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2010年2月28日 (日)

地震のエネルギー

  まず最初に,昨日(27日)発生したチリ自身の被害に遭われた方と現在避難しておられる方に心よりお見舞い申し上げます.また,(現時点で)予想されている津波の来襲によって大きな被害が発生しないことを祈ります.

  昨日15時34分頃(日本時間)チリ中部沿岸を震源とする巨大地震が発生した.気象庁の発表によれば,この地震のマグニチュードは8.6.これをエネルギーに換算すると約5.01×1017[J].これはTNT火薬なら1億2000万t,広島型原爆でも1万発を同時に爆発せた時に発生するエネルギーに相当することになる.

  ちなみに,某資料によると,もし万が一(というか,現在のところ万が一をはるかに下回る確率しかないのだが),小惑星アポフィスが2029年に地球に衝突した場合はマグニチュード6.8,2036年に衝突した場合はマグニチュード9.0に相当する地震が発生するという推定になっている.

  いやはや自然のエネルギーの大きさには唖然とするばかり,自然相手には,我々人間はあまりにも無力とも思う.とりあえず今のところは,この地震による被害があまり拡大しないこと,被害に遭われた方,現在避難しておられる方が一日も早くもとの生活に戻れることを祈るしかない.

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2010年2月27日 (土)

でっかい部品

  23日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第58号(三球儀編第7号)の発売日.
今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第58号(三球儀編第7号)の部品 大アーム.でっかい.いやホントにでっかい.これまでで(前のシリーズを含めても)最大じゃなかろうか.写真では大きさが伝わらないので,となりに30cmの定規をおいて写真を撮ってみた.もちろん,大きい分重さもかなりのもの.
  この部品をこれまでに組み立てたパーツに組み込・・・じゃなくて,これまでに組み立てたパーツをコイツに取り付けて↓
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第58号(三球儀編第7号)までの進捗状況 これまでは転がってしまったりして地球に傷がつかないように結構気を使っていたのだが,これで保管にも気を使わなくてよくなった.
  ちょっと面白くなってきたかも.

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2010年2月26日 (金)

締切り締切り締切り

  最近は締切りに追われる毎日.
  今年1月から始まった茨城新聞日曜版の「いばらき星空散歩」.週一回の連載なので,毎週必ず締切りがやってくる.これは写真一枚+原稿約400字.これがかなり難しい.週一回となるとネタを探すだけでも大変だ.写真はあってもネタがなかったり,ネタはあっても写真がなかったり.ようやくネタを見付け,文章を書き始めると400字はあっと言う間.気がつくと
「あぁ,長すぎ・・・」
今度はどこをどうやって削るかで四苦八苦.ありがちなことだけれども,
「あと一行が削れない」
ここからがまた大変.今週は月曜からずっとネタを考えていて,ようやく昨日(25日)になって原稿が完成(3月7日分).

  今週は実はもう一つ原稿の締切りがあった.こちらの方はA4に半分.これも写真つき.一度仕上げたものの,内容が自分で気に入らずにボツ.再度書き直して締切り直前になってようやく提出.

  そして今日はもう一つ別な締切り.こちらは職場で発行している表紙のデザイン.私が撮影した天体写真を使ってのデザインなのだが,これがまた難しい.そもそも私はデザインなんて大の苦手なのだ.小学校時代から美術の成績(小学校時代は図工だが)は惨憺たる有様だったんだし・・・なんてことを言っていても始まらない.「一日や二日の遅れなんて宇宙の歴史から見ればほんの一瞬じゃないですか」なんて言ってみても聞いてもらえるわけじゃなし,なんとか早く仕上げなきゃ.

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2010年2月25日 (木)

カストル

  ふたご座の頭の星カストルとポルックス.そのうち,カストルの方は連星である.そこそこの大きさの望遠鏡があれば,カストルAとカストルBがくっついているのが見え,よくよく見るとその近く,カストルAとカストルBに比べると少し離れたところににもう一つ,9等のカストルCも見える.
  昨日(24日),ふと思いついて,これら3つの星を写真に撮れないかと挑戦してみた.しかし,AとBの分離角は約6秒,これを写真で分離するのは生易しいことではない.しかも,カストルAが2.0等,カストルBが2.8等なのに対して,カストルCが9等だから,AとBを分離しつつCまで写すとなればかなり至難の技になる(ちなみに,これら3つの星それぞれが分光連星なので,カストルは実は六重連星である).
  撮影方法をいろいろと工夫,露光時間もいろいろと変えて撮影.そしてそれらをコンポジットした後,画像処理の段階であれやこれやと試行錯誤を繰り返した成果が↓.
カストル AとBがこれで分離していると言えるかどうかは微妙なところではあるが,とりあえず「一つの星ではない」くらいのことはわかるだろう.かろうじてCも写っている.
  最近はどうにも空の透明度が上がらない.美しい星雲・星団の写真は撮れそうにもないので,こういうことに挑戦してみるには良い機会なのかもしれない.機会を見つけてまた挑戦してみようか.

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2010年2月24日 (水)

イリジウムフレアと月と火星

  昨日(23日)は市内某小学校で観望会.
  実は昨日の観望会,開始予定時刻丁度の頃に -5等のイリジウムフレアが見られた.

  サーチライトで空の一角を指し示しながら,
「いいですか?この辺ですよ.あと10秒・・・5,4,3」
「あ,あれだあれだ!」
「うわぁ,凄い!」
・・・
「いやいいもの見ましたよ」
でしょう?

「今のは衛星携帯電話サービスの人工衛星で,太陽と,衛星と,この場所が丁度いい具合になった時だけ,ああやってもの凄く明るく光って見えるんです.まぁ,UFOの目撃証言のいくつかはあれだと思いますね」

  その後は望遠鏡で月と火星を見てもらった.天体望遠鏡を覗くのが初めてという方も多く,望遠鏡で見る月の姿に皆さん驚かれていた.火星は・・・やっぱり今年の火星はあんまりウケが良くないねぇ.昨日のシンチレーションはそこそこで,北極冠などはちゃんと見えていたんだけど.

  昨日はこんな質問があった.
「火星の重力ってどのくらいなんですか?」
「あ゛,ごめんなさい.それは覚えてないです・・・けど,地球よりはずっと弱いはずです」
(今調べたら,火星の重力は地球の約0.38倍)
「じゃあ,火星に行くと体重がずっと軽くなるんですよね?」とはあるお母さん.
「でも,みんな一緒じゃ意味ないですよね」と別なお母さん.
「ずっと未来,人類が火星に移住するようになってから,火星でオリンピックなんてやったら大変でしょうね.新記録出まくりです」
「そういえば,先日,国際宇宙ステーションに滞在中の野口さんが,スキージャンプの格好をして,『飛行距離も飛行時間も絶対世界一だ』なんてやってましたね」

  昨日の観望会,参加者は小学校にしては少なめながら,雰囲気は和気藹々.いつもこんな雰囲気で観望会ができるようにしたいなぁ.

今年の観望会 予定…13 実施…9 中止…2 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….692(9勝4敗)
連勝.貯金がさらに1つ増えて5.

