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2010年3月31日 (水)

ブルー・ムーン? その2

  昨日の記事に書いたように,昨日の月が「ブルー・ムーン」ということになっていた.
  しかし,満月になったのは昨日の11:25.さて昨日の朝と夕方,どちらが満月に近かったのだろうか?
  まずは昨日の朝03:15頃に撮影した月.
ブルー・ムーン? 2010年3月30日 03:15頃 (クリックで拡大,600 × 600 pixel,49kb)
よ~く見ると左上側がちょっとだけ欠けている.
  そして昨日の夕方.「もしかして曇ってしまうのでは?」という心配をよそに,そこそこ良く晴れていたので,月が東の空に昇ってきたところでさっそく一枚.
ブルー・ムーン? 2010年3月30日 19:00頃(クリックで拡大, 600 × 600 pixel,84kb)
まだ低空だったのでイマイチシャープに撮れなかったけれど,これはよ~く見ると右上側が少し欠けている.
  そして,多くの人が見上げるだろう時刻にもう一枚.
ブルー・ムーン? 2010年3月30日 20:46頃 (クリックで拡大, 600 × 600 pixel,70kb)
いま一つ違いがわかりづらいが,右上のクレーターが少し目立つようになっている.

  さて軍配は・・・

  見る人の感覚にもよると思うけれど,私としてはやっぱり昨日の朝の方が満月に近かったような気がする.

  ここをお読みの皆さん,判定はいかが?

SETI@home 現在の順位 世界…70,717位(/1,080,051人)国内…2,610位(/28,673人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,967位(/254,014人)国内…223位(/3,745人)

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2010年3月30日 (火)

ブルー・ムーン?

  1月の間で,2回目に見られる満月を「ブルー・ムーン」と呼ぶのだそうな(そもそもこの定義,Sky & Telescope誌が1946年に誤解して紹介したものが定着してしまったもののようだが).
  で,その日が今日(30日)ということになっている.

  しかし,天文手帳(地人書館刊)によれば,満月になるのは今日の11:25のこと.この時,日本では月は地平線の下なので見ることができない.
  となれば,今日の早朝に見える月と夕方に見える月でどちらが満月に近いのだろう?

  ・・・ということで,早朝に起き出して月を撮影してみた.
ブルー・ムーン? 2010年3月30日 03:15頃 (クリックで拡大,600 × 600 pixel,49kb)
やや露光オーバーなのはこの際おいといて.
  う~ん,微妙だ.よーく見てみると,左上がやや欠けているように見えるけど,これでも充分「満月」だよねぇ.そもそも,ホントの「満月」,つまり全然欠けているように見えない満月を見たという記憶はほんの数回しかない.

  今晩,もし晴れて月が見えていれば(予報によれば今晩は晴れだ)もう一度撮影してみるつもり.さてどっちがより満月に近いだろう?

SETI@home 現在の順位 世界…70,664位(/1,079,794人)国内…2,607位(/28,671人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,968位(/253,931人)国内…223位(/3,744人)

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2010年3月29日 (月)

ヴァンガード TV-0

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ヴァンガード TV-0 ヴァンガード TV-0.ヴァンガードロケット開発計画の最初に用いられたテスト・ロケットである.型紙は “Niels papermodels” から.
  1957年と1958年は「国際地球観測年」であった.1955年,アメリカは,これに合わせて科学衛星を打ち上げると発表した.この時点では,アメリカ初の人工衛星打ち上げロケットとして,空軍からはアトラス,陸軍弾道ミサイル局からはレッドストーンの派生型を元にしたロケットが提案されていたが,海軍研究所から提案されたのがヴァイキングロケットを元にした3段式ロケットであった.このロケットは「ヴァンガード」と名づけられ,開発が始まることになったのだが,その初期段階,まだ使われていなかったヴァンガード タイプ 9 を用いて種々の実験が行われた.
  モデルは1956年12月8日に打ち上げられたヴァンガード TV-0.“TV” は “Test Vehicle” の略で,ヴァイキングロケット13号機が使われた.主な目的は大気圏再突入の実験であり,“Minitrack” と呼ばれる送信機が高度80kmで放出され,その追跡が行われた.その他の目的として,テレメトリー・システム,慣性飛行姿勢制御システムの評価などがあった.

  今回苦労したのは細長いノーズコーン.この細長い円錐を綺麗に作るのは大変だった.あとは,先端近くについている,“Re-entry Probe” (これが “Minitrack” なのか?)の取り付け.まぁでもそれほど苦戦することなくほぼ1日で完成させることができた.

  とりあえず,ヴァイキングロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによる ヴァイキングロケットたち 2010年2月13日 このタイプのロケットもそろそろ飽きてきたかも(実はまだもう一つ作る予定なのだが).

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Vanguard TV-0

  そして例によってこれまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月13日 前列左から,A-4RTV-A-2 “Hiroc”バンパー Wacヴァイキング 7ヘルメス RV-A-10ヴァイキング 10,ヴァンガード TV-0
2列目左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴマーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス
3列目左から,ブルー・ストリークツィクロン-3コスモス 3M (Interkosmos-11)ジェミニ・タイタン
最後列左から,アリアン H-ⅡA 202型ソユーズ-U + TMA-1プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)スペースシャトル コロンビア (STS-1)スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)

  「ロケット開発史」シリーズ(写真最前列)はこれで7基め.手持ちの型紙を打ち上げ年代順に作っているのだが,実は順番の間違いが発覚.まぁ大した問題ではないんだけど.でもその間違い,“間違い”だったということは意外で新鮮に驚いた.何事も手を動かしてみないとわからないものだ.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…70,698位(/1,079,468人)国内…2,609位(/28,659人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,986位(/253,847人)国内…223位(/3,744人)

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2010年3月28日 (日)

もう一息!

  2003年5月9日に打ち上げられ,2005年11月26日には小惑星「イトカワ」へのタッチダウンを成功させたものの,数々のトラブルに見舞われ,満身創痍になりながら航行を続けていた日本の小惑星探査機「はやぶさ」.
  しかし,27日15:17,地球に帰還するための軌道変更を無事完了した.
  4基あるイオン・エンジンのうち3基までが停止,一時は地球帰還が絶望視されていた.地球に帰還するために,最後の最後に必要となる残りの1基は温存,地球からの指令で,停止していたスラスタAの中和器を使い,スラスタBにイオンを放出させるという,文字通り「離れ業」をやってのけ,無事に地球帰還への軌道に入ったということだ.
  これで6月には地球大気圏へ突入することができるということがほぼ確実になり,「もう一息!」といったところだが,まだ「大気圏突入」という難関がまっている.
  「はやぶさ」は果たして無事に大気圏に突入できるのか,カプセルを無事に回収できるのか,そのカプセルに果たして貴重な資料は入っているのか.

  その結果がわかるのは6月.あと3ヶ月弱が非常に待ち遠しい.

  がんばれ!はやぶさ!

