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2010年2月22日 (月)

コロンビア(STS-1)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる「コロンビア」(STS-1) スペースシャトル「コロンビア」(STS-1ミッション時).型紙は AXM Paper Space Scale Models から.今回も1/144の型紙を144%に拡大,1/100スケールで製作.

  宇宙開発の新たな扉が開いたのは1981年4月12日12時00分(UTC,日本時間同日19時00分)のことであった.ロケットは使い捨てというそれまでの概念を打ち破り,軌道船(オービター)だけとは言え宇宙と地球とを何度も往復することのできる宇宙船「スペースシャトル」の最初の打ち上げが行われたのである(当初の予定では打ち上げは4月10日の予定であったが,コロンビアの汎用コンピューターの不具合によって4月12日に延期となった.なお,奇しくもこの日付は,世界初の有人宇宙船「ボストーク1号」の打ち上げからちょうど20周年の記念日でもあった).また,この打ち上げまでに,テスト機「エンタープライズ」によって何度も飛行試験は行われたものの,無人のテスト機を用いず,初めから有人で打ち上げを行ったのはアメリカの有人宇宙飛行では初めてのことであった.
  このミッションの大きな目的は,スペースシャトルのシステム全般をチェックすることであり,コロンビアと2人のクルー(ジョン・ヤングとロバート・クリッペン)は,高度307kmの軌道上で地球を36周,もう一つの目的,「安全に軌道を周回すること」を達成した.4月24日18時21分(UTC,日本時間翌日3時21分),エドワーズ空軍基地に無事着陸,最後の大きな目的「安全に地球に帰還すること」を達成した.
  なお,このミッションと次のSTS-2では外部燃料タンクに断熱のための白い塗料が塗られていたが,後の実験で必要がないことが判明したため廃止,後のすべてのミッションではさび色の外部燃料タンクが用いられている.

  スペースシャトルのペーパークラフトはディスカバリー(STS-128)に続いて2機目.型紙も同じサイトからのものなので,前回よりも楽に作れるかと思っていたのだが・・・前回失敗した部分を今回はきっちり綺麗に作ろうとより慎重に作業を進めたために,今回の方が完成までにより時間がかかってしまった.それでもやっぱり一部に破綻ができてしまったが.やっぱりこういう複雑な形状のものは製作が難しい.

  完成したコロンビア号を,ディスカバリー号と並べてみる.
1/100スケールペーパークラフトによる「コロンビア」(STS-1)(左)と「ディスカバリー(STS-128)(右) いや結構違いがあるものだ.外部燃料タンクの色,翼やSRBのマーキング,機首のタイル,コックピット上部等々.2機並べて違いを探すのが結構面白い.
  今度は横から.
1/100スケールペーパークラフトによる「コロンビア」(STS-1)(左)と「ディスカバリー(STS-128)(右) (側面から) こちらの向きでも違いがいろいろ.尾翼の形,SRBリング(STS-1からSTS-51L(チャレンジャー号爆発事故)までは270°,その後の飛行では全周をカバーするようになった),機体側面のマーキングや,カーゴベイ・ハッチのヒンジ等々.

  いやぁ,一口にスペースシャトルと言っても,いろいろと違いがあるもんなんだねぇ.こりゃ最低でも5機全部作りたくなってしまったぞ.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Space Shuttle Columbia (STS-1)

  例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月3日 (前列左から,A-4RTV-A-2 "Hiroc"バンパー Wacヴァイキング 7マーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目左からアリアン コスモス 3M (Interkosmos-11)ツィクロン-3ソユーズ-U + TMA-1.最後列左からH-ⅡA 202型,スペースシャトル コロンビア (STS-1),スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)
  これで22機.もう普通には並べられなくなってきたので,スペースシャトルの2機だけ下に土台を置いて少し高くしてみた.

  スペースシャトル最初の打ち上げは懐かしい.それがリアルタイムだったかどうかは覚えていないが,打ち上げのニュースは手に汗を握って見ていたのを覚えている.私としては,この「白い外部燃料タンク」が好きで,小学生時代,「凧作り教室」で作った凧にこのスペースシャトルを描いたのものだ.本物と違って,高度300kmどころか30mも上がってはくれなかったけど.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,135位(/1,067,426人)国内…2,659位(/28,426人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,180位(/251,159人)国内…223位(/3,706人)

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