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2010年2月15日 (月)

ヴァイキング 7

  ペーパークラフトロケットシリーズ,今回は
1/100スケールペーパークラフトによる ヴァイキング 7 第二次世界大戦後,アメリカ海軍の主導でグレン・L・マーチン社(現在のロッキード・マーチン社)によって開発された気象観測用のヴァイキングロケット,その7号機であるヴァイキング 7.型紙は “Niels papermodels” から.
  第二次世界大戦後,アメリカは,ドイツから多数のV-2(A-4)ロケットを持ち帰り,種々の実験を行っていた.中でも海軍では艦隊行動に影響を及ぼす悪天候を予報する必要から,V-2ロケットを利用して高高度の気象観測を行っていた.しかし,このロケットは元々重い弾頭を搭載するミサイルとして設計されていたため,軽量の気象観測装置を搭載して打ち上げるためには,バランスを取るためにかなりのバラストを積まねばならなかった.このため,ペイロードの大半がバラストという非常に無駄の多い状態になってしまっており,高高度への打ち上げには不利な状況でもあった.
  この状況を打開するために独自に開発されたのがヴァイキングロケットである.
  モデルは1951年8月7日に打ち上げられたヴァイキング 7.この時の打ち上げでは最大高度が220km.この時点では単段式のロケットが到達した高度の最高記録であった.

  このロケットの実機の全長は14.9m,直径は81cm.ということは,1/100スケールにすると全長が15cm弱,直径は8mm程度.さすがにこの大きさだと数時間で作り上げられたが,本体,特にノーズコーンを綺麗に丸めるのにはかなり苦労した.

完成写真の大きな画像はこちらからどうぞ.→Viking 7

  例によって,これまでに作ったロケットたちと並べて記念撮影.
1/100スケールペーパークラフトによるロケットたち 2010年1月12日 (前列左から,A-4RTV-A-2 "Hiroc"バンパー Wac,ヴァイキング 7マーキュリー リトル・ジョーマーキュリー・レッドストーンマーキュリー・アトラス.2列目はMシリーズ,左から,L-4S-5Μ-4S-2Μ-3C-1Μ-3H-1Μ-3S-1Μ-3SⅡ-1Μ-Ⅴ.3列目は左がコスモス 3M (Interkosmos-11),右がツィクロン-3.最後列左からアリアン H-ⅡA 202型スペースシャトル ディスカバリー (STS-128)プロトン-K (ズヴェズダ打ち上げ時)ソユーズ-U + TMA-1.)
  いや賑やかになってきたのはいいけれど,こういう小さなロケットだと埋もれてしまうねぇ.

ロケットのペーパークラフトは是非↓こちらもご覧ください
PASA : Papercraft Aeronautics and Space Administration

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