイ第2周期彗星.そして上の写真は 10P/テンペル第2周期彗星.道理で思ったより淡いわけだ.

  今日もこのまま行くと昨日と状況はほぼ同じ.ならば,今夜こそハートレイ第2彗星を狙ってみようか.

SETI@home 現在の順位 世界…67,228位(/1,123,346人)国内…2,515位(/29,467人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,946位(/274,323人)国内…203位(/4,019人)

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2010年9月 9日 (木)

また歯車一枚・・・しかし苦戦

  7日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第86号(三球儀編第35号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第86号(三球儀編第35号)の部品 また歯車一枚.
  しかし,前号の歯車や前々号の部品を合わせて組み立てるので,作業はそこそこ多かった.

  で,その作業でかなり苦戦.あまりの暑さに膨張して太くなってしまったのか,シャフトが軸受けに入らない.
  力まかせに「えいやっ!」と押し込んでみたところ,

  ガン!

  「おお,入った入った・・・あれ?」
反対側の軸受けが外れていた.こちらも力まかせに入れたのだが,
「あれ?」
入れる順番を間違えた.コイツをはずすのはもっと苦戦.傷がつかないように,歪まないように,かなり苦労してようやく成功.
  その後の作業は順調に進み,
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第86号(三球儀編第35号)までの進捗状況前シリーズを含めても,作業でこれほど苦戦したのは初めてじゃないだろうか.
  この作業で時間を食ってしまったおかげで,他の予定が狂ってしまったじゃないか.

  ところで・・・

  昨日(8日)から今日にかけて通過するはずだった台風は,あっさり低気圧に変わって昨日のうちに通過.台風が来たとなれば台風一過に期待してしまうのだが,台風が中途半端だと台風一過も中途半端.あぁ,今晩の天気は期待できそうにないなぁ.

SETI@home 現在の順位 世界…67,228位(/1,123,346人)国内…2,515位(/29,467人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,950位(/274,136人)国内…204位(/4,018人)

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2010年9月 8日 (水)

小惑星が2つ

  今日(8日)から明日にかけて,2010 RX30 と 2010 RF12 という2つの小惑星が相次いで地球に接近する.
  2010 RX30 は推定直径13mで,今晩18:51頃,地球から約25万kmの距離を通過,その後,明日06:12頃,今度は推定直径7mの小惑星 2010 RF12 が地球からわずか7万9000kmの距離を通過する.

  地球に接近する小惑星と言えば,2007年3月31日に小惑星 2006 VV2 が地球から約340万kmに接近した時,撮影に成功した.
地球近傍小惑星 2006 VV2 2007年3月31日 このくらいの距離でも,天球上の移動速度はかなり速く,200mm望遠レンズ,露光時間30秒でも線になって(もちろん,赤道儀で恒星時追尾した上での話だ)写っていてビックリした.
  これが結構面白かったので,
「今回も狙ってみようか」
ということで星図ソフトを使い,軌道要素から割り出してみた.
  今晩18:51頃,2010 RX30ヘルクレス座の東,こと座との境界近くを南東に向かって一時間に約8.5度(やっぱり速い!)で移動中,光度は15.9等・・・こりゃあちょっと無理か.
  明日朝06:12頃,2010 RF12つる座けんびきょう座の境界付近を南に移動中,光度は14.3等.この時刻では朝になってしまうので,03:30頃を調べて見ると,この時はみずがめ座の南端付近を一時間に4.6度(これも速い!)で移動中で,光度は14.4等.やっぱり近いんだねぇ.こちらは推定直径が7mしかないが,2010 RX30 よりも明るい.こっちは条件さえ良ければなんとかならないことはないか?

  で,2010 RF12 の方にはなんとか挑戦してみたいところなのだが,今日から明日にかけては小惑星どころかなんと台風が通過中・・・絶対無理だ.どうしてこんなドンピシャリのタイミングで・・・

SETI@home 現在の順位 世界…67,228位(/1,123,346人)国内…2,515位(/29,467人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,953位(/273,979人)国内…204位(/4,018人)

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2010年9月 7日 (火)

無茶ブリ

  現在,某所に私のペーパークラフトロケットたちが展示されている.
ペーパークラフトロケット展示会 2010年8月26日 まぁそこそこ好評・・・なのは良いのだが,スペースデブリのごとく方々から無茶ブリが飛んでくる.