SETI@home 現在の順位 世界…72,058位(/1,068,237人)国内…2,658位(/28,438人)
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2010年2月23日 (火)

今日の太陽(2010-02-23)

  今朝はかなり薄雲が広がっていたが,午前中には快晴になった.今日は気温も上がり,かなり汗をかきながらも元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2010年2月23日
活動領域1049は西のリムに去りつつあるが,一昨日と違って明るく輝いて見える.小規模のフレアでも起こったのだろうか.眼視では気づかなかったが,東のリム上に複雑な構造のプロミネンスが見える.
  そのプロミネンスを拡大撮影.
Hαによる太陽像(東側プロミネンス付近拡大) 2010年2月23日 このプロミネンスの下に活動領域があるのだろうか?あと数日すればこちら側に回ってくるから,その時が楽しみだ.

 

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エンデバー無事帰還

  日本時間22日12時20分,スペースシャトル「エンデバー」がケネディ宇宙センターに無事着陸した.
  これで,スペースシャトルの飛行は残り4回(「エンデバー」は残り1回)ということになる.

  シャトルが大気圏突入を開始,高度120kmまで降下した時の速度がマッハ25(時速30,000km!).これほどの速度で飛行する機体を,まったく推進力がない(姿勢制御などはできるのかもしれないが,少なくともメイン・エンジンは使えない.したがって,再加速などはできないわけだ)状態でコントロールし,ちゃんとケネディ宇宙センターの滑走路に着陸させるのだから凄い.ちなみに,「グライダーのように滑空して」とよく表現されるが,降下速度が速いので,「スキージャンプのように」と言う方が近いのだとか.

  ところで,ISSに滞在中の野口聡一さんが,「エンデバー」の大気圏突入を,新たに取り付けられた「キューポラ」の窓から観察,その写真が本人の Twitter に掲載されている.野口さんによれば,「まさにこの世のものとは思えないような絶景でした」とのこと.
  大気圏突入するスペースシャトルを宇宙から眺められるなんて,めちゃくちゃ羨ましいぞ.大変なことの方がずっとずっと多いんだろうけど.

SETI@home 現在の順位 世界…72,145位(/1,067,523人)国内…2,660位(/28,428人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,190位(/251,273人)国内…225位(/3,705人)

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2010年2月22日 (月)

コロンビア(STS-1)

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる「コロンビア」(STS-1) スペースシャトル「コロンビア」(STS-1ミッション時).型紙は AXM Paper Space Scale Models から.今回も1/144の型紙を144%に拡大,1/100スケールで製作.

  宇宙開発の新たな扉が開いたのは1981年4月12日12時00分(UTC,日本時間同日19時00分)のことであった.ロケットは使い捨てというそれまでの概念を打ち破り,軌道船(オービター)だけとは言え宇宙と地球とを何度も往復することのできる宇宙船「スペースシャトル」の最初の打ち上げが行われたのである(当初の予定では打ち上げは4月10日の予定であったが,コロンビアの汎用コンピューターの不具合によって4月12日に延期となった.なお,奇しくもこの日付は,世界初の有人宇宙船「ボストーク1号」の打ち上げからちょうど20周年の記念日でもあった).また,この打ち上げまでに,テスト機「エンタープライズ」によって何度も飛行試験は行われたものの,無人のテスト機を用いず,初めから有人で打ち上げを行ったのはアメリカの有人宇宙飛行では初めてのことであった.
  このミッションの大きな目的は,スペースシャトルのシステム全般をチェックすることであり,コロンビアと2人のクルー(ジョン・ヤングとロバート・クリッペン)は,高度307kmの軌道上で地球を36周,もう一つの目的,「安全に軌道を周回すること」を達成した.4月24日18時21分(UTC,日本時間翌日3時21分),エドワーズ空軍基地に無事着陸,最後の大きな目的「安全に地球に帰還すること」を達成した.
  なお,このミッションと次のSTS-2では外部燃料タンクに断熱のための白い塗料が塗られていたが,後の実験で必要がないことが判明したため廃止,後のすべてのミッションではさび色の外部燃料タンクが用いられている.

  スペースシャトルのペーパークラフトはディスカバリー(STS-128)に続いて2機目.型紙も同じサイトからのものなので,前回よりも楽に作れるかと思っていたのだが・・・前回失敗した部分を今回はきっちり綺麗に作ろうとより慎重に作業を進めたために,今回の方が完成までにより時間がかかってしまった.それでもやっぱり一部に破綻ができてしまったが.やっぱりこういう複雑な形状のものは製作が難しい.

  完成したコロンビア号を,ディスカバリー号と並べてみる.
1/100スケールペーパークラフトによる「コロンビア」(STS-1)(左)と「ディスカバリー(STS-128)(右) いや結構違いがあるものだ.外部燃料タンクの色,翼やSRBのマーキング,機首のタイル,コックピット上部等々.2機並べて違いを探すのが結構面白い.
  今度は横から.
1/100スケールペーパークラフトによる「コロンビア」(STS-1)(左)と「ディスカバリー(STS-128)(右) (側面から) こちらの向きでも違いがいろいろ.尾翼の形,SRBリング(STS-1からSTS-51L(チャレンジャー号爆発事故)までは270°,その後の飛行では全周をカバーするようになった),機体側面のマーキングや,カーゴベイ・ハッチのヒンジ等々.

  いやぁ,一口にスペースシャトルと言っても,いろいろと違いがあるもんなんだねぇ.こりゃ最低でも5機全部作りたくなってしまったぞ.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Space Shuttle Columbia (STS-1)

  例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月3日 (前列左から,A-4RTV-A-2 "Hiroc"バンパー Wacヴァイキング 7マーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目左からアリアン コスモス 3M (Interkosmos-11)ツィクロン-3ソユーズ-U + TMA-1.最後列左からH-ⅡA 202型,スペースシャトル コロンビア (STS-1),スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)
  これで22機.もう普通には並べられなくなってきたので,スペースシャトルの2機だけ下に土台を置いて少し高くしてみた.

  スペースシャトル最初の打ち上げは懐かしい.それがリアルタイムだったかどうかは覚えていないが,打ち上げのニュースは手に汗を握って見ていたのを覚えている.私としては,この「白い外部燃料タンク」が好きで,小学生時代,「凧作り教室」で作った凧にこのスペースシャトルを描いたのものだ.本物と違って,高度300kmどころか30mも上がってはくれなかったけど.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,135位(/1,067,426人)国内…2,659位(/28,426人)
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2010年2月21日 (日)

今日の太陽(2010-02-21)

  今日も朝から快晴の太陽観察日和.昨日(20日)も今日も朝帰りで眠い目をこすりながらも元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2010年2月21日
やや静かになってしまったか.南西側に活動領域1049が見えるはずなのだが,よくわからない.昨日気になっていた,東側に現れた明るい点は今日は見えなくなっている.
  リム上には小さなプロミネンスが見える.北西側のリム上には,昨日と同じような位置に,昨日と同じようなカスプ状のプロミネンスが見える.この辺が磁気中性線になっているのだろうか.

  太陽はここのところ活発な活動を見せていたが,今日は静かだった.それでも,イマイチはっきりしないながらもいくつもの模様が見えていたので,とりあえず明日以降に期待.

 

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惑星状星雲日和?