SETI@home 現在の順位 世界…70,713位(/1,079,138人)国内…2,609位(/28,652人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,980位(/253,761人)国内…223位(/3,742人)

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2010年3月27日 (土)

距離の感覚

  一般的に「光年」という単位は馴染みがないので,観望会等でも「光年」という単位を持ち出すとぽかんとされてしまうことが多い.しかし,なにも難しく考えることはない.何か比較できるものがあればいいのだ.実生活でも,30kmとか50kmとか言ってもすぐに実感が沸かないが,例えば水戸からなら30kmならば石岡あたり,50kmならば土浦あたりという感覚があれば,45kmと言われれば「石岡より遠いけど土浦より近い」と実感できるわけだ.だから,天体についても,500万光年と言われれば「アンドロメダ銀河(250万光年)より遠いけど,M81(1200万光年)よりは近い」,3000万光年といわれれば,「そりゃさすがにちょっと遠いけど,おとめ座銀河団(約6000万光年)ほど遠くない」という具合に距離もイメージできる.要は慣れの問題なのだ.

  ところで・・・

  設定によれば,2200年の今日(3月27日),宇宙戦艦ヤマトがガミラス本星の海に到着することになっている.
  そのガミラス本星は地球から14万8000光年.
  このアニメに夢中になっていた少年時代,14万8000光年は途方もなく遠いと思っていた(実際,やっぱり途方もなく遠いのだが).しかし,こうして「光年」という単位に慣れてしまった今となっては,
「なぁんだ,ほんのご近所じゃないか」
全然「宇宙の彼方」という印象じゃなくなってしまった・・・


SETI@home 現在の順位 世界…70,843位(/1,078,798人)国内…2,615位(/28,646人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,969位(/253,702人)国内…223位(/3,742人)

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2010年3月26日 (金)

月登場

  23日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第62号(三球儀編第11号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第62号(三球儀編第11号)の部品 月と月のアーム.これらを組み立てて・・・って,今回はアームを月に差し込むだけかい.つまらないのでその写真はナシ.その代わり,月をクローズアップで撮ってみた.
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』(三球儀編)の月 ・・・

  もうちょっとリアルなものを期待していたんだけどねぇ.
  「クレーターの凸凹や「海」の暗い部分まで再現された月」って書いてあるけれど,とてもそうは見えないぞ.確かに凸凹はあるし,暗い部分もあるけど,これで「再現された」って言えるのかね.

  月は自分で作るかねぇ.前シリーズの土星の環も「これだけはなんとかしよう」と思ったのに結局何もしていないんだけど.

SETI@home 現在の順位 世界…70,843位(/1,078,463人)国内…2,616位(/28,640人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,966位(/253,673人)国内…223位(/3,742人)

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2010年3月25日 (木)

ブルー・ストリーク

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ブルー・ストリーク イギリスの中距離弾道ミサイルを転用,「ヨーロッパ・ロケット」開発の実験のために打ち上げられたロケット,「ブルー・ストリーク」.型紙は “Niels papermodels” から.
  1962年,イギリスの呼びかけにより,ベルギー,フランス,西ドイツ,イタリア,オランダが参加して「ヨーロッパロケット開発機構」が設立され(実働は1964年から),「ヨーロッパ・ロケット」開発計画が進められていた.
  この計画にはオーストラリアも協力国として参加していたことから,最初のテストのための打ち上げはオーストラリアのウーメラ射場で行われた.第1回から第3回までの打ち上げでは第1段のみ,つまり「ブルー・ストリーク」そのもので打ち上げて成功,第4回は第2段にフランスのコラリー,第3段に西ドイツのアストリスを搭載して打ち上げに成功(第2段以上はテストせず)した.第4回以降はすべて3段式以上として打ち上げたが全て失敗,射場をフランス領ギアナのクールーに移し,4段式となった「ヨーロッパ2」ロケットの打ち上げが行われたが,これも全て失敗に終わった.遂にヨーロッパロケットの開発は中止され,ヨーロッパロケット開発機構はヨーロッパ宇宙研究機構等と統合,ヨーロッパ宇宙機関となった.

  何となく「寸詰まり」な印象のロケット.製作にはあまり苦労しなかったが,アリアン でも苦労した,「太さ1mmの四角いパイプ」を作るのが大変だった.このロケットの型紙も アリアン の型紙の作者と同じ.この作者の「作風」なんだろうか.作例の写真の中には四角いパイプではなく,丸い筒になっているものもあるけれど,統一感を出すためにはもう四角いパイプのまま作るしかないか.同じ作者の型紙で アリアン Ⅱ∼Ⅳ も作るつもりなので,「あの作業をまだやるのか」と思うとちょっと憂鬱.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Blue Streak

  さていつものようにこれまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月11日 前列左から,A-4RTV-A-2 “Hiroc”バンパー Wacヴァイキング 7ヘルメス RV-A-10ヴァイキング 10
2列目左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴマーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス
3列目左から,ブルー・ストリーク,ツィクロン-3コスモス 3M (Interkosmos-11)ジェミニ・タイタン
最後列左から,アリアン H-ⅡA 202型ソユーズ-U + TMA-1プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)スペースシャトル コロンビア (STS-1)スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)

  数が増えてきて壮観!なんだけど,こうなると並べるのも集合写真を撮るのも大変・・・

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

今年の観望会 予定…18 実施…12 中止…4 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….667(12勝6敗)
実は昨晩(24日夜)は市内某小学校で観望会の予定だったのだが,雨のためあえなく中止.連勝は3でストップ,貯金は1つ減って6.

SETI@home 現在の順位 世界…70,852位(/1,078,149人)国内…2,613位(/28,633人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,986位(/253,574人)国内…223位(/3,741人)

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2010年3月24日 (水)

VSSエンタープライズ 初の試験飛行

  ヴァージン・ギャラクティック社は22日,宇宙船「VSSエンタープライズ」の初の試験飛行に成功したと発表した.
  一部ニュースでは「打ち上げられた」という表現がされていたが,「VSSエンタープライズ」は母機「ホワイトナイト2」(こちらも「母船」という表記がされているが,「ホワイトナイト2」は航空機なので,「母機」の方がしっくりすると思う)に吊るされ,普通の航空機のように発進するので,「離陸した」という表現が正しいと思う.
  今回の試験飛行では,「VSSエンタープライズ」は「ホワイトナイト2」に吊り下げられたまま,到達高度も1万3700mと,まだ「航空機」のレベルでしかないが,宇宙飛行にむけて着実に準備が進んでいるらしい.
  ヴァージン・ギャラクティック社は2012年からの商業就航を目指している.1回の飛行で6人の旅行者を乗せて運行する計画で,旅行代金は一人20万ドル.現状では私にはとても手が出ない金額だが,記憶が確かならば,ヴァージン・ギャラクティック社は一人1万ドル台での宇宙旅行を目指していたはず.
  1万ドル台ということは100~200万円.「一生に一度」と思えば手を出せるかも.やっぱり生きている間に宇宙に言ってみたい.もし万が一(そろそろ「万に一つ」くらいの可能性になってきたのだと思うと,それだけで胸が踊る!)宇宙に行くことができたら,帰還した時の台詞は決まっている.

「地球は青かった」

でもそういう台詞を考えている人はいっぱいいるかも.