  「やっぱり“はやぶさ”があった方がいいんじゃない?」

  いやね,以前,↓こういうのは作ってあったんですがね,
ペーパークラフトによる「はやぶさ」 型紙を見てみると,0.028倍と書いてある.ということは,約1/36.これをこのまま展示してしまって,

「はやぶさって意外と大きいんだねぇ」

と思われてしまうと問題だと思うんですよ.

  ・・・でも,やってやろうじゃないですか!

  無茶ブリに対応すべく,型紙を36%に縮小して製作.いやぁ,さすがにこれだけ小さくプリントすると作るのも大変なんですよ.一部はどうしようもなかったので,部品を自作して対応.

  そして,Μ-Ⅴと並べて展示.
1/100スケールペーパークラフトのΜ-Ⅴと並ぶ同スケールの「はやぶさ」 ふっ...デブリ無茶ブリにちゃんと対応したぞ.

  しかし,無茶ブリはまだ終わらない.

「あの,ガガーリンが乗ったやつってどれですか?ほら,『地球は青かった』ってやつ」
「あぁ,それはボストーク・ロケットですね.ごめんなさい,まだ作ってないんです・・・」

ボストーク・ロケットの型紙は “Classic Paper Space Models” と “Space flight paper modelling”からダウンロードできる.“Space flight paper modelling” の方には,ボストーク・ロケットと,アレクセイ・レオーノフが乗り込んで世界初の宇宙遊泳を達成したボスホート・ロケットが揃っているが,どちらもスケールが1/48.“Classic Paper Space Models” の方は,下部は基本的にR-7 スプートニクと同じだから,問題なく作れるはずだけど,こちらはボスホートがない.ということで,できれば“Space flight paper modelling” の型紙でボストークを作りたいと思っているのだが,ここの型紙は結構作業が細かいので,そいつをまた48%に縮小して作ることを考えると腰が引けてしまうんですよ.

「あれ?あの月に行ったロケットはないんですか?」
とも.
「サターンⅤ型ロケットですね・・・ごめんなさい.それもまだ作ってないんです・・・」
こちらは実は現在製作中だったりする.

製作中の1/100スケールペーパークラフト サターンⅤ でもね,とんでもなくでっかいので作るのも大変なんですよ.

  「そのうちこれを飛ばしたりしないの?」

いやそれは・・・作る苦労を思うと,もったいなくて飛ばせないです・・・やってみたいとは思っているんですけどね.ライセンスもとらなきゃならないし.

  どうも最近,日本の宇宙開発は「無茶ブリ」がキーワードになっているらしい.時々「あかつき」チーム「イカロスくん」の Twitter で「あかイカ無茶ブリ合戦」が繰り広げられているし.なんでも,「はやぶさ兄さん」から教わったことなのだとか.

  いずれにせよ,こういうことを言われるということは,「まだ足りてない」ということ.こりゃ頑張らなくちゃならないぞ.川口教授も「大切なのは技術より根性」とおっしゃっておられることだし.

SETI@home 現在の順位 世界…67,182位(/1,122,911人)国内…2,513位(/29,460人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,961位(/273,834人)国内…204位(/4,018人)

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2010年9月 6日 (月)

アトラス B (SCORE)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる アトラス B (SCORE打ち上げ時) 世界初の通信衛星「SCORE (Signal Communications Orbit Relay Equipment)」を打ち上げた,大陸間弾道ミサイル「アトラス」の試験機.型紙は “Space-paper-models (Yahoo! Groups)” から(“Precision Paper Scale Models”のマーキュリー・アトラスを Niels Jahn Kundsen 氏が アトラス B 用に再構成したもの.ダウンロードには要Yahoo! ID).
  打ち上げは1958年12月18日.SCORE衛星を近地点183km,遠地点1481kmの楕円軌道に投入した.SCORE衛星は重量68kg.受信機,増幅器,送信機の他,テープレコーダーを搭載した,通信衛星としては原始的なものであった.しかし,翌1959年1月21日に大気圏に再突入して消滅するまでの間に,テープレコーダーに録音されたアメリカ大統領のメッセージを地上に送信,これが宇宙から地球に送信された世界初の人間の声となった.