  昨日(20日)夜は城里町ふれあいの里天文台へ.
  20:30から観望会の予定だったのだが,結局来館者は0.まぁね,この時期は仕方ないでしょう.こんな寒い時期に,わざわざ寒くて暗い屋外で過ごそうなんてことを考える,頭のネジがどこか抜けちゃっている人がそうそういる訳じゃなし.
  しかし!そういう頭のネジが抜けちゃっている(失礼!)天文同好会員は4人も集まった(もちろん私もその一人だ).そうなれば当然天文台で写真の撮影会♪ということになる.
  一昨日はせっかく抜群のシンチレーションなのにビデオカメラを持参せず悔しい思いをしたので,昨日はしっかり用意していた.でも,昨晩のシンチレーションの具合はそれほど良いというほどではなかった(まぁ良い方ではあったのだが).そんな訳で,話の成り行きから,
「今日は惑星状星雲日和だ」
ということになった(どういう話の成り行きだ?).
  で,天文台の望遠鏡で,Kさんはエスキモー星雲,私は木星状星雲に挑戦.とりあえずその成果が↓
うみへび座の惑星状星雲NGC3242『木星状星雲』 明るい.ISO1600ながらわずか10秒で結構写ってしまうのだから驚き.それなら,今回はたくさん撮って Registax で処理してみようと思い,60コマほど撮影.上の画像はそのうちまだ10コマしか使っていない.こうして見た限りではあんまり良い出来にならないような気もするが,いずれにしても残り50コマも使ったらどうなるのか結果が楽しみではある.

SETI@home 現在の順位 世界…72,112位(/1,067,279人)国内…2,656位(/28,424人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,186位(/251,029人)国内…223位(/3,704人)

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2010年2月20日 (土)

今日の太陽(2010-02-20)

  今日は朝から快晴の太陽観察日和.いや久しぶりだ.
Hαによる太陽像 2010年2月20日
リム上のプロミネンスは小規模なものがいくつか.彩層面は,中央やや南西よりに活動領域1049が見える.まだ活動領域番号がふられていないが,東側のリム近くにも活動領域があるようだ.中央北側には,今ひとつはっきりはしていないものの,かなり大きな構造をもった模様も見える.その他,写真ではわかりづらいが,ダークフィラメントもそこここに見えていた.
  活動領域1049を拡大撮影.
Ha_100220_2 こうしてみるとイマイチはっきり見えないが,よく見てみるといかにも双極子磁場といった模様が見える.

  Hα太陽望遠鏡を覗いたのは,先日,太田原ふれあいの丘の天文台で9cmソーラーマックスで見て以来だ.

  なぁんだ,P.S.T.だって結構よく見えるじゃないか

  と物欲を封じ込めてみる.

 

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参加者一人ながら

  昨日(19日)は「定期観望会」の日.
  直前に一度曇ったし,やっぱり空の透明度は低かったし,参加者はたった一人だったものの,何とか実施.

  空の透明度が低かったかわりに,シンチレーションの具合は非常に良かった.観望対象は月,そして火星.かなり高倍率にしても揺れない火星はなかなかの見応えだった.
  「これだけシンチレーションが良いならば・・・」
と,ふたご座のカストルを見てみた.カストルA,カストルBはしっかり分離して見えていたし,カストルCもちゃんと見えた.
「へぇ,これは面白いですねぇ」
なかなか気に入って頂けた様子.さすがにオリオン大星雲は良くみえなかったので,
「試しにシリウスを見てみましょうか.恒星を望遠鏡で見てみたところで,遠すぎて点にしか見えないので,天文学的にはまったく意味がないんですけど,これが綺麗なんですよ.私は結構好きなんです」
「いやこれは綺麗だ・・・」
こちらも気に入っていただけた様子.
  その後はあんまり星が良く見えていない夜空を眺めながら雑談.なんでも,ハワイとかブラジルとかで星を見たことがあるのだとか.いや羨ましい.こんな仕事をしていながら,私自身は星の綺麗なところで星を眺めた経験があんまりないんですよ.
  こういう会話も楽しんで頂けたようで,缶コーヒーまで差し入れてくださった.いやありがとうございます.でも,勢い余って,
「日本のロケット技術って凄いんでしょ?」
地雷を踏んでしまわれたらしい.ロケットのこととなるとやたらと熱く語る私.
  それでも,あっという間に時間が過ぎ,終了予定時刻を30分もオーバーして終了.
「次もまた来ます」
とのこと.いやそう言って頂けるととっても嬉しいです.

  観望会終了後は城里町ふれあいの里天文同好会の例会に参加するためにふれあいの里天文台へ.そこで見たものは・・・
  会員の一人が,天文用改造デジタル一眼を購入,そのカメラで試し撮りをしていたのだった.
  あぁ,あなたも悪の道に足を踏み入れてしまいましたね.

  例会終了後は数人の会員が天文台に残り,抜群のシンチレーションで素晴らしく良く見えた火星の撮影に突入.あわよくば天文台の望遠鏡で星雲・星団の撮影をもくろみ,ビデオカメラを持って行かなかった私は手持ち無沙汰.あーあ,やっぱりビデオカメラ持って行けば良かった.
  仕方ないので,天文台の近くで,あんまり構図も考えずに「なんちゃって比較明」.とりあえずその成果が↓
2010年2月20日 城里町ふれあいの里天文台前にて 中途半端な写真だけど,「何もしないよりは」と思って撮っただけなのでまぁいいか.

  今晩も天文台に行く予定.今晩はビデオカメラをもって行こう.でも,2晩続けて好条件に恵まれるなんてことは・・・ないよねぇ,多分.

今年の観望会 予定…12 実施…8 中止…2 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….667(8勝4敗)
連敗は3でストップ.貯金が1つ増えて4.

SETI@home 現在の順位 世界…72,156位(/1,067,065人)国内…2,655位(/28,419人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,174位(/250,913人)国内…222位(/3,703人)

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2010年2月19日 (金)

雪の後・・・なのに

  昨日(18日),朝目が覚めて驚いた.雪.
  その雪は午前中いっぱい降り続き,水戸では珍しく10cm以上も積もった.
  この雪のため,昨日の夜に予定されていた観望会はあっさりと中止が決定.

  夕方,雪は止んだものの曇り.しかし,予報によれば深夜から「晴れ」だった.

  ということは・・・

  雪が降った後というのは空気が澄んでいるもの.久々に綺麗な星空を堪能できるかと楽しみにしていた(積もった雪が残っているので撮影は無理そうではあったが).

  で,その深夜の夜空は・・・
2010年2月19日 自宅にて どうして?
  やっぱり透明度が悪い.北斗七星はなんとか全部見えるけど,おおぐま座の他の部分は良く見えない.からす座なんて全然見えないし,北極星ですら良く探さないと見つけられない.結局いつもとおんなじじゃないか.どうしてこの冬はこうも冴えない夜ばっかりなんだろう?

  今晩も観望会の予定がある.天気予報によれば「晴れ」なんだけど,現在は見事にベタ曇り.
  あーあ,今晩もダメかねぇ・・・

今年の観望会 予定…11 実施…7 中止…2 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….636(7勝4敗)
3連敗.貯金がさらに1つ減って3.