SETI@home 現在の順位 世界…70,956位(/1,077,778人)国内…2,619位(/28,626人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,996位(/253,508人)国内…224位(/3,740人)

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2010年3月23日 (火)

曇ってしまう前に

  昨日(22日)夕方は快晴.しかし,天気予報では一晩中曇り.
  本当ならば「月が沈んでからが勝負!」なのだが,果たして月が沈むまで天気がもつかどうかわからないし,たとえ月が沈んだ後も晴れていたとしても,やっぱり透明度が悪そうだったので,
「曇ってしまう前に」
ということで↓月を一枚.
月齢4.7 2010年3月22日 (クリックで拡大,600 × 600 pixel,60kb)
アリストテレスやユードクスス(画像上の方で目立つ2つのクレーター),マウロリクス(画像下の方で目立つクレーター)あたりが見頃か.晴れの海の下側に見える何本かの筋はインブリウム・ベイスンができた時の天体の衝突でできたひっかき傷なんだろうか.

  案の定,この後ベタ曇りになった.
  予報によれば今晩は曇り,明日の夜は雨.明後日から少しの間は晴れるようだが,その頃には月が明るくなっている.一昨日から昨日にかけては久々に星空を堪能できたけど,これでしばらく星空はおあずけか・・・

SETI@home 現在の順位 世界…71,007位(/1,077,025人)国内…2,623位(/28,613人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,994位(/253,428人)国内…224位(/3,740人)

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2010年3月22日 (月)

久しぶりに星がいっぱい

  昨日(21日)の昼間,あれだけ吹き荒れた風も夕方にはおさまった.昼間は黄砂の影響で空が白かったが,夕方の空は思いのほか透明度が高かった.
  そして昨晩も城里町ふれあいの里天文台で観望会.
  昼間は暖かかったのが夕方になって急に冷え込み,来館者が少ないのではないかと心配したのだが,そこそこの賑わいだった.
  観望対象は月に火星に土星.「太陽系の夕べ」といったところか.
  さすがに小さくなってしまった火星は人気がなかったが,月と土星の姿には皆さん大喜び.

  シンチレーションの具合は「そこそこいい感じ」と思ったので,観望会終了後に土星を撮影してみた.
土星 2010年3月21日 城里町ふれあいの里天文台にて うーん,イマイチだねぇ.シンチレーションが思ったよりも悪かったのかも.いずれにせよ,環の細い土星は撮影が難しい.

  天候も不安定だし,これを撮影した後すぐ引き上げるつもりだったのだが,久々に空の透明度が「なかなか」だったので,久々に系外銀河でも撮ってやろうという気になり,撮影を続行.
  しかし,昼間は黄砂で空が白かったのでロクな準備もしていない.さて何を撮ろうかとしばし考えた末に撮影したのが↓
おとめ座の系外銀河M86付近 おとめ座の系外銀河M86付近.このあたりはおとめ座銀河団の中でも銀河が密集しているあたり.上の画像は5分露光,コンポジットなしだが,ぱっと見ただけでも6,7個の銀河が写っている.
  途中,オートガイダーがトラブったりして,予定した半分しか露光できなかったが,画像処理をするのがちょっと楽しみではある.

  結局,薄明開始直前まで天文台で粘った.空の透明度は「良い」というほどでもなかったが,「星がいっぱい見える空」を眺めたのは実に久しぶりな気がする.やっぱりいいもんだよねぇ.

今年の観望会 予定…17 実施…12 中止…3 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….706(12勝5敗)
3連勝!貯金がさらに1つ増えて7.

SETI@home 現在の順位 世界…71,007位(/1,077,025人)国内…2,623位(/28,613人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,981位(/253,366人)国内…224位(/3,738人)

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2010年3月21日 (日)

ぎりぎりでセーフ

  昨日(20日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会.

  ・・・の前に,

  昨日は19:30頃また国際宇宙ステーション(ISS)が見られるはずだったので,写真を撮ってやろうと天文台前で待機.すると,ふれあいの里に宿泊していると思われるご家族がやって来た.
「開館は8時半なんですよ.でもちょうど良かったですね.これから国際宇宙ステーションが見られますよ」
ということで,一緒に見ることになった.その国際宇宙ステーション,昨日は月の傍を通ってくれたので,なかなかの見ものだった.写真の方も,空がそこそこ暗い場所なので露光時間を長くとれたこともあって,
国際宇宙ステーションの光跡 2010円3月20日 19:30頃 城里町ふれあいの里天文台前にて なかなか面白い絵になってくれた.

  昨晩は連休初日とあってふれあいの里の宿泊客も多く,天文台への来館者も60名ほど(?).最近ずっと10名程度だったので,久々の賑わいだった.開館後やや雲が広がってきていたし,予報によれば「夜は曇り」だったので,開館後曇ってしまうのではないかと心配していたが,全員が土星を見終わるまでなんとかもってくれた.そして,観望会終了の頃にはベタ曇り.ぎりぎりでセーフといったところだ.

  実は昨晩,県外のある高校の地学部(とそのOBOGたち)が合宿に来ていので,観望会終了後,天文台で私の自作プラネタリウムを披露,さらにその後天体写真撮影や画像処理の講習などなど,午前3時頃まで盛り上がっていた.高校生たちは早々と音を上げてしまったようで,残っていたのはOBOGたちだけだったらしいけれど.
  「また来たい」と思ってくれれば嬉しいねぇ.

  帰路につく頃,風が強くなっていた.暴風雨になったのは私が自宅についた後.こちらもぎりぎりでセーフ.最近私にも少し月・・・じゃなくてツキがまわって来ているのかも.

今年の観望会 予定…16 実施…11 中止…3 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….688(11勝5敗)
連勝.貯金がさらに1つ増えて6.

SETI@home 現在の順位 世界…71,007位(/1,077,025人)国内…2,623位(/28,613人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,978位(/253,340人)国内…224位(/3,738人)

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2010年3月20日 (土)

ISSと透明度の低い空

  昨日(19日)夕方はとりあえず晴れ.
  19:09頃には上空を通過する国際宇宙ステーション(ISS)が見られた.
ISSの光跡 2010年3月19日 19:09頃昨日のISSは-2.8等.結構明るく見えるはずだったが,夕べはまた透明度が悪く,イマイチ見応えがなかった.上の写真を撮った場所が空の明るい場所だったせいもあるが,露光時間を長くとることができず,全然面白い写真にならなかった.

  この後ベタ曇りになり,自室でのんびり過ごしていたが,明け方には晴れていた.
「お,星が見える」
と思って外に出てみたのだけれど・・・
2010年3月20日 自宅にて 透明度の悪さは相変わらず・・・と言いたいところだが,いつにも増して悪い.北極星もほとんど見えないし,北斗七星もよくよく探してみなければどこにあるんだかわからない.

  あぁ,いつになったら「撮影日和」がやってくるんだろう?ちなみに,現在も晴れてはいるのだが空が白い.あーあ,今晩もダメだねこりゃ.

SETI@home 現在の順位 世界…71,072位(/1,076,277人)国内…2,624位(/28,596人)
Einstein@home 現在の順位 世界…9,982位(/253,248人 祝!1万位ライン突破!)国内…224位(/3,738人)

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2010年3月19日 (金)

月の軌道のリング

  16日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第61号(三球儀編第10号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第61号(三球儀編第10号)の部品 月の軌道のリング.
  これを(現時点での)本体に組み込んで
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第60号(三球儀編第9号)までの進捗状況 このリングの上を,車輪(?)のついたアームが動き,その上に月が乗ることで,黄道面から約5度傾いた月の公転が再現されるというわけだ.
  今回のシリーズは部品にバリエーションがあって結構楽しい.