  “Space-paper-models (Yahoo! Groups)” で提供されている型紙は,マーキュリー・アトラスの部品と取り替えて使うもの,追加の部品,そして,表面に貼り付けるものという形で提供されている.また,インストラクションに従い,マーキュリー・アトラスの型紙に手を加える必要もある.マーキュリー・アトラスとの大きな違いは,マーキュリー・カプセルの代わりにノーズコーンが付いていること(当たり前か),両側に付いているインストゥルメンタル・ポッドが両方長い(マーキュリー・アトラスでは片方が短い),エンジン付近に,折れ曲がったパイプを取り付けることなど.そういった違いのある部分をクローズアップした写真が↓
1/100スケールペーパークラフトによる アトラス B (SCORE打ち上げ時) 細部のクローズアップ 細かい部品が多かった割にはさほど苦戦しなかった.ちなみに,コイツも本物はギンギラギン♪のロケットなのだが,灰色で我慢.
  マーキュリー・アトラスを作ったのは昨年の暮れ.共通の部品が多いこのロケットを作ってみて,「我ながらなかなか進歩したものだ」と思ってみたり.そのマーキュリー・アトラスとツーショット・・・を撮りたかったのだが,マーキュリー・アトラスの方は展示中でアクリルケースの中なので撮れず.

  映画「ザ・ムーン(原題:In the shadow of the Moon)」の中で,(記憶が正しければ)アポロ12号で月に言ったアラン・ビーン氏が,
「アトラス・ブースターにカプセルをつけて打ち上げるということだったのだが,当時,アトラス・ブースターは打ち上げの度に爆発していた.“あれに乗ったら間違いなく死ぬぞ”と思った」
と語っていた.それが何となく印象に残っていたので,マーキュリー・アトラスじゃなく,オリジナルのアトラスの型紙がないかと探していたので,コイツの型紙を見つけた時はうれしかった.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Atlas B (SCORE)

  それにしても,レッドストーン,アトラス,タイタン・・・みんな弾道ミサイルとして開発されたものが宇宙開発に転用されたのだが,「本来の目的」のために発射されたことは一度もなかった.皮肉なことではあるが,それが何よりのことだと思う.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…67,156位(/1,122,411人)国内…2,515位(/29,456人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,966位(/273,725人)国内…205位(/4,018人)

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2010年9月 5日 (日)

打ち上げ!

  いやロケットの話ではない.

  昨日(4日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会の予定だった.夏休み期間中は毎晩観望会の予定だったが,夏休みが終わって,通常通り週一回開館に戻って最初の観望会だ.
  しかし,20:00頃は曇天であえなく閉館が決定.

  実は昨日は,天文同好会の「夏休み天文台連日開館打ち上げ合宿」も予定されていた.天文台が開館ならば観望会終了後に合流する予定だったのだが,天文台が閉館となったので最初から参加することになった.

  会場はペルセウス座流星群の時にも合宿を行った「やまびこの里」.
  会場に到着した頃も曇天.「打ち上げ合宿」といいつつも,そこはそれ,星仲間の合宿なので,晴れて星が見えていれば観望やら撮影やらに取り組むことになるのだが,この天気では・・・まぁ宴会日和ということだ.実は昨日はすっかり「宴会」の方に軸足をおいていた私にとっては結構好都合だったり.

  お酒を飲みながら,この夏の観望会の話題やらペルセウス座流星群合宿の思い出話やらで盛り上がった後は,同好会員のハワイみやげ「天文版モノポリー」大会.私は,最初の一周で世界の主な天文台を全て買い占め,主要天文誌も買い占めて(現実の世界で誰かがこんなことをやったらエラいことだ!),あっという間に大富豪.圧勝で終わった.