SETI@home 現在の順位 世界…72,130位(/1,066,773人)国内…2,652位(/28,417人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,182位(/250,811人)国内…222位(/3,701人)

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2010年2月18日 (木)

冥王星の日

  今日2月18日は「冥王星の日」だそうな.
  アメリカの天文学者クライド・トンボーは,1930年の今日(ということは今日で冥王星発見80周年だ)1930年1月23日と29日に撮影された写真乾板の間で動いている天体を見つけた.その後,確認の観測を行い,3月13日にハーバード大学天文台に発見の報告を行った(ただし,現在小惑星センターに登録されている小惑星の一覧上では発見日は1月23日とされている).
  先日は,ハッブル宇宙望遠鏡が冥王星の表面のまだら模様を捉えたというニュースがあった.また,2006年1月19日に打ち上げられた冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」は,昨年12月には地球と冥王星の中間点を通過,現在太陽から約16天文単位のところ(地球からは約16.6天文単位)を順調に飛行中である.今年中には小惑星クラントルに接近,一部の観測装置を再試験する予定もあるようだ.そして,この調子で順調に行けば,2015年2月に冥王星の探査を開始,同年中にはこれまでに知られていなかった,冥王星の様々な姿が次々と明らかになって行くことだろう.

  ハッブル宇宙望遠鏡をもってしても冥王星表面のおおまかな模様しか捉えることができていない.2番目の天体が発見されるよりも60年以上も前に発見された最初の太陽系外縁天体,我々に太陽系についての新たな知見をもたらすきっかけとなった天体はどのような姿をしているのか.その素顔が明らかになる日が待ち遠しい.

SETI@home 現在の順位 世界…72,073位(/1,066,468人)国内…2,649位(/28,411人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,194位(/250,721人)国内…222位(/3,700人)

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2010年2月17日 (水)

歯車のとりつけ

  最近雪が多い.昨晩も雪が降った.月が暗い時期だというのに,何もできないじゃないか.昼間も晴れないから,太陽観察もできない.太陽もせっかく活発になってきたというのに.

  それはさておき.

  昨日(16日)は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第57号(三球儀編第6号)の発売日.
今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第57号(三球儀編第6号)の部品 スピンドルカラー,大型プラスチックワッシャー,ネジが2種類計4本,プラスチック脚が4本.
  この中から,スピンドルカラー,大型プラスチックワッシャーと,前号の歯車を組み込んで
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第57号(三球儀編第6号)までの進捗状況 まだ面白くなってこないなぁ.あんまり面白くないので,この状態でどうやったら立てることができるかなんていうくだらないことに時間を使っちゃったじゃないか.

  先は長いねぇ.

SETI@home 現在の順位 世界…72,064位(/1,066,431人)国内…2,649位(/28,410人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,196位(/250,627人)国内…222位(/3,698人)

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2010年2月16日 (火)

物欲が

  最近,あれほど旺盛だった物欲がやや影をひそめている.
  この冬はここまでほとんど天体写真の撮影をする機会に恵まれていない.そもそも一晩中快晴という夜が少ないし,たとえ快晴だったとしても空の透明度があまりにも低い.そんな訳でここのところずっと新作を発表できないでいる.

  私にはどうも収集癖がある.天体写真でも「ありとあらゆる天体の写真を撮ってやろう」とか思っているのだが,より遠方の小さな天体の写真を撮るためにも,より良い写真を撮るためにもそれ相応の機材も必要になってくるわけで,そうなれば「あれも欲しいこれも欲しい」と物欲まみれということになってしまうのだ.
  昨年の秋から始めたロケットのペーパークラフト.実はこちらも収集癖全開である.ただし,こちらの方は少しも物欲を刺激されないのが非常によろしい.ネットをうろついて型紙を見つけては「あれも作りたいこれも作りたい」と思うのは相変わらずなのだが,こちらの方はかかる費用は紙代とプリンターでの印刷費くらいのもの.1基作るのに小さいもので数十円程度.大物でもどんなにかかっても数百円程度しかかからない.もっと快適に,もっと綺麗に作りたいと思って良い道具を買い揃えてみたところで,やっぱり費用は数千円程度とまことに経済的である.

  昨年の秋(ロケットのペーパークラフトを始めた頃だ),城里町ふれあいの里天文台h-χを見た時に,
「うーん,こんなものかなぁ.以前に見た時はもっと綺麗に見えたような気がするんだけど」
なんて言ったら,
「そりゃ心が荒んだんじゃない?」
なんて言われて笑われてしまった.

  それが数週間前,城里町ふれあいの里天文台で今度はばら星雲を見た時には(私自身いまだに半信半疑なのだが),ばら星雲がちゃんと赤く見えた(もちろん“微かに”ではあるのだが)ような気がした.

  物欲まみれで荒んだ心が少し澄んできた・・・のか?

SETI@home 現在の順位 世界…72,035位(/1,066,257人)国内…2,648位(/28,409人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,203位(/250,555人)国内…222位(/3,697人)

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2010年2月15日 (月)

ヴァイキング 7

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ヴァイキング 7 第二次世界大戦後,アメリカ海軍の主導でグレン・L・マーチン社(現在のロッキード・マーチン社)によって開発された気象観測用のヴァイキングロケット,その7号機であるヴァイキング 7.型紙は “Niels papermodels” から.
  第二次世界大戦後,アメリカは,ドイツから多数のV-2(A-4)ロケットを持ち帰り,種々の実験を行っていた.中でも海軍では艦隊行動に影響を及ぼす悪天候を予報する必要から,V-2ロケットを利用して高高度の気象観測を行っていた.しかし,このロケットは元々重い弾頭を搭載するミサイルとして設計されていたため,軽量の気象観測装置を搭載して打ち上げるためには,バランスを取るためにかなりのバラストを積まねばならなかった.このため,ペイロードの大半がバラストという非常に無駄の多い状態になってしまっており,高高度への打ち上げには不利な状況でもあった.
  この状況を打開するために独自に開発されたのがヴァイキングロケットである.
  モデルは1951年8月7日に打ち上げられたヴァイキング 7.この時の打ち上げでは最大高度が220km.この時点では単段式のロケットが到達した高度の最高記録であった.

  このロケットの実機の全長は14.9m,直径は81cm.ということは,1/100スケールにすると全長が15cm弱,直径は8mm程度.さすがにこの大きさだと数時間で作り上げられたが,本体,特にノーズコーンを綺麗に丸めるのにはかなり苦労した.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Viking 7

  例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年1月12日 (前列左から,A-4RTV-A-2 "Hiroc"バンパー Wac,ヴァイキング 7マーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目は左がコスモス 3M (Interkosmos-11),右がツィクロン-3.最後列左からアリアン H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)ソユーズ-U + TMA-1.)
  いや賑やかになってきたのはいいけれど,こういう小さなロケットだと埋もれてしまうねぇ.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,122位(/1,065,889人)国内…2,652位(/28,398人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,209位(/250,469人)国内…221位(/3,697人)

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2010年2月14日 (日)

大田原ふれあいの丘

  昨日(13日)夕方は観望会の予定だった.しかし,天気は雪.午後に入って早々に中止が決定.
「あぁ,なんてこった」
と嘆くところではあるのだけれど,実は昨日は大田原市ふれあいの丘で城里町ふれあいの里天文同好会の合宿の予定だったのだ.無事観望会が行われていれば,深夜から合流ということになっていたのだが,その観望会が中止になったので早々と合流できることが決定.昨日の主催者の方々には誠に申し訳ないが・・・ちょっと嬉しかったりして.