  ところで,本誌の最後の方には「月の錯視」についての記事が載っていた.実はこの前の日曜日(14日),茨城新聞日曜版の「いばらき星空散歩」には(字数が少ないので詳しくは書けなかったのだが)「低い月が大きく見えるのは目の錯覚」という記事を書いたのだった.なんとタイムリーな!
ってそのことに気づいた人ってはたしているんだろうか?

SETI@home 現在の順位 世界…71,072位(/1,076,277人)国内…2,624位(/28,596人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,011位(/253,186人)国内…225位(/3,737人)

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2010年3月18日 (木)

まちかど観望会

  最近,市街地など人通りの多い場所で,通りがかりの人に呼びかけて行う「まちかど観望会」が流行になりつつある.
  実は8年前から実施している「定期観望会」も同じコンセプトである.つまり,誰でも気楽に参加できる観望会であり,ふらっと行って望遠鏡を覗き,そのまんまふらっと帰ることができる観望会である.
  こういう観望会を実施することには2つの大きな意味があると思う.
  一つは,天文に興味を持っていない人にも,星を見る楽しさを知ってもらうことである.公開天文台を運営している側としては,「誰でも気軽に来てほしい」とは思っているのだが,一般の方にとって初めて天文台に足を運ぶというのはなかなか勇気のいることだというのが現実だろう.どうしても「天文台」というところは難しいことをやっているところという印象があって,そこへ行くにはそれなりの「素養」が必要だと思ってしまうのだと思う.
  ところが,例えば買い物や食事に出かけ,通りがかりに天体望遠鏡が並んでいて,
「今土星が見えますよ」
なんて言われれば,「試しに見てみよう」なんていう気にもなるだろう.そこでスタッフから,「公開天文台は気楽に行けるところなんですよ」と声をかけられ,なおかつ望遠鏡で眺めた姿が気に入れば,今度は天文台の大きな望遠鏡でも見てみたいと思うようになるかもしれない.
  もう一つは,「星を見る文化」の創造だと思う.観望会に参加する人が,「学習をしに」参加しているうちは,それは文化とは言えないと思う.観望会に参加するということが,映画館やコンサートに行くのと同じ,できれば喫茶店に入るのと同じ感覚になってこそ,文化だと思うのだ.「夕方久々に友達にばったり会ったから」とか,単に「時間が余ったから暇つぶしに」観望会に参加するような人が増え,星を眺めることを日常の中に浸透させるために,「まちかど観望会」は非常に有効なイベントだと思う.

  今週末の3月20日,「世界一斉まちかど観望会の夕べ」が行われる.あいにく,私自身は既に別な観望会の予定が入っているので参加できないのだが(まぁどちらにしても観望会をやるわけだ),日本各地でもあちこちで「まちかど観望会」が開催されるはずだ.まだ「見頃」にはやや早いが,少し遅めの時刻ならば土星が見られる時期でもある.もしどこかで,天体望遠鏡が空に向いている光景をみかけたら,(冷やかな目で見ずに!)この機会に望遠鏡を覗いてみて欲しい.もし,使いこなせずに押入れの肥やしやインテリアになってしまっている天体望遠鏡をお持ちなら,その望遠鏡を会場に持っていってみよう.「まちかど観望会」に参加するようなスタッフは世話好きな人が多いだろうから,スタッフが親切に使い方を教えてくれるはずだ.
  もしその場で操作を覚えることができたら,その望遠鏡を通りがかりの人に覗いてもらい,「即席スタッフ」になってしまうのもきっと楽しいことだろう.

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2010年3月17日 (水)

雨の後・・・

  昨日(16日)昼間は時々雨.しかし夕方にはそこそこ晴れ間が広がった.天気予報によれば一晩中「晴れ」,しかも昨晩は新月.
  となれば,
「もしかして今晩こそ(空の)透明度はいいかも」

  昼間雨が降っていたので,いつもの撮影場所は水浸しかもしれない.しかし,こうも撮影機会に恵まれない状態では,多少のリスクは覚悟で撮影を行うつもりになっていた.しかも,それでもやっぱり透明度が悪かった場合,天気の状況次第ではどこかに出かけることも想定して作戦を練っていた.

  で,夜の実際の天気は・・・曇り.なんてこった・・・
  日付が変わる頃になっても雲がいっぱい.02:00頃になってようやく晴れ間が広がったので,とりあえず全天の写真を一枚.
2010年3月16日 自宅にて う゛ぅ・・・やっぱり快晴というわけにはいかなかったようだ.透明度は・・・可もなく不可もなくといったところではあるけれど,最近にしちゃかなりマシな方だ.からす座だってちゃんと見えているし.これで快晴ならば無理をしてでも撮影を決行したんだけど.

  そして今晩の予報は・・・曇り.たまには予報が外れて快晴♪なんてことにならないものかねぇ.

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2010年3月16日 (火)

ヴァイキング 10

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ヴァイキング 10 ヴァイキング 10.オリジナルのヴァイキングロケット(RTV-A-12)の直径を太くした改良・発展型である.型紙は“Neils papermodels” から.
  ヴァイキング 1 からヴァイキング 7まではオリジナルのロケットが使われたが,以降はこのタイプが使われた.なお,ヴァイキング 8 は1952年6月6日の地上試験の際に事故で失われたため,実際に打ち上げられたのは ヴァイキング 9 からである.そのため,このタイプのロケット(RTV-N-12a)は“ヴァイキング・タイプ 9”とも呼ばれている.
  モデルは1954年5月7日に打ち上げられたヴァイキング 10.この時にはロケット自体の種々のチェックの他,上層大気の観測と,その領域における宇宙線の観測が行われた.

  さすがに慣れてきたので,このくらいのものはあっさりと作り上げられた.あえて苦戦したところと言えば,ノーズコーンを綺麗に丸めることくらいか.下部のフィンも大変かと思っていたのだが,これまたあっさりとうまくやる方法を見付け,苦戦することなく作業完了.実はスタンドにやや苦戦したけれど.

  まずはヴァイキング 7とツーショット.
1/100スケールペーパークラフトによる ヴァイキング 7 と ヴァイキング 10 ヴァイキング 7よりも太くなったが,長さは短くなっているので,ややずんぐりした印象だ.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Viking 10

  そしていつものようにこれまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影・・・しようと思ったのだが,いつも並べていた場所にな並べきれなくなったので,場所を変えて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月9日  どうでもいいけど,最近はこういう写真ももっと綺麗に撮りたいということで,そのために必要な撮影機材が欲しいなんて思い始めていたりする.最近影をひそめていた物欲がまた鎌首を持ち上げてきてしまった・・・

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
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2010年3月15日 (月)

月のプレート

  明日(16日)はもう次号の発売日だが・・・
  9日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第60号(三球儀編第9号)の発売日.
  今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第60号(三球儀編第9号)の部品 月のプレート.写真ではわかりづらいが,これが意外にデカい.
  コイツを(現状の)本体に組み込んで↓.
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第60号(三球儀編第9号)までの進捗状況 だんだん楽しくなってきたぞ.
  前シリーズは構造が単純だったため5週間ごとに同じパターンの繰り返しだったが,今回はかなり複雑な構造なので,同じパターンの繰り返しがほとんどなく,毎号違いがあってなかなか面白い.