  というわけで,久しぶりに思いっきり気を緩めて,のんびりと楽しい時間を過ごせた.

  それにしても,今年の夏はきつかった.これほどの猛暑の中,時々曇天で中止もあったけれど毎日必ず観望会の予定があり,8月一ヶ月間で観望会の実施が18回,屋内(外)での天文教室が4回,計22回.観望会も天文教室も行わなかった日も結局天文台には行かなきゃならなかったりして,ゆっくり休める夜はほとんどなかった.

  何はともあれ,そんな状況の中でも体をこわさずに乗りきれたのが何より.さて気持ちを切り替えて,秋〜冬の観望会に備えるとするか.まだ暑いけれど,冬場の観望会の寒さに耐えられる体もしっかりと作っておかなければ・・・

今年の観望会 予定…93 実施…52 中止…28 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….570(53勝40敗)
連勝は9でストップ.貯金が1つ減って13.

SETI@home 現在の順位 世界…67,249位(/1,121,815人)国内…2,518位(/29,447人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,971位(/273,575人)国内…205位(/4,017人)

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2010年9月 4日 (土)

生(なま)の光

  昨日(3日)は「定期観望会」.
  実は先日寝違えたのがまだ尾を引いていて,首を上に向けるのがとても辛い状態.
「今晩は晴れないでくれ」
と願っていたのだが,どうも天気というヤツは私の願いと反対にしやがる.

  快晴とは言えなかったが,結構良く晴れた.

  参加者は3人.もっと参加者が多くなってくれないかという気もするが,小ぢんまりとした観望会もなかなかいいもので,難しいところだ.「口コミ」で参加者が増えてくれればと思っているのだが,これまたなかなか難しい.

  参加者が少ないので,観望対象は,ベガ,アルビレオ,ダブル・ダブルスター,環状星雲あれい状星雲などなど,結構もりだくさん  
  空の透明度はイマイチで,環状星雲あれい状星雲は難しいかと思ったのだが,その特徴的な姿はわかっていただけたようだ.中でも,透明度が低かっただけにあれい状星雲が確かに「鉄亜鈴」のように見えるとか(透明度が高い時には明るい部分が地図記号の銀行のマークのように,その外側が丸く広がって見える).
「こういうのを,例えば画面で見られたりするといいんじゃないかなぁ」
とか.
「いや,一度でもカメラを通してしまうと,ここで見るよりご家庭でインターネットででも画像を探した方が良くなってしまうんですよ.やっぱりせっかくの機会なんですから,生の光を見ないと」

  まだやや東に低かったけれど,木星も見てみる.
  さすがにあんまりはっきりは見えなかったけれど,それを逆手にとって,
「良く見ていると,木星がゆらゆらして見えますよね.これは地球大気のしわざなんですよ」
「ほんとだ.やかんの上を見てるみたいだ」
「さらに,よ〜く見ると,木星本体の(望遠鏡の視野の中で)右下が青みがかかって見え,左上が赤みかかって見えるんですよ」
「あー,確かに確かに」
「これは,木星の光が地球の大気を通ってくる間に,色が分かれてしまうんですよ」

「木星が揺れて見える」とか,「大気差で木星の縁で色が分離して見える」とかいうのは,天体写真などでは良くないことで,そんな「良くない」映像や画像などは普段あんまり目にすることがない.テレビやインターネットで見かけるものはどれも「素晴らしい写り」のものばっかりなわけで,こういう「良くない」状態で見るというのも,生で見ているという実感を生むものだ.

「こうして生で見られるっていいことですねぇ」

わかっていただけた様子.いやそこをわかって頂けるとすごくうれしいです.首の痛みを我慢した甲斐があるというものです・・・しっかしこれ,早く何とかならないものなのかねぇ・・・まだ痛い・・・

今年の観望会 予定…92 実施…52 中止…27 延期…2 屋内(外)で天文教室…10 勝率….576(53勝39敗)
これで9連勝!貯金がさらに1つ増えて14.