  途中,道路に雪が積もっていたりしてやや怖い思いもしたものの,20:00過ぎには現地に到着.その頃もまだ雪が降っていた.昨年行った時も天気が悪くて結局天文館の望遠鏡を覗くことができなかったので,今回はリベンジということだったのだが・・・「こりゃ返り討ちだね」
  ところが,20:30頃から雲が切れ始め,天文館では昨年覗くことができなかった望遠鏡で火星やオリオン大星雲等を見ることができた.
「これでリベンジできたね」
とりあえず満足.天気が良ければ近くで撮影もと思っていたのだが,天文館を出た頃には再び曇ってしまっていたので,シャトー・エスポワールの部屋に戻って・・・合宿の夜となればやることは一つでしょ?

  翌日(つまり今日だ)は朝から晴れ.もう一度天文館へ.昨日忘れていたので望遠鏡の写真を一枚.
太田原ふれあいの丘天文館の65cm反射望遠鏡 今日は昼間のベガを見せてもらった.
  ここの天文台には太陽望遠鏡もあるので,
太田原ふれあいの丘天文館での太陽の観望会 ベランダ(?)ではもちろん太陽の観望会.
太田原ふれあいの丘天文館の太陽望遠鏡 「おぉ!コロナドのソーラーマックス90じゃないか!」
「しかもTSA102に付いてるぞ」
違うところに感動している同好会員たち.すいません・・・マニアックで迷惑な客で.
  でもね,しっかり太陽も見てきましたよ.今日の太陽はなかなか見応えがあった.彩層面には活動領域1045と1046,他にもう一つ活動領域になりそうな部分も.ダークフィラメントもかなりたくさん見えているし,リム上にもかなり大きなプロミネンスも見えたし.いやぁ,いつも太陽観察に使っている P.S.Tよりも格段に良く見える.まぁ口径4cmと9cmで違いがあるのは当たり前だけど.ここに画像を載せられないのが残念!

  というわけで,今回は昼も夜もかなり楽しめたので昨年のリベンジは果たせた.

  帰って来たのは15:30頃.そして気がついた.
「あ,ポタ赤持って行くの忘れてた・・・」
まぁ忘れずに持って行っていたとしても結局使うチャンスはなかったわけだけど・・・ダメだねぇ.

今年の観望会 予定…10 実施…7 中止…1 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….700(7勝3敗)
連敗.貯金がさらに1つ減って4.

SETI@home 現在の順位 世界…72,050位(/1,065,523人)国内…2,647位(/28,396人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,209位(/250,381人)国内…221位(/3,694人)

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2010年2月13日 (土)

連勝ストップ

  昨日(12日)は市内何小学校で観望会の予定だった.
  一昨日(11日)は雪が降っていたが,その時点での予報によれば,「ギリギリで晴れるかもしれない」と思っていたのだが,昨日の朝,目が覚めてみれば「あぁ,こりゃダメだ」・・・また雪が降っていたのであった.

  夕方になっても晴れる気配すらなく,屋内での天文教室ということに.
  こうなると当然自作プラネタリウムの出番.電灯を消し,周囲に星々が写ると
「うあぁ!」
という歓声.いやいつもながら嬉しいものです.
  一通り冬の星座を案内した後,
「じゃあちょっと時間を進めてみます」
と夜空を回転させると,
「あ!さそり座があった!」という声が.いやさそり座はまだ地平線の下なんですが.
・・・
なんていう一幕もあったけれど,恒例の質問コーナーでもたくさんの質問が出て,なかなか盛り上がった天文教室となった.

  で,今日も観望会の予定だったのだが・・・今日も雪.あーあ,今晩もダメだねこりゃ.

今年の観望会 予定…9 実施…7 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…1 勝率….778(7勝2敗)
↑というわけで連勝は7でストップ.貯金が1つ減って5.

SETI@home 現在の順位 世界…72,019位(/1,065,198人)国内…2,647位(/28,391人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,208位(/250,289人)国内…221位(/3,694人)

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2010年2月12日 (金)

組み立て作業なし!?

  9日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第56号(三球儀編第5号)の発売日.
今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第56号(三球儀編第5号)の部品 歯車が一枚.「歯車一枚」の号は新シリーズになって初めてだ.

  で,これをこれまでに組み立てたパーツに組みこ・・・今回は組み込まないのか.「組み立てガイド」によると,「今号の作業」は「地球の自転を確認する」だってさ.そんなもん,今更やることじゃないぞ.

  ところで・・・

  昨日(11日),NASAの太陽観測衛星「Solar Dynamic Observatory」が打ち上げられた.最近,太陽活動がようやく活発になってきたところなので良いタイミングかも.SOHOSTEREO,「ひので」等と合わせ,これからの“太陽観測衛星艦隊”の活躍に期待!

SETI@home 現在の順位 世界…71,978位(/1,064,611人)国内…2,646位(/28,384人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,205位(/250,170人)国内…222位(/3,693人)

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2010年2月11日 (木)

「おおすみ」打ち上げ40周年

  日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられたのは1970年2月11日のこと.つまり,今日(2010年2月11日)で打ち上げ40周年ということになる.
  その「おおすみ」を打ち上げたロケットはL(ラムダ)-4S-5.つまり↓これだ.
1/100スケールペーパークラフトによる L-4S-5
実機の全長は16.5m,打ち上げ時の総重量は9.4t,第1段本体の直径はわずか73.5cmという小さなロケットだった.
  このロケットによって打ち上げられた「おおすみ」も当然小さな人工衛星である.最大寸法で長さが1m,太さが48cm,重量はわずか23.8kg.もちろん試験衛星なので,搭載していたのは温度計や加速計などの計測装置,種々の通信装置くらいだったが,打ち上げから33年間,日本の宇宙開発を見守るかのように地球を周回しつづけ,開発元の宇宙科学研究所が宇宙開発事業団等とともに日本宇宙航空研究開発機構に統合される直前の2003年8月2日,大気圏に再突入して燃え尽きた.

  「おおすみ」打ち上げ成功によって,日本は旧ソ連,アメリカ,フランスに次いで世界で4番目の人工衛星打ち上げ国となった.しかし,弾道ミサイル開発の副産物としてではなく,純粋に宇宙開発のためだけに磨いた技術によって人工衛星を打ち上げたのは日本が初めてである.

  今日は建国記念の日だが,同時に日本の宇宙開発にとって重要な記念日でもある.このことがもう少し広く話題にのぼってもよいのではないかと思うのだが・・・

SETI@home 現在の順位 世界…71,978位(/1,064,611人)国内…2,646位(/28,384人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,206位(/250,136人)国内…222位(/3,693人)

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2010年2月10日 (水)

ツィクロン-3

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ツィクロン-3 大陸間弾道ミサイル“R-36”から発展した旧ソ連・ウクライナの衛星打ち上げロケット,ツィクロン-3.型紙は “Space flight paper modelling” から.
  オリジナルのツィクロンロケット,そしてそれに続くツィクロン-2およびツィクロン-2aは2段式だったが,このツィクロン-3から3段式となった.
  このロケットは,1段目,2段目ともに1基のエンジンが2つのスラスト・チェンバーを持っている.従って,1段目には6基のエンジン・ノズルがあるがエンジンは3基,同様に,2段目には2基のエンジン・ノズルがあるが,エンジンは1基である.
  初打ち上げは1977年6月24日.以来,2009年1月30日の打ち上げを最後に引退するまで122回打ち上げられ,114回成功している.
  なお,現在はこのロケットに続く“ツィクロン-4”が開発中である.