  次号の発売が待ち遠しい・・・って明日だけど.

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2010年3月14日 (日)

今日の太陽(2010-03-14)

  今日は朝から晴れ.花粉がずいぶんと飛んでいるらしく,激しくくしゃみをしながらも元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2010年3月14日
う~ん,今日は面白い.
  まず目に飛び込んできたのはほぼ中央に見える活動領域1054.そして,目が慣れてくると,南東側のリム上に巨大なプロミネンスが見える.
  その巨大なプロミネンスを拡大撮影.
Hαによる太陽像(南東側プロミネンス付近拡大) 2010年3月14日 いやぁ,こんなに大きなプロミネンスを見たのは実に久しぶりだ.
  そして活動領域1054付近を拡大撮影.
Hαによる太陽像(活動領域1054付近拡大) 2010年3月14日 典型的なβタイプ(N極とS極があり,両極が分離して見える)のようだ.東(左)側の黒点あたりが白く光って見えるのはフレアが起こったばかりなんだろうか.

  こうして毎回何か変化があると太陽観察も楽しいねぇ.

 

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非撮影日和

  昨日(13日)夕方は城里町ふれあいの里天文台で観望会の予定だった.
  で,その夕方の天気は・・・ベタ曇り.これじゃあ天文台は開館できないだろうとのんびりしていたのだが,19:30を過ぎに見た時には・・・なんと晴れ.慌てて身支度をして天文台へ(あんまり慌てていたので,防寒着を何一つ持って行かなかったことにふれあいの里の駐車場に到着するまで気がつかなかった!).

天文台は無事開館.来館者は2グループ10人ほど.
  やっぱり空の透明度が低い.とりたてて空が暗いというほどではないとは言え,自宅に比べればはるかにマシなはずの天文台でもししの大鎌が辛うじて見える程度.
  最初に西に低くなりつつあるオリオン大星雲を見てもらったが,やっぱり見応えは今ひとつ.
  次に見たのは火星.だいぶ遠くなってしまったので小さくしか見えない.その上シンチレーションもイマイチで,表面の模様は極冠も含めて全然見えない.
  そして東の空に昇ってきた土星.この状況では期待はしてなかったけど,
「あぁ,ボケボケだ」
  それでも,土星を生で見たのは初めてだったとかで,皆さん喜んで帰って行かれた.まぁとりあえず良しとするか.でも,それだけにきっちり綺麗に見える土星を見せたかった.

  さて,観望会の後は・・・
  透明度が低いことは想定内.どうせ星雲・星団の撮影は無理だろうから,その場合は土星を狙ってやろうと思っていた.でも,あんなにボケボケの土星じゃねぇ.空の透明度は悪い,シンチレーションも悪いじゃ何もできない.全くの非撮影日和だ.どうしようもないので諦めて帰宅.まったく,いつまでこんな天気が続くんだろう.
  そして今日は・・・晴れてはいるものの,昼間のうちから見るからに空の透明度が低い.これじゃ今晩も星雲・星団の撮影は無理だろうねぇ.

  星屋の苦悩は続く.

今年の観望会 予定…15 実施…10 中止…3 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….667(10勝5敗)
連敗にならず.貯金が1つ増えて5.

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2010年3月13日 (土)

プラネタリウム

  昨日(12日)は城里町ふれあいの里天文同好会の例会.
  その席で,一人の会員から,「五藤式 天体投影機 学習型E-1型 使用説明書」をいただいた.

  ここをお読みの方の多くは「だから何?」と思われただろうが・・・

  忘れもしない,2005年8月12日の夜.
  その夜は同好会ペルセウス座流星群観望会が予定されていた.ところが,この夜は雨.観望会は屋内での「反省会」(懇親会または宴会ともいう)になった.その時に,その会員の方が持ってきて見せてくださったのが「五藤式 天体投影機 学習型E-1型」だったのだ.
  その天体投影機は1球ピンホール式.それで室内の壁や天井に投影して見せてもらったのだが,それを見て,
「1球ピンホール式のプラネタリウムも結構面白いもんだ」
という印象を強く持ったのだった.
  セガトイズからホームスターが発売されたのがその少し前.私も既に手に入れていた.そして,その少し後には「大人の科学」Vol.9「究極のピンホール式プラネタリウム」が発売された.もちろん私も購入,購入直後にはそれを電動で回転させるべく改造を開始,私の自作プラネタリウム製作への長い道のりが始まったのだった.
  思えば,2005年8月12日の夜,もし晴れてペルセウス座流星群観望会が実施されていれば「五藤式 天体投影機 学習型E-1型」を見ることもなかった.それを見なければ,1球ピンホール式という,いわば原始的なプラネタリウム投影機も結構面白いと思うこともなく,ましてや自分でこんなものを作ろうなんてことも考えなかっただろう.

  世の中,何が人生を変えるかわかったものじゃない・・・

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2010年3月12日 (金)

どんよりとした・・・

  昨日(11日)夕方は晴れていたが,空の透明度は相変わらずで,お世辞にも良いとは言えない状態だった.
  しかし,ここのところず~っと星雲・星団ができない状態が続いていたので,
「いい加減もうダメもとでやってみるか」
ということで,撮影を強行するつもりになっていた.

  で,早めに帰宅してみたのだが・・・
2010年3月11日 21:00頃 自宅にて ダメすぎ.
  まったく,“どんよりとした晴れ”だ.そういう日本語はないのだろうが,そういう言い方がぴったりする空だ.多少透明度が悪くても撮影を決行するつもりだったのだが,せいぜい2等星が見える程度,西に低くなりつつあるアルデバランが目をこらしてようやく見える程度では・・・
  とりあえず星雲・星団の撮影は諦めるしかなかった.
  それでも何だか悔しいので日付が変わる頃までは粘ってみた.
2010年3月12日 00:30頃 自宅にて う゛ぅ・・・さっきに比べれば確かに良くはなっているけど・・・からす座が全く見えない・・・北極星も見つけるのに苦労する有様.

  ここまでで諦めて就寝.あーあ,いつまでこんな状態が続くのかねぇ・・・何も撮れないうちに黄砂の季節になっちゃうじゃないか.

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2010年3月11日 (木)

今日の太陽(2010-03-11)

  今日は朝から久々の快晴.そもそも昼間晴れているというだけでも久しぶりだ.昨日も朝は晴れていたので「今日は太陽見られるかも」と思ったのにあっさり曇って,雨まで降ってきたし.
「よし,今日は太陽観察日和♪」
と思っていたのだが,昼前頃から雲が漂うようになった.こういう天気だと,「ここぞ!」というタイミングで太陽が雲に隠されてしまうというよくあるパターンになりそうだし,チェックしてみたところ最近にしては珍しく活動領域が見えないようだったので,
「(眼視で)面白いものが見えなかったら撮影は省略」
と思っていたのだが・・・
Hαによる太陽像 2010年3月11日
あるんだねぇ,こういう時には.
はっきりとした活動領域は見えなかったが,北東側のリム近くに明るい部分がある.数日後には活動領域になりそうだ.西側にはかなり大きなダークフィラメントも見える.リム上はあんまり大きなものはないものの,そこそこの大きさのプロミネンスがいつくか見え,なかなか賑やかだ.
  西側の大きなダークフィラメントを拡大撮影.
Hαによる太陽像(西側ダークフィラメント付近拡大) 2010年3月11日 左上と右下の大きなものが見える他にも,中央やや左にはとても細いものが,その右側には淡いながらS字状のものも見える.

