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2010年4月13日 (火)

冗談が好き

  どうも天文や宇宙開発に関わる人間というのは冗談が好きな人種らしい(もちろん私も例外ではない).
  山崎直子宇宙飛行士が搭乗したSTS-131ミッションのイメージポスターが作成されたが,そのデザインは映画「アルマゲドン」がモチーフになっている.なんでも,ディスカバリー号のアレン・ポインデクスター船長の風貌がブルース・ウィリスに似ていることから採用されたのだとか.
  他にも,「スター・ウォーズ」風だったり「メジャー・リーグ」風だったり「インディー・ジョーンズ」風だったりとか笑えるポスターを Space Flight Awareness というページで見ることができる.
  以前に「マトリクス」風のパロディーポスターを作ったところ,宇宙飛行士たちに大ウケだったので毎回こういうポスターを作っているらしい.

  今から40年前の1970年の今日,つまり4月13日にはあの「アポロ13号」で機械船の酸素タンクが爆発する事故が発生している.そのため,アポロ13号は月着陸を断念,生還が絶望視される中,宇宙飛行士と地上のスタッフの件名の努力によって3人の宇宙飛行士が無事帰還し,後に「輝かしい失敗(Successful failure)」と呼ばれるようになった.

  ・・・というのは有名な話だが・・・

  この後,着陸船を作ったグラマン社は,指令船を作ったノース・アメリカン・ロックウェア社に対して,月からの帰路の大部分を着陸船が指令船を引っ張ることになったので,その牽引料として総額31万ドルあまりの請求書を冗談として送付した.これを受けたノース・アメリカン・ロックウェア社は,アポロ10号~12号のミッションの往路で指令船が着陸船を引っ張った時には牽引料を請求しなかったとこれまた冗談でグラマン社の請求を断ったのだという.

  うーん,鮮やかなやりとりだ.重大な事故の後にこういう冗談のやりとりができるというのも驚きだ.

  研究・開発やら訓練やら,日々非常にシビアなことを要求され,そういう中でも円滑なチームワークを発揮しなければならない環境にあるからこそ,こういうセンスも磨かれるのだろうか.

SETI@home 現在の順位 世界…70,395位(/1,084,276人)国内…2,591位(/28,726人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,905位(/255,010人)国内…224位(/3,763人)

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