  “Space flight paper modelling” から提供されている型紙を作るのはプロトン-Kに続いて2つめ.非常に細かい部品が多いのが特徴だが,プロトン-Kの時にはパーツの精度が高く,パーツの取り付け位置もわかりやすかったので作るのを楽しみにしていたのだが,今回のものはパーツの精度はちょっと劣る感じ.しかし細かいのは相変わらずで,特に,1段目下部と2段目下部に取り付ける小さなバーニヤスラスター(2段目の方はノズル下端でも直径が1mmそこそこ!)にはとても苦労,気が滅入る作業だった.

  ちなみにこのロケット,実機もマイナーな存在なので資料を集めるのにも結構苦労した.せっかく見つけた資料がロシア語で書かれていたりも.ロシア語じゃ何が書いてあるんだか全然解らないじゃないか.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Tsyklon-3

  例によってこれまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年2月12日 (前列左から,A-4RTV-A-2 "Hiroc"バンパー Wacマーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目は左がコスモス 3M (Interkosmos-11),右がツィクロン-3.最後列左からアリアン H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)ソユーズ-U + TMA-1.)
  だいぶ賑やかになってきた.これでコスモス 3Mも浮かなくなったか?
  これで20基!

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,109位(/1,064,073人)国内…2,655位(/28,372人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,238位(/250,064人 祝!25万人突破!)国内…223位(/3,693人)

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2010年2月 9日 (火)

今日の太陽(2010-02-09)

  今日は天気予報が大きく外れ,朝から快晴で春のような陽気.やや汗ばみながらも元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2010年2月9日
一昨日 新しく現れた模様は活動領域1045となった.リム上のプロミネンスは北東側に小さなものが見えるだけ.
  活動領域1045付近を拡大撮影.
Hαによる太陽像(活動領域1045付近拡大) 2010年2月9日 複数の黒点があるらしく,実に複雑な様相になっている.その北東側に見えていた大きな模様は見えなくなったが,もしかして活動領域1045に合体してしまったのだろうか?

  この後どう変化するのか気になるところだが,予報によれば明日から数日は天気が悪いらしい.もっとも,今日のように思いっきり外れてくれるかもしれないけれど.

 

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祝!エンデバー打ち上げ成功

  アメリカ東部標準時間2月8日04:14(日本時間同日18:14),スペースシャトル「エンデバー」が打ち上げられた.打ち上げ後,エンデバーは予定の軌道に入り,打ち上げは成功した.
  今回のミッションではヨーロッパ宇宙機関が開発したモジュール「トランクィリティー」と観測用モジュール「キューポラ」が国際宇宙ステーションに取り付けられる.
  1981年に最初のシャトル「コロンビア」が打ち上げられて以来,シャトルの打ち上げのニュースにはいつも心を踊らせたものだが,これでスペースシャトルの打ち上げは残り4回,夜間の打ち上げはこれが最後とのことだ.先日,スペースシャトルに続くアメリカの有人宇宙飛行計画「コンステレーション計画」の打ち切りが正式に発表されたばかり.アポロ計画以来,いつも最先端を走りつづけてきたアメリカの宇宙開発もなんだか地味になっちゃうなぁ.なんだか寂しい.ここはひとつ,日本に頑張ってもらいたいところだ.

  ところで,スペースシャトルのペーパークラフトの型紙を提供している “AXM Paper Space Scale Models” には,もうこのSTS-130とそのペイロードであるトランクィリティの型紙がアップされている.早い!

SETI@home 現在の順位 世界…72,490位(/1,063,820人)国内…2,669位(/28,370人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,250位(/249,992人)国内…224位(/3,691人)

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2010年2月 8日 (月)

遅々とした歩み

  もう明日は次号の発売日だが・・・
  2日は『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第55号(三球儀編第4号)の発売日.
今回の部品は
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第55号(三球儀編第4号)の部品 歯車,大型チューブ,中型プラスチックワッシャー×2,小型チューブ,ロッキングカラー,止めネジ.
  これら(中型プラスチックワッシャー1枚とロッキングカラー,止めネジはそのまま保管)をこれまでに組み立てたパーツに組み込んで,
『週刊 天体模型 太陽系をつくる』第55号(三球儀編第4号)までの進捗状況 相変わらず遅々とした歩みだ.ただ,旧シリーズは途中まで組み立てた「本体」を眺めていてもそこそこ楽しかったのだが,今度のシリーズは・・・上のパーツを眺めていても楽しくないぞ.

  あぁ,先は長い.

 

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火星とプレセペ星団 その4

  天気予報では昨日の夜は「曇り」だったのですっかり諦めていたのだが,明け方になってしっかり晴れているのを見てびっくり.あわてて準備して,接近している火星とプレセペ星団を撮影.
火星とプレセペ星団 2010年2月8日(クリックで拡大,600 × 990 pixel,156kb)
試しに一昨日撮影した画像と比較明合成をしてみた.
火星とプレセペ星団 2010年2月6日 & 8日 (クリックで拡大,600 × 990 pixel,171kb.火星は左が2010年2月6日22:00頃,右が2010年2月8日02:00頃)
あれ?どうやら一番近くなったタイミングを逃してしまったようだ.一昨日撮影した時の方が近かった.一番近づいたのは昨日の明け方だったんだろうか.
  それにしても,たった一日でもこれだけ位置を変えているのにまた驚いた.火星の動きはホントに速い!

SETI@home 現在の順位 世界…72,490位(/1,063,820人)国内…2,669位(/28,370人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,246位(/249,937人)国内…224位(/3,690人)

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2010年2月 7日 (日)

今日の太陽(2010-02-07)

  今日は朝から快晴.屋外は風が強くて寒いけど,太陽観察は屋内の日の当たる場所(当たり前だ!)でできるから楽♪
Hαによる太陽像 2010年2月7日
リム上には大きなプロミネンスは見当たらず.ただし,北側のリムには綺麗なカスプ状のプロミネンスが見えている.彩層面には,最近気になっていた北東側の模様の他に,それよりやや中央よりに新しい模様が見えるようになった.これらには活動領域番号はまだ振られていないようだ.そのかわりに,北西側に活動領域1043と1044があるはずなのだがそれらしいものは見当たらない.

  北東側のリム近くを拡大撮影.
Hαによる太陽像(北東側拡大) 2010年2月7日 新しく現れた模様(中央やや右下),いかにも活動領域に見えるで,近いうちに番号が振られるだろう.一方,期待していた北東側の方は一昨日(5日)よりやや衰退してしまったようにも見える.

  いずれにせよ,今後これらがどんな変化を見せるのかが楽しみだ.

  天気予報によれば今週は天気が崩れるらしいけど.

 

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火星とプレセペ星団 その3

  昨日(6日)は城里町ふれあいの里天文台で観望会・・・のはずだった.
  しかし,結局来館者は0.まぁね,この冷え込みじゃあ仕方ないさ.私自身だって「こんなに寒いのに外で星を見ようなんてどうかしてるぜ」と思わないでもないんだから.