  天気予報によれば明日も晴れるらしい.さて明日はどんな姿が見られるのか楽しみ♪

  もっとも,天気予報が当たればの話だが.

 

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ふたご座と火星

  昨日(10日),夕方の天気予報は「雨または雪,ところにより雷を伴うでしょう」

  ・・・

  って,晴れてますがな旦那.

  快晴だった.

  しかし,昼間は結構雨が降って地面が盛大に濡れているので,主力機材を持ち出して星雲・星団の撮影というわけにもいかない.
  ならばどこかへ出かけて「比較明(合成による日周運動の写真)」をと思い,市内をうろうろしてみたのだが,どこへ行っても湿気が多く,長時間の撮影はできそうになかった.そんな中,見上げた空ではふたご座のカストル・ポルックスの近くに火星が見えていたので,
「よし,コイツを撮ってやろう」
と思いついて帰宅.

  帰宅後はまず久々に全天の写真.
2010年3月10日 自宅にて あれ?透明度はもっと良いと思っていたんだけどこりゃ酷い.
  本当はポタ赤を持ち出そうと思っていたのだけれど,南と北の両側から雲が張り出して来ていた.「ポタ赤の準備ができたらベタ曇り」なんていういつものパターンになりそうだったので,ポタ赤は持ち出さず,急ぎ固定撮影でふたご座付近を一枚.
ふたご座と火星 2010年3月10日 自宅にて ふたごの頭,カストルとポルックスの近くに争いの象徴とされる火星が並んでいる.このふたご,喧嘩を始めてしまったりして.
  でも,剣術とボクシングの名手「カストル」と不老不死の「ポルックス」,激しい喧嘩になったらその後どうなっているんだろう?

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2010年3月10日 (水)

模型を囲んで

『週刊 天体模型 太陽系をつくる』の太陽系模型
  先日,ひょんなことから,↑この模型を囲んでの会話になった.
「えーと,これが水星で,これが火星で,これが地球?そしてこれが火星で・・・えーと,水金地火木・・・これは木星?」
「いやそれはケレスと言って,火星と木星の間を回っている小さな天体です.準惑星というカテゴリーに分類されています.今は,冥王星も同じ準惑星に分類されているんですよ」

  スイッチを入れて惑星たちがくるくる.

「へぇ~,こんなふうに回っているんだ」
「十字形に並んだりすることはあるんですか?」
「そういえばそんな話がありましたねぇ」

  少年の頃に読んだ「ノストラダムスの大予言」なんて本にあったなぁ.もうその本の題名すら死語になっているけど.たしか,1999年には惑星の配置が地球を中心とした十字形に並ぶ「グランドクロス」が起こり,惑星たちの重力の影響で地球に大異変が起こるとかそんな話だったような.少年時代の私にとっては実に恐ろしい話だった.
  ちなみに,1982年の今日3月10日には「惑星直列」(と言っても,地球から見て水星から海王星までの8つの惑星が96°の範囲に集まって見えたというだけだが)が起こって話題になった.この時にも,惑星たちの重力によって太陽に異変が起こるとかなんとか話題になった.

  実は以前の記事にも書いたことがあるのだが,木星の引力が地球に及ぼす影響は,最も大きな時でも月の引力のわずか1%.そんなものが地球になんらかの影響を及ぼすなんてことは考えられない.試しに火星も計算してみた.2003年8月に「6万年ぶりの大接近」なんて話題になった時,地球からの距離は5576万km.この時,火星の引力が地球に及ぼす影響は月のわずか0.05%.地球から見て木星と火星が一直線に並んでいたとしてもぜ~んぜん問題にならない.
  太陽系全体の全質量のうち,なんと99.86%は太陽.惑星の質量を全部足し合わせても太陽の0.1%ちょっとにしかならない.だから,たとえ全ての惑星が一直線に並んだとしても,太陽に大きな影響を与えるなんてことがあるわけがない(だからこそ,地球型の小さな系外惑星は見つけるのが難しいのだ).

  何はともあれ,この会話に参加していた方々,特に天体に興味があるという人ではなかった.それが,模型を囲んで天体の話で随分と盛り上がったのだから,この模型,人の興味・関心を惹きつけるのにかなり有効だということ.
  1年という時間と10万円弱という大金をかけた甲斐があったというものだ.「太陽・地球・月の三球儀」が役に立つ日がくるのが待ち遠しいぞ.

SETI@home 現在の順位 世界…71,530位(/1,072,875人)国内…2,635位(/28,525人)
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2010年3月 9日 (火)

飛行機

  天体写真の撮影中,最も嫌なのが飛行機.
  星雲・星団を拡大撮影している時,露光中に流星が写ったりすると,その写真は非常に貴重なものになる(流星がそんなに狭い画角に飛び込むなんてことは非常に稀なのだ)のだが,人工物が写るのは非常に邪魔だ.中でも飛行機が写ってしまうと,それだけでその写真はボツにするしかなくなってしまう.以前には,M33の撮影中に,そのど真ん中を飛行機が通過,見事な「食」を起こしてくれたなんていうことがあった.
  茨城空港ができるということが決まった時,(ある意味実に身勝手な考えではあるのだが)最も心配したのは,
「夜間に飛行機が飛び回るようになったら大変だ」
ということであった.
  その茨城空港,3月7日に開港式が行われた.
  で,ふたを開けてみると・・・
  定期就航が決まっているのは2路線のみ.これでやっていけるのか?天文マニアとしてはほっとしているけれど,茨城県民としては・・・複雑だ.

SETI@home 現在の順位 世界…71,530位(/1,072,875人)国内…2,635位(/28,525人)
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2010年3月 8日 (月)

ジェミニ タイタン II

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ジェミニ タイタンⅡ ジェミニ・タイタン.「マーキュリー計画」に続くアメリカの有人宇宙飛行計画「ジェミニ計画」のロケットである.型紙は “The Lower Hudson Valley Paper Model E-Gift Shop” から.
  「マーキュリー計画」で用いられた宇宙船「マーキュリー・カプセル」は「宇宙船に乗る」のではなく「宇宙船を着る」と言われるほど窮屈なものであった.また,宇宙船とは言っても,大気圏に突入する際の軌道変更程度しか操縦することができなかった.
  続く「ジェミニ計画」で用いられた「ジェミニ宇宙船」は2人乗りとなり,それなりに自由に操縦することもできるようになったが,窮屈なのは相変わらずで,宇宙飛行士たちが数日から最長で2週間宇宙で生活したのは小型乗用車の運転席と助手席くらいのスペースでしかなかった.
  ジェミニ計画の目的は,月への有人宇宙飛行計画「アポロ計画」実現に向け,他の人工衛星とのランデブー & ドッキング,船外活動,そして,長期間にわたる宇宙飛行士の生命維持等の技術を確立することにあり,無人で2回,2人の宇宙飛行士を乗せて10回の打ち上げが行われた.なお,アポロ11号で人類で初めて月へ行ったニール・アームストロング,エドウィン(バズ)・オルドリン,ビル・コリンズをはじめ,後のアポロ計画で活躍する宇宙飛行士たちが多数飛行している.
  ジェミニ計画の打ち上げは全てタイタンロケットによって行われた.タイタンロケットはマーキュリー計画でのアトラスと同様,ジェミニ計画の際に大陸間弾道ミサイルを転用したもので,第1段のロケットエンジンがむき出しという独特の構造を持つ.タイタン大陸間弾道ミサイルは,ジェミニ計画の後も再整備の上,衛星打ち上げロケット“タイタン23G”として運用され続け,2003年10月の打ち上げを最後に引退するまで活躍していた.