SETI@home 現在の順位 世界…67,280位(/1,121,093人)国内…2,519位(/29,441人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,967位(/273,414人)国内…205位(/4,017人)

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2010年9月 3日 (金)

歯車一枚・・・

  31日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第85号(三球儀編第34号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第85号(三球儀編第34号)の部品 歯車が一枚.
  こういうパターンは,前シリーズも含めて度々あったことだけれど,今回がいつもと違うのは,

  作業もほとんどなし.

  この歯車に,ギアカラーを取り付けるだけだ.
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第85号(三球儀編第34号)のたった一つの作業 上の写真と違いを探してみよう!

  ・・・つまらない・・・

  今回のシリーズは複雑な動きをするものだから仕方ないのだろうけど,毎号,もう少し楽しみがほしいなぁ.

  ところで,先日寝違えたのがまだ尾を引いている.首を上に向けるのが辛い.
  こういう状況で今晩は観望会の予定.今夜は辛いぞこれは・・・

SETI@home 現在の順位 世界…67,281位(/1,120,636人)国内…2,519位(/29,435人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,972位(/273,224人)国内…206位(/4,017人)

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2010年9月 2日 (木)

リベンジ

  昨日(1日)夕方は晴れ.空の透明度がやや低いかと思ったけれど,一昨日(8月31日)撮影した写真があんまりと言えばあんまりなので,リベンジをすべく涸沼湖畔へ.
  水辺から撮影することを想定していたのだが,その場所だと,対岸の明かりが明るくて,まるで日の出の写真になってしまう(実はその構図も絵的には美しかったので,そこそこ気に入ってはいたのだが)ので,別の場所に移動.今回は「大火西に流る」がテーマなので,カメラの向きを変えるわけにはいかないのだ.
  かと言って,構図をとるのに時間がかかっていては,肝心の「大火(アンタレス)」が沈んでしまうので,急いで構図を決めて撮影開始.およぞ1時間,402コマ撮影.それを比較明で合成して↓
「大火西に流る」 2010年9月1日 涸沼湖畔にてまぁ絵的になかなか綺麗に撮れたかなと.肝心の「大火」がイマイチ目立たないけど,そのかわりに「大火」が木の向こう,「西に流る 」ように写ってくれたし.水辺にある木舟のシルエットがちょっといい感じ.この写真,そもそも某所で「大火西に流る」という記事に使うために撮影したもの.「大火」が目立たないのは,中央付近をトリミングして掲載してもらえば無問題(多分).どうせ印刷は荒いし.

  というわけでとりあえずリベンジ成功!いやぁ良かった良かった.

SETI@home 現在の順位 世界…67,281位(/1,120,636人)国内…2,519位(/29,435人)
Einstein@home 現在の順位 世界…8,988位(/272,990人)国内…206位(/4,016人)

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2010年9月 1日 (水)

久しぶり

  昨日(31日)はおよそ1ヶ月半ぶりに「観望会の予定がない日」.久々にのんびりした夜を満喫してやろうと思っていたけれど,帰宅する時にはそこそこ晴れていたので,
「ここはひとつ,久しぶりに比較明(合成による日周運動の写真)でも撮ってやろうか」
と思いついた.かと言って,こういう時なので気合が入っているわけでもなく,自宅から適当にカメラを空に向けて撮影開始.
大火西に流る? あーあ,ダメだねこりゃ.テーマは「大火西に流(くだ)る」だったんだけど.
  「大火」とはアンタレスのこと.この時期になって,早い時刻に西に沈んでいくアンタレスの姿に初秋の寂寥感を感じるということなのだが,低空の透明度が低く,その「大火」が微かにしか写っていないし,構図も良くないし,撮影中にカメラがお辞儀しちゃってるし.いい加減にやっていい写真が撮れるほど世の中甘くないか.

  で,この後はのんびりした夜を満喫したのだが・・・勢い余って寝違えてしまった.首が痛くて上を向けない.こんな日に観望会があったら大変だった・・・

今年の観望・・・おっと,昨日は観望会の予定は無かったんだっけ.

SETI@home 現在の順位 世界…67,281位(/1,120,636人)国内…2,519位(/29,435人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,015位(/272,734人)国内…208位(/4,015人)

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