  閉館時間まで待機した後,接近して見えている火星とプレセペ星団の撮影.ふれあいの里天文台の空は自宅の空よりずっとマシなので昨日はもうちょっとしっかり徒労もとい撮ろうということで,一コマあたりの露光時間を伸ばし,記録も Raw で.その結果が↓
火星とプレセペ星団 2010年2月6日(クリックで拡大,600 × 900 pixel,181kb)

・・・

  写真としては2日前の画像より良く撮れているんだけど,以前の画像とは比べづらいかも.
  それでも2日前の画像と比べてみると, 火星とプレセペ星団 2010年2月4日 たった2日間でもこんなに動くんだねぇ.2日前よりさらに驚き.

  火星とプレセペ星団は今晩3°まで接近する.今晩も何とか撮りたいけれど・・・予報によれば夜は曇りだとか.なかなかうまく行かないねぇ.

SETI@home 現在の順位 世界…72,461位(/1,063,546人)国内…2,666位(/28,366人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,254位(/249,877人)国内…225位(/3,690人)

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2010年2月 6日 (土)

天体望遠鏡

  昨日(5日)は市内某所で観望会.昨日の夜も冷え込みが厳しかった上,時折雲が広がる天気だったので,
「今日は誰も来ないかも」
と思っていたが,一家族が来場.よく来てくださる家族で,今回は「天体望遠鏡の使い方を教えてほしい」とのことだった.
  で,持参された望遠鏡は・・・よくある粗悪品の望遠鏡だった.箱には「525倍」の文字!箱の中には3倍のバローレンズが!たかだか口径6cmくらいの望遠鏡で525倍なんて絶対に無理だぞ.しかも架台が思いっきり華奢だし.
  と言っていても仕方ないので,
「まずはこれ(3倍のバローレンズ)は使いません.そして,接眼レンズはこれ(20mm,対物レンズの焦点距離が700mmだったのでつまり35倍だ)を使うのが基本です」
  そしてファインダーの使い方を説明.
「できるだけ昼間のうちにファインダーと望遠鏡が同じ向きになるようにしっかり調整しておいてくださいね」
近くに見える街灯を利用してファインダーの調整を練習.
  その後,火星と1等星で導入の練習.小学6年生の男の子はのみこみが早く,すぐにも導入できるようになっていた.

  というわけで,35倍でなら(小口径の望遠鏡ではこれで充分だ)なんとか使いこなせるようになったようだ.

  ・・・

  でもね,それならば,コルキットスピカとか,星の手帖社から発売されている組立式天体望遠鏡の方がずっと安くて使いやすいと思う.「初心者用」として出回っている望遠鏡が,望遠鏡に詳しい人じゃないと使いこなせない望遠鏡だというのは・・・変だよねぇ.

  ここをお読みの皆さん,倍率につられてそういう粗悪品の望遠鏡に手を出さないようにしてくださいね.

今年の観望会 予定…8 実施…7 中止…0 延期…1 屋内(外)で天文教室…0 勝率….875(7勝1敗)
これで7連勝!貯金がさらに1つ増えて6.

SETI@home 現在の順位 世界…72,498位(/1,062,930人)国内…2,665位(/28,354人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,262位(/249,804人)国内…224位(/3,689人)

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2010年2月 5日 (金)

今日の太陽(2010-02-05)

  昨日今日と朝の冷え込みが厳しかった. 
  朝のうちは雲が多かったものの,午前中のうちに快晴.「日なたは暖かい♪」と思いつつ今日も元気に太陽観察♪
Hαによる太陽像 2010年2月5日
リム上には東側に大きめなプロミネンスが見える.北西側には活動領域1043があるはずなのだが,良くわからない.そのかわり,先日大きなプロミネンスが見えた場所の近くになにやら大きな模様が見える.
  その大きな模様を拡大撮影.
Hαによる太陽像(北東側リム付近拡大) 2010年2月5日 まだ今ひとつはっきりは見えないけれど,これはこのあとこちら側に回ってくるわけで,これからが楽しみ.

 

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火星とプレセペ星団 その2

  1月28日に地球に小接近となった火星が,プレセペ星団の近くに見えている.
  7日には3°まで接近,この時に直近では最も近くなる(4月14日には1°まで接近する)のだが,7日に写真を撮れるとは限らないので,昨晩撮影してみた.
火星とプレセペ星団 2010年2月4日 30秒露光×4コマ程度ではあんまり面白い写真にはならないか.でも,1月26日に撮影した写真と比べてみると,
火星とプレセペ星団 2010年1月26日 10日も経たないのに,こんなに移動したんだねぇ.いや速い!
  写真がイマイチうまく印刷されない某所に掲載するために,ソフトフィルターを入れて撮ってみたのだが,
火星とプレセペ星団(ソフトフィルター) 2010年2月4日 火星デカすぎ!フィルターのせいでプレセペ星団の下にゴーストが出てしまっているし.でも,このくらいじゃないと(これでも苦しいかも)プレセペ星団がちゃんと見えるように印刷されないんだよねぇ.かと言って,このままでは火星がこんなに大きく見えるんだと思われかねないし.

  う~ん,難しい・・・

SETI@home 現在の順位 世界…72,498位(/1,062,930人)国内…2,665位(/28,354人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,263位(/249,731人)国内…224位(/3,688人)

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2010年2月 4日 (木)

今日の太陽(2010-02-04)

  今日の朝から晴れ.朝はやや雲が多かったが,午前中のうちに快晴になった.
  たまった画像をここにアップしてようやく整理がついたところで,「さて今日はどうなっただろう」と楽しみに太陽観察♪
Hαによる太陽像 2010年2月4日
あれ?
とっても静かだった.彩層面には目立った模様が見られず.昨日は大きくて明るいプロミネンスが見えたのに,今日見えるプロミネンスは小さなものばかり.

  こういう時にこそ派手な姿を見せて欲しかったのにねぇ.

 

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太陽がいっぱい

  このところいろいろあって,Hαの太陽画像を撮影はしたもののここに記事をずっと書けなかったので今日は一挙に掲載.

  まずは1月20日.
Hαによる太陽像 2010年1月20日
活動領域1040は西のリムに去り,彩層面には目立った模様は見当たらず.リム上には小さなプロミネンスがいくつか見える.

  次は1月22日.
Hαによる太陽像 2010年1月22日
前日の21日に現れた活動領域1041が良く見えるようになった.北西のリムには大きめなプロミネンスも見える.
まずは活動領域1041の拡大画像.
Hαによる太陽像(活動領域1041付近拡大) 2010年1月22日 西側の黒い点は,連続光で見ても黒点に見えたかもしれない.
  そして北西側の大きめなプロミネンス.
Hαによる太陽像(北西側プロミネンス付近拡大) 2010年1月22日 やや複雑な形をしているが,アーケード型のプロミネンスを横から見ているのかもしれない.

  さらに1月23日.
Hαによる太陽像 2010年1月23日
活動領域1041はさらに良く見えるようになり,北西側には新たな活動領域1042が出現.リム上のプロミネンスは前日と同じ位置に加え,南西側にもプロミネンスが見える.
  この日もまずは活動領域1041付近を拡大.
Hαによる太陽像(活動領域1041付近拡大) 2010年1月23日 西側の黒い点は2つになり,活動領域全体に磁力線の様子を表しているような細かい筋状の模様が見える.その南側にはダークフィラメントも.
  さらに,北西側のプロミネンスと活動領域1042付近を拡大.
Hαによる太陽像(北西側プロミネンス付近拡大) 2010年1月23日 リム上のプロミネンスは前日とやや様子が違うがほぼ同じ位置.活動領域1042は小ぶりだが,構造はしっかりしているように見える.この後成長するんだろうか.