  製作で一番苦労したのが,「むき出しのエンジン」.
1/100スケールペーパークラフトによる タイタンⅡロケットのエンジン部分 いやはや細かいのなんの.この部分の作業だけで丸一日かかってしまった.
  もう一つ苦労したのが,第1段上部.
1/100スケールペーパークラフトによる タイタンⅡロケットの第1段上部 型紙には,「第1段上部の穴をくりぬけ」と書いてあった.実はどの作例を見ても(型紙の作者自身のものも含めて)ここをくりぬいている例はなかったのだが,「無茶かも」と思いながらも挑戦.でも結構うまく行って満足.
  今回作った型紙,実はもともと1/48スケールだったものに多少変更を加えて1/96スケール用にしたもの.大部分は1/48スケールの型紙をただ縮小しただけで,作者によれば「いくつかのパーツは省略してもよい」とのことだったが,貧乏性の私は勿体ないので苦戦しながらも省略なしで製作.加えて,ジェミニ宇宙船の部分では,1/96スケールにするために作者が省いた部分も,1/48スケールの型紙をダウンロード,縮小印刷して挑戦.
1/100スケールペーパークラフトによる ジェミニ宇宙船 1/96の型紙では窓の部分がテクスチャで表現されていたが,1/48の型紙を使って立体化してみた.細かい作業でやっぱりかなり苦戦したけど,できなくはないぞ(これで自信をつけて,いつかはつくろうと思っているサターンⅤ型の非常に細かい1/48スケールの型紙をダウンロードしてみたり.もちろん,実際には1/100スケールで作る予定).

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Gemini Titan Ⅱ

  いつものように,これまで作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月8日 (前列左から,A-4RTV-A-2 “Hiroc”バンパー Wacヴァイキング 7ヘルメス RV-A-10マーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目左からアリアン ,ジェミニ タイタンコスモス 3M (Interkosmos-11)ツィクロン-3ソユーズ-U + TMA-1.最後列左からH-ⅡA 202型スペースシャトル コロンビア (STS-1)スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)
  数が増えてきたので,1基増えても埋もれてしまうねぇ.

  上に書いたようにジェミニ計画は全て同じロケットで打ち上げられたので,これでジェミニ計画も終了.次はいよいよ本命のアポロ計画♪ それ以外にもいろいろ作る予定ではあるけれど.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
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SETI@home 現在の順位 世界…71,585位(/1,072,488人)国内…2,638位(/28,513人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,071位(/252,327人)国内…225位(/3,720人)

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2010年3月 7日 (日)

小さい部品がいっぱい

  2日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第59号(三球儀編第8号)の発売日.
今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第59号(三球儀編第8号)の部品 支柱×3,スチール軸受け×6,止めネジ×3,つば付き十字穴ネジ×6.前回は「でっかい部品」が一つだったが,今回は小さな部品がいっぱい.
  これらを組み立て,地球のアームに組み込んで↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第59号(三球儀編第8号)までの進捗状況 少しずつ面白くなってきたぞ.3本の支柱を立てたからといって何が変わったという訳でもないけれど,下側の軸受けの上には「月のプレート」が,上の軸受けの上には「月の歯車」が乗るということらしい.
  うーん,次の発売日が待ち遠しい・・・って,次号は「月のプレート」のみ.その次が待ち遠しい!?

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2010年3月 6日 (土)

ヘルメス RV-A-10

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ヘルメス RV-A-10  1944年に始まったアメリカ陸軍のミサイル開発計画“ヘルメス計画”のテスト・ロケット,ヘルメス RV-A-10.型紙は “Niels papermodels” から.
  ヘルメス計画には,A-1A-2A-3,B,C のサブ・プロジェクトがあり,このロケットはその中の A-2 プロジェクト,固体燃料ロケット開発のためのテスト・ロケットである.
  最初の打ち上げが行われたのは1953年2月11日,以来3月25日までの間に4回の打ち上げが行われ,最大高度58kmに到達した.
  ヘルメスA-2プロジェクトはこの打ち上げの前年1952年には打ち切りになっていたために,このロケットそのものはこれ以上発展することがなかった.しかし,このロケットによって固体燃料ロケットの可能性が示され,後に大型ロケットの打ち上げに用いられる固体燃料ブースターの開発へとつながってゆくことになる.

  いつものように,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月3日 (前列左から,A-4RTV-A-2 “Hiroc”バンパー Wacヴァイキング 7,ヘルメス RV-A-10マーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目左からアリアン コスモス 3M (Interkosmos-11)ツィクロン-3ソユーズ-U + TMA-1.最後列左からH-ⅡA 202型スペースシャトル コロンビア (STS-1)スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)
  小さい.これは小さい.上の集合写真の中からこのロケットを探すのが大変なほど小さい.どれほど小さいかというと,
1/100スケール ヘルメス RV-A-10 の大きさ こんなに小さい.実機の全長が4.0m,直径79cmだから,1/100にすると全長4cm,直径8mm.あんまり小さいので,本来の型紙は1/36スケールだが,そのおまけとして1/96スケールの型紙がついていた.やっぱり1/100スケールで統一したいので,その1/96スケールの方をさらに96%に縮小して製作.小ささ故に製作は多少苦戦したものの,そもそも部品点数も少ないのであっという間に完成した.

  あまり資料がなくて良くは解らないのだが,このロケットが固体燃料ロケットの元祖ということになるのだろうか?もっとも,本当の元祖は11世紀中頃の中国ということになるらしいが.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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2010年3月 5日 (金)

今日の太陽(2010-03-05)

  久しぶりに今日は朝から快晴の太陽観察日和♪ 最近ようやく活発になってきた太陽,今日はどんな姿を見せてくれるだろうと楽しみに太陽観察♪
Hαによる太陽像 2010年3月5日
  あれ?
地味.リム上には目立ったプロミネンスは見当たらず.活動領域は1051,1052,1053の3つが見えているはずなんだけど,南西側の1052と1053がなんとかわかる程度,1051は全然わからない.

  予報によれば今日は「つかの間の晴れ」で,明日からまたしばらく天気が悪いらしい.
  またしばらくご無沙汰になってしまいそうだけど,次の晴れ間には面白い姿を見せてよね.太陽さん.

 

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恐竜の絶滅

  日本を含む12ヶ国の国際研究チームによって,白亜紀末期に起こった,恐竜などの生物の大量絶滅は,1回の小惑星の衝突が原因であるとの研究結果をまとめた論文が発表された.
  これによると,衝突した小惑星は直径が10~15km,衝突時のエネルギーは広島型原爆の約10億倍,衝突地点付近ではマグニチュード11以上の地震となり,津波の高さは300mと推定されるという.

  先日発生したチリ巨大地震のマグニチュードは8.6(気象庁発表),マグニチュード11の地震というと,エネルギーの大きさはそのチリ巨大地震のざっと4000倍.史上最も規模が大きかったとされる1960年のチリ地震でもマグニチュードは9.5,地球上で起こりうる最も大きな地震がマグニチュード10程度とされているから,この小惑星衝突時の衝撃はそれをも軽く上回っていたということになる.

  そうなると,もしかして近い将来,また巨大隕石が地球に衝突なんてことが起こらないのかなんていうことが気になるところ.ちょっと調べてみたところ,NASAの “current impact risks” によれば,現時点でトリノ・スケール(平たく言えば隕石衝突の危険度を示す指標.0~10で,10が最も危険)で“2”以上はなし,“1”とされているのが2005 YU55(推定直径140m)と2007 VK184(推定直径130m)の2つ.前者は2103年11月10日に地球に衝突する可能性が1万9000分の1(近いところでは2043年11月11日に地球に接近する時で190万分の1で,この時のトリノ・スケールは“0”),後者は2048年6月3日に衝突する可能性が3万3000分の1.現在のところ,万が一よりはるかに低い確率なのでそれを心配するのは文字通り杞憂というものだろう.
  しかし,もし危険な天体が発見されても現在のところそれをどうにかできる手段がないのも事実なわけで,今のうちにそれに必要な技術開発をしておいてほしいところだ.先日の津波もそうだけど,災害に対しては大げさなくらいで丁度いいんじゃないだろうか.

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2010年3月 4日 (木)

月の出 その2

  昨日(3日)夕方は晴れ.
  先日は津波警報で撮りに行けなかったので,今渡こそということで海岸線まで月の出の写真を撮りに出かけた.
  そしてその成果が↓
月の出直後の月 2010年3月3日 大洗海岸にて う゛ぅ・・・だから何?という写真になってしまった.黄色いのと上下にひしゃげている以外はあんまり普通の写真と変わらないじゃないか.
  ちなみに,この時の光景は↓こんな感じ.
月の出の光景 2010年3月3日 大洗海岸にて 少しでも海面が写るように撮影すると,月は完全に露光オーバーになっちゃうんだよねぇ.本当は,月が半分くらい顔を出したところで,海面と一緒に撮りたかったんだけど.そういう写真を撮るためには,月がもっと早い時刻に昇る日を選ばなくてはならないらしい.そういう意味でも,先日撮りに行けなかったのが残念.
  それにしても,上の写真のような状況でも,肉眼では月も海上の光景もちゃんと見えているわけで,人間の目のダイナミックレンジの広さには改めて驚かされる.写真もそういうふうに撮れるようにならないものかねぇ(ちなみに,流行りのHDRも試してみたけれど,全然ダメだった).

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2010年3月 3日 (水)

  1958年の今日(3月3日),富士重工業がすばる360を発表した.
  この車,さすがに最近は滅多に見かけなくなったが,正面から見た姿が,「にっ」と笑った顔のようでなかなか愛らしい.
  人間の脳は,丸いものが2つ並んでいて,その下に鼻や口を思わせる模様を見ると,それを「顔」として認識する性質があるのだそうで,心霊写真の多くは,この性質によって天然の模様が人の顔に見えるということによるものだとか.
  ということで,↓こんなものも顔に見える.
くじら座の系外銀河NGC1055くじら座系外銀河NGC1055
  天文教室等の折にこの写真も時々見せることがある.お世辞にも良く撮れているとは言い難い写真だが,これが子供たちに結構人気.
「あ,人の顔だ!」
というわけだ.ずいぶんと「たらこくちびる」な顔だが.
  月面のクレーターなんかも,光線の具合によって人の顔に見えるものも多いだろうし,火星の「人面岩」なんかもこういうものの例の一つだろう.

  最近良く出回っている「顔認識」機能つきのデジタルカメラは,人間のこうした顔認識の性質を参考にしているらしい.ということは,そういうカメラで天体写真を撮ろうとすると,いろんな所に顔が認識されるんだろうか?

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2010年3月 2日 (火)

がんばれ!はやぶさ!

  以前にも同じタイトルでここに記事を書いたことがあるが.

  2003年5月9日に打ち上げられ,2005年11月26日には小惑星「イトカワ」へのタッチダウンを成功させた日本の小惑星探査機「はやぶさ」.その後地球帰還への途についたが,4基あるイオン・エンジンのうち3基までが停止,一時は地球帰還が絶望視されていた.
  しかし,イオンを放出する装置が不安定なために打ち上げ直後から停止していたスラスタAの中和器(探査機本体の帯電を防ぐ装置)を使い,中和器の不調のため2007年4月に運用停止していたスラスタBにイオンを放出させてエンジン2基で1基分の役割を果たさせるという方法で再び地球帰還を目指していた.
  その結果,現在までに,地球にもっとも近づいた時に地球までの距離31万km,月軌道の内側を通る軌道に乗ったことが確認された.上記の方法によるエンジンの噴射があと数週間正常に続けば,地球への帰還が可能になるという.

  イオンエンジンの故障,通信の途絶,姿勢制御装置の故障など,度重なるトラブルによってすっかり満身創痍になってしまった「はやぶさ」.しかし,その度に地上スタッフの懸命の努力によって不死鳥のように蘇ってきた.2月25日現在,「はやぶさ」は地球から約3177万kmの距離を航行中で,地球帰還予定まであと3ヶ月.なんとか最後の力を振り絞り,我々に「イトカワ」からの貴重な貴重な「おみやげ」を届けて欲しいと思う.

  がんばれ!はやぶさ!そして地上スタッフ!

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2010年3月 1日 (月)

月の出

  昨日(28日),実は訳あって,夕方には海岸沿いに月の出の写真を撮りに行くつもりだった.
  朝は雨,それが雪になり一時は積もるかという勢いだったが,昼過ぎには止み,夕方には晴れ間が広がった.
「さて撮りに出かけるか」
と思ったのだが・・・海岸沿いにはチリ地震による津波警報が出ていたのだった.
「おっかないからやっぱりヤメ」

  とは言え,今週中には何とか月の出の写真を撮っておく必要があったので,「せめて東側が開けている所で」と思い,市内をうろうろ.そんなことをしているうちに月が高く昇ってきてしまったので,妥協して一枚.
昇る月 2010年2月28日 あぁ,中途半端.でもやっぱり津波に呑み込まれる危険は冒せないよねぇ.ここ数日のうちにチャンスを見つけてまた撮りに出かけるか.今週はあまりチャンスがなさそうだけど.

  しかし,今日になって聞いた話によると,昨日の夕方,海岸沿いには「津波を見てやろう」という人の車がいっぱいだったとか.良くないよねぇ.災害に対する認識が甘くないか?

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