  さらにさらに1月24日.
Hαによる太陽像 2010年1月24日
活動領域1041も1042も,そして1041の南側のダークフィラメントもくっきり見えるようになった.北西側のリム上にあったプロミネンスは小さく目立たなくなったが,やっぱり同じ位置に見える.
  この日もまずは活動領域1041の拡大.
Hαによる太陽像(活動領域1041付近拡大) 2010年1月24日 前日にははっきりと2つに分かれて見えた西側の黒い点はつながってしまったように見える.そのかわり,東側にも不明瞭ながら黒い部分が見えるようになった.周囲の筋状の模様もくっきりしている.強い磁場を持っているのだろうか.
  さらに活動領域1042も拡大.
Hαによる太陽像(活動領域1042付近拡大) 2010年1月24日 やはり成長しつつあるようだ.こちらの活動領域にも黒い点が見えるようになった.やや大きめな望遠鏡ならば連続光で見ても黒点が見えたのではないだろうか.

  この後しばらく天気が悪かったり,忙しくて撮影できなかったり,急に北海道に行くことになったりしてしばらく中断.

  そして昨日.
  昨日も結構忙しく,午前中は天気が中途半端だったりして,「今日も(太陽の撮影を)省略しようか」と思っていたところへ,「大きなプロミネンスが見える」という情報が入ったので慌てて撮影.
Hαによる太陽像 2010年2月3日
彩層面には活動領域が見当たらなくなったが,北東のリム上に件のプロミネンス.まぁ大きいと言えば大きいという程度ではあるが,驚いたのはその明るさだ.他のプロミネンスも写るように撮影すると思いっきり飽和してしまう.
  なので,そのプロミネンスに露光を合わせてもう一度撮影.
Hαによる太陽像 2010年2月3日(その2) 大きさはともかく,これほど明るく見えるプロミネンスは初めてかも.
  そのプロミネンスを拡大.
Hαによる太陽像(北東側プロミネンス拡大) 2010年2月3日 実に複雑に見える.一体どういう構造になっているんだろう?
  このプロミネンス,「もしかして劇的に変化するか?」と思ってしばらく見守っていたのだが,あんまり変化しないので観察終了.情報によると,この後数時間で消失したらしいが,水戸ではその時刻までに曇ってしまっていたのでどうせ見られなかっただろう.

  というわけで,およそ2週間分をまとめて掲載.いやね,毎日太陽を観察してここに記事を書くってのも結構大変なんですよ・・・(と言い訳してみる).ようやく太陽が活発になってきたのは嬉しいんだけど.

SETI@home 現在の順位 世界…72,446位(/1,062,598人)国内…2,663位(/28,352人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,271位(/249,665人)国内…223位(/3,688人)

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2010年2月 3日 (水)

鬼も大変

  今日は節分.

  国際宇宙ステーションでは,滞在中の野口宇宙飛行士も豆まきをやったのだそうな(豆がなかったのでチョコレートで代用したのだそうだが).
  宇宙ステーションから追い出されるということは,宇宙空間に追い出されるわけで,鬼も大変だ.この鬼も鬼の世界の宇宙飛行士なんだろうか?もしかして鬼用の宇宙服でも着ているのか?宇宙ステーションから追い出されてしまい,スペースデプリにでも当たったら大変なことになる.宇宙ステーションの中でチョコレートをぶつけられる方がずっとずっと楽なんじゃないのか?
  追い出す方だって気をつけてなきゃいけない.追い出される鬼が勝手にエアロックを開けでもしたら大変だ.急激に気圧が下がってしまうだろうし,貴重な貴重な空気も流出してしまう.悪くすると,追い出す方の人間だって宇宙空間に放り出されてしまうかもしれない.

  ニュースを見て,こんなくだらないことを考えてしまった.無粋だねぇ.

SETI@home 現在の順位 世界…72,438位(/1,062,210人)国内…2,662位(/28,343人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,271位(/249,597人)国内…222位(/3,688人)

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2010年2月 2日 (火)

雪景色の上に

  昨日(1日)は水戸としては非常に珍しい雪.雪そのものは先日北海道で嫌と言うほど見てきたのであんまり新鮮な気はしなかったけれど.

「今夜は晴れないだろう」
ということで早々と就寝したのだが,05:20頃目が覚めて外を見ると何と晴れ.もう薄明が始まっている時刻だったのだがとりあえず屋外へ.そこでさそり座が目についたので,短い時間で比較明.
雪景色の上に昇るさそり座 2010年2月2日 (クリックで拡大,600 × 900 pixel,344kb)
カメラを三脚に固定したままの30秒露光でも一枚.
雪景色の上のさそり座 2010年2月2日(クリックで拡大,600 × 900 pixel,134kb)
雪景色の上に夏の星座が見えているっていうのがちょっと面白いでしょ?

SETI@home 現在の順位 世界…72,395位(/1,061,956人)国内…2,662位(/28,339人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,279位(/249,523人)国内…223位(/3,687人)

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2010年2月 1日 (月)

バンパー Wac

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる バンパー Wac
史上初の2段式液体燃料ロケットであり,史上初めて音速を超えた人工物となった「バンパー Wac」.型紙は “Niels papermodels” から.
  第2次世界大戦後,ドイツから多数のV-2 ロケットを持ち帰ったアメリカは,同じくドイツから亡命してきたフォン・ブラウン博士を開発チームに加え,弾道ミサイル,そしてロケットの開発を進めていた.
  このロケットは,第1段にA-4V-2ロケットを用い,第2段にアメリカで独自に開発された気象観測用ロケット “Wac コーポラル” が使われ,8回の打ち上げが行われた.目的は,2段式ロケットをテストすることにあった.
  最初の打ち上げは1948年5月15日に行われ,最大高度127km,最高速度4,410km/hを記録した.さらに,1949年2月24日に行われた第5回目の打ち上げでは,気温を計測する装置を搭載した5号機が,最大高度393kmを達成,この記録は1957年まで破られることはなかった.

  第1段に使われたA-4V-2ロケットの部分はテクスチャが違うだけで,製作の作業は同じサイトから提供されているA-4V-2ロケットとほぼ同じ.違いと言えば,下部のフィンにピアノ線を曲げて作ったアンテナを取り付けたくらい.苦戦したのは第2段 “Wac コーポラル” の部分.このロケット,実機でも直径はわずか30cm.ということは1/100スケールにすると3mmとなり,Μシリーズのブースターと同じくらいの太さだ.直径3mmの筒を作る作業そのものは結構慣れているのでそれほど苦戦というほどでもなかったが,問題はその先端.この太さの円錐を綺麗につくるのは結構大変だった.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Bumper-Wac

  そして例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年1月4日
(前列左から,コスモス 3M (Interkosmos-11)マーキュリー・アトラスマーキュリー・レッドストーンマーキュリー リトル・ジョー,バンパー Wac,RTV-A-2 "Hiroc"A-4,中列はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.後列左から,ソユーズ-U + TMA-1プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)アリアン
  ・・・コスモス 3Mがちょっと浮いているか?合計20基まであと1基!

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

SETI@home 現在の順位 世界…72,361位(/1,061,563人)国内…2,661位(/28,330人)
Einstein@home 現在の順位 世界…10,291位(/249,459人)国内…223位(/3,686人